ピクシブ百科事典

伏黒恵

ふしぐろめぐみ

伏黒恵とは、少年漫画『呪術廻戦』の登場人物である。
目次[非表示]

「少しでも多くの善人が平等を享受できる様に 俺は不平等に人を助ける」

※この項目は単行本未収録のネタバレ情報を含む場合があります。

🐺概要

東京都立呪術高等専門学校の一年で、虎杖悠仁釘崎野薔薇の同級生。
二級呪術師であり、現状一年のなかで唯一単独での任務が許可されている。
父親呪術界御三家のひとつ・禪院家の血筋で、本家本流の子女たちには発現していない禪院家固有の術式を受け継いでおり、才能ある呪術師として将来を見込まれている。

特級呪物である「両面宿儺の指」の回収のため、五条悟の指示で宮城県仙台市の杉沢第三高校に潜入した際、虎杖と出会う。

ちなみに名字のフシグロはイタドリと同じナデシコの仲間の植物。

🦅プロフィール

誕生日12月22日
身長175cmくらい(成長中)
所属東京都立呪術専門高等学校一年
等級二級呪術師
出身地埼玉県
趣味実話系の本を読むこと
好きな食べ物生姜に合うもの
嫌いな食べ物パプリカ
一人称「俺」
イメージソング
  • 宇宙人『白昼夢』
  • Weezer『Island In The Sun』
CV内田雄馬


🐇人物

基本的に冷静かつ生真面目なタイプで、他人には素っ気なく見える態度を示すことが多い。
しかしカバー裏のおまけコーナーや公式ノベライズでは虎杖や釘崎のカラオケや買い物に同行しており、意外と付き合いは良いのかもしれない。
好みのタイプを東堂に訊かれた際、「揺るがない人間性があれば、それ以上に何も求めません」と回答しており、釘崎と禪院真依には好印象を与えていた。

実父である伏黒甚爾禪院甚爾)は御三家のひとつ・禪院家の血筋で、長年の付き合いである五条曰く「(甚爾と恵は)ソックリ」。
実母は幼い頃に他界しており、甚爾の(おそらく内縁の)後妻の子である血の繋がらない姉・津美紀がいるが、現在は呪いを受けて寝たきりの状態となっている。

甚爾は禪院家を出奔して恵を作ったが、恵の実母が死去すると、津美紀の母親と付き合い始めたのち蒸発した。小学校に上がったばかりの恵は、甚爾の資金源として多額の金銭と引き換えに、才能ある呪術師を求める禪院家に売られる筈だったが、同じく御三家のひとつ五条家の出身であり、呪術界で発言力を持つ五条悟がその計画を阻止し、恵が将来呪術師として働くことを担保に高専からの金銭援助を通した。

恵は中学時代、己が将来呪術師となる既定路線に反発していたが、津美紀が呪いに倒れたことで、「幸せになるべき善人が報われないこと」に疑問を抱き、呪術師となって少しでも多くの善人が平等に幸せを享受できるような世界を作ることを決意。
以後、己が幸せとなってほしいと思う「善人」をできるだけ救うために動いており、現状では津美紀と虎杖がその最たる存在となっている様子(逆に「悪人」と思う者に対しては救おうという意思が薄弱である)。

🐘対人関係

虎杖悠仁に対しては、最初に出会った際に己の窮地を救ってくれたことから、彼が処刑対象となった際、「死なせたくありません」「私情です なんとかしてください」と五条に助命を嘆願しており、姉の津美紀と並ぶ「幸せになってほしい善人」として肩入れをしている。
同級生の虎杖・釘崎が何かと己を娯楽に巻き込んでくることを煙たがっているものの、内心はそれほど悪く思っていない様子。

五条悟に対しては、彼のエキセントリックで無神経な言動や行動に長年振り回されていることもあり、はらわたが煮えくり返ることも多いが、なかばその状況を諦めているところがある。しかし幼い頃から援助してくれた存在であり、また呪術の手ほどきを時折受けたり、いざという時は頼れる師匠のような存在でもあることから「一応、恩人です」としている。

