🏢概要
現在の会社法における会社の種類として株式会社、合名会社、合資会社、合同会社の四つが認められている。
会社の種類
株式会社
詳細は当該記事参照。
合名会社
個人事業の事業主が複数人になり、共同事業化した状態を想定した会社形態である。合名会社を構成する社員は出資をして業務も執行する機能資本家(経営に自ら携わる出資者)すなわち「無限責任社員」であり、企業の所有と経営が一致しているのが特徴。
合資会社
合名会社の変種。
会社の債務に対し無制限に責任を負う「無限責任社員」と、会社の債務に対し出資額までの責任を負う「有限責任社員」とで構成される会社形態で、 無限責任社員は経営に関わるが、有限社員は原則として経営には関わらないのが特徴。
合同会社
出資者と経営者が同一な会社形態で、会社の債務について社員は有限責任社員で間接有限責任のみを負う形態。
Google、Apple、Amazon、ワーナーブラザースジャパン等外資系企業の日本法人やスーパーマーケットの西友がこの形態。
廃止された会社
有限会社(2006年(平成18年)5月1日に会社法改正施行によって廃止)
俗語
公的機関などでも、公務員の所属先・勤務先など指す俗語として使われる場合も有る。
また、警察もののフィクションなどでも「警察」の意味で「カイシャ」という言い方が使われる事が有る。(例:警察官が他の都道府県警に所属する警察官とトラブった場合「お前、どこのカイシャの者(もん)だ?」など)
関連タグ
ペーパーカンパニー:法人として登記されているものの、実際には事業を行っていない会社の通称。