ピクシブ百科事典

目次[非表示]

CV:諏訪部順一

「許可なく見上げるな 不愉快だ 小僧」

※この項目は単行本未収録のネタバレ情報を含む場合があります。

概要

呪術廻戦』の登場人物。最凶最悪の「呪いの王」。
正式な呼称は「両面宿儺」だが、作中では略して「宿儺(すくな)」と呼ばれることが多い。
虎杖悠仁の肉体を器として現世に顕現しており、普段は虎杖に抑え込まれて意識は表層に出てこない。虎杖と意識を交代した際は爪が黒くなって尖り、全身に紋様が浮かび上がり、両眼の下にもう一対の眼が開眼する。

生前宿儺


生前の宿儺は4本の腕と右目部分が板状に変形した異形の姿を持つ人間で、千年以上前の呪術全盛期に実在した呪詛師。当代の呪術師たちが総力を挙げて挑んだが、終ぞ勝てなかったという。その存在は最早天災に近いものだったようで、作者曰く「べらぼうにビビられていた」らしい。
その力のあまりの強大さに、死してなお遺骸である20本の指の死蝋は呪物と化し千年間に渡って誰も消し去ることができず、一部は呪術高専の保管庫で保管されていた。

なお、現実の両面宿儺は4世紀頃に記録されているより古い存在である。呪術廻戦の世界ではこちらの宿儺は仮想の鬼神とされており、「呪いの王」の宿儺はその鬼神の名を冠する呪詛師である。

プロフィール

等級特級呪物
嗜好・興味食べること
嫌いなものなし
イメージソング平沢進Day Scanner」・マリリン・マンソン「(s)AINT」


人物

天上天下唯我独尊、己の快・不快のみが生きる指針という非常に奔放な性格。
好きなことは「食べること」。
人間、特に弱い女子供を殺すことを悦楽としており、対伏黒戦では虎杖の心臓を人質に戦うなど、計算高く狡猾な面も持ち併せている。尚、本人曰く宿儺は心臓が無くても生きて行けるらしい。
また、自分よりも格下であると分かっている漏瑚に対して、自分に一発でも入れることができたら呪霊側につくという賭けを持ち掛け、力の差が歴然であるからこそ乗らざるを得ない提案を持ちかけるなど、非常に底意地が悪い。
器である虎杖に対しては彼の友人の死に様とそれに打ちひしがれる彼の様を腹の底から嘲笑い、宿儺を取り込んだことで起こった惨劇をわざわざ「お前のせいだ」と突き付けるなど、殊更に悪意を持って接しており、互いに分かり合うことは不可能な存在、「呪い」であることを見せ付けている。
一方でただ身勝手で残虐なだけではなく、強さやそれを求める貪欲さを価値観の基準の一つとしており、強者に対してはそれなりに敬意を払う一種の武人的な側面を持ち合わせている。五条が高専のトップではないことを知って「強さで決まらない序列は退屈だ」と暗に五条の実力を高く評価している旨の発言をし、漏瑚との戦闘が終了した際は彼の強さを称賛している。

しかし、宿儺が傲慢で自己中心的なことは揺るがない。


特級呪物「両面宿儺」

宿儺の死蝋は全20本の指として現代まで特級呪物として残り続け、強大な呪力が込められている。

宿儺様の指【呪術廻戦】


強力な呪物があると他の呪いが寄り付かなくなるという性質のため、毒を以て毒を制す魔除けとして、主人公・虎杖悠仁の通っていた杉沢第三高校に指のうちの1本が安置されていた。しかし、千年以上の年月で封印が緩み、取り込むことで膨大な呪力を手に入れられる呪物に性質が変化。その強大な呪力を求めて高校には呪霊が集まるようになってしまう。

そして、その場の成り行きでやむを得ず虎杖が指を食べ、取り込んでしまう。宿儺の指を取り込んで呪力を得られるのは呪霊のみであり、人間にとっては猛毒に等しく、取り込んだ時点で即死のはずでだった。しかし虎杖が千年に一人と言われる特異体質であったため、宿儺は虎杖の肉体に受肉、現世に顕現してしまった。
指の状態では滅することが出来ない宿儺も、本体である虎杖を殺せば同時に死ぬことから、虎杖の秘匿死刑が決定。しかし五条の進言により、死刑執行猶予として「20本の指を全て取り込ませてから」という条件が付いた。