呪術高専東京校二年のメンバーについては「手放しで尊敬できるのは乙骨先輩だけ」とのこと。

両面宿儺からは少年院で戦闘して以降、なぜかその術式と生き様を気に入られ、宿儺の「唯一の興味対象」と言われるまでになっているが、本人はそのことを全く知らない。

🐍戦闘

戦闘では自分の影を媒体とした式神を使うが、呪術師本人である伏黒の身体能力もそこそこ高く、式神と連携を取りながら相手を追い詰めていくという戦闘スタイル。
ただし、後述の術式を使えるように両手を常に空けておく必要が出てきたため、近接戦闘がさほど得意ではない。両手を空けたまま武器を持ち歩く方法を見つけてからは、武器も使用するようになった。
戦闘センスは、呪いの王・宿儺でさえ評価するほどに高く、宿儺曰く「虫レベルの特級呪霊相手くらいなら勝ち目はある」とのこと。

🐸術式

「十種影法術」(とくさのかげほうじゅつ)
影を媒介とした十の式神を召喚する術で、禪院家相伝の術式の一つ。
手で影絵を作ることで、対応した式神を出現させることができる。

呪力消費の大きい「満象」を除き、式神は最大で一度に二種呼び出すことができる。
普通の式神より強力な一方、完全に破壊されるとその種は二度と顕現できない。しかし、破壊された式神の遺した術式と力は他の式神に引き継がれる。
拡張術式によって二種類の式神を合体させることも可能。

最初に術者が使えるのは、2匹の玉犬のみ。そこから他の式神を調伏の儀によって召喚し、手持ちの式神を使って倒して手懐けることで、最終的に10種の式神を操れるようになる。

この調伏の儀の終了条件は「儀式参加者が全滅するか、参加者によって式神が倒されること」。
儀式参加者は儀式中にどんな傷を負っても死亡せず、仮死状態という形で戦闘不能となる。これは、術者が死亡して儀式が終了してしまうのを防ぐためと思われる。
そして儀式中に仮死状態になっていた者は、終了条件のどちらかが達成された時点でようやく死亡する。

しかし術者以外の者を巻き込んで儀式を行った場合、式神を倒しても調伏成功とはならず、手懐けることはできない。
また、儀式参加者以外の者が乱入して式神を倒した場合、「参加者によって倒される」という縛りも「式神が参加者を全滅させる」という縛りも満たせず、「そもそも儀式自体が行われなかった」ことになる。
そのため、仮死状態に陥っていた参加者が儀式キャンセル前に傷を治療されていれば、式神が倒れた後で死ぬことはない。

(名前の元になったのは日本神話に登場する十種神宝(とくさのかんだから)と思われ、式神にはそれぞれ対応する神宝らしき紋様がついている。式神の紋様を描く際は元の神宝を参考にするとイメージがつかみやすい)

また影自体を利用することもできるらしく、影のなかに武器を入れて持ち運んだり、影を落とし穴のようにして相手の隙を作ったりなどかなり応用が利く模様。

  • 玉犬「白」(ぎょくけん しろ)
真っ白な犬。両手で犬(狼)の影絵を作ることで呼び出せる。
額には下向きの三角形こと玉三つの紋様がある(道返玉(ちかへしのたま))。
犬らしく嗅覚による呪力の探知機能があり戦闘も可能。
虎杖と釘崎に愛でられたが、特級呪霊によって破壊された以降は顕現できなくなった。

  • 玉犬「黒」(ぎょくけん くろ)
真っ黒な犬。
額に上向きの三角形こと玉三つの紋様がある(足玉(たるたま))。
「白」と同じく嗅覚による呪力の探知機能があり戦闘も可能。
玉犬の影絵は白黒同じなため、二種は同時に呼び出すこともできる。

