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CV:諏訪部順一

分を弁えろ 痴れ者が

※この項目は単行本未収録のネタバレ情報を含む場合があります。

概要

呪術廻戦』の登場人物。
正式な呼称は「両面宿儺」だが、作中では略して「宿儺(すくな)」と呼ばれることが多い。
虎杖悠仁の肉体を器として現世に顕現しており、普段は虎杖に抑え込まれて意識は表層に出てこない。虎杖と意識を交代した際は爪が黒くなって尖り、全身に紋様が浮かび上がり、両眼の下にもう一対の眼が開眼する。

本来の宿儺は4本の腕と2対の目を持つ、千年以上前の呪術全盛期に実在した人間で、当代の呪術師が総力を挙げて挑んだが、ついに勝てなかったという「呪いの王」。
その力のあまりの強大さに、死してなお遺骸である20本の指の死蝋を千年間に渡って誰も消し去ることができず、一部は呪術高専の保管庫で保管されていた。

人物

天上天下唯我独尊、己の快・不快のみが生きる指針という非常に奔放な性格。
人間、特に弱い女子供を鏖殺することを悦楽としているが、ただの快楽殺人鬼というわけではなく、対伏黒戦では虎杖の心臓を人質に戦うなど、計算高く狡猾な面も持ち併せている。
また、自分よりも格下であると分かっている漏瑚に対して、自分に一発でも入れることができたら呪霊側につくという賭けを持ち掛け、力の差が歴然であるからこそ乗らざるを得ない提案を持ちかけるなど、非常に底意地が悪い。
一方で、強さを価値観の一つの絶対的な基準としており、戦闘狂的な側面も持ち合わせ、同時に強者に対してはそれなりに敬意を払う一種の武人的な側面を持ち合わせており、漏瑚との戦闘が終了した際には、「誇れ、お前は強い」と、宿儺にしては珍しく他人を褒め讃える言葉を口にしていた。
また、『理想に到達する為の飢え』こそを、一つの価値基準としており、漏瑚が弱かった理由もそこにあると断じ、同様に伏黒恵に対しても、そう言うなりふり構わずに強さを手に入れようとする姿勢を気に入っている節がある。

特級呪物「両面宿儺」

宿儺の死蝋は全20本の指として現代まで特級呪物として残り続け、強大な呪力が込められている。
強力な呪物があると他の呪いが寄り付かなくなるという性質のため、毒を以て毒を制す魔除けとして、主人公・虎杖悠仁の通っていた杉沢第三高校に指のうちの1本が安置されていた。しかし、千年以上の年月で封印が緩み、取り込むことで膨大な呪力を手に入れられる呪物に性質が変化。その強大な呪力を求めて高校には呪霊が集まるようになってしまう。

宿儺の指を取り込んで呪力を得られるのは呪霊のみであり、人間にとっては猛毒に等しく、取り込んだ時点で即死のはずであったが、虎杖が特異体質であったため、宿儺の指を取り込んだことで両面宿儺は受肉し、千年の時を超え現世に顕現してしまった。
虎杖を殺せば中にいる宿儺も死ぬことから、虎杖の秘匿死刑が決定。五条の進言により、死刑執行猶予として「20本の指を全て取り込ませてから」という条件が付いた。

活躍

上述の通り、虎杖悠仁が宿儺の指を取り込んだことで、虎杖の体を乗っ取る形で千年ぶりに復活する。
虎杖悠仁のことは己を抑え込む枷のような存在のため疎ましく思っており、他の指がある限り復活が容易なため、当初は隙あらば虎杖を殺そうとしていた。実際、一度心臓を抜いて殺してしまったが、伏黒恵のことを「唯一の好奇」として気に入ったことから、伏黒を傍で見守れる存在として虎杖のことを生かすことに決め、彼の心臓を治癒した。その際、なんらかの契約を虎杖に結ばせたと思われるが、虎杖もそのことを忘れており、詳細は不明。

それからもちょくちょく虎杖の顔に口や目等の顔のパーツを浮かべる。または、心理世界が表現されるなどの形で登場していた。


また、その戦闘能力も作中屈指であり、対峙した伏黒曰く、呪術だけでなく膂力も敏捷性も桁違いとのこと、つまりゴリラ。
加えて、呪術に対する知識量も凄まじく初見の能力ですら、高度な予測を立てて対処することができる。
つまり、賢いゴリラ。

作中上位の力を持つ漏瑚ですら、甘く見積もって呪力量が宿儺の指8、9本分であり、全盛期の宿儺は他と一線を画している。あの自他共にも認める最強キャラの五条ですら「しんどい。」とのこと。

また、呪力量では優っていた真人の領域展開すら格の違いから指を振るうだけで消失させている。







以下全文ネタバレ注意!!



















