※注意
この項目は単行本未掲載話も含む内容です。
背景情報も含め、呪術廻戦最新刊28巻以降に関する極めて重大なネタバレが含まれます!
原作、本誌未読、及び単行本派の方はブラウザバックを推奨します。
また、概要や結末を含め、この記事の編集をされる際はネタバレに関して十分に留意し慎重に記載してください。
概要
人外魔境新宿決戦とは、二人の最強による呪術戦を火蓋に切った、呪術師vs呪詛師の戦い。
永き呪い合いに雌雄を決する、文字通りの決戦であり、『呪術廻戦』の最終章である。
開戦は第223話から。
どちらが真の最強かを決める、かつてないほどの激戦の果てに、熾烈を極める戦いは幕を開けた。
そう、最強同士の究極の呪術戦は、開戦の狼煙に過ぎなかった……
かつて最悪の呪詛師が引き起こした大規模呪術テロの地の一つとなった新宿を舞台に、最強の親友の命日である12月24日に行われた。
渋谷事変・死滅回遊同様、この決戦がそうなのかは不明だが、少なくとも原作者が過去のインタビューで答えた「『呪術廻戦』の3つある山場の1つ」に含まれる事は間違いないだろう。
登場人物
宿儺サイド
高専サイド
- 五条悟
- 虎杖悠仁
- 禪院真希
- 狗巻棘
- パンダ
- 乙骨憂太
- 秤金次
- 星綺羅羅
- 日下部篤也
- 伊地知潔高
- 家入硝子
- 新田新
- 三輪霞
- 西宮桃
- 庵歌姫
- 楽巌寺嘉伸
- 猪野琢真
- 冥冥
- 憂憂
- 脹相
- 日車寛見
- 髙羽史彦
- 鹿紫雲一
- 来栖華&天使
- 甘井凛
- シャルル・ベルナール(乙骨に協力)
外野
各戦闘一覧(単行本未収録のネタバレ注意)
vs両面宿儺
“史上最強”、“完全無欠”とまで謳われる呪いの王。
彼との戦いは本誌の煽り文でもレイド戦と表現され、五条だけでなく高専側の術師や協力者達(正確には、一定以上の実力者で死んでも良いと覚悟している者)の総力戦で宿儺により器にされた伏黒恵の救出、そして日本の行く末と人類の存亡をかけた戦いに臨む。
- 一回戦 “現代最強”五条悟
先陣を切ったのは現代最強の呪術師・五条悟。いきなりの頂上決戦となった。庵歌姫、楽巌寺嘉伸、伊地知潔高らの協力のもと、200%まで引き出された無下限呪術の奥義「虚式茈」による開幕の狼煙が上がる。
術式、結界術、反転術式。これまでの呪術戦で見られた技能をフル活用させた、両者一歩も譲らない一進一退の勝負が繰り広げられる。
その結末。
- 二回戦 “雷神”鹿紫雲一
五条に続いて参戦したのは、宿儺とのタイマンを渇望する400年前の術師・鹿紫雲一。
命懸けの術式を解放した全力の鹿紫雲を相手に、五条との戦いで体力を削られた宿儺は「神武解」を裏梅から受け取るも大ダメージを負ってしまう。しかし受肉の変身による完全顕現を果たす。
鹿紫雲の次は、虎杖と日車のタッグ。さらに途中で脹相、日下部篤也、猪野琢真といった1級呪術師やそれに匹敵する実力者が一斉に出陣。今際の際に日車寛見が五条悟にも並ぶその才能を光らせた。日車のカバーとして冥冥や西宮桃、そして憂憂に星綺羅羅が後方役として参加している。
- 四回戦 “現代の異能”乙骨憂太&虎杖悠仁
続いて虎杖と、早急に要件を済ませて蜻蛉返りした乙骨の新旧主人公の二人。
乙骨の領域「真贋相愛」を舞台に、かつて“呪いの女王”と称された乙骨の式神「リカ」も交えた3対1で宿儺に挑む。
- 五回戦 “鬼人”禪院真希
乙骨の領域の破壊に気を取られた宿儺を、真希が背後から奇襲する形で始まる。呪術の才において対極的な位置にいる二人の勝負。全てを捨て去ったその肉体の極致に宿儺は最も食指を動かす。黒い光は微笑む相手を選ばない。
彼女のサポート兼カバー役で、日下部と猪野も奮闘する。
- 六回戦 “最強の1級術師”日下部篤也
