ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

2024年2月21日のNintendo Directにて発表されたガンダムブレイカーシリーズの最新作。

前作のNewガンダムブレイカーからは約6年ぶり、『モバイル』を含めるとおよそ5年ぶりの完全新作となる(ナンバリングタイトルに限れば実に8年ぶり)。

前作よりは『3』の続編としての意味合いが強いからなのか、ゲームのタイトルがナンバリング制に回帰している。

対応ハードはNintendo Switch(シリーズ初の任天堂ハード機に対応)、PlayStation 5PlayStation 4Steam

限定版のコレクターズエディション(+シーズンパス+ジオラマパック)には、オリジナルカラーのガンバレルストライクガンダムのガンプラ(EG)が付属する。

発売日は2024年8月29日。

対象年齢CERO-B12才』以上。


ストーリーとしては『3』の続編であるが、「ミサが成人している」など、過去のガンブレシリーズに登場したキャラクターのその後の描写や、(後述するように)「ガンプラバトルが家で出来るネットゲームに進出している」という所までに技術的な進歩があったことが明かされている。

この辺りは、『ビルドダイバーズ』や『Re:RISE』(および、この2作品と世界観を共有する作品)、それに本シリーズのキャラも登場する『ビルドメタバース』で(本作における)ネットゲームに近いポジションとしてのガンプラバトルが描写されていた事が関係している事と思われる。

(『ビルドファイターズシリーズ』『ガンプラビルダーズ』は模型店やオフィシャルチームの追加設備・学校備品など「家には規模が大きすぎて置けない」描写でほぼ一貫しており、外伝作品などで稀にいわゆるお金持ちの家の子が所有している描写が入っている程度である。一説には、作ったガンプラで戦う作品の始祖である『プラモ狂四郎』がそうだったことから敬意を表してだったのではともされる)

ちなみに、モバイル(スマホアプリゲーム)やバトローグ(スピンオフ作品)とも時系列が繋がっており、ストーリー中盤では「モバイル」のキャラが登場している。

また、今作では乗り換え、カスタムについても言及がある

(本家のガンダムシリーズみたく)今作では乗り換えイベントが存在している訳ではないものの、過去に発売されたシリーズでは機体の乗り換えやカスタムの事については一切言及されていなかった(前作の『New』に至っては味方の乗り換えやカスタム自体がなかった)ので、カスタムや乗り換えについての明言があったのは今作が初となる。


『New』では登場しなかったSDガンダム系のガンプラが、今作ではプレイアブル機として正式に参戦している。


本作の主題歌を担当するのは、ガンブレシリーズではお馴染みのBACK-ONと声優・歌手の鈴木杏奈氏のコラボによる『ReBreak』。

BACK-ONがガンブレシリーズの主題歌を担当するのは『3』の『mirrors』以来(前作の『New』ではSKY-HIが担当していた)。曲名は意訳すると『再び壊す』。『New』での爆死から(不死鳥の如く)蘇ったガンダムブレイカーを表すには、正にぴったりな曲名だと言える。


世界観編集

本作は『ガンブレ3』から6年後の世界が舞台となる。


長きに渡って多くのプレイヤーに遊ばれてきた「ガンプラバトルシミュレータ」は、名称を「GUNPLA Battle Blaze:Beyond Borders(ガンプラ・バトルブレイズ:ビヨンドボーダーズ)」――通称「GBBBB(ジービーフォー)」と改称し、正式サービスの開始に向けたβテストが実施されることになる。


家庭にある端末から個人でアクセスできるまでになった「GBBBB」は、ミッションに参加するだけではなく、(ガンプラをアバターとして)オンラインゲームの要素も加えることでバトル以外の楽しみを提供するなど、より幅広いユーザー層へと訴求できるサービスとして生まれ変わろうとしていた。


ストーリー編集

オンラインガンプラバトルシミュレーター、通称『GBBBB』(ジービーフォー)のβテストに参加した主人公。ガンプラの知識は豊富だが腕は未熟なSDガンダム使いのタオ、ガンプラ初心者だが負けず嫌いの少女・リンと出会い、三人でクランを結成することになる。数々のバトルを経ていく中で新たな仲間やライバルたちと切磋琢磨し、クランとしても成長していく。


やがて、周囲からも一目置かれるほどまでに成長した主人公率いるクランは、ゲーム内での一大イベント「バトルトーナメント」へと挑むことになる……。



ゲームシステム編集

ゲームの基本システムは『3』のものに回帰しているが、今作からの新要素が多数追加されている。


ジオラマモード編集

ガンプラやエフェクトを箱庭に設置することで自分が思い描いているシチュエーションの再現が出来るという、本作の目玉とも言えるモード。自由度が高く、原作シーンの再現やIFシチュエーションが作れるなど、とにかく融通が効きやすい。


カスタマイズ編集

基本は(『New』や『モバイル』など)従来のシリーズと大体同じだが、今作では右腕と左腕を個別にカスタマイズする事が可能になった。これによって左右の腕を別々のガンプラのモノに変更出来たり、左右で異なる武器を持つ事が可能になった。そのため、片腕が異なる機体(例:バナージ専用MK-Ⅱ)の再現ができる。

その他にも、パーツのサイズが微調整できる機能が追加されたことによってSD機体の擬似的な再現が可能になった。

更に言うと、今作では(自分で使用可能かつ)カスタマイズ可能なSD機体も参戦しているので、SD機体をベースにHGパーツを疑似的にサイズを変更して使用するといった芸当も可能。

またビルダーズパーツも健在である。本作ではステータス上昇はなくなったが、一部のパーツはEXスキルやオプションスキルが追加される。つまり、性能より(ほぼ)見栄え重視である


また、新たなカスタム要素としてアビリティカートリッジが今作から追加された。パーツとは別枠で使用可能な、能力の底上げや特殊能力の追加が行える装備である。

付与される能力は完全ランダムで「何かがプラスで何かがマイナスになる」タイプだったり「プラスのみ」だったりするが「マイナスのみ」になったりもする等、質の良い物を探し求めるのはかなりの根気が必要となっており、本作におけるやり込み要素の一つとも言える。