渋谷ハロウィン編では漏瑚らによって指が与えられたことで合計15本分の指の力を取り戻すことになる。
宿儺の器である虎杖悠仁も一気に多くの指を吸収したことで宿儺の情報量に対応できなくなり、一時的に宿儺が人格を乗っ取っている。
その際、五条悟が封印されていることも相待ってやりたい放題をしている。

具体的にはミミナナをサイコロステーキにしたり、漏瑚を虐めたり、漏瑚をボコったり、宿儺と漏瑚の戦いに巻き込まれないために逃げようとしたパンダたちを動くと殺すと言って脅したり、漏瑚を焼き殺したりした。
漏瑚殺害後は、伏黒恵が発動した自爆術式である異戒神将魔虚羅を召喚したことにより、伏黒救出のために駆けつけ、魔虚羅との戦闘を開始する。
その際に、魔虚羅の強さがかつて伏黒と対面した時の自分では負けていたほどの強さであったことから、なおさら伏黒を気に入り、同時に魔虚羅と戦うために自分の術式を発動する。

術式

詳細不明。五条曰く、宿儺の指を取り込み続けることで、いずれ虎杖の体に宿儺の術式が刻まれるとのこと。
現状分っている能力だけを列挙すると、主に切断、斬撃の能力を使っているが、火も使うことができるらしく、その攻撃手段は未知数。

「解(カイ)」
宿儺が好んで使う斬撃能力。手を振るだけで対象を細切れにしたり、ビルを真っ二つにしている。

「捌(ハチ)」
対象の呪力量・強度に応じて最適な一太刀で相手を卸す斬撃。

「■ 開(フーガ)」
詳細不明。炎を顕現させ、矢の形にして放つ様子が確認された。
炎を操る特級呪霊をも消し炭にでき、ビルの数倍もの高さの火柱がたつほど広範囲かつ高火力。
宿儺がこれを唱えることで能力が斬撃から炎に変化した。


また、自ら破壊した虎杖の心臓や欠損した腕、重症の伏黒を治癒しており、呪術の世界では貴重とされる回復の能力=反転術式も使える模様(他人への治癒は特に高等技術。なお虎杖の治療についてはただのうっかり)。

領域展開

「伏魔御廚子」(ふくまみづし)
範囲内の無生物に「解」、呪力を帯びたもの(生き物や呪具など)には「捌」を絶え間なく浴びせる。領域内のすべてはみじん切りを通り越して塵になる。

一般的な領域展開は敵を閉じ込めることに特化しているが、伏魔御廚子の場合他の結界や領域と異なり空間を分断せず、相手を閉じ込めない。あえてそうして「相手に逃げ道を与える」という縛りを自身に課すことで領域の性能を底上げし、術式が必中になる領域の範囲を最大半径約200mまで拡張している(調整可能)。この行為について作中では「キャンパスを用いず空に絵を描くに等しい、まさに神業」と表現されている。


