概要
月刊少年エース(角川書店、現在のKADOKAWA)にて2006年3月号から2011年2月号まで連載された。全12巻、外伝2巻。
2010年1月にオリジナルストーリーによるPSP用ゲーム『未来日記-13人目の日記所有者-』が、12年4月に同作リメイク『未来日記_13人目の日記所有者RE:WRITE_』が発売された。
2011年10月から翌年4月半ばにかけてTOKYOMX、テレ玉、千葉テレビ、tvk、三重テレビ、岐阜放送、サンテレビにてアニメが放映された。アニメーション制作はアスリード。全26話。なお、放送終了が4月半ばになったのは、いわゆる年末年始の特番体制にぶつかったうえ、3月にもう一度放送を休んでしまったため。
ヒロイン・我妻由乃を主役に、最終回後の話を描いたOAD同梱コミックス『未来日記リダイヤル』が2013年7月末に発売。
2012年4月から6月にかけて、実写ドラマ『未来日記 ‐ANOTHER:WORLD‐』がフジテレビ系列局(ただしテレビ大分除く)にて放送された。全11話。主題歌は柴咲コウのANOTHER:WORLD。
ストーリー
周囲に対して常に傍観者の立場を取っていた内向的な中学二年生・天野雪輝は、自分の妄想の中に住まう神『時空王デウス』から、身の回りで起こるであろう未来を90日間分だけ予知するという日記を授かる。
最初は自分の空想だと気にかけていなかったが、次第に本当に未来が記されていることに気付く。
日記の予知をフル活用して立ち回り、「まるで解答用紙に答えが書いてあるかのような人生」を満喫する雪輝。
しかしそんなある日、日記に表示されたのは自分が殺される未来と『DEAD END』の文字。
突然の事態に戸惑う雪輝の背後に現れたのは、不敵な笑みを浮かべるクラスメート・我妻由乃だった。
その未来が事実だと言う由乃、そして自分の命を狙う別の男の存在。
こうして雪輝は訳の分からないまま、デウスの殺人ゲームに巻き込まれて行く‥‥
登場人物(※リンク先ネタバレ注意)
※実写ドラマキャストを追加して下さい。
メインキャラクター
デウス・エクス・マキナ/(CV:若本規夫)
日記所有者
火山高夫(3rd)
豊穣礼佑(5th)
春日野椿(6th)
上下かまど(8th)
月島狩人(10th)
ジョン・バックス(11th)
平坂黄泉(12th)
PSP用ゲーム『未来日記 -13人目の日記所有者-』での日記所有者
霧崎あざみ(13th)
『ゲーム』の概要とルール
- 主催者である「神」デウスにより選ばれた12人がプレイヤーとして参加する。
- 参加者にはそれぞれ『未来日記』が与えられ、それを武器に他の日記所有者と殺し合う。
- 所有者が死亡した、日記を破壊された、もしくは主催者側に『ゲーム』を放棄したと見なされた場合、その所有者は脱落となる。
- 他の所有者の情報は与えられず、日記などを頼りに自力で見つけなければならない。
- 『ゲーム』を途中で降りることはできず、それに繋がる可能性のある行為は全て禁止されている。また、主催者側に『ゲーム』を放棄したと判断された場合、その所有者は消滅する。
- 部外者に『ゲーム』や日記に関する情報を伝える事は禁止されておらず、本来無関係な人間に協力を仰いだり、逆に危害を加えてもルール上は何ら問題ない。ただし、これらはあくまで『ゲーム』上の話であり、犯罪を犯せば警察に追われる等、行動の結果に伴う実社会上の責任は当然生じる。
- デウスの住む『因果律大聖堂』は往来自由であり、『ゲーム』に関して不明な点があればいつでも彼に問い合わせることが可能である。
- ルールの説明や質問への回答などで他の所有者と遭遇することがあるが、その時は正体が分からぬよう、互いにシルエット姿となる。また、『因果律大聖堂』内で他の所有者を害することはできない。
- 『ゲーム』を勝ち残った最後の一人をデウスの後継者として次の「神」とする。
『未来日記』の特徴
- 日記には90日先までの未来が予知され、1日経過すれば新たに1日分補充される。
- 日記の多くは携帯機器の形をしているが、所有者によって詳細は異なる。
- 予知はそれぞれの日記が持つ独自の特性や法則に基づいて行われ、同じ出来事に関する予知でも日記によって内容が全く異なる。ただし、どのような日記でも最低限『DEAD END』と主催者側からの通知は表示される。
- 誰かが日記に表示されている未来を知った上でそれと異なる行動をとった場合、その影響を受けた予知の内容が書き換わる。その場合、日記に未来が書き換わる独特のノイズが生じる。
- 所有者がどう行動しても死を免れるのが困難になった場合、『DEAD END』の文字が表示される。これを『フラグが立つ』と言い、これが表示された所有者はわずかな奇跡に賭けて逆転を狙うしかない。
- 日記を失うことはその所有者自身の未来を失うことと同義であり、日記を破壊された所有者は消滅する。
ちなみに
かつてTBS系列にて放送されたバラエティ番組『ウンナンのホントコ!』内での同名の恋愛ドキュメンタリー企画とは無関係。こっちの未来日記は日記に記された内容を出演者がその通りに行動しなければならないといった内容であり、無論殺し合いも行わない。
関連イラスト
関連タグ
未来日記100users入り 未来日記500users入り 未来日記1000users入り 未来日記5000users入り
仮面ライダー龍騎・・・・作風がにている。