因みに単行本やファンブックの人物紹介においては特級呪物として紹介されており、受肉した現在の状態であっても変わらず呪物に分類されるようだ。

活躍

上述の通り、虎杖悠仁が宿儺の指を取り込んだことで、虎杖の体を乗っ取る形で千年ぶりに復活する。
虎杖悠仁のことは己を抑え込む枷のような存在のため疎ましく思っており、他の指がある限り復活が容易なため、当初は隙あらば虎杖を殺そうとしていた。実際、一度心臓を抜いて殺してしまったが、伏黒恵のことを「唯一の好奇」として気に入ったことから、伏黒を傍で見守れる存在として虎杖のことを生かすことに決め、彼の心臓を治癒した。その際、契約を虎杖に結ばせた、虎杖はその時のことを宿儺により記憶が消されている。
契約の詳細は、
① 「契闊」と唱えたら一分間体を明け渡す
② この契約内容を忘れること
③ 体を明け渡している時に誰も殺さないし傷つけない

そしてそれからもちょくちょく虎杖の顔に口や目等の顔のパーツを浮かべ、彼をあざ笑い惑わす。


戦闘能力は作中屈指であり、並の相手なら体術のみで圧倒できる。対峙した伏黒曰く、呪術だけでなく膂力も敏捷性も桁違い、とのこと、つまりゴリラ。加えて、呪術に対する知識量も凄まじく初見の能力ですら、高度な予測を立てて対処することができる。つまり、賢いゴリラ。

作中上位の力を持つ漏瑚ですら、甘く見積もって呪力量が宿儺の指8、9本分であり、全盛期の宿儺は他と一線を画している。あの自他共にも認める最強キャラの五条ですら「しんどい。」とのこと。








以下全文ネタバレ注意!!



















渋谷事変では、漏瑚が脹相に敗北し気絶した虎杖に、彼が一度に取り込める以上の大量の宿儺の指を取り込ませたことで一時的に肉体の主導権を得る。
その際漏瑚に宿儺を完全に復活させるために呪霊が動いているという事を伝えられるが、それを一蹴した後で、戯れに「自分に一撃でも入れることができたら呪霊側につく」と言う条件を付けて漏瑚と戦う。圧倒的な力の差で漏瑚を終始甚振り続け、最終的に漏瑚の得意技である炎を使った戦いに持ち込んだ末に、彼を殺害。
その後、千年前の知己であると思われる裏梅と接触する。

漏瑚殺害後は、自ら召喚した「最強の式神」異戒神将魔虚羅に重傷を負わされた伏黒恵の救出のため、魔虚羅との戦闘を開始する。
「全ての事象への適応」の能力をもつ魔虚羅に対し圧倒的な火力と領域展開をもって対抗、これを討伐する。その後傍らにいた呪詛師重面春太を殺害。伏黒を渋谷事変の仮設本部に運んだ後、わざわざ自分と魔虚羅との戦闘で更地になった場所へ移動。「せいぜい噛み締めろ」の言葉と共に時間切れによって虎杖に肉体を返還した。


術式

詳細不明。五条曰く、宿儺の指を取り込み続けることで、いずれ虎杖の体に宿儺の術式が刻まれるとのこと。
現状分っている能力だけを列挙すると、主に切断、斬撃の能力を使っているが、火も使うことができるらしく、その攻撃手段は未知数。

  • (カイ)
宿儺が好んで使う斬撃能力。手を振るだけで対象を細切れにしたり、ビルを真っ二つにしている。

  • (ハチ)
対象の呪力量・強度に応じて自動で最適な一太刀で相手を卸す斬撃。
呪力がないものには発動しないと思われる。

  • ■ 開(フーガ)
詳細不明。炎を顕現させ、矢の形にして放つ様子が確認された。
炎を操る特級呪霊をも消し炭にでき、ビルの数倍もの高さの火柱がたつほど広範囲かつ高火力。
宿儺がこれを唱えることで能力が斬撃から炎に変化した。