  • 玉犬「渾」(ぎょくけん こん)
体の一部が白い、巨大な黒犬。
破壊された「白」の術式と力を「黒」に引き継ぐことで生まれた式神。額には二種の紋様がある。
目を剥き牙を剥き、背中の毛は荒々しく逆立つ。
後足で立ち前足の爪で攻撃する様は犬というより狼男に近く、伏黒を抱えて高速で動いて敵の攻撃を回避することもできる。
特級呪霊であり高い防御力を誇る花御にも傷をつけるほどの攻撃力を持つ。

  • 鵺(ぬえ)
骸骨の目の部分を模したような仮面をつけた大きな怪鳥。両手を交差して親指を重ねた鳥の影絵で呼び出せる。
羽毛に覆われているためか紋様は見当たらない。
飛行能力があり、移動手段とする他、帯電した呪力をまとって体当たりを行わせることもできる。開けた場所で呼び出すことが多いが、対象との狭い間に現すことで防壁にすることもできるらしい。

  • 大蛇(オロチ)
名の通り大きなヘビ。霊魂の様な紋様がある(生玉(いくたま))。
片手で作れる蛇の影絵で呼び出すことができ、奇襲攻撃に向く。
戦闘以外の用途は不明。9話で宿儺により破壊されてしまった。

  • 蝦蟇(がま)
カエル。釘崎を口の中に仕舞えるくらいデカい。両手でカエルの頭の影絵を作ることで呼び出せる。
腹部に特徴的な紋様がある(沖津鏡(おきつかがみ))。
舌を伸ばすことで遠くにいる仲間を救助したり、飛び道具を捕まえたり、敵を拘束したりする。

  • 不知井底(せいていしらず)
鵺+蝦蟇。二つの式神を合体させた拡張術式。見た目は羽の生えたカエル。
破壊されても再顕現できるため蝦蟇よりも好んで使用しているが、単体で呼び出した式神よりも小柄で弱い。
また、蝦蟇か鵺のどちらかが破壊されると出せなくなる。

  • 満象(ばんしょう)
模様のあるゾウ。仔象くらいの大きさ。両手で象の影絵を作ることで呼び出せる。
額に特徴的な紋様がある(辺津鏡(へつかがみ))。
鼻から大量の水を出し敵を押し流すなど広範囲攻撃ができる。またその巨体を利用し、相手を押しつぶすことも可能。
調伏したばかりで呪力の消費が激しいため、単体でしか顕現できない。

  • 脱兎(だっと)
白いウサギ。両手でウサギの影絵を作ることで呼び出せる。
攻撃力はほぼないが、一度に大量に呼び出すことができる。数で陽動や撹乱するタイプの式神。


単行本未収録のネタバレ注意!!

























  • 八握剣 異戒神将 魔虚羅(やつかのつるぎ いかいしんしょう まこら)
十種影法術最強にして、歴代十種影法術師の中でこの魔虚羅を調伏できた者はいないという式神。

筋肉質な人型で、猫背ぎみだが身長は伏黒の2倍以上。目に当たる部分には左右2対の翼がはえており、また背には八握剣の紋章のパーツが、右手には剣がついている。

モデルは十種神宝の八握剣と、仏教の守護神である十二神将の摩虎羅大将(摩睺羅伽)と思われる。

作中序盤から幾度か、左腕内側に右手拳を押し当てた上に祓詞らしきものを唱えて呼び出そうとするも中断されていたが、渋谷事変にて、伏黒が呪詛師・重面春太(しげもはるた)に奇襲をかけられ重傷を負い、遂に初使用。
当然伏黒も調伏できていないが、調伏のための戦闘自体はいつでも、さらに複数人で開始できるという特性を利用し、重面春太を巻き込み2人で戦闘の儀式を開始するという形で召喚した。

調伏の儀のために召喚できるが操作はできず、使用者本人も魔虚羅の攻撃対象になるため、魔虚羅の調伏の儀は実質的に自爆技(五条曰く「死んで勝つ奥の手」)である。現に、召喚した直後に伏黒が真っ先に攻撃され仮死状態になった。