これを別ゲーで例えるなら、カプコンの大人気ゲームシリーズ・モ○ハンに登場する護石みたいなもの。


パーツ強化(合成)編集

基本的には『3』と同じで、ミッションでドロップしたプラスチックを消費する形でパーツを合成・強化していくになる。

今作では(パーツのレアリティを上げるのにも)専用のプラスチックを使う形に変更されている。

また、レアリティを最大レベルまで上げた場合は、そのパーツに付与されているOP/EXスキルや覚醒技を(別パーツ装備時にも)設定可能になったりもする。

ミッションでのプラスチックのドロップ量が大幅に増えた事でパーツLvの強化が非常に簡単になっている事から、前述の最大レアリティOP/EXスキルや覚醒技を別パーツでも使用可能な仕様も含めれば、「見た目と性能を両立した機体を気軽に作れる」なんて事も可能。

アビリティの継承は今作でも健在。ただし、今作では『3』ほど効果量は最大値を含めても高くはなく、腕利きのプレイヤーならアビリティ無しでもストーリークリアできる程度に依存度が低い。


バトル編集

基本的には『3』以前の作品と同じ仕様。

新システムとして「二刀流アクション」が追加。左右個別に武器が使用することが可能。だがこの仕様の悪都合からかツインバスターライフルの連結照射等やロングライフルの両手構え等、一部挙動が削除された他、ランス、ムチ、刀、フェンシングサーベル、ハルバート、クロー、ソードメイスとハンマー以外の大剣はグラウンドブレイクが削除される等、退化した部分もある。(大剣はアップデートでグラウンドブレイクが可能になった)

今作ではEXスキルがゲージ制に変更されたことで、これまでの作品は燃費の悪かった照射ビームの使い勝手が向上している。

オプションスキルに関しては使用後のクールタイムが必ず発生するという、1発発動式の仕様に変更された。

また、格ゲーのようなコンボシステムも今作から追加されている。

攻撃を当てるとヒットコンボが敵機を破壊し、エースとボス機体の場合はゲージを一本削るとブレイクコンボに繋がる。

コンボが繋がればパーツがドロップしやすくなったり等、様々なボーナスが発生する。


評価編集

現時点で言えば、賛否両論の一言に尽きる

流石に『New』ほどの酷評はされていないし、本作からの新要素であるジオラマモードやカスタマイズ性の大幅な拡張など、むしろ(シリーズ全体で見ても)十分、というかメイキング部分だけで見ればシリーズ最高峰と言える。

しかし、UIやマスタースキル・グラウンドブレイクの仕様などの細かい点で不満が複数存在している事もまた事実であり、特に「バトルの作り込みが非常に甘い」という点が大きいといったところ。

また、『3』の評価が非常に高すぎた事と『New』の大爆死から蘇った経緯から、本作への期待値が非常に高すぎたというのもあると思われる。


ただし、PGの破壊部位へのターゲット・ファンネルの攻撃頻度等、発売初期からの不満点はその後のアップデートで大方改善しており、DLC展開が終了した以降でもゲームバランスに関するアップデートは行っており、ある程度改善された部分もある。実際、ソフトの発売初期に比べれば評価は改善されている。

現在では評価が高い『3』も、発売当初はゲームバランスが最悪である故に賛否両論だった経緯があるため、アップデートが完全に終了するまでは気長に待とう。


メインキャラクター編集

今作初登場編集

基本的にはオンライン空間のガンプラバトルシミュレーター「GBBBB」の世界でストーリーが展開するため、登場キャラクター達はほぼ全員がアバターである。

ある程度「現実の本人」に沿っているのは確かだが、言動や容姿などがどのぐらいアバターに投影されているのかは不明。極論、アバターと現実で容姿がまったく違っているといった可能性もある。


クランメンバー編集

主人公のクラン「ブレイカーズ」(デフォルト名)の仲間。

劇中、バトルトーナメント参加に必要な希少アイテムを100分の1の確立で一発でゲットしたことから「奇跡のチーム」と呼ばれている。

出撃人数制限のあるミッションでも常に主人公に出撃枠を譲ってくれる謙虚さを見せ、その上で残り2枠を皆で取り合うという、控えめなのか積極的なのかがよく分からない間柄。ミッションクリアが第一ではあるが、基本的にはエンジョイ勢ということだろう。


  • 主人公

アバターアイコンは自由に変えられるが、ヘルメットなどで顔は見えない。一人称が「オレ」で、三人称が「彼」である所から、GBBBB内では明確に男性的な振る舞いをしているのが見て取れる。

歴代主人公たちと同様にゲーム上で声を発するシーンはないものの、ガンプラに身振り手振りをさせるエモート機能があるおかげで感情表現はかなり豊か。エモートの使い方や選択肢の台詞を見ると、割と熱血派だったりノリが良い様子を見せる。

会話の選択肢以外に明確な個性は設定されていないので、プレイヤーの分身と考えてもいいし、ロールプレイ的に「そういう人物」として追体験してもいいだろう。


CV:草野太一

右も左もわからない初心者だった主人公と、最初にフレンドになった関西弁の少年。

SDガンダム系の機体を好み、作中でもコマンドガンダムがベースの機体を用いている。

お調子者な反面、消極的で気弱なところもあるが、ガンプラとバトルと仲間を愛する気持ちは強く、主人公との絆は深い。

実は主人公と知り合った時点ではタオも初心者同然だったのだが、ガンプラが大好きで『GBBBB』の情報を仕入れていた為、知識は豊富。そのおかげで、ゲーム序盤ではチュートリアル役として手助けしてくれる。

デザイナーのNINNIN氏曰く、企画書の段階からしっかり固まっていたために裏話が何もないキャラらしい。

強いて言うなら、初期のキャラクターデザインは金髪で今より少しヒョロ長だったとの事。


CV:高田憂希

前述のタオと同じく、主人公のチームメイトである。今作のメインヒロイン第1号

タオとは対照的に戦闘中の発言は勇ましく積極的で、相手への対抗心を剥き出しにすることも。バトルスタイルも攻撃的。

明るい性格で面倒見が良く、仲間思い。チャレンジ精神も旺盛な序盤のムードメーカー。

使用ガンプラはF91をベースに、ガンダムSEED系の機体パーツをミキシングしたバランス重視の構成の機体を赤系でペイントしている。

ガンプラ初心者ではあるが、持ち前の根性とやる気で幾多の危機を乗り越えて行く。ガンダム作品に関する知識はそこそこあるらしい。


CV:土屋李央

リンと瓜二つな見た目のアバターを使うガンプラビルダー。違いは目のハイライトが無いくらい。

今作のメインヒロイン第2号にして、作中終盤におけるキーキャラクターでもある。キャラ個別記事ではネタバレ注意!

