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三国創傑伝

さんごくそうけつでん

『SDガンダムワールド 三国創傑伝』とは、『SDガンダムシリーズ』の1シリーズである。
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概要

三国志演義』の登場人物と『ガンダムシリーズ』の機動兵器を組み合わせたキャラクターが登場する、SDガンダムの1シリーズ。

その中でもSDガンダムワールドシリーズの一作目にあたる。


史実と異なるものの一応原作通りに話を進めていた三国伝とは異なり、本作は人物こそ三国志と同一であるが、史実を意識しつつもほぼシナリオはオリジナルとなっている(一騎当千鋼鉄三国志がまだ史実準拠に見えてくるくらいには)。

本作の物語は公式で「超未来」を舞台にした「侠(おとこ)たちの叙事詩」としており、コンピューター自動車ビーム兵器など近未来的なガジェットが数多く登場する。

また登場する組織も三国伝が史実通りの軍閥だったのに対し、本作ではれっきとした企業となっている(ドラゴンズウォッチは自警団だが)。


前述のとおり、同じく『三国志演義』を元にした物語を展開していた三国伝とはまったく関連性がない。あちらで使われていた『演者』という概念はこちらでは一切触れられていない。

但し公式サイト等ではリニューアルしたとして触れているほか、アニメでは三国伝のアイテムが登場するサプライズシーンはあり、Twitter上でBBWの劉備ガンダムがこちらの世界に来て二人の劉備が共闘するスペシャルコミックが掲載されている。


アニメは1話15分の全10話。

外伝コミックとして

  • 曹操を主人公にした「蒼翔記」
  • 孫堅を主人公にした「焔虎譚」

があり、前日譚やアニメの別視点、アニメで語られていない関係などが描かれている。


マイナー気味な機体も演者として採用されていた三国伝と異なり、アニメ作品などのガンダムタイプが多い。

さらには非ガンダムキャラも、プラモとして販売されているものはバイザーやモノアイがマスクで素顔がガンダムフェイスになっている(それぞれ関連機体がガンダムタイプだったり元ネタと思われるものが存在する)。

世界観的には部隊兵を始めとしてモノアイやバイザーの登場人物もいるため、全ての非ガンダムキャラがマスクというわけではない様子。


SDガンダムワールド 三国創傑伝 プロジェクトPV


日本国内でのメディア展開及び商業展開について

当初は主に香港台湾韓国をはじめとした日本を除いた世界14か国以上において商業展開が繰り広げられ、かつては「漫画やアニメなどのWebメディア展開は日本語版公式サイトからは閲覧不能だったり動画サイトでの公式配信が日本では地域制限によるブロックとなっているため視聴困難」「日本での商業展開はガンプラがガンダムベース東京及びガンダムベース福岡限定販売」による実質先行販売となっており、日本在住のSDガンダムファンには基本的に展開されていなかったが、2021年に遂に日本での本格展開が決定


一月のプラモデル一般販売を皮切りに、2月からアニメがYoutube公式チャンネル「ガンダムチャンネル」やTOKYO MX、BS11にて公開・放送が決定。

1話辺りの時間の関係上2話セットとなっているが、Youtubeでは1話と2話は分割されている。

すでに海外で連載されていたコミックシリーズ「蒼翔記」「焔虎譚」も、日本語訳されて公式サイト上に公開された。

「蒼翔記」は後述の通りYoutube「ガンダムチャンネル」においてモーションコミックが公開されており、公式サイトコミックシリーズ紹介ページよりリンクが貼られる形となっている。


『SDガンダムワールド 三国創傑伝』スピンオフコミックPV


そして同年4月より、本作品と世界観を同じくする直接の続編SDガンダムワールド ヒーローズの展開開始とアニメ放送が決定。劉備ユニコーンら同作のキャラクターも主要人物として登場する。

新型コロナウイルスの影響で海外展開も止まっていたようで、海外でのアニメの公開も第7話以降がストップしていたが、日本での展開に合わせて第8話および続編が発表され、結果的に足並みがそろう形となった。


2022年9月22日に発売決定が公表された2023年1月27日発売の『SDガンダムワールド ヒーローズ』Blu-ray BOX、『SDガンダムワールド ヒーローズ Blu-ray コレクションボックス』の映像特典扱いとしてアニメ版『SDガンダムワールド 三国創傑伝』全10話、『SDガンダムワールド 三国創傑伝 蒼翔記』モーションコミック映像アーカイブ、『SDガンダムワールド 三国創傑伝 焔虎譚』デジタルアーカイブも収録されることが公表されている(外部リンク)。