また、自ら破壊した虎杖の心臓や欠損した腕、重症の伏黒を治癒しており、呪術の世界では貴重とされる回復の能力=反転術式も使える模様(他人への治癒は特に高等技術。なお虎杖の治療についてはただのうっかり)。

領域展開

  • 伏魔御廚子(ふくまみづし)

渋谷事変の段階では、範囲内の呪力がないもの(無機物など)に「解」、呪力を帯びたもの(生き物や呪具など)には「捌」を絶え間なく浴びせ、領域内のすべてをみじん切りを通り越して塵にする。他にも効果があるかは不明。

一般的な領域展開は敵を閉じ込めることに特化しているが、伏魔御廚子の場合他の結界や領域と異なり空間を分断せず、相手を閉じ込めない。あえてそうして「相手に逃げ道を与える」という縛りを自身に課すことで領域の性能を底上げし、術式が必中になる領域の範囲を最大半径約200mまで拡張している(調整可能)。この行為について作中では「キャンパスを用いず空に絵を描くに等しい、まさに神業」と表現されている。

※なお、領域の出入りは自由だがそもそも宿儺の攻撃が速すぎるため奇跡的に領域の端にいるか瞬間移動でも出来ない限り脱出するのは至難の業。

渋谷事変では魔虚羅に対し使用されたが、領域の範囲が広大であるため、付近に避難していた大勢の一般人が巻き込まれ犠牲になった(恐らく契約に則って身体を明け渡したわけではなくあくまで指を一気に取り込んだことによって表層に叩き出された為、誰も殺さないという縛りが効かなかった)。範囲内は更地になり、虎杖は「せいぜい噛み締めろ」の言葉に強く衝撃を受ける。



余談

『宿儺の術式について』
宿儺の領域展開である『伏魔御廚子』だが、厨子とは仏具を収める物入全般を指し、広義には仏壇もこの厨子に入る。その「物入」と言う特徴と、宿儺自身が呪いの王であるという設定から、宿儺の術式とは『様々な術式を蒐集し、扱うことのできるもの』ではないか。と考察されていた。
また、130話で「領域展開後は肉体に刻まれた術式は一時的に焼き切れ使用困難になる」という情報が記述された事も宿儺の斬撃と炎は別の術式なのでは?という考察の裏付けとなった。
一方で、118話の煽りに『万死の厨房』と言う言葉が使われたことから、宿儺の術式が調理なのではないか?と言う考察が俄かに脚光を浴び始めた。
実際、御厨子とは「台所」を意味する言葉でもあり、そもそも、元ネタになった両面宿儺にも料理に関するエピソードがあり、日本一宿儺鍋と言う巨大な鍋も宿儺の地元には存在している。
何よりも、『切断を多用し、火も扱える』と言う特徴に加えて、宿儺の使う言葉の端々には、三枚おろし、味見、飢え等、食事にまつわる言葉が多く、伏魔御廚子が発動した際にも、巨大な口と大量の獣の骨と言う、食事を想起させる描写がある。
尚、作中屈指の最強キャラが使う能力が、『料理』であることについてはギャップで違和感を持つ者もいるかもしれないが、仏教においては地獄で亡者に与えられる苦しみの一つに、鬼(獄卒)によって料理にされると言うものがある。
また、食事とは弱肉強食の言葉がある様に、強い者が生きる為に弱い者を搾取するという比喩表現としても使われる。
この他にも、料理は科学に関係が深かったり、物を食べさせることで願いを叶えるというお呪いが現在でも残っていたり、『人に物を食べさせる』と言うイメージに反して非常に広範囲の解釈が可能な分野である。
その為、考察が正しいかどうかはさておき、料理と言うモチーフは呪術をテーマにしたこの漫画には意外にも相応しい。と、ファンの間では盛り上がっている。
そして、上記の解や捌の発動時に、イメージとして出刃包丁と中華包丁が描かれた為、俄然この説に真実味が出てきた。


