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概要

呪術廻戦』に登場する戦闘技術。術式の最終段階であり、呪術戦の極致
これを習得し自在に使いこなせる者はごく限られている。
術師の中にある術式、生得領域を結界という形で体外に創り出し、そこに他人を引きずり込む技。
発動する際は指で印を組む動作を必要とする。しかし、異形のものたちである呪霊が使用するときは、口腔内に腕を生成して印を結んだり、腹に印を描いたりするというまさに人間離れした発動の仕方をする場合もみられる。
また、ガベルを打ち鳴らす事で発動するという風変わりな物もある。

結界術の一種で「閉じ込める」ことに特化している。
例えるならば空間支配能力的な代物で、発動と同時に術者の周囲の空間が術者の領域へと変化する。
大幅に呪力を消費するが、絶大なメリットが2つある。

1つは、「環境要因による術者のステータス上昇」
領域の中はいわば「術者の精神世界」もしくは「術者の術式の中」であるため、術者は自身の能力をいかんなく発揮できる上、術者が最も行動しやすい、いわばホームグラウンドのような環境になっており、術式の発動が速く強力になる。

もう1つは、「領域内で発動した術者の術式の絶対命中」
領域の中にいるということは「既に術式が当たっている」ことになるため、術式に基づく攻撃は必ず当たる。しかしあくまで当たるだけで、呪力によって防ぐことは可能。

また、その他のメリットとして術式や敵の領域の中和作用がある事が挙げられ、「領域展開への対処法は自身も領域を展開すること」と言われる所以はこの中和作用に由来する。(例を挙げると、ほぼ完璧ともいえる防御力を持つ五条悟の「無下限呪術」であるが、領域内においてはその「無限」すらも中和され、五条本人に攻撃をあてることが可能になる。)

一種の結界術である領域は閉じ込めることに特化した分外から侵入することは比較的容易だが、敵にとってみれば「領域内に入る=死」と同義であり、入るメリットは皆無。

強力な一方でデメリットもあり、前述のように呪力の消費が莫大である。
一度使えば呪力を回復させるのに時間が必要なため、基本的には短時間で何度も使うことはできない。
また、その起動は術式そのものにも大きな負担がかかるらしく、領域を解除した、または領域が消滅した後は術者の術式が焼き切れ、一定時間呪力による術式の使用が困難になってしまう。
(不可能という訳では無く、真人は領域展開後に力を振り絞り自らに無為転変を使用して虎杖と七海から逃げ切る事に成功した。ファンブックによると連載前の設定では領域展開後は術式の使用が不可能という設定だったらしい。)

上記のように呪術における頂点の技として認識されているが、天元曰く昔はスタンダードな技術であったらしい。
理由は現在の領域に見られる『必中必殺』の内、『必殺』の部分を省き『必中』のみに効果を縛っていたためであったが、後の世ではやがて必殺にも拘るようになったため領域を構築するハードルが上がり、使い手が激減したとのこと。
後述の日車の領域は旧式に近い物であり、彼と未完成の伏黒以外の領域展開が非常に高度な術式であることが窺える。

一覧

伏魔御厨子(ふくまみづし)

両面宿儺


術者は両面宿儺
牛のような頭骨に象られた巨大な厨子のある領域を展開する。
建物や車など呪力が無い物に『解』(通常の斬撃)を、人間や呪具といった呪力のある物に『捌』(対象の呪力量や強度に応じて自動で相手を卸す斬撃)を浴びせて領域内のすべてを塵にする。
他の領域展開と異なり、伏魔御厨子は領域によって空間を分断せず、それが「相手に逃げ道を与える」という縛りになる、これによって領域の最大射程は半径200mという規格外の規模となっている。
結界を閉じず生得領域を具現化することは、キャンパスを用いず空に絵を描くに等しき神業とされており、他の領域とは一線を画している。

蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)

漏瑚さんまとめ2


術者は特級呪霊漏瑚
焼けた岩や溶岩で四方八方を囲まれた火山の内部のような灼熱の領域で、並の呪術師なら入った時点で焼死する。
必中効果は溶岩の噴射や落石の命中。

無量空処(むりょうくうしょ)

五条悟


術者は五条悟
宇宙空間を思わせる領域を展開する。
無下限の内側を展開し、相手が知覚し肉体に伝達する情報量を無限にまで増大させることで対象の脳に甚大な負荷をかける。対象は中に入ってしまった時点で、認識を思考に反映させそれを行動に移すことが不可能になる、つまりは何もできなくなってしまう。

自閉円頓裹(じへいえんどんか)

呪術廻戦 真人


術者は特級呪霊真人
縦横無尽に人間の腕が伸び格子のように相手を囲む漆黒の領域を展開する。
真人の術式は「手で触れた者の魂に干渉し肉体ごと形を変える」というものであり、領域の内側はそれそのものが真人の手である。よって、領域内にある魂に瞬時に干渉し、問答無用で変形、相手を即死させることができる。

朶頤光海(だいこうかい)

無題


術者は特級呪霊花御
交流会襲撃の際、虎杖・東堂相手に発動しかけるが五条悟の乱入により中断・逃亡。
後の渋谷事変では後述の領域展延を使用するも、相手が相手だけにまたしても披露する余裕は無く、そのまま作中で一度も領域展開を使用しないまま花御が物語から退場してしまった為、能力は未だに不明。
(名称はファンブックで判明、画像はイメージ)

嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)

領域展開「嵌合暗翳庭」


術者は伏黒恵
液状化した影で埋め尽くされた領域を展開する。
影を無尽蔵に式神に変化させて攻撃したり、影で自分の分身や囮を作って撹乱したりできる。
起首雷同編で習得。
結界としては成り立っておらず、相手を閉じ込める様に展開する事ができない不完全な領域であるが、他の領域展開を中和する事は可能。