以下の解説は日本語版公式サイトも参考の事。

物語

プロローグ

幾度となく繰り返された大戦争により、かつて栄華を誇った国々は滅び、大地は瓦礫の山と化した時代。

ようやく復興の兆しが見え始めた矢先、「黄化トリニティ」と呼ばれる謎のトリニティが全土に蔓延し、自我を失ったBUGが次々に人々を襲い始めた。

残された人々は襲い来るBUGから身を守るため、城塞都市での中での生活を余儀なくされていた。

しかし城壁の中では、前領主の死後、領主の董卓が傍若無人の限りを尽くしていた。

運命に導かれるように、関羽ニューガンダム、張飛ゴッドガンダムと出会った劉備ユニコーンガンダムは、世界を救うことを決意する。


やがて世界は、三人の若者達の情熱によって、大きく動き始めることとなる。

新たな英傑たちが新時代を創り出す!


世界観設定

黄化トリニティの蔓延により、人々はBUGから逃れるために高い城壁で領土を囲った。

その限られた大地の中で、人々は「トリニティ」とよばれるエネルギーだけを頼りに暮らしている。

だが「トリニティ」は無限のものではなく、貧富の差を生み出し、争いの火種にもなっていた。

それぞれの城塞都市は城壁によって隔てられており、各国は領主によって統治されている。


用語説明

トリニティ

『三国創傑伝』の世界において人々の営みの根幹を成すエネルギー。

また、いずれの勢力においても「トリニティバイク」と呼ばれるトリニティを動力源とする汎用型バイクが主な乗騎として用いられている。

トリニティバイクは本作において馬にあたる存在であり、赤兎馬を含め専用のバイクを持つ者もいる。

史実において「国力に乏しい」とされた国家に対応するエリアは「トリニティの保有量が少ない」とされているなど、トリニティの保有量は国力に相当する概念として用いられているようである。


黄化トリニティ

突如発生した謎のトリニティで媒体によっては黄化とも呼ばれる。『蒼翔記』で明かされた由来は感染した者の眼が黄色に染まる事から。

これに感染(リンク)した者はBUG(バグ)と言う怪人に変貌し、他の者に襲い掛かる上に襲われた者もBUGと化してしまう

実は元々張角がトリニティに変わる新エネルギーの研究開発を行っている時に効率を重視しようとした結果作り出してしまったもので、弟子だった司馬懿は董卓と手を組んでこれを悪用した。

史実における黄巾党に該当。モデルはおそらくDG細胞


当初は黄化ウイルスという名称だったが新型コロナウイルスの件から名称を変更し、それに伴い感染リンクワクチン修正パッチに変更。

オープニング映像のウイルス変異シーンも炎上シーンに変更された。


BUG

黄化トリニティによって変異した者たち。モチーフはデスアーミー

『蒼翔記』での荀彧による解析の結果、原子レベルで別の生物になっているため一度変化したものを戻すことは不可能

実は操られており、トリニティバイクを始めとした乗り物や武器を使い、ほかのBUGを盾にするなど知性を感じる動きも見られる。尚、トリニティは消費しないらしい。

BUGになると顔と色が変化するが、大型の個体が複数いる他、『蒼翔記』でのデスビーストのような脚を持ったBUGと化した袁紹、『焔虎譚』に登場した制御不能のダブデBUGのように、人為的に作られたと思わしき個体も存在する。