五条、鹿紫雲、日車、乙骨、虎杖、脹相、猪野、そして真希すら退けた宿儺に、腹を括った日下部がまさかのタイマン勝負。
五条を含む高専の猛者から、最強の一級術師と推される実力と技術を、刃と共に呪いの王へ振るう。
丁度1年前に大規模呪術テロを起こした夏油一派、その双璧であったミゲルとラルゥも家族を弔うために参戦。
まだ戦える高専術師も次々と復帰し、宿儺へと食らいつくが宿儺の呪力は更に数度黒く光る。そしてラルゥの援護の元、迸る黒い閃光と共に、遂に虎杖悠仁が覚醒する…。
- 八回戦 虎杖悠仁&猪野琢真
「黒閃」を決めた虎杖がついに覚醒。御廚子の術式を引き出し、当然のように黒閃を連発し呪いの王に迫る。猪野も先輩として、何より同じ術師を尊敬する者として的確なサポートを見せる。
- 九回戦 虎杖悠仁&“超親友(ブラザー)”東堂葵
覚醒した虎杖の呪いの王に迫る戦闘力、最早意のままに放つ黒閃の連続により「小僧ぉっ!!」とかつて無いほどに激昂し、とうに表情からは余裕が消えた宿儺。ついに追い詰めた…と思いきや、宿儺は三度の黒閃により領域展開が復活。虎杖、猪野、脹相、そして三輪達は簡易領域でなんとか不完全な伏魔御廚子を耐え切った。しかしここに来て宿儺の最終奥義「竈(カミノ) 開(フーガ)」が解禁され、再び絶体絶命の危機に陥る高専術師達。
兄・脹相が自分を庇い戦死し、竈の凄まじい業炎と爆発の余韻により、仲間の安否が分からず、再び心が折れかけた虎杖の元へ推参したのは、なんと前線から退いたと思われていた東堂だった。
兄からブラザーへとバトンが渡され紡がれた戦いが繰り広げられる。
- 十回戦 “最強の亡霊”
虎杖と東堂の連携に手を焼いた宿儺は領域の発動を試みる。
しかし刹那、手ずから葬った男の亡霊を見た。その正体は……
「すまんな!!ナメてたよ!!そこまで出来る奴とは思わなんだ!!」
狗巻の協力のもと亡霊は宿儺の領域の破壊に成功する。がしかし…
最強の亡霊の活躍により宿儺の領域は再び崩壊。東堂は来栖&天使と領域の残骸を入れ替え「邪去悔の梯子」で宿儺を追い詰める。しかし3人は宿儺によって離脱してしまう。魂の境界を断つ解を使って虎杖は着実に宿儺を追い詰めるが、仲間達が次々と倒れ、遂に残る高専術師は虎杖のみとなる。
一方の宿儺は数回の黒閃により遂に反転術式の出力を取り戻す。
当たらなければ意味がないと言い切る宿儺に対して、虎杖は土壇場で「絶対に技が命中するあの呪術戦の極致」を会得する。
- 決着
両者は領域内でのやり取りを経て最後の決戦に臨む。思わぬ援護に助けられる虎杖、そして…
場外戦
vs宿儺の裏で行われていた戦い
五条との戦闘後、タイマンを望む鹿紫雲に対し宿儺の加勢に向かう裏梅を秤が妨害する形で開戦。秤は領域展開「坐殺博徒」で早速当たりを引いて絶好調のスタートを切った。
死滅回游終了に向け、黄櫨を含む複数の泳者を殺害し始めた羂索。そこへ現れた刺客はまさかの髙羽。函館…ではなく岩手県の御所湖結界で行われた、全ての黒幕・羂索とのまさかの一騎打ち、もう一つの頂上決戦。持ち前の面白さ?で羂索を笑わせる事はできるのか!?
余談
呪術戦の極致とも言える決戦の幕開けであり、五条vs宿儺戦から既に、双方の術式である無下限呪術や今の宿儺が新たに獲得した術式は勿論のこと、領域展開・領域展延・反転術式・簡易領域・落花の情・黒閃など今まで描写されてきたあらゆる技術が総動員されており、作中設定を複雑に応用した戦法・攻略を双方が行う集大成となっていた。
五条・宿儺、両名の戦いの最中は虎杖や乙骨など他の高専メンバーや協力者一同で、冥冥の黒鳥操術の烏による観戦をリカの体内でしていた。
その後、鹿紫雲に続く形で、一部を除く全員での総力戦となる。
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