概要
タワーとマンション(tower+mansion)を組合わせた和製英語で、「タワマン」という通称が用いられる場合が多い。
日本では1980年代末期頃より建設が目立つようになって行った。
現在国内においては法律上の明確な基準はない。
ただし、高さが60m以上で約20階建て以上に建設される場合が多く、これは建築基準法においては「超高層建築物」(超高層ビル)に該当する。
一般的には富裕層への分譲や転賃貸借向けに開発されることが多く、大都市などでは常駐の管理人やフロントサービスのコンシェルジェが置かれたり、入居者用フィットネスジムなどが併設されているケースも珍しくはない。
また都市再開発の一環として、商業施設や官公庁施設等と一体化して整備されるようにもなっている。
その一方で数十年後の老朽化に伴う改修維持や建直し、解体などの社会問題化も懸念する声も少なくない。