「宇宙(そら)って、自由ですか?」
「よくわかんないけど、なんかわかった!」
CV:黒沢ともよ
解説![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
TVアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の主人公。宇宙に浮かぶスペース・コロニーで暮らす女子高生。本人の言動からコロニー生まれのコロニー育ちと思われる。
平穏な暮らしをどこか偽物のように感じていたが、戦争難民の少女ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に足を踏み入れる。
幼少期の愛称に由来するエントリーネーム「マチュ」を名乗るアマテは、ふとしたきっかけで手に入れた謎のモビルスーツ「GQuuuuuuX(ジークアクス)」を駆り、苛烈なバトルの日々に身を投じていく。
公式では「アマテ・ユズリハ(マチュ)」という表記も見られる。
行動を共にする白いハロはクラバチーム「ポメラニアンズ」の事務所にあったものだが、何故か彼女についてきている。
容姿![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
少し小柄で、快活そうな赤いショートヘアが特徴。わかりにくいが、赤い月の耳飾りをしている。
ガンダム搭乗時は黒いニット帽に赤白のパイロットスーツという、どことなくウィンタースポーツのような出で立ちとなる。全身のラインがはっきりと出る少しセクシーな服装である。
ニット帽はクランバトルという違法なゲームに参加する上でのちょっとした変装の為。
余談![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- TVシリーズでの『ガンダムシリーズ』初の女性主人公は前作のスレッタ・マーキュリーだが、まさかのTVシリーズ2作連続の女性主人公である。
- 普段はダボッとしたスクールセーターで体型が分かりにくいが着痩せするタイプで胸は結構ある。パンチラしそうなぐらいのミニスカートをはいていて太ももも素晴らしい(公式がネタバレ自粛を要請していたため、公開後はスタイルの事ばかりが話題になる事態になった)。また下着はボクサーパンツ派である。
- 劇中で見せるジト目がかわいいという意見がX(旧Twitter)上でよく見られる。→ジト目マチュ
- ちなみに、おそらく不機嫌や苛立ちが原因でジト目になる時は目の色が少なくなる(ピンクの部分が全て水色になる)。
- 声を担当する黒沢ともよは2024年8月29日発売のガンダムブレイカー4のレコ役も務めており、キャスト発表に際して「なんと、ガンダムに乗れることになりました!!!!!!!」と喜びの声を上げていた。
関連イラスト![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
関連タグ![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
アルフレッド・イズルハ:名前の感じが似ているガンダム主人公。こちらは男子小学生。
- 歴代ガンダムシリーズの女主人公(作品リリース順)
- セレーネ・マクグリフ / シャル・アクスティカ / アルマ・シュティルナー / アルレット・アルマージュ / スレッタ・マーキュリー / イリヤ・ソラリ / アマテ・ユズリハ
人物像(ネタバレ注意)![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
この先は、現在公開中の映画「機動戦士GundamGQuuuuuuX-Beginning-」のネタバレが含まれております。閲覧の際は注意してください。
中立を維持し戦火を免れたサイド6・イズマコロニーで暮らす、ごく普通の……もとい、かなり常識離れしている女子高生。
性格は積極的で大胆だが頭は切れるタイプ。
スマホが壊れる原因を作った非合法の運び屋が自分(というよりトラブルでアマテの元に渡った密輸品)を追ってると気付き、スマホを弁償させるため逆に罠にかけて捕まえたり、違法で危険な「クランバトル」の世界にも積極的に飛び込むなど、作中でも活動的。
また、スラムを荒らす軍警のザクや怯えるニャアンの姿を見て、逃げようとしていた「ポメラニアンズ」のザクへ衝動的に飛び乗って軍警へ反撃しようとし、そして敵わないと判断するや否や、たまたま近くにあったGQuuuuuuXを「あっちの方が強そう!」と即乗り換えを決断するなど、大胆を通り越して少々苛烈な面を見せることも。
一方で、勢いで飛び込んだMS戦に恐怖を抱いたり、後になって軍警相手に暴れまわった事や賭け決闘の世界に入る事での身バレを恐れていたりなど、その後先考えない大胆さが原因で後悔することも。
とはいえ、会ったばかりのイケメンに見つめられてしどろもどろになるなど、年頃の少女らしい一面もある。
さらに、作中世界ではスマホが普及している事もあって、目的の情報にたどり着く能力も高め。ちなみにフリック入力は爆速。流石現役JKといったところか。
ちなみに、悩むと奇行に走ってしまう癖があるのか、人目もはばからず制服姿のまま飛び込み台の上で逆立ちして(スカートだったので大衆にパンモロを晒した)そのままプールに飛び込んだり、突然学校を早退する(なおカバンは学校に置きっぱなし)など、作中でも度々突飛な行動を取っていた。
本編開始時点からニュータイプに目覚めているらしく、シュウジのスプレーアートを通してゼクノヴァのきらめきを感じ「キラキラ」を追いかけたり、どこか浮世離れした発言をしたりと、ニュータイプらしい感性がそこかしこに見られる(先述した奇行もニュータイプが由来…かも?)