ガンプラバトルの実力は高いが、会話では感情を出さず受け答えも淡白。なぜか一般的な知識にも疎いらしく、周りから何か教えられても「途中の単語の意味が分からない」といった感じで聞き返して来たり、時間を問わず常に『GBBBB』にログインしているなど不思議ちゃんな様子も。

使用するガンプラはF91ベース…というより、こちらもアバター同様にリンの機体にそっくり。最初はカラーリングも瓜二つで、タオがリンだと勘違いして声をかけたのがファーストコンタクトであった。クラン加入時に、リンと区別するため自分から機体とアバターを青系のカラーに変更している。

ちなみに、キャラクターデザインのNINININ氏曰く、実はリリンのアバターはリンと全く同じではなく、目のハイライト以外にも、胸囲などが違うらしい。


CV:松本沙羅

主人公が『GBBBB』内で出会うことになるガンプラビルダー。

最初はソロプレイヤーとして活動していたが、主人公やリンとの交流を経て加入する。

とても心優しく、おっとり系の言動でお嬢様っぽい口調だが芯は強く、時折その熱い心を見せる。

悩みを打ち明けるシーンが多いためメンバー内では割とリアルの事情が明らかになっていて、実は旧家出身のリアルお嬢様

家柄に縛られ、今までは「自分からやってみたいと思うもの」と出会えていなかったが、『GBBBB』を始めた事で生まれて初めて「自分からやりたい」という気持ちに向き合う。家を継ぐための道に進むことを強いられ一時期ガンプラバトルを禁止させられそうになってしまうが、はっきり意思表示できるようになったおかげで乗り越えた。

お嬢様らしく世間知らずかと思いきや、ガンプラバトルを始めるにあたってガンダムシリーズを猛勉強したらしく、原作ネタに関しては結構詳しい。

戦闘では支援主体のバトルスタイルを展開し、ガンプラもVを含めた平成以降のシリーズの機体をミキシングした射撃主体の機体を使用する。

NINNIN氏曰く、デカくかいてくれと言われてはいなかったらしいが、(結果としては)かなりデカくなってしまったらしい。。決定稿では穏やかな顔つきだが、ツリ目のキャラデザインになる構想もあったらしい。


CV:中村悠一

主人公が『GBBBB』で出会うことになるガンプラビルダーにして元プロゲーマー。

Hi-νガンダムがベースの機体を使用し、フィン・ファンネルを用いた立体的かつ自由気ままなプレイスタイルを持ち味としているが、その実力は高く、周囲からも一目置かれている。

一方で、かわいい女の子を見かけるとナンパせずにはいられないなど、ノリの軽い(&とても残念な)性格の持ち主でもある。なんか同じCVで同じような性格のキャラが居たような気もするが……

自分がモテるのが優先なので周囲の男には邪険な態度を取りがちだが、バトルのマナーが悪いわけではなく、仲間への信頼も厚い。特に「姫を守るナイトキャラ」にはシンパシーを感じるとのこと。

クランメンバーの女性陣は一通り口説いており、特にシーナの事が相当気に入ったのか常にクサい台詞を捧げているが、基本的にはバッサリ切り捨てるようなリアクションであしらわれている。

タオにも「ネトゲでナンパすんなや!」とマナー面から突っ込まれているが、プロゲーマーが女性関係のスキャンダルなどを起こせばスポンサーが離れて行く事は間違いない為、軽薄なキャラをつけているだけなのか、どこまで本気でやっているのかは判らない。

物語後半では、かつてガンダムシリーズで担当声優が演じていた某武士仮面の台詞を発言している。ガンダムシリーズでは意外に珍しい中の人ネタである。


DLCで展開されるストーリーにて、クランに加入する事になる最後のメンバー。


その他の登場人物編集

CV:黒沢ともよ

『GBBBB』にてイベントMCやニュースキャスターを務めるAI司会者。外見はサイバーパンクな服装のギャル。

ニュースコーナーの始まりには、ガンダムの名台詞をアレンジした一言を添えるのがお馴染み。

たまに天然ボケっぽい発言はあるものの、持ち前の元気さと可愛さと一生懸命さでイベントを取り仕切り、『GBBBB』ユーザーに支持されている。

イベント時はミスターガンプラとセットで登場することが多く、その軽妙なやり取りは『GBBBB』名物と化している。


CV:嶺内ともみ

『GBBBB』内でクエスト受注などの受付を担当している。窓口によってカラーリングが違う。

前述のレコと同様、AIキャラと推測される。


CV:???

ランキング上位の常連で、大会優勝も数知れず、誰もが知っているスタープレイヤー。

ガンプラファイター皆の憧れの的であり、尊敬の念も込めて「マイスター」と呼ばれているが、アイマスクを装着したアバターを使い、その素性は謎に包まれている。普段は丁寧な口調だが、戦闘では熱くなることもある。このキャラ設定何処かで見たような…?…というより、前に見たような…?


CV:???

