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概要編集

怪我病気、生まれつきなどの原因を問わず片目だけが見えない状態。傷を隠すために眼帯包帯サングラスなどを着けている場合が多い。


「隻」は、対であるべきものが片方しかない状態を指す漢字で、サイクロプスのように元々眼が一つしか無いものは「単眼」という。


他に、幅広い片目の視覚障害を表す言葉として、眇(すがめ)がある。


隻眼の人物・キャラクター編集

実在人物編集

  • 岩崎卓爾明治時代昭和時代の気象学者・生物学者。台風の観測中に、飛んできた石が当たって右目を失明。)
  • 夏侯惇三国時代の武将。呂布討伐の戦中、流れ矢に左目を撃たれた。演舞ではその眼球を抜き取り食べたとも言われるが、創作である可能性が高い。)
  • 鎌倉権五郎景正平安時代後期の武将、源義家の配下。後三年の役で右目を矢で射られて失明するも奮戦。歌舞伎「暫」の主人公として有名だが、本作では両目共ににある。)
  • 樹木希林女優。網膜剥離によるもの。眼球自体はある。また視力が回復したという噂もある。)
  • 小泉八雲(明治時代のイギリス系日本人文学者。少年時代の怪我で左目を失明している。眼球自体は存在した。)
  • 斎藤朝信(戦国時代の武将、上杉謙信の配下。軍記物「甲越信戦録」にて隻眼の記述がある。)
  • 伊達政宗(戦国時代の武将。天然痘で右目を失ったとされる。後世、「独眼竜」の異名をつけられると共に刀の鍔を眼帯にしていたとされたが存命時はそう呼ばれてもいないし眼帯もつけていない。)
  • タモリ日本タレント。小学生の頃の外傷によるもの。眼球自体はある。)
  • デヴィッド・ボウイイギリスのミュージシャン。喧嘩が原因で左目を失明。眼球自体は存在し、オッドアイでもある。)
  • 鉄門海(江戸時代の僧。江戸で悪質の眼病がはやっているのを見て、自らの左眼球を刳り抜き、湯殿山大権現に捧げたという。遺体は即身仏となって山形県の注連寺に遺る。)
  • ハンニバル・バルカ(古代都市国家カルタゴの将軍。疫病で左目を失明。)
  • ピーコ日本コメンテータータレント。悪性黒色腫の治療で左眼球摘出。その後は義眼を入れ、さらに薄く色の着いた眼鏡をかけている。)
  • ピーター・フォーク俳優刑事コロンボ主演。義眼を着用しており、馬鹿にした相手に怒って外した義眼を相手に投げつけたと言うエピソードもある。)
  • 平山五郎幕末新撰組隊士。いつ頃かは不明だが、花火事故で左目を失明。)
  • フィリッポス2世(古代マケドニア王。アレクサンドロス3世の父親。右目に矢を受け失明。)
  • 双葉山(第35代横綱。5歳の頃に何者かが吹いた吹き矢によって右目を失明。)
  • ホレーショ・ネルソン(18世紀から19世紀のイギリス海軍提督。コルシカ島での戦闘の際に右目を失明、更に後年には右腕も失っている。)
  • 前田利家(戦国時代の武将。1560年前後に負傷で片目の視力を失ったという説がある。)
  • 松本智津夫テロリストカルト教祖。生まれつき片目が見えない。)
  • 柳生十兵衛(江戸時代初期の剣豪。若い頃、父・宗矩との稽古中の負傷で左目を失ったとされるが、当時の記録に隻眼だったとするものは無く、後世の創作という可能性が高い。)
  • 山本勘助(戦国時代の武将。こちらも明確な資料に乏しく、後世の創作である可能性がある。)
  • ワイリー・ポスト(アメリカのパイロット。1926年に左目を失明したが、世界一周最速記録を2度更新した。)

架空のキャラクター編集

一部ネタバレあり注意!















関連イラスト編集

葬と恋_センシティブな作品


関連タグ編集

 視覚障害

片目 欠損 単眼 眼帯

盲目(両目とも視力を失った状態)

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