ジークアクスを起動させた直後には、隠された機能を発動させるなり「よくわかんないけど…なんかわかった!」とジークアクスを使いこなし、軍警のザクをヒートホークで撃退している。
全くの未経験者が、養成機関を首席で卒業した正規のパイロットが起動出来なかったオメガサイコミュを起動して、である。
その後参加したクランバトルでもニュータイプ特有の閃光を走らせ、シュウジと深く感応してゼクノヴァを発現させかけたため、ニュータイプとしては非常に強い資質を秘めていると言えよう。
…というか、あの天パですらマニュアルを読んでやっとガンダムを操作出来たというのに、サイコミュ操作とは言えそこそこの経験があるはずのクランバトル対戦相手の機銃弾道を避けきって見せるとか、破格の資質と言わざるをえない。もっとも、マチュ自身の運動能力はかなり高い方なので(10メートル飛び込み、ザクから乗換パルクールなど)サイコミュさえ起動出来れば、ジークアクスを自分の身体のように操作するのは容易なことなのだろう。
母親タマキ・ユズリハはサイド6の監査局職員。父親は他所のコロニーへ単身赴任中。
ユズリハ邸は政府官舎として提供されているもの、通っている学校はサイド6で有数のお嬢様校である。そんな学校の友人であっても多くはアルバイトをしているという発言があることから、学業に専念することができている彼女はスペースノイドとしては比較的裕福な方であるようだ。
……親が官僚にもかかわらず、当然のように軍警に喧嘩を売ったわけで、その辺りも常識はずれな人物と言える。
一方でそのような身の上にもかかわらず難民に対する差別意識は一切見せていない(上記の軍警は思いっきり差別意識出しまくりだが、コロニーという状況を考えると難民の不法居住は忌み嫌われても当然と言えるので、アマテの反応が普通というわけではないと思われる)。
ちなみに宇宙世紀の主人公たちはカミーユの様にジュニアモビルスーツの操縦で基礎を知っている、ジュドーの様にジャンク屋をするために作業用のプチモビルスーツの操縦ができる等、MS操縦の基礎があるのだがアマテは今の所そういう操縦経験を見せていないなどが異端である。
ネタバレ余談![編集](https://s.pximg.net/source/dic/images/icon_edit_partial.svg?20120424)
- TVシリーズとしてはOVAの再編集版である「機動戦士ガンダムUC RE:0096」のバナージ・リンクス以来9年ぶり、TVシリーズオリジナル作品としてはなんと「機動戦士Vガンダム」以来32年ぶりの(パラレルとはいえ)宇宙世紀世界の主人公である。
- 公開直後、上述したようにネタバレを避けたいがどうしてもマチュの意外に大きい胸の話をしたいオタクたちにより、「5倍のエネルギーゲイン」という作中でのセリフを用いた比喩がされていた。
- 彼女が作中履いているボクサーパンツには「GIRL’S AN NON.」と書かれており、「少女じゃない」と「Unknown(アンノウン)」を掛けたものであると思われる。
- 同じく「DESIGNWORKS」によれば体育の時間のマチュのファンは結構多いらしく、クラスメイトの女子から「アマテさん…」「イケてる」「♡」と思われている設定画が存在する。
- 良くも悪くもその独特の感性から己の感情の赴くままに行動する好戦性から、本放送を前にしてネット民からは早速「狂犬」「イノシシ」など女学生らしからぬあだ名を頂戴している。
- 彼女の正体についてGQuuuuuuX世界線におけるハマーン・カーン説が流れている。根拠として挙げられるのは髪と目の色が似ていること(特に目からハイライトが無くなるとハマーンとほぼ同じ色になる)、強力なニュータイプと思しき描写があること、ハマーンの誕生日、命日にGQuuuuuuXの様々な発表があったということ、パイロットスーツの配色がキュベレイのそれに酷似しているというものがある。
- その説に当てはめた場合、彼女の年齢は18歳となり(ZZの時点でハマーンの年齢は22歳のため)、まだ女子高生の範疇の年齢となるが、実際のアマテの年齢設定は17歳なので微妙にズレており、現状で明かされている家族構成もハマーンとは異なっているため、断定できるものではない。
- また、本来の世界線のハマーンについては14歳の時点での姿が公開されているがアマテとはまた別ベクトルにぶっ飛んだ状態になっており、現状三者を繋ぐのはかなり無理があると言わざるを得ない。(生い立ちが違うのだから当然と言えば当然だが)
- 更に、アマテとハマーンのプロポーションの違い(前述の通りアマテは巨乳なのに対してハマーンは標準体型)も「アマテ=ハマーン説」に対する疑問の根拠の一つとなっている。
- そんな彼女の某赤い人に対する第一印象は「変な仮面」であった。
- その他にもプルシリーズのオリジナル説等、謎が多いためか数多くの説が存在する。
- 上記の通りアルフレッド・イズルハとは苗字が似ているが、他にもサイド6在住(ただし住んでいるコロニーは違う)という共通点があり、さらに同い歳だったりする(アルは1年戦争時点で11歳なので、GQuuuuuuXの時期は17歳になる)。
- 宇宙世紀という舞台上、彼女がこのままポメラニアンズだけに所属するのか。それとも連邦に属するのかジオンに属するのかも注目されている。