マイスター・ジンのクランに所属するメンバーで、ジンのことを「主殿(あるじどの)」と呼ぶ古風なキャラクター。金色の長髪で騎士ガンダムの鎧をモチーフにしたアーマーを身に着けたアバターを使っている。無論、使用ガンプラも騎士ガンダムがベース。

マイスター・ジンの呼び方や聞き覚えのある声など、どこか過去作のキャラクターを思わせるが…


CV:丹沢晃之

マイスター・ジンのクランに所属するメンバー。緑髪をオールバックにまとめた傷跡だらけの巨漢。ガンプラもドムをキャノン装備にカスタマイズした重厚な機体を使う。


  • ミスター

CV:小西克幸

かつてのスタープレイヤーにしてガンプラバトルの名物男「ミスターガンプラ」の外見になれる公式販売アバターを使い、言動もモノマネしている、いわゆるなりきりさんのプレイヤー。

流石に知識と実力はミスターご本人に劣るらしいが、ガンプラに対する情熱は負けていないという発言の通り、実力は高い。

主人公のクランに興味を抱いたことと、とある事情から度々協力してくれる。

クランメンバーには加入していなかったのだが、その通常の3倍の存在感や、あまりにも自然体で現メンバーと仲良く馴染んでいた姿から、メンバー全員が自分の居ない時に加入手続きを済ませていたんだろうな…と勘違いしていた。

使用機体の『ミスター専用 ゲルググ』は、高機動型ゲルググ ジョニー・ライデン専用機に黒で塗装したフルバーニアンのバックパックを取り付けた機体で、ゲルググ・ウェルテクスそっくりのシルエットとカラーリングになっている。

そのファンキーなアフロヘアーの中に、意外な正体を隠している重要キャラでもある。


CV:櫻井孝宏

ガンプラバトルのプロチーム「ニシワキエンジニアリング」の現リーダー。

マシマとは過去に何かあったようだが、それでも彼の事は尊敬しているようだ。


現在の彩渡商店街ガンプラチームの主力を張っている二人組。リツキはミサがチームに在籍していた時からのメンバー。サーヤは新しく商店街チームに加入したが、現エースを任されている。


  • クラン:スクラッチベース

DLC第4弾で展開されるバトルトーナメントに参加してきたガンプラ制作集団。

ガンプラが発売される以前からフルスクラッチでガンダムの立体物を創り上げてきた古参であり、マシマが子供のころ読んでいたマンガにも登場したほどの実力と知名度を持つ人気模型集団でもある。

ガンプラバトルの実力もかなり高く、ニシワキエンジニアリングとの試合では、ニシワキのエースであるユーキが所用で抜けていたとはいえプロ相手に圧勝してしまうほど。元ネタはガンプラの制作などに古くから携わっているストリームベース

準決勝まで上がった主人公たちと対戦することになり、この時は重武装の黒いザクを駆る。


クラン:フリーダムフリート編集

CV:子安武人

『GBBBB』の上位クランである「フリーダムフリート」のリーダー。

剃り上げやモヒカンに派手な化粧と鋭い目つきのヒャッハー!な見た目をしたアバターを使っている。

厳つい外見や恐ろし気な表情とは裏腹に、普段の態度は紳士的で、自身の敗北を素直に認める潔い所があるが、敵対者や弱者には容赦が無い一面も持っている。

マッチングミスやシステムエラーで格下に当たったとしても手加減せず、ビギナー狩りの様な勝負になっても少しも気にしない。その姿は、良く言えば勝負に手を抜かない真剣な求道者だが、悪く言えば自分第一で柔軟性に欠く大人気ない人担当声優が他作品で演じていたとある悪のカリスマを思い出したプレイヤーもいるとか。


歴代のガンプラバトルシミュレーターを通して見ても極々一部の者にしか扱えなかった『覚醒』の能力を開花させた主人公に興味を抱き、度々接触しては自身のクランに勧誘してくるが、毎回丁重に断られている。

「気が変わったら…」と言いつつ本当に何度も何度も主人公を引き抜きに来るため、クランメンバー、特にリンからの印象はかなり悪い。


フリーダムフリート四天王編集

カオスのクランメンバーの中でも腕利きの上位4人で構成される幹部格たち。

四天王全員が油断ならない実力派ビルダーで、劇中で開かれる大会でもアイテム入手確率を上げるためカオスの僚機から外れた残り2人が別チームとして出場している程だが、あくまで実力ありきで選抜された面子であるためか、後述のグスタフを除き四天王内での仲間意識は薄い。これはリーダーであるカオスに対しても、カオスからも同様である。四大元素を冠した異名と、名前の語感から元ネタはこの人達だろうか。


CV:遠藤綾

四天王の1人で『疾風のドーラ』の異名を持つ。

サディスティックな性格の女性で、それに惹かれるプレイヤーも多いらしい。グスタフとは『気の強い女幹部と寡黙なデカブツ』というコンビであり、この手の四天王ものではお約束のパターンでもある。


CV:小野寺悠貴

四天王の1人で『大地のグスタフ』の異名を持つ。

寡黙な大男のアバターであり、同クランのドーラを慕っている。

その行動もドーラへの忠誠心から来ているもので、マシマからは騎士とも評されている。


CV:谷山紀章

四天王の1人で『火炎のクロカンテ』の異名を持つ。

正々堂々としたバトルスタイルを好む青年ではあるものの、シーナからは彼個人にも、クラン自体に対しても不審を持たれている。

四天王のリーダーを自称してはいるが、具体的な階級差はないらしく他のメンバーからは呆れたような反応をされている。


CV:矢作紗友里

四天王の1人で『水禍のカルパッチョ』の異名を持つ。

青髪の美少女であり、動画配信者としてはクラン外を含めてもトップクラスの人気を誇る。


過去作からの登場キャラ編集

CV:井口裕香

『ガンダムブレイカー3』(以下『GB3』)のメインヒロイン。

かつては彩度商店街チームのエースとして様々な戦いを経験してきたベテラン。

それから6年後の世界が舞台になる本作では23歳のOLになっており、ガンプラバトルは引退している模様。

ファミ通.comで登場が公表された際には『大人の落ち着きを見せる……のか?』と大暴れを示唆するような記述があり、GB3のプレイヤーからは期待(不安)の声が上がった。

アバターに関してはコンプレックスだったアップルパイが少し改善されているのだが、リアルの現状に関しては不明である

登場は中盤までおあずけ、かつ本格的な参戦は終盤に差し掛かる辺りから。


CV:小西克幸

アフロとサングラスと軽妙なトークがトレードマークな伝説的ガンプラファイター。

GB3の時点でバトルを引退していたため解説者やイベントのエキシビジョン参戦などを担っていたが、本作でも試合の解説やイベントの司会などでマルチに活躍している。その知識の豊富さや経験を活かした解説は多くのユーザーからの支持を得ている。