蕩蘊平線(たううんへいせん)

ダゴン


術者は特級呪霊陀艮
砂浜と海岸線、青空、森が広がるビーチのような領域を展開する。
”万物の生命の源”である海より、際限なく魚の姿をした式神を湧出させることができる。式神は敵に触れた瞬間に実体化し喰らいつくため、領域の必中効果も相まって避けることができない。

疱瘡婆(ほうそうばあ)の領域展開(名称不明)

術者は「特級特定疾病呪霊」疱瘡神。
墓石が立ち並ぶ暗闇の領域を展開する。
術は3段階に分かれており、左手を右手に打ち付ける事で術が進む。
・1段階目 相手を棺桶の中に閉じ込め拘束される。
・2段階目 墓石が棺桶の頭上から落下し、棺桶を地中に埋葬する。
・3段階目 3カウントが開始され、3秒以内に棺桶から脱出できなければ対象は病にかかって即座に死に至る。
ただし、1人ずつ(領域内の、より呪力の強い者を自動で選択)にしか発動はしない。
3カウント開始までが領域の必中効果の対象であるためカウント終了前に棺桶から脱出すれば無効化される。

誅伏賜死(ちゅうぶくしし)

模写【領域展開】


術者は死滅回游泳者(プレイヤー)日車寛見

敵と自分を取り囲む様にギロチン台が並ぶ領域を展開する。
簡単に説明すると、術式によって刑事裁判を簡易的に再現し、その判決によって相手にペナルティを科す事が出来る能力。

  • ①式神「ジャッジマン」は、領域内の者の全てを知っており(それらの情報は日車に渡された証拠を除き、最初から共有される事は無い)、相手の今まで犯して来た罪状を読み上げて、その証拠を提出する。
  • ②罪状について相手が陳述し、その後、提出された証拠を踏まえて日車が反論する。
  • ③最終的に「ジャッジマン」が六法に基づいて判決を下し、その内容に応じて相手にペナルティが科せられる(例、未成年でありながらパチンコ店に客として入店した虎杖は建造物侵入罪の判決を下され、呪力の発動を制限されてしまった。)
この領域展開に直接的な攻撃能力は無い為、(お互いに暴力を振るう事が出来ない様に制限される)
ペナルティによって弱体化した相手に対して領域を解除した日車が直接的に攻撃を加えるのが基本戦術。

関連用語

生得領域

ざっくり言えば「術者の精神世界」
この生得領域を呪力で現実世界に具現化・展開し、そこに術者の生得術式を付与するものが領域展開である。
(なお五条悟の領域は本人が「無下限の内側」と言っており、生得領域なのか術式の内側の世界なのか明言されていない)

簡易領域

自身の生得領域を具現化して展開し術式を付与する領域展開と異なり、自身の周囲数メートルの範囲に円形の自身を包む、文字通り「簡易な領域」を展開する。 あくまで術式ではなく結界術の一種であるため術式を持たない術者であっても習得は可能。
簡易ではあるものの「領域」であるため、術式や領域の中和作用を持つ。そのため領域展開を持たざる者にとっては数少ない領域展開への対抗手段であり、「弱者の領域」とも称される。
いくつか種類があり、平安時代に蘆屋貞綱によって門弟を守るために考案された「シン・陰流」や、仮想怨霊「口裂け女(仮称)」が使用する「質問に答えるまで互いに不可侵を強制する」といった特殊な効果を持つ簡易領域などが存在する。

領域展延

相手を閉じ込める結界術(例えるなら「箱」や「檻」)である領域展開とは異なり、自身の体表を包む「水」のように領域を展開する。
領域の持つ「術式の中和効果」のみを利用するもので、五条悟のように自身を術式で防御している者に対し自身の攻撃を届かせたり術式に基いた攻撃を防いだりといった事が可能。また領域の必中効果を中和する事もできる。
ただしデメリットもあり、展延中は生得術式を使用できない。

領域展開への対処法

上述のように絶大な効果を及ぼす領域展開であるが、いくつか対処法も存在する。

①呪力で攻撃を受ける
術式は必中ではあるものの、その術式によって放たれた攻撃自体は呪力で防御する事が可能。

②領域外へ脱出する
領域外へ脱出すればもちろん領域の効果は消滅する。
ただし領域は閉じ込める事に特化した結界術としての側面を持つためまず内側から壁を壊す事は不可能であり、さらに領域内と領域外では空間の堆積がまるで違うためそもそも領域の縁を発見する事が難しいなどといった点から領域の対策としてはあまり得策ではない。

③自身も領域を展開する
領域展開を習得した術師であれば、自身も領域を展開する事で必中効果を中和する事ができる。
さらに力量に大きく差がある場合にはその領域を自身の領域で塗り潰す事もできる。(より洗練された術がその場を制する)

④簡易領域の展開
上述の簡易領域を自身の周囲に展開し、敵の領域の術式や必中効果を中和する。
特に、特殊な効果を持たないシン・陰流の簡易領域は、術式が必要な領域展開と違い術式を持たない術師でも使用できるため、領域展開による対処法よりも実行はしやすいものと思われる。ただし、シン・陰流の掟によりその技術は門外不出となっている。

これらの他にも御三家秘伝の「落花の情」と呼ばれる対領域術が存在する。
これは自身の周囲に呪力を漂わせ、敵の攻撃が触れた瞬間にその攻撃に向けて呪力を解放し身を守るカウンター技である。

余談

作中序盤で解説・紹介された技であるにも関わらず、原作16巻・本誌149話の段階で、呪術師側で使えるのは僅かに2名という超稀少な技術である。


関連イラスト

領域展開
領域展開「伏魔御廚子」



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呪術廻戦

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