余談

『宿儺の術式について』

宿儺の領域展開である『伏魔御廚子』だが、厨子とは仏具を収める物入全般を指し、広義には仏壇もこの厨子に入る。その「物入」と言う特徴と、宿儺自身が呪いの王であるという設定から、宿儺の術式とは『様々な術式を蒐集し、扱うことのできるもの』ではないか。と考察されていた。
一方で、118話の煽りに『万死の厨房』と言う言葉が使われたことから、宿儺の術式が調理なのではないか?と言う考察が俄かに脚光を浴び始めた。
実際、御厨子とは「台所」を意味する言葉でもあり、そもそも、元ネタになった両面宿儺にも料理に関するエピソードがあり、日本一宿儺鍋と言う巨大な鍋も宿儺の地元には存在している。
何よりも、『切断を多用し、火も扱える』と言う特徴に加えて、宿儺の使う言葉の端々には、三枚おろし、味見、飢え等、食事にまつわる言葉が多く、伏魔御廚子が発動した際にも、巨大な口と大量の獣の骨と言う、食事を想起させる描写がある。
尚、作中屈指の最強キャラが使う能力が、『料理』であることについてはギャップで違和感を持つ者もいるかもしれないが、仏教においては地獄で亡者に与えられる苦しみの一つに、鬼によって料理にされると言うものがある。
また、食事とは弱肉強食の言葉がある様に、強い者が生きる為に弱い者を搾取するという比喩表現としても使われる。
この他にも、料理は科学に関係が深かったり、物を食べさせることで願いを叶えるというお呪いが現在でも残っていたり、『人に物を食べさせる』と言うイメージに反して非常に広範囲の解釈が可能な分野である。
その為、考察が正しいかどうかはさておき、料理と言うモチーフは呪術をテーマにしたこの漫画には意外にも相応しい。と、ファンの間では盛り上がっている。

『宿儺の興味』

上記の通り傍若無人で唯我独尊な宿儺だが、その興味の対象が非常に偏っている。
基本的に自己中心で、作中でも「己の快、不快のみが生きる指針」と表現されており、気に入らないものがあったらなんでもすぐに斬り捨てている。(言うこと聞かない特級呪霊=虫とか、魂に許可なく触れる特級呪霊とか、ちゃんと土下座しない特級呪霊とか。被害者は後を絶たない。)
宿主である虎杖についてもほぼ関心を持っておらず、「オマエはつまらんな」「はー、うざ」程度にしか思っていない。虎杖が瀕死の重症を負ったときでさえ「下らん。この程度の下奴に負けるとは」としか呟かないほど(なお相手は特級呪霊)。

しかしたった一人だけ例外がいる。伏黒恵である。
出会った当初はただ殺害する人間の一人としか見ていなかったが、伏黒の命をかけた攻撃を受けるうちにその術式、そして垣間見えた生き様に興味を持ち、基本的に全てに無関心である宿儺にしては異常ともいえるほどの執着を見せるようになる。例を挙げると、
「虎杖ですら小僧呼びなのに唯一フルネームで名前を覚えている」「魅せてみろ!!と大声で叫ぶ」「死亡した虎杖を、伏黒の近くに居たいからという理由で蘇生させる(伏黒に出会うまで自身の生死すらほかの指があるからと言って気にしなかった)」「初めて伏黒が領域展開したときそれを満足そうに眺める」「仮に周囲を皆殺しにしたとしても伏黒だけ生かすというような趣旨の発言をする」などなど。
夏油傑も、誰かは知らないものの宿儺が誰かを非常に気に入っていることに感づいており、「宿儺にとっての地雷」と表現している。

ただ、単純に興味を持っていたり気に入っていたりするだけではない。
渋谷事変にて伏黒が瀕死の重症を負い意識を失った際、駆けつけた宿儺は治療を施しながら「死ぬな。オマエにはやってもらわねばならんことがある。」と呟いており、直前にも漏瑚に「俺には俺の計画がある」と話していたり協力者と見られる人物に指示を出していたりと、なんらかの目的を持って行動していることは確かである。それは一体なんなのか、そしてどのように伏黒が関わってくるのか。読者には自身の復活が有力視されているものの、全ては未だ謎に包まれている。

なお、余りにも伏黒に執着していたり他とでは態度が違いすぎたりすることを読者にネタにされたりもしている。


関連イラスト

呪術 LOG
宿儺さんの領域〜



関連タグ

呪術廻戦 両面宿儺
虎杖悠仁 伏黒恵

関連キャラクター
ディオ・ブランドー 元人間、作中最強クラスの悪役、彼との関わりが主人公を戦いに身を投じさせたなどの共通点がある。
九喇嘛白一護主人公の中に封印された存在繋がり。
グルメ細胞グルメ細胞の悪魔と呼ばれる異形の存在が主人公に力を与えている。また、グルメ細胞の悪魔は、主人公とは違う独自の意思を持って行動している点が共通している。

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親記事

虎杖悠仁 いたどりゆうじ

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