五条悟が伏黒に話した内容によると、江戸時代の慶長のころ、十種影法術使いの禪院家当主と六眼無下限呪術持ちの五条家当主が御前試合で死闘を繰り広げた結果、両名ともに死亡していたらしい。
伏黒はその話を聞き、魔虚羅の調伏の儀を利用した道連れと推察。それ以降、六眼無下限呪術使いすら倒せる魔虚羅の調伏の儀を最終手段として使おうとするようになる。

伏黒はこの「いざとなれば確実に相手を道連れにできる」という奥の手に甘んじていたため、「戦いの最中に強くなった少し未来の自分」を信じられず、五条が言うところの「本気」になれないでいた。


右手の剣は反転術式と同様の正のエネルギーを帯びており、呪霊に対して非常に有効である。
指が15本分の宿儺ですら、肉体がなければ一撃で滅ぼされていたと称するほど。

魔虚羅の固有能力は「あらゆる事象への適応」
背中の法輪が回転する度にダメージがリセットされ、さらには直前に受けた攻撃に完璧に対応できるようになる。(ダメージの回復については、「自身の損傷への適応」だと思われる。)

例えば、正のエネルギーの通りが悪い宿儺に対して呪力で攻めるように立ち回りを変更したり、宿儺の不可視かつ強力な斬撃を見切って弾けるようになる。
ただし、一度喰らった攻撃が無効になる訳ではなくあくまで対応できるようになるだけであり、回避できない状態に持ち込まれると斬撃を喰らったりしている(法輪が回れば回復できるが)。
宿儺曰く「最強の後出しジャンケン」。

格闘能力も一級品であり、漏瑚すら触れることが叶わなかった宿儺をただのグーパンでビル3棟分吹っ飛ばしている。

魔虚羅を倒すには、魔虚羅がまだ適応していない初見の攻撃でダメージを与え、回復される前に次々と新しい攻撃を当てる必要がある。
攻撃の威力が高ければ攻撃の種類が少なくても構わないが、宿儺に引けを取らないパワーとスピードとタフネスを誇る魔虚羅に一撃で致命傷を与えられる攻撃は少ない。
かと言って、攻撃の威力が低ければそれだけ多くの攻撃手段を持っていなければならない。

なかなかの無理ゲーである。


余談だが、いままでのまだかわいさが見られた動物の式神から、急にムキムキな武神が出てきたことに衝撃を受けた人がいるとかいないとか。
また、対峙した宿儺さんの伏黒に対する好感度が爆上がりしたことは言うまでもない。(本人は仮死状態だが・・・)

🌑領域展開

死地に直面した伏黒が自らの定石を捨てたことにより編み出した、呪力を持つ者にとっての最大の大技。

  • 嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)

地面を広く暗い影が海のように埋め尽くす巣窟のような結界。
影が次々と無尽蔵に式神に変化し、鵺や蝦蟇を何匹も召喚している描写がある。
また、伏黒が自身の術式について解釈を広げた結果、影で分身を作り出したり、相手の影の中から飛び出して玉犬(渾)で不意打ちするなど、さらに応用が利くようになった。
不完全な領域であり、呪力の衝撃波で影を吹き飛ばされることもあったが、その舞台は特級呪霊をも翻弄した。
必中効果は「無条件で相手の影の中に身を潜められること」と思われるが、現段階ではまだ定かではない。

関連イラスト

伏黒くん
式神×伏黒


惠惠~
呪術らくがき


伏黒恵
嵌合暗翳庭



関連タグ

呪術廻戦 式神 十種神宝
虎杖悠仁 釘崎野薔薇 五条悟
伏黒津美紀 伏黒甚爾 両面宿儺

関連記事

親記事

呪術高専東京校 じゅじゅつこうせんとうきょうこうこう

兄弟記事

pixivに投稿された作品 pixivで「伏黒恵」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 10004189

コメント