『焔虎譚』やアニメ1話の描写では、大型BUGを倒せばその周囲の小型BUGは一時的に行動が止まるらしい。


メモリ

対応したデバイス(武器だったり装備だったり)に差し込むことで機能を発揮する。

アニメ以外ではあまり取り上げられないが力を使うにはメモリが必要であり、さらには特殊なメモリが存在する。


転移門

ビクトリータワーの頂上に存在する謎の装置。

董卓を倒した後、曹操はこの装置の近くに有ったトリニティのタンクが空になっていた事に加え、転移門が停止していたと思われる状態になっていた事に驚愕していた。

詳しくは語られなかったが、曹操の様子からトリニティに深く関わっていると思われる。

続編の「ヒーローズ」1話の諸葛亮によれば「転移門の向こう側は別世界と繋がっている」らしく、ある人物が劉備達に通信を送ってきている。


勢力

ショク・エリア

劉備ユニコーンガンダムたちが住んでいるエリア。

トリニティは比較的少ないエリアだが、自警団「ドラゴンズ・ウォッチ」の活躍で争いごとも少なく、平和な日々が続いている。

劉備ユニコーンガンダムが所属する「ドラゴンズ・ウォッチ」がBUGの襲撃から守っている。


作品タイトルロゴの向かって左側を飾る「緑色の龍の紋章」シンボルマーク

大きな壁で囲んでおり「伝統的な中華風家屋が建ち並ぶ山がちな町」の風景が公式サイト紹介で描かれている。


演者は主にTV放映された歴代ガンダムシリーズの主役が多い。


例)劉備→ユニコーンガンダム

  張飛→ゴッドガンダム

  関羽→νガンダム


ギ・エリア

独占企業「ブルーウイングコーポレーション」が治めるエリア。

トリニティの保有量は、他のエリアに比べて一番多く、城塞都市の中では一番発展している。


作品タイトルロゴの中央を飾る「青色の鳳の紋章」シンボルマーク

「夜を照らし出すような眩い夜景の高層ビル街」の風景が公式サイト紹介で描かれている。

「蒼翔記」第1話(第1話プロローグにおける曹操と袁紹のギ・エリアの支配権を巡る戦が起こる8年前)にて、曹操によって統一される前のギ・エリアは多くの会社が並び立ち、貴重なエネルギーであるトリニティの保有を巡り、血を血で争う経済戦争が繰り広げられている最中の経済地区であったことが描かれている。


演者はOVAやネット配信などアナザーガンダムのMSが多い。特にEW系の機体が多い


例)曹操→ウイングガンダムゼロ(EW版)

  張遼→サザビー

  夏候惇→トールギスⅢ

  夏侯淵→トールギス


ノースフォックス

『蒼翔記』に登場する勢力。

蒼翔記の時代、ギ・エリアにおいて「指折りの大企業」と称されるほどの規模を築いていた企業であり、曹操の父親の会社であるトリニティ加工会社の親会社に当たる。


ゴ・エリア

孫堅ガンダムアストレイが率いる流通ギルド「レッドタイガー」の拠点。

「レッドタイガー」の空母内に住まう民衆たちのほとんどがこのギルドに所属している。

流通業をはじめとする様々な商売を営んでおり、その商いに害を及ぼすBUGと日々戦い続けている。

空母でもあるため、トリニティの保有量はショク・エリアに次いで少ない。


作品タイトルロゴの向かって左側を飾る「赤色の虎の横顔の紋章」シンボルマーク

「巨大な機械設備の柱が立ち並んだ整備ドックのような場所」の風景が公式サイト紹介で描かれている。

代々飛行技術で財を成しており、本作では限られた技術であるらしい。

戦闘の際には橋公グループからの脱出の際に使用した「クサナギ」(SEEDのものとほぼ同一)を拠点として使用する。


演者は書籍作品や非映像化作品などマニアックな機体が多め。


例)孫堅→ガンダムアストレイゴールドフレーム天ミナ

  孫策→ガンダムアストレイブルーフレーム

  孫権→ガンダムアストレイレッドフレーム

  周瑜→アカツキ


ラクヨウ

董卓プロヴィデンスガンダムが領主として君臨している。

トリニティの保有に関しては、他のエリアなど比べものにならないほど潤沢ではあるが、董卓プロヴィデンスガンダムはそのエネルギーを独占し、BUGから身を守りながら贅沢の限りを尽くしている。


「軍旗を掲げる大軍勢の前に広がる果てしない荒野」の風景が公式サイト紹介で描かれている。

Youtubeにおけるアニメ版公式配信の説明文においては「ラクヨウ・エリア」とも表記されている。


登場人物

三国伝シリーズでは基本的にあくまで『三国志』の登場人物として劉備ガンダムは「劉備」と名乗っていたが、当シリーズでは「劉備ユニコーン」は「劉備ユニコーンガンダム」と名乗るという明確な違いがある。

劉備に限らず今作においては各登場人物は基本的に互いのことはモチーフとなった『三国志』の人物の名前で呼び合うが(例:「関羽のアニキ」)、初対面の相手に名乗る時は「劉備、ユニコーンガンダム!」と名乗っているなど、「(モチーフとなった『三国志』の人物の名前)+(モチーフとなった『ガンダムシリーズ』の機動兵器の名前)』」が作中における正式なフルネームとして扱われているようである。

また、貂蝉は呂布のことを「シナンジュ様」と呼ぶシーンもアニメや『蒼翔記』に存在する。

特殊な例として、孫家の男3人はアストレイのゴールドフレーム・レッドフレーム・ブルーフレームがモデルとなっているが、3人ともそのような区別はされずガンダムアストレイで統一されている。

史実における字(玄徳、雲長、益徳など)みたいなものだろうか…。

続編の「ヒーローズ」の他キャラにも受け継がれている事から、SDガンダムワールドシリーズにおける共通要素と思われる。


ショク・エリア

自警団「ドラゴンズ・ウォッチ」

劉備ユニコーン

ショク・エリアの自警団「ドラゴンズ・ウォッチ」に所属する青年。

詳細は当該記事にて。


SD Gundam World Sangoku Sōketsud

(向かって、右側の人物)

以前はラクヨウで前の領主に仕えていたが、董卓の横暴に反発し出奔。

黄化トリニティから世界を救う為、張飛と共にデータセンターで存在を知った諸葛亮を探していた途中にBUGの襲撃に会うも、劉備達ドラゴンズ・ウォッチの救援で助かった。

以降は劉備と共に行動する。

プラモデルなどでの単独の商品名としては「関羽雲長νガンダム」と表記されているが、キャラクター名はあくまで「関羽νガンダム」である。

事件終了後は張飛と共に出世し、装備を更新しラクヨウを守護する「武聖関羽νガンダム」となった。


※ちなみに中川氏は三国伝で司馬懿サザビーを演じている。


SD Gundam World Sangoku Sōketsud

(向かって、左側の人物)

関羽と共に前の領主に仕えていたが、新たに領主に就任した董卓の横暴に反発して同じく出奔した。

熱血漢で、思った事をすぐに口にする。

事件終了後は関羽と共に出世し、装備を更新しラクヨウを守護する「炎皇張飛ゴッドガンダム」となった。


ドラゴンズ・ウォッチのメンバー。攻撃の要を担う。

まさかの1話で死亡(崖から転落し爆発)…と思われていたが、最終決戦で実は生きていた事が発覚。

ジムヘンソン一家らしき家族に保護されており合流が遅れた(当の本人が「アイツらなら大丈夫だろ♪」と全く連絡しなかったのも悪いが)ものの、赤壁の戦いでは颯爽と駆け付け劉備の元にハロを送り届けた。


なお、日本放送時点で既に公開されていた次作「ヒーローズ」の特報映像やサージェントヴェルデバスターガンダムの説明文で姿を見せていたので「実は生きていた」という予測は大分建てられていたりする。


ドラゴンズ・ウォッチのメンバー。

チーム最年少で自称「火の玉ボーイ」。

劉備が関羽達に同行した際は街を守るために残った。

その後、赤壁の戦いに駆けつける。


トリニティバイクの整備を行っている老兵。狙撃が得意

老兵であるため劉備と行動を共にしなかったが赤壁の戦いでは呂布の攻撃で破損したハロの修理を行い、馬超と共に駆けつけた。

続編で明かされたハロの真相を考えると、これを修理した彼は何気にすごい人である。


しょかつりょう

世界を救うカギと言われる優秀な研究者で、かつては張角に弟子入りしていた。

『蒼翔記』には弟子時代の比較的幼い頃の姿でも登場しており、その頃から張角にも「いずれ自分を超える」と評価されていた。

熱血漢が多いショクの中では比較的クールでニヒルだが、好奇心の湧くものには子供のように喜ぶお茶目な所もある。

ガン消しが好きなようで、自身を訪ねて研究所に来た劉備達にガシャポンでガン消しを取りに行かせた結果、ドム3体(黒い三連星)が揃った事に目がしいたけになりながら感謝していた(演者の後継機であるストライクフリーダムガンダムの仲間にドムトルーパーがいたネタと思われる)。

「コレがホントの三個の礼☆なーんちゃって♪」三兄弟「………Σズコーーーッ!!;」

愛用している宙天羅扇は張角から贈られたもので、武器として以外にも星詠みに使っている。


劉備の相棒で、幼少期からずっと劉備の傍にいる。

詳細は不明ながら、劉備の覚醒の際には龍の紋章が浮かび力を貸す存在。

続編『ヒーローズ』でその真相が明かされる。


  • 部隊兵

緑を基調としたジェガン顔。

劉備たちの旅についていった様子は見られなかったのだが、いくらか合流できたのか董卓との戦いに参加しているものが見られる。その後赤壁の戦いにも参加している。


ギ・エリア

大企業「ブルーウイングコーポレーション」

天覇

城塞都市「ギ・エリア」における独占企業「ブルーウイングコーポレーション」のCEOとしてギ・エリアを治める指導者。

詳細は当該記事にて。


夏侯淵の兄で曹操の従兄弟。

気性は荒いが普段は洞察力に優れた面も見せる。


『蒼翔記』では幼少期と思われる姿から登場。

曹操の勢力と袁紹の勢力による戦が起こる8年前においては腕っぷしの強さと素行の悪さで知られる兄弟(夏侯淵曰く「街の不良でしかなかった俺ら」)であったが、力をもてあましていたところを曹操のスカウトを受け、独自の自警団「ブルーウイング」を結成した事が明かされている。

曹操が『ギ・エリアに迫るトリニティ枯渇の危機と、トリニティ枯渇を防ぐための企業群統一によるトリニティの正しい管理、ならびに企業群統一のための戦いに備え強さを得るための戦い』といった自らの真意、そして“曹操の描く未来”を明かしたことにより二人は共に曹操への臣従を誓った。

ブルーウイングコーポレーションが呂布に襲撃された際、張遼の攻撃から曹操をかばったことで片目を失っている。

その怪我で戦う力を失った自分は曹操についていけないと悩むが、負けない覚悟を決め張遼との再戦に勝利した。


曹操への理解も深く、呂布の襲撃で仲間を巻き込んでしまった事に悩む彼に自分の覚悟を語り、BUGとなった袁紹との戦いを終えた際には自分以外を先に行かせて気を遣うなど、彼の右腕的立場。

彼に仕えた頃から「曹操様」と呼ぶようになっているが、熱くなった際には呼び捨てに戻っているシーンがいくつかある。


マスクはトールギスⅢのものだが素顔は弟と同じガンダムフェイス(片目を失って以降はどちらも変化している)。

鶏冠の形状なども含めるとトールギスⅡの意匠も含まれているのかもしれない。


夏侯惇の弟で曹操の従兄弟。

夏侯惇と共に曹操に従ったため古株で忠誠心もあるがお調子者で、『蒼翔記』ではコメディリリーフな面が強く描かれ、社会情勢や会社にとっての常識も把握していないことがあり明確にバカ扱いされている

また呂布との戦いやBUG化した社員との戦いでは、仲間想いな一面が特に見られる。

幼少期からトリニティバイクへの憧れがあるようでバイク絡みの発言も多い。


三国伝の呂布トールギスも素顔がデュアルアイだったが、こちらの素顔はよりガンダムに近いものになっており、夏侯惇同様にトールギスⅡの要素が含まれている模様。


张辽

『蒼翔記』の当初では呂布と徒党を組み、金のために戦っていた。

ターゲットとして調査してから曹操に興味を持ち、夏侯惇との再戦では片目を失ったばかりの彼に対して優勢に立つも食らいつかれ理想のために戦う彼に敗北、その後は夏侯惇に誘われブルーウイングに入社した。

元々の才能を生かし戦闘で夏侯兄弟と共に活躍するだけでなく、経営面でも才能を発揮しており、最終決戦後に曹操が旅に出てからは社長代理も務めている。

彼も素顔がガンダムフェイス。機略双鉞を背負う姿も含めるとムーンガンダムが元と思われる。


世界は君を裏切った

インターン生。知略に長け曹操の「唯才是挙」の方針から取り立てられ彼に従う。

曹操もまた彼の策に刺激され、戦の才能を開花させた。

年下で後輩だが夏侯惇たちにも意見する性格。『蒼翔記』ではお菓子を食べている描写も多い。

曹操の方針を評価する一方で無茶ぶりとこぼすこともある。


『蒼翔記』『焔虎譚』の双方で曹操の命令からレッドタイガーに接触。

『焔虎譚』ではレッドタイガーの技術を盗み出そうと画策したり、雑魚の相手を彼らに任せたりと利用しているが、『蒼翔記』では一般的ではない飛行技術への怯えからか飛行艇への搭乗に動揺していた。

『蒼翔記』において配給を行った際に、苛立つ民衆と部隊兵の対立にも冷静に対応するように止めようとしたのだが暴動に巻き込まれ死亡。彼の死が曹操の選択を決定づけることになった。

アニメには未登場だが、アニメの曹操の背中のスロットにあらかじめ荀彧のメモリが刺さっていた事から、恐らくアニメでも同様の事件があったと思われる。


『蒼翔記』に登場した元山賊

典韋をリーダーに「クク…」という笑い声のような特徴的な口調の混ざる徐晃・状況を分析していた張郃・パワーファイターで一人称が「オイラ」な許褚と中々に個性的な面々。

100人の部下がいたが全員がBUG化しており、ブルーウイングが犯人だという誤解から曹操たちと戦うが、彼らの才能を評価した曹操がBUGとの戦闘で指揮を執ったことで彼の部下となった。


アニメにはセリフなしで登場しているが、許褚のみは未キット化なためか未登場。

曹操の合体には加われず、公式サイトでも紹介されていない…と中々不遇である。

張郃は元々中華風の機体だからか元の機体がわかりやすい。


創傑伝4+5話「ウインクする軍師」

董卓の家臣で、董卓が撃破された後に曹操の配下となる。

かつては諸葛亮と同じく張角の弟子であった。

詳しくは当該項目にて。


  • 部隊兵

青を基調としたリーオー顔。

『蒼翔記』の成り立ちからすると更生した悪党も含まれていると思われ、陣を組んで一斉に挑む兵隊然とした戦闘を見せる。

アニメでは横暴な董卓に怒り襲うも呂布に返り討ちにされた者もいた。

また曹操がBUGを使用した際も、ラクヨウではBUGのみだったのに対してこちらでは彼の方針もあってか張遼達と共に通常の部隊兵も参加している。

『蒼翔記』での描写も多い為、部隊兵の中でも比較的目立っている。


『焔虎譚』では初代トールギスに似た社員も登場したが、黄化トリニティのサンプルらしき物を入手し、董卓軍らしき追手から逃げている最中に出会った孫権達に道案内を頼もうとしたが、追手によって殺害されサンプルから漏れた黄化トリニティによってBUG化、証拠隠滅を図った追手たちによってビルごと焼却されてしまう(孫権達はすんでのところで逃げ切れた)。


ノースフォックス

曹操の父親の会社の親会社であるノースフォックスの御曹司であり曹操の幼馴染

曹操の評価を総合すると「不器用で愚かで無知、だが無能ではなく嫌いでもない」とのこと。

父親同士の関係性同様、曹操のことを部下扱いしており高圧的な態度で接する。

それ故にまだ規模の大きくなかったブルーウイングコーポレーションの停止を呂布に依頼した。

ブルーウイングとの戦いに敗れたことで立場を失い曹操を恨むものの、曹操から自分と来るように誘われ、その誘いを他者が自分の上に立つことを認めないプライドから拒否するが、決別した後に「我はその言葉自体を望んでいたのかもしれないな…」と一人呟いていた。

その後曹操の前にBUG化した姿で襲い掛かり倒されたが、袁紹の死は曹操の心に深い傷を負わせる事となった。

なお一人になった際、彼の近くに司馬懿と思しき影が見えた事から、司馬懿によってBUGにされた可能性がある。


  • 部隊兵

紫を基調とした旧ザク顔。

外伝コミックにわずかに出た程度なためかプラモ化していない。


ゴ・エリア

流通ギルド「レッドタイガー」

(イラスト左。右は『三国伝』の孫権ガンダム

レッドタイガーの首領で、豪放磊落な人物。

『焔虎譚』にてかつてBUGに追われていた幼い劉備とその母を保護した事があり、その最中に劉備の母がBUG化してしまい「子供の前で親を切れない」と攻撃を躊躇ったが、劉備の母が最期の意思で他のBUGを食い止め命を落とした事で、残された劉備に人や家族を守る力を身に着けるように言い渡し別れを告げた。

その経緯もあってか劉備とは旧知の仲で、どこか可愛がっている部分もある。


他にも『焔虎譚』では輸送業務としては商売敵である曹操に利用され、気に入らない董卓の手助けにもなると理解しながらも人助けのために飲んだことが語られており、アニメでは利用された事に「その件は全っ然許しちゃいねぇ!」と言いつつ、董卓撃破の為に曹操とも手を組む覚悟を固めた。

赤壁の戦いでは劉備に対して曹操を殺す覚悟を決めさせていたが、実際にはトドメを刺そうとした劉備を止めている。


史実では登場してあっという間に死んでしまい、『三国伝』でも序盤で早々に戦死する孫堅がモデルであるが、本作ではゴ陣営の主役として活躍する。

孫親子の演者は『機動戦士ガンダムSEED』に登場するアストレイだが、孫堅はゴールドフレーム、孫策はブルーフレーム、孫権はレッドフレームとなっている。


孫堅の長男。「サク」や「サク兄」と呼ばれている。

父にも意見を遠慮しない性格で、自分たちの身内を危険な目に合わせる曹操との同盟に反発していた。

劉備と同じくらいの年の幼少期の頃には既に父から腕っぷしを認められていた。

アニメでは何故か尚香共々出番が無い。


孫堅の次男。

やや引っ込み思案で臆病かつ優しい性格だが、戦闘に入ると身内にも変わりすぎと驚かれるほど大暴れするようになる二面性持ち。

また全く反抗しないわけでもなく、曹操との同盟については兄や周瑜と共に反対していた。

続編『ヒーローズ』にて彼が臆病な性格になった原因が語られる。


三国伝の新企画では孫権ガンダムがアストレイ孫権ガンダムになるものがあった。


Untitled

孫堅の長女(末っ子)。

交渉や船について兄弟二人に負けないように取り組み、橋公グループとの取引も順調に進めていた。

同じ活躍する女性として二喬と親しい反面、自分達を下品と言った貂蝉に怒りを燃やす。

『蒼翔記』では飛行艇に怯える荀彧を気に掛ける。

戦闘もできるがクサナギの操縦を務めているため出ないこともある。


レッドタイガーの参謀格。アニメでは同盟での作戦も担当していた。

『焔虎譚』では孫権や孫尚香の取引のサポートに回っている。

作中のセリフからすると孫策や孫権と年が近い様子。

レッドタイガー流の解決方法には話し合いでの解決を求めたり、小喬と貂蝉の言い争いで小喬がべた褒めしたせいで出にくくなるなど苦労人気質なところも。

小喬曰くイケメン音楽もできるらしいが、貂蝉からは「もやしっ子さん」とバカにされていた。


三国伝でも金ピカだったが、SDガンダムの周瑜は金ピカの法則でもあるのだろうか。


孫堅の腹心。本作において特に年寄り口調が目立ち甘寧からもオジキと呼ばれている。

戦闘、性格ともに堅実。アニメでは爆弾処理をする様子も見せている。

『焔虎譚』でレッドタイガー流の決め方として親子喧嘩が発生した際には笑っており、孫堅が本気を出そうとしたのを察した時はちゃっかり一人だけ逃げていた


元は橋公グループの製造技術職員のトップで、快活な性格。

『焔虎譚』で橋公グループがBUGに襲われたのをきっかけに二喬共々保護され、そのままレッドタイガーのメンバーとなる。


元は橋公グループのトップエンジニアで、橋公(ティエレン?)を父に持つ。

戦闘も得意であり周瑜からは共に別ルートからの侵入を任されたほど。

大喬は普段は落ち着いていて小喬はおてんばだが、二人ともアニメや『焔虎譚』では貂蝉に強い対抗心を燃やしていた(特に小喬は呂布をべた褒めする貂蝉に対し「周瑜様の方が凄いんだから」とかなり張り合っていた)。


演者になった機体が既にプラモ化しているような本シリーズにしては珍しく、ガンダムアルテミーは大喬ガンダムアルテミーが初プラモ化になる(女性であることと大喬と小喬の選択式であること、そもそものアレンジからアルテミーとの共通点は少ないが)。

因みに大喬と小喬は三国伝シリーズには名前すら登場していなかった。


  • 部隊兵

赤を基調としたストライクダガー顔。

『蒼翔記』では孫堅をおやっさんと呼び自分らの仕事を奪わないようにと進言していたが、孫堅が任せようとしたBUGは孫権に取られてしまった。


ラクヨウ

W董卓様

(イラスト向かって左。右は前作の董卓ザク)

ラクヨウの現領主。

詳細は当該記事にて。


董卓の用心棒である戦士。

詳細は当該記事にて。


センシティブな作品

(イラスト向かって右。左は前作の貂蝉キュベレイ)

美貌を持つ呂布の側近。董卓の護衛役。

呂布に心酔しており命を投げ出すのも躊躇わない。

毒を回すための時間稼ぎの可能性もあるが、小喬と呂布について言い争ったこともある。

『焔虎譚』でレッドタイガーの女性陣を下品と評しており、その3人から恨まれている様子。

最終的には追い詰められた呂布を庇ったもののその呂布に(劉備を庇った)曹操諸共背後から貫かれるが、死ぬ事になっても尚「嬉しい…シナンジュ様のお役に立てるなんて…」と陶酔しており、自身のメモリとアーマーを呂布に託して死亡した。


  • 部隊兵

SEEDのジン顔で、ほかの部隊兵と異なり白が入っていない。

董卓や呂布が従えるのはBUGで作中の兵士はそちらになっている為か、表向きの警備などで見られる程度であまり活躍していない。


その他

トリニティ研究の第一人者。

トリニティ枯渇を危惧しており「人々が資源の枯渇に怯えることのない世界」作りのため、トリニティに代わる新たなエネルギー作りを研究している。

諸葛亮と司馬懿は彼の弟子であり、諸葛亮は「かつて高価なデバイスを『研究者に必要』という理由だけで快く買い与えてもらった」ことを挙げ、恩師として今なお深く慕っていることを語っている。

※ちなみに購入先の市場には見慣れた扇刀剣も出回っていた。


アニメ版第3話にて夏侯惇からは「連絡が取れなくなっている」と言われ、第4話にて諸葛亮が弟子入りしていた時代に用いていた素粒子研究所は無人の廃墟と化しているなどその消息は不明となっていた。かつて諸葛亮にパスワードを教えた研究所のコンピュータ内に、自分の居場所を暗示したメモリを隠していた。

そして第6話にて、お馴染みのデビルガンダムを思わせる姿で、メモリの画像を手掛かりに自身を探しに来た諸葛亮と再会。自身が黄化トリニティを生み出した事を深く後悔し(この時司馬懿に何かしら唆されたような言動もしていた)、救おうとした諸葛亮に「研究者とは、仮にそれが国や人々が望んだ事であっても…自分の良心に反する事は、決してしてはならんのだ。私はそれを犯してしまった」と語り、黄化トリニティ発生装置と化した自分に火を放つよう告げる。

当然ためらうも師匠の心を汲んで火を放った諸葛亮に全てを背負わせる事を謝りつつ、その生涯を終える事となった。


「ありがとう諸葛亮…最期に君と会えて、良かった…」


赤壁の戦いでは残された亡骸がブルーウイング本社(リーブラにそっくり)に接続され、空から黄化トリニティを散布する為の手段に悪用されそうになったが、間一髪のところで諸葛亮がオーパーツであるジェネシスを発動させて宇宙から撃ち抜いた為、最悪の事態は免れたのだった。

とは言え諸葛亮は「ヒーローズ」6話の時点でもこの一件を引きずっている模様。


元がガンダムながらモノアイだが、どうやら昔は普通のガンダムフェイスだったらしい(ただ『蒼翔記』では昔からモノアイだった)。

また非2足歩行型のMSがモデルだが、昔は普通の2足歩行型のボディをしていた。

※因みにMOBILE SUIT IN ACTION!!版ではシャイニングやライジング型の下半身が付属する商品があった。


関連タグ

SDガンダム 三国志三国志演義

SDガンダムワールドヒーローズ:続編

三国伝:前回のSDガンダムによる三国志もの


トランスフォーマー:機械生命体や特殊エネルギーがテーマの1つである作品繫がり。


外部リンク


アニメ版「SDガンダムワールド 三国創傑伝」

Youtube「ガンダムチャンネル」にて、2021年2月25日より毎週木曜19:00から配信された(2022年9月24日現在、「ガンダムチャンネル」においては第1話のみ視聴可能)。

第1話


「SDガンダムワールド 三国創傑伝 蒼翔記」

「曹操ウイングガンダム」の生い立ちを描いてゆくモーションコミック。2020年12月21日よりYoutube「ガンダムチャンネル」において公式配信されている。

第1話


「SDガンダムワールド 三国創傑伝 焔虎譚」

こちらは通常のコミック形式で『BB戦士三国伝 戦神決闘編』と同じ津島直人氏が描いている。

「孫堅ガンダムアストレイ」と、その家族たちの物語。

上述の蒼翔記よりも時系列が後の、黄化トリニティ蔓延寸前の話。2021年1月5日から毎週火曜公式サイトにて配信されている。

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