かつての活躍と現在の活動からガンブレ世界においてはレジェンド扱いされている有名人であり、その特徴的な見た目は『GBBBB』のアバターとして公式に販売され、愛用者も多い。前述した主人公クランの「ミスター」も、その中の1人である。

ちなみにミスターガンプラ役の小西氏は『2』から『New』まで、初代以外の全シリーズに出演している為、現時点で本作への出演が発表されている声優陣の中では最多となる。


CV:小野賢章

CV:高橋李依

CV:小野友樹

ガンダムブレイカーモバイル』の主人公チーム。当時の舞台だった学校は既に卒業しているので、「奏海高校チーム」ならぬ「"元"奏海高校チーム」としてストーリー中盤から登場する。

劇中で先に搭乗したのは、主人公のリュウセイではなくヒロインのサナ。バトルトーナメント1回戦で主人公のクランといきなり激突することになるが、サナ曰く「同窓会の延長みたいな感じでの参加」なのだとか。

本作では『モバイル』から6年が経過していることもあり、流石にブランクはあるらしいがそれを感じさせない程の実力を持つ。アバターは学生時代の姿の物を使っており、機体も『バトローグ』時代に愛用していた物を使用する。

モバイル組の登場は事前情報こそなかったものの、モバイルが『GB3』と世界観を共有していることもあり、今作も繋がっているなら登場してくれるのでは…と機体していたプレイヤーはけっこう居た模様。


  • ナギツジ・タクマ

GB3世界のアニメ版に相当するガンダムブレイカーバトローグの主人公にして、世界最強のガンプラファイター。

ゲーム版GB3の主人公はプレイヤーの分身で顔も名前も無かったが、本作では彼がGB3の物語をミサと共に駆け抜けたという扱いになっている。

本人は未登場で、ミサたちGB3組の台詞で存在が仄めかされている程度だが、かつてミサにプレゼントした自作のガンプラが物語に大きな転機を作り出す。


CV:杉田智和

GB3でミサやタクマと共に彩度商店街ガンプラチームに参加し、エンジニアとして戦いをサポートしていた青年。GB3の騒動のあとしばらくしてミサの前から姿を消していたのだが、DLC第2弾で登場してその理由も明らかになり、久々ながらいつもの調子で会話を繰り広げた。


CV:松本保典

GB3に登場した自律型AI搭載のロボット。カドマツの勤める会社が制作した子育て支援ロボット「トイボット」で、その姿はSD騎士ガンダムそのもの。彩度商店街ガンプラチームのメンバーに加わりバトル大会や様々な騒動を戦い抜いたが、今作では、とある理由で登場しない。

本人は登場しないものの、DLCの追加ストーリーではミサたちの大切な仲間として圧倒的な存在感を示している。


CV:阿澄佳奈

DLC第3弾にて登場。カドマツが彩渡商店街ガンプラチームを抜けた際に後任を託し、現在もチームのエンジニアを担当している。小柄で子供っぽい外見は前作からほとんど変化していないため、リンから子供のように扱われて「あたしゃ40代だ!」と自分で年齢をバラしてしまう。



参戦作品編集

太字はシリーズ新規参戦作品


※1:据え置き機のシリーズでは本作が初参戦

※2:10月9日の無料アップデートで追加

※3:ビルダーズパーツのみ

※4:DLCにて参戦(厳密にはNTだけは最初からボス機体は実装されていた)


アップデート・有料DLC編集

  • 無料アップデート追加機体

10月9日配信。下記の有料DLCとは違いストーリー追加はされてないためか、アップデート後にショップで購入する形になっている。

マイティーストライクフリーダム
ガンダムキャリバーン
ガンダムキャリバーン パーメットスコア・ファイブ

  • 有料DLC第一弾

10月24日配信。本編の後日談を描いたシナリオと新規クエストが追加される。


  • 有料DLC第二弾

10月31日配信。

追加機体
ユーラヴェンガンダム(最終決戦仕様)
Hi-νガンダム(Ver.Ka)
Hi-νガンダムHWS(Ver.Ka)
Hi-νガンダムHWS第2形態(Ver.Ka)
ハンマ・ハンマ
ゲーマルク
ビギナ・ギナ

  • 有料DLC第三弾

11月7日配信。


  • 有料DLC第四弾、第五弾

11月14日に同時配信。



余談編集

前作の扱いについて編集

「New」と銘打って路線変更を図った前々作と、スマホ版の「オンライン」を間に挟んだが、今作は作品名がナンバリングに回帰していると同時に、世界設定もガンブレ3を引き継いだ直系の続編になっている。

『New』はシリーズファンからすれば未だに「路線変更の失敗」「クソゲー」のイメージが根強く、公式が失敗を認めるような発言をしていたことと絡めて、「ファンに嫌な思いをさせたNewの存在が否定された」と溜飲を下げるような受け止めかたをする向きもある。

主題歌の「積み上げた栄光もプライドも一瞬で崩れ落ちた」という歌詞を「ガンブレ3までで積み上げたものがNewで崩れ落ちたという意味に違いない」とする解釈も散見される。

とは言え、特典の歴代パッケージにも『New』はちゃんと含まれており『New』の公式サイトのページも『4』の公式サイトに貼られているため、公式がNewをパージしている訳ではないので空想はほどほどに

『New』の記事にも書かれているが、特にゲームとしての評価に関しては未プレイのまま風評だけで批判の尻馬に乗るような事はやめよう

他作品とのコラボについて編集

2024年7月4日から2024年7月7日までアメリカで開催されたイベント「Anime Expo」にて、パックマンとコラボしたスペシャルミッションの映像が公開された。ガンダムゲームが他作品とコラボするのは極めて異例である(ソシャゲの外部作品だと積極的にコラボしているが、ガンダム側でコラボするのはあまりない)。因みにゲーム媒体以外では特に珍しいことでもない


詳しくはこちら


対象年齢について編集

これまでのガンダムブレイカーシリーズでは、初代から『3』までの対象年齢はCERO-A全年齢対象』と、ガンダムシリーズを良く知らない子供でもプレイする事が出来ていたため、今作の対象年齢である『CERO-B』への修正には驚いたファンも多い。

