※当記事は「呪術廻戦」単行本17巻に当たる148話~152話のネタバレを取り扱っています。 未読の方、アニメ派の方は閲覧注意です。
概要
これだけ置いていくわ あとは捨てなさい
呪力も何もかも私が持っていってあげるから
……一つだけ約束して
「全部壊して」
「全部だからね」
「お姉ちゃん」
『呪術廻戦』第148話から第152話において描かれた禪院真希と禪院真依に起きたあまりにも救いのない悲劇。
余談
- サブタイトルの由来である諺の意味は「物事を行うときの準備が完全なこと」。また故事成語の「葦を啣む雁」は遠くへ旅立つ渡り鳥が、枯れ葦を口にくわえて飛ぶ事に由来する。
- 扇の「当主になれなかったのは娘達が出来損ないだからだ」という言い分は作者の「直毘人が当主になれたのは単純に呪術師として強いから」というコメントと、そもそも直毘人が当主に就いたのは真希と真依が産まれるより前であるという事実から見ても、完全な筋違いである。
- 151話(参)の終盤の直哉の死亡フラグの立ち方は「仲間が壊滅状態なのに気にもかけない」「いきなり出てきて相手にナメた口を聞く」など完全にあの人と一致しており、Twitterでは「直哉死す」がトレンド入りするという異例の事態が起こっている。
- 単行本17巻では様々な加筆修正(下書きの加筆や真希の負傷した目の位置など)が行われている。その時の巻末コメントは「何事もなかったかのように」。
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