『宿儺の興味』
上記の通り傍若無人で唯我独尊な宿儺だが、その興味の対象が非常に偏っている。
基本的に自己中心で、作中でも「己の快、不快のみが生きる指針」と表現されており、気に入らないものがあったらなんでもすぐに斬り捨てている。(言うこと聞かない特級呪霊=虫とか、魂に許可なく触れる特級呪霊とか、ちゃんと土下座しない特級呪霊とか。被害者は後を絶たない。)
宿主である虎杖についてもほぼ関心を持っておらず、「オマエはつまらんな」「はー、うざ」程度にしか思っていない。虎杖が瀕死の重症を負ったときでさえ「下らん。この程度の下奴に負けるとは」としか呟かないほど(なお相手は特級呪物の受肉体)。

しかしたった一人だけ例外がいる。伏黒恵である。
出会った当初はただ殺害する人間の一人としか見ていなかったが、伏黒の命をかけた攻撃を受ける内にその術式に興味を持ち、基本的に全てに無関心である宿儺にしては異常ともいえるほどの執着を見せるようになる。例を挙げると、
「『魅せてみろ!!』と大声で叫ぶ」「死亡した虎杖を、伏黒の近くに居たいからという理由で蘇生させる(伏黒に出会うまで自身の生死すらほかの指があるからと言って気にしなかった)」「初めて伏黒が領域展開したときそれを満足そうに眺める」「仮に周囲を皆殺しにしたとしても伏黒だけ生かすというような趣旨の発言をする」などなど。
夏油傑も、誰かは知らないものの宿儺が誰かを非常に気に入っていることに感づいており、「宿儺にとっての地雷」と表現している。

ただ、単純に興味を持っていたり気に入っていたりするだけではない。
渋谷事変にて伏黒が瀕死の重症を負い意識を失った際、駆けつけた宿儺は治療を施しながら「死ぬな。オマエにはやってもらわねばならんことがある。」と呟いており、直前にも漏瑚に「俺には俺の計画がある」と話していたり協力者と見られる人物に指示を出していたりと、なんらかの目的を持って行動していることは確かである。それは一体なんなのか、そしてどのように伏黒が関わってくるのか。読者には自身の復活が有力視されているものの、全ては未だ謎に包まれている。

なお、余りにも伏黒に執着していたり他とでは態度が違いすぎたりすることを読者にネタにされたりもしている。

そのあまりの執着ぶりから、Twitterでは一部のファンから「宿儺P」と呼ばれている。

またアニメ版第六話で一部の視聴者が「契闊(けいかつ)」を「恵活(けいかつ)」と空耳し、ファンを笑いの渦に巻き込んだ。オタ活ならぬ恵活である。



宿儺は普段は、虎杖の中でボーっとしているらしい。作者曰く、「1000年ボーっとしていた暇つぶしの達人」。たまに虎杖を通じて外の世界をのぞいているらしく、映画修行の時も見たり見ていなかったりしたんだとか。

生前から四本腕・四つ目という異形の容姿ではあるが、真人の術式による改造を除けばそのような異形になる事例は現実にもある。
結合双生児あるいは畸形嚢腫のような、双子で生まれるはずの兄弟が一つの体として生まれる事例である。呪術において、一卵性双生児の双子は一人としてカウントされること、天上天下唯我独尊な性格である宿儺が自分の中に他人がいるというのはまず許すような性分ではないことも考えると、真依が意図的に己の存在を間引いたことで真希の天与呪縛が完成したように、双子の兄弟を殺害することで一本化して異常な強さを得た可能性がある。

関連イラスト

呪いの王
呪術廻戦 両面宿儺


宿儺
宿儺


宿儺
no title



関連タグ

呪術廻戦 両面宿儺 生前宿儺
虎杖悠仁 伏黒恵 裏梅

関連記事

親記事

呪術廻戦の登場キャラクター一覧 じゅじゅつかいせんのとうじょうきゃらくたーいちらん

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「宿儺(呪術廻戦)」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 9451321

コメント