しかし、前作の時点で対象年齢が『CERO-B』に引き上げられている為、決して珍しい事ではない。


『CERO-B』へ年齢対象が修正された理由については、「すーぱーふみな」や「モビルドールメイ」といった、所謂美少女ガンプラが参戦した事と関係しているものと思われる。



DLCについて編集

本作品の発売後に追加ストーリー&ミッションDLCが合計5回に分けて配信される事が発表され、更にシーズンパスの購入特典としてガンバレルストライクガンダム(ガンダムブレイカーVer.)が再現できるパーツセットが入手出来るようになっている。他にも、使用する事でパーツのドロップ率が高くなるアイテム『ブレイカーブースター』(※『1』、※『2』『3』で言えば『ラックブースター』のようなもの)が有料で配信される。

又、『3』が発売された翌年の2017年にダウンロード専用でゲーム本編とDLCがセットになった特別版『ガンダムブレイカー3 BREAK EDITION』が発売されている為、『もしかしたら、ガンブレ4のBREAK EDITIONが発売されるのでは?』とファンの間で期待が高まっている。

因みに、前作のDLC配信が1ヶ月間隔のスケジュールだったのに対して、ガンブレ4のDLCは24年10月24日から11月14日までの1週間間隔のスケジュールで配信する事が公式から発表された。



発売後の現象について編集

前述で述べた通り、カスタマイズの自由度が格段に向上した事や美少女ガンプラが追加された事もあってか、ガンダムシリーズとは別作品のメカニックやキャラクターを再現する猛者が次々と出現している。

特に今作はバトル系の女性キャラの再現がしやすく、格段に多くなっている。


福岡νガンダムについて編集

ある意味、ジオラマモードと肩を並べるレベルで今作一番の目玉である。クエストモードのあるステージはなんとららぽーと福岡であり、そこに立っている立像体の福岡νガンダムが唐突に動き出す。確かに某メイジンが「ガンプラは自由だ!」とか言っていたがいくらなんでも自由すぎる。それ以外のステージでは普通に出てくるのでいかに気合いが入っているかが分かる。

因みに本機体のHG版がないので、この機体だけRGである(旧キットは幾らか居る)。そのため、他のキットより素のクオリティがかなり高い


Ⅱネオ・ジオング編集

本作品の巨大ボスでⅡネオ・ジオングが登場していた為、『シナンジュ・スタインが追加DLCとして登場するのでは?』とファンの間で話題になっていた。

前例としては、『2』デンドロビウムが巨大ボスとして登場しており、その後に配信された無償アップデートでは、コアユニットのガンダム試作3号機ステイメンも登場している。


ステージ内に現れるレアキャラについて編集

本作のステージでは稀に『エクストラ敵』という、小さい単色成形のガンプラが登場する。この敵は普通の敵とは違って攻撃はせず、撃破した場合は大量のGPが獲得する事ができる。

恐らく、このステージの元ネタは森永製菓から発売されているチョコスナックのオマケが該当すると考えられる。

また、ガンダムブレイカー3の小野坂昌也氏と小西克幸氏の公式実況でオトモがどんなのかと予想していた話の中で、小西氏の『HGよりも小さい腕しか稼働しない小さいガンプラ』という発言も元ネタの一つと考えられている(ちなみに、小野坂氏はセイラなどの人物の小さいガンプラがバズーカなどを構えて一緒に戦うといったものだった)。




本作のトレーラーPVについて編集

ガンダムブレイカーシリーズと言えば、歴代ガンダムシリーズのキャラが数々の名シーンのパロディを交えながら無駄に熱演しているトレーラーPV(中にはキャラ崩壊している物さえある)が名物となっているが、今回はガンダムSEEDシリーズに登場するキラ・ヤマトアスラン・ザラが劇場版を含む原作の名シーンのパロディを交えながら本作の魅力を紹介している。


……が、そこは20年もの間に培ってきた(SEEDシリーズに関する)ネタを惜しみなく使用しているため、PVの作風及び内容は(劇場版に負けず劣らず)非常にフリーダム。これを初代』・『2』・『3』・『New』・『モバイル』のトレーラーPVからさらに伸びて約14分も見させられるのである

主なポイントとしては以下の通り。

※時折脱線するので、結構長くなることをお許しください。元ネタも一部記載しています。


一部記事筆者の主観や憶測とも言える説明が入っていると思われる事をご了承願います


はっきり言って、(今回もPVの説明だけであれば)関連タグには真っ先に「公式が病気」を書かなければならない程のレベルである。


  • 先に言っておくと、両者ともに終始『見せびらかす』と言う単語をこれでもかと言うほど連呼しまくっている。このPV一本だけで、一年に聞く量を大幅に上回っている。……と言うか、日常生活でそんな単語を聞く事すらないのだが……
    • 加えて、TVシリーズ&劇場版で生まれた名言も(本作のトレーラーPV向けに面白おかしく)アレンジされており、(前述の通りに)20年分のネタを網羅しているので、これまで『SEED』シリーズを見てきた視聴者、それに一部のガンダムビギナーの方も(多少は)ご存知のはずである
  • アスランは例の「トゥ!トゥ!」 「ヘアアアアアアアアアア!!!」 「ヌオオオオオオオオオ!!!」 「モウヤメルンダッ!!!」のようにテンションが高くなってしまっている
  • 一方、キラの方は自らのパーツ集めのために他人のガンプラを壊しまくる迷惑プレイヤーへと落ちぶれてしまった。また、ラクスを攫われて腑抜けてしまったキラ(アスラン曰く『イジイジ腐っている』)も本作のトレーラーPVで見られる。
    • その為、素組みのブリッツを見せびらかしに来たニコル再び殺してしまった(視聴者曰く「僕の……ガンプラ……」)。
    • しかも、本作のトレーラーPVで2回も殺されている(令和に入ってからは4回目)。いくらなんでも殺しすぎな気もするが……。だがこれはガンプラ。なので”実際に”死んだ訳ではない
    • そもそも、SEEDの序盤でヘリオポリスが崩壊する以前(TV本編の開始前)のキラの性格は「興味を持つとやり込む癖に興味がない事はとことんサボる」「宿題が終わっていないとアスランに泣きついたにもかかわらず、アスランに宿題をやらせて自分はゲームし始めて怒られる」など、割とクソな性格である(逆に言えば、必要に駆られて無理矢理戦わせられて、原作で見られたような性格にまでなってしまったとも言える。これが悪い意味で爆発してしまったのが本来の『FREEDOM』のお話)。
  • 自分のガンプラのパーツ集めの為に他人のガンプラを壊しまくった罪悪感からなのか、もしくは前作が大爆死したせいだからなのか既にガンブレを引退していたキラ(このシーンの直前、素組みのフリーダムが倒れたままの状態で宇宙空間に漂っているシーンがあり、『SEED』最終話でキラが大破したフリーダムから投げ出されて宇宙空間を漂流していたシーンを彷彿とさせる)。
    • そこにアスランが強襲し、戦闘(という名の商品紹介)に突入していく。
  • イージスが原型を留めていないレベルまで魔改造されている(一応、ヘッドとボディは元のまま)。ちなみに名称は『カスタムイージス』。
  • 「どうせ(ガンブレの)新作なんて出ないんだったら、僕のことはもう放っておいてくれ!」とファンの声を代弁してくれたキラ。僕らも本当にそう思っていました。でも、今こうやって出ているじゃないか!!
  • 「僕だって、そんな事(つまり、みんなのビルダー魂を壊す事)したくなかった!」と吐露すると同時に「でも、仕方なかったんだ!ものすごくカッコイイ最強の俺ガンプラが出来ちゃったから!」と言ってのけた准将。なんて傲慢なんだ!
  • 『SEED』中盤でのストライクVSイージスの如く、魔改造イージスがフリーダムを巻き込んで自爆した(しかもいきなりである)
  • ラクスが作ったフリーダムを「俺個人の意思」無断で持ち出してキラに譲渡したアスラン。『SEED』本編におけるフリーダムも元々はラクスが勝手にキラに譲渡したものだったが(ご存知かもしれないがフリーダムは元々ザフトで開発された機体である。そのため、ザフト側としては”奪取された”という形になる)今回は逆にラクスの方が奪われるという、まさかまさかの逆転現象が起こっている
    • アスラン曰く、このガンプラはラクスがキラに見せびらかすために作っていたガンプラ。そう考えるとキラに使ってもらうのはラクス本人にとっても嬉しい事かもしれないが、だからといってアスランがやっていることはれっきとした大問題である(至極当たり前のことである)。後でラクスに怒られても知らないよ……。
    • そのフリーダムを勝手にSD体型に改造していくキラ(しかもキラお得意の早口詠唱で)。因みに名称は普通に『SDフリーダム』。
  • 魔改造されたジャスティスがクルーゼ隊の機体のパーツ(隊長の機体は除く)を使ったと言うエモい改造……なのだが、原型が無さ過ぎるわ、色はそのままだわ、足は明らかに宇宙世紀版で代用しているズゴックだわでエモさが半減してしまっている。というかこれを果たしてジャスティスと言っても良いのだろうか……。ある意味、アスランの集大成なのは間違いないがこんなにおもしr……じゃなくてこんなに残念な集大成は多分これぐらいだろう。まあだからこそのアスランではあるが
    • ちなみに先述したカスタムイージスはちゃんと色を元々のイージス風に塗り直している。カラーペイント機能の説明としてジャスティスカラーに塗り直すシーンを入れるとかあっただろうに…。
    • ちなみにクルーゼ隊の機体以外のパーツはというと、腹部にビルダーズパーツのメガ粒子砲、頭部アンテナにバンシィの角(ユニコーンモード)が装備されている(ズゴックは前述したので割愛)。意外な事にアスランが『DESTINY』の終盤以降から搭乗するインフィニットジャスティスのパーツは使用されていない
    • 余談ではあるが、本作の公式サイトではインフィニットジャスティスのリフターを装備したズゴックが登場している
  • ディアッカイザークやめてよね……本気でガンプラを作ったら、君たちが僕に敵うはずないだろ」と煽られた。しかも、この時に取っているポーズも相まって精神が不安定だった時期でまだ同情できた(要は「どうせ、心の中では僕の事を化け物だと思っている癖に、その化け物に突っかかってくんなよ、ほっといてくれ」という皮肉)原作とは違い、ここでは純粋に2人を煽っているので、本当に腹が立つシーンである。
    • ちなみに、この時のストライクが取っていたポーズは、本作で追加された新機能の紹介である。(いくら感情を表現するとはいえ)ジェスチャーの機能を説明するにしても、もっといいヤツがあっただろうに…。
    • そして先述のニコルの2回目の死亡シーンがこのシーンである もうやめたげてよ! でもガンプラなので死んでいない。そこはご安心を
  • ご丁寧にCM入りとCM明けのアイキャッチまで入っている※これはゲームのPVです。TVアニメではございません(ここから劇場版パートに入るため、更にフリーダムになって行く)。
  • ラクスに、俺ガンプラを見せたい!でも……ラクスは最近忙しそうにしていて、一緒にゲームする時間が無い。僕にはもう、どうしたらいいのか分からない!俺ガンプラが完成しても、ラクスに何一つ見せびらかすことが出来ない!」と、嘆きながらうつ伏せになる准将。
  • それを見かねたアスランからのアドバイス(+キラのお家芸である早口詠唱)でジオラマモードが起動。
    • ザフトの上司の機体に至ってはキラの機体が乗っている車に衝突されるジオラマを作られるという悲惨な目に遭っている(これぞ正に人の業!)。まあキラにとってはトラウマみたいなもんだから仕方ない。ただ、これはガンプラである以前にジオラマなのであの人が本当に轢かれた訳ではない
  • 愛するラクスの為にジオラマを作ったキラ。しかしGood Buildが0であったため、アスランに「お前のジオラマには誰からもGood Buildが付いてないみたいだな……。ということはラクスからも……。」と(煽り抜きの)素で言われてしまい、「アスラン、結局また繰り返しだ」と曇ってしまった(ラクスとしては、自らが愛するキラが作ったジオラマを鑑賞したい気持ちはあるものの、コンパス総裁としての仕事が忙しすぎてジオラマをゆっくり見れる時間が取れていない可能性もある。……が、キラも准将としての仕事が山積しているはずである。戦争さえ起きなかったら確かに暇してそうだが、何せ戦いが絶えずに起こっているC.E.世界なので……。まあ、こうやって馬鹿な事が出来ている辺り、本来のC.E.世界よりかは治安が良さそうではあるが)。
    • なお、この時にキラが制作していたジオラマは「実際にこれを作ったのが野良プレイヤーだったら、Good Buildが山程付くだろう」という程度の爆笑モノだったことは追記しておく。
  • そして、「ラクスが満足するような俺ガンプラを作れない!ストライクフリーダムのパーツしか集まらなかったから!Good Buildをくれなかったんだ!」と急にメンタル崩壊してしまった准将。しかも機体がしれっとストライクフリーダムにグレードアップされている
  • 仕方ないだろ!君らのセンスがないから!」とよりによってファッションセンスが独特なSEEDシリーズのキャラの中でもずば抜けてファッションセンスが壊滅的であるキラが言う。いや『SEED』シリーズで一貫して主題歌を担当していた某有名アーティストみたく怪奇ベルト服扱いされたアンタが言っても説得力が全然ないよ……。
  • 劇場版ではある事情で言われる事がなかった『アスラン・ザラ、ジャスティス、出る!』が(EXVSシリーズやガンダム無双シリーズなどを除けば)『DESTINY』以来、実に約20年ぶりにアスラン本人が発言する……が、そのジャスティスも上述のイージスと同様、原型を留めていないレベルでの魔改造を施されていて何とも言えない。いくらゲームのPVとはいえ、せっかくの20年ぶりの出撃台詞がこれで良いのか、アスラン……。
  • PGガンダムに敗北し、生首だけになるフリーダムとジャスティスなんか既視感あるな。そしてジャスティス(と言うかズゴック)の足は埋もれたように逆さ直立となっている。
    • ちなみにこのPGガンダム戦、実際のゲームだとチュートリアルのみのミッションの次に遊ぶ、実質的な最初のステージ。20年も主役やっているのにいきなり詰まるなよ……。
  • プラントから暗号通信がアスランに届き、ラクスが完成させたばかりのストフリベースのガンプラが二人のもとへ駆けつけた。(アスラン曰く「ラクス本人はヘトヘトになって寝ているらしい」)。明らかにゴテゴテしていたものの、愛しのラクスがキラのために作ってくれたガンプラだからなのか、一切文句を言わずに乗りこなしていた。この気持ち、正しく愛だ!
  • 勝利後、(ガンプラ製作での疲れが取れたのか)ラクスから通信が入り、マイティーストライクフリーダムガンダムが(無料アップデートで)追加される事が決まった事とラクスが(急ピッチで)ガンプラを作る事を知った2人
  • なお、ラクス本人は(本作のトレーラーPVには)一切出ていない(『DESTINY』終盤でインフィニットジャスティスに搭乗した事はあるのだが、それらしき機体がいるとかも言及されていない)
    • が、二人ともラクスの名を連呼しているため、妙に存在感がある。あと、部屋が積みガンプラで埋まっていて新作ガンプラに夢中になり、キラが共有したジオラマに気づいてないなど、ぶっちゃけ映画よりフリーダムしている。ラクスがここまではっちゃけているのは、映画に登場する敵勢力がいなかったからであろうか……。
  • 「これでまた、僕は頑張れる」と、(機体名の ガンバレルストライクにかけて)最後の最後でまさかのダジャレをぶちかましてしまった准将
  • その他多数
  • この通り、とにかくフリーダムしているがこれでも一応流れ自体は原作と大体合っており、ゲームの魅力もしっかり教えているので、ゲームのPV、宣伝としては成立している

今作のトレーラーPVでは『SEED』繋がりのシリーズネタが多かったからなのか、もしくは映画の公開(2024年1月)と配信が割と最近だった事もあるからなのかは不明だが、本作の主人公のチームメイトであるタオ(もちろん声優は違う)が劇場版SEEDに出てくるファウンデーション王国某宰相と同じ名前であることもありネタにされている。また、マシマもCVが判明した際にも、同じく映画に登場する某破廉恥警察と同じ声であるためネタにされている(ただし、こっちはガンダムシリーズで担当したキャラが多いため、キャ関連でもよくネタにされている)。

ちなみに、ストーリーの終盤には「アウラ」まで登場する。偶然にしろ、絶対多少は意識しているはずである。


  • アスラン役の石田彰氏がガンブレシリーズのトレーラーPVに出演するのは今回が初で、キラ役の保志総一朗氏が出演するのは2013年発売の初代PS Vita版のトレーラーPV以来、実に11年ぶりの出演となる(この時はシン・アスカ役の鈴村健一氏との共演だった。今回のPVでアスランが出演した事により、(共演も時系列も別々だが)『SEED FREEDOM』の三馬鹿枠が全員出演したことになる)。

両者はこれまでの作品で様々な役を担当しており、ギャグも得意な面々であるとはいえ、二人ともはっちゃけすぎである。


トレーラー本編は後述の関連動画からチェック!!


CMについて編集

キラとアスランが出演する本トレーラーPVが公開される約3ヶ月前の2024年5月18日に公開された15秒のCMでは、『∀ガンダム』に登場しているギム・ギンガナム『ガンプラゲームの春が来た!』という、名言のパロディを披露していた。

ちなみにギンガナム役の子安武人氏は2014年発売のガンダムブレイカー2のトレーラーPV以来、実に10年ぶりの出演となる。(※この時はロラン役の朴璐美氏との共演だった)

本作で子安氏は『GBBBB』におけるトップランカーであるカオスを演じているため、それに合わせての起用だったのかもしれない。




関連動画編集

アナウンスメントトレーラー


CM


https://m.youtube.com/watch?v=ROx1FAvpn1U


長編トレーラー


関連タグ編集

ガンプラ


ガンダムブレイカーシリーズ

ガンダムブレイカー

ガンダムブレイカー2

ガンダムブレイカー3

Newガンダムブレイカー

ガンダムブレイカーモバイル

ガンダムブレイカーバトローグ


外部リンク編集

関連記事

親記事

ガンダムブレイカーシリーズ がんだむぶれいかーしりーず

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 745213

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました