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フジテレビ

ふじてれび

東京都港区台場に所在し、間東広域圏を放送対象地域とするテレビ単営局。地上アナログで親局8ch、地上デジタルでリモコンID8である。
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解説編集

局名フジテレビジョン
英名Fuji Television Network, Inc.
設立1957年11月18日
開局1959年3月1日
地上波テレビ 放送対象地域関東広域圏
地上波テレビ 系列FNN/FNS(フジテレビ系列)
地上波テレビ 親局東京
地上デジタル リモコンID8
地上デジタル 親局物理チャンネル21ch
地上デジタル コールサインJOCX-DTV
地上アナログ 親局チャンネル8ch(廃局)
地上アナログ コールサインJOCX-TV(廃局)

この放送局は東京お台場にある関東広域圏を対象、かつキー局であるテレビ局、正式名称「フジテレビジョン」。


かつては新宿区河田町に社屋があったが、1997年3月10日に現在のお台場へ移転。移転してから程なくして河田町本社は解体された。また、CS放送を行っている「フジテレビNEXT」を運営している。


特徴編集

「楽しくなければテレビじゃない」がキャッチコピー。


バラエティ番組においては1980年代のひょうきん族(オレたちひょうきん族)、とんねるず(とんねるずのみなさんのおかげですとんねるずのみなさんのおかげでした )、1990年代のごっつ(ダウンタウンのごっつええ感じ)、ウッチャンナンチャン(ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!、ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!)、1990 - 2000年代のめちゃイケ(めちゃ×2イケてるッ!)などに代表される、悪ノリや妙な力の入れ方には定評があった。


アニメではサザエさんの放送期間の長さは異常。他に鉄腕アトムマジンガーZゲッターロボ大空魔竜ガイキングレモンエンジェルドラゴンボールONEPIECEちびまる子ちゃんデジモンアドベンチャーや、もやしもんあの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。を始めとしたノイタミナ枠、現在6期まで製作されたゲゲゲの鬼太郎等のアニメを放送している。その一方で、2000年代前半はフジテレビの深夜アニメのひどい扱いが問題視された→(詳細はフジテレビ深夜アニメショックを参照。)ノイタミナ枠設定は、これがキッカケであったりする(都市伝説レベルの話になるがノイタミナ以前に深夜アニメがマトモに放送されないことを憂慮し、20 - 22時台に若者向けアニメを編成する案もあったが実現しなかった、といわれる。)。


政治思想面では産経新聞系列同様に政府寄り保守派であるが、韓国保守派との反共同盟の伝統故に、反共よりも反朝鮮半島のネット世論とは対立関係にあり、過去には大規模なデモも起こっている。


歴史編集

開局から1980年頃まで編集

1959年開局。

新宿区河田町に本社ビルが建てられ、当初は3階建ての局舎であった。なお本社機能は千代田区有楽町の精糖会館内に置かれ、ニッポン放送1962年まで同居し、その後河田町に移った。

フジサンケイグループ会議議長であった鹿内信隆の影響で反共色が強く、「母と子のフジテレビ」と題した健全な娯楽路線であったため存在感は薄かったが、日本初のテレビアニメ「鉄腕アトム」や、「マジンガーZ」などの名作を送り出した。

当初系列局は数局しか無かったが、1968年から1970年にかけてのUHF局開局ラッシュに合わせてそれらのUHF局に系列加盟を要請し、結果、JNNNNNに匹敵する放送ネットワークとなり、後述の黄金期が地方にも波及する下地が整えられることになった。


黄金期編集

その後軽チャー路線若者女性向けのフジ路線を築いたのは鹿内春雄日枝久、そして労働運動に関わって左遷されていた横澤彪である。日枝が編成局長に就任した1980年に従来の「母と子のフジテレビ」に変えて「楽しくなければテレビじゃない」をキャッチコピーに据え、バラエティ中心の視聴者の笑いを取れる番組を打出しすことで一躍民放トップに躍進。後に他民放局もこれに追随することとなった。


鹿内春雄のカリスマと指導力と日枝の知恵のコンビは1981 - 1993年のフジテレビ第1次黄金時代を築いたが、1988年4月15日に春雄は42歳の若さで急逝、その後父の信隆が代表に就任するも、1990年に春雄の後を追うように逝去。その後、信隆の娘の夫・佐藤宏明を養子へ迎え、会長に就任。宏明は先代以上の中央集権的な組織とワンマン経営を構築しようと目論んだものの、これに反発した日枝等反宏明派がクーデターを決行、1992年7月21日に宏明を失脚させ、日枝は会長に就任する(序でに宏明のワンマンさとお台場への新局舎移転による資金難が引き金となり元系列局の離反を招いたといわれている)。


しかし、結局日枝は宏明の目指した独裁的な経営手法を受け継いで経営の実権を握り続け読売新聞渡邉恒雄と並んでマスコミ界では最も長期にわたって影響力を及ぼした人物となった。これにより局の上層部は日枝の息のかかったイエスマンで溢れかえり、局内で自由闊達な企業運営ができなくなるという弊害をもたらすことにもなった(これが後の局の凋落の一因となる)。


1990年代は日本テレビの猛追を受けるも、1997年に本社を港区お台場の新局舎移転で再逆転(河田町旧本社はその後フジテレビ新宿分局舎となるも、最終的には全て解体された)。斬新な本社に加え、「踊る大捜査線」などでお台場の都会的イメージを作り上げ、2000年代は「トリビアの泉」などの名番組で第2黄金期を迎える。そんな中、当時絶頂期の堀江貴文ニッポン放送とフジの株式関係に目を付け、ニッポン放送買収による経営権掌握を仕掛けたが、何とか凌いだ(厳密にはソフトバンクグループも交えての業務提携という形に落ち着いたが、翌年に堀江貴文の証券取引法違反に伴うライブドアショックが起きたため事実上白紙となった。なお、堀江は後年、買収騒動の際に様々な妨害があったことを告白しており、ライブドアショックも、堀江の動向を快く思わなかった勢力による陰謀だったのではないかとする見方もある)。


ここまでは黄金時代を打取って来たフジテレビであったが月日が経つ中で黒い噂やスタッフ達の不満をメディアに暴露する機会が増え、徐々に暗雲が漂い始めていた…


暗黒時代の到来編集

2000年代後半編集

2000年代前半にも、2002年冬に放送された東映アニメーション版「Kanon」などに悪影響を及ぼした『フジテレビ深夜アニメショック』や、2003年の「27時間テレビ」で笑福亭鶴瓶が起こした開チン事件と同年夏に「ワンナイR&R」で発生した『王シュレット事件』といった暗雲を感じさせる騒動はいくつかあったが、2006年夏に当時売れっ子だった極楽とんぼ山本圭壱の不祥事による引退(後に復帰)をきっかけに、いよいよフジテレビの人気に翳りが見え始めた。

これにより、山本が出演していたバラエティ番組や出演コーナーは立て続けに放送終了が相次ぎ、出演予定だったドラマも放送見送りとなり、山本の影響はフジテレビに大きな波紋を起こした。また、以前から山本は一般女性とのトラブルや素行不良を頻繁に起こしていたのにもかかわらず、フジテレビは保身の為にそれを細かく公にはせず、同時に山本に対して何かしらの処罰すら与えず、平然とTV出演させ続けていた事に世間からの疑念が相次いだ(見てわかるように、これは後の中居正広の女性トラブルに端を発した騒動とまったく同じような状況であり、このことからも企業側のリスク管理が機能不全を起こしていたことや、それを改善しないまま今に至るまで放置し続けていた杜撰さがうかがえる)。


そして、2007年冬に系列局である関西テレビによる捏造データが発覚した『あるある大辞典納豆騒動』以降、さらなる不穏なムードが立ち込め、2008年には当時現役だった浅田真央を目の敵にしていたのか、彼女が転倒した時のパネルを用意して笑い物にしたり、彼女が優勝した際は「キム・ヨナの方がCMの本数で勝ってるからキム・ヨナの方が上」とも受け取れる報道をしたことで視聴者から顰蹙を買い、2009年秋には「ONE PIECE」のオープニングテーマに「クイズ!ヘキサゴン」のユニットを起用し、当時の本編とは全く合っていないミスマッチな曲調と作詞を担当した島田紳助の原作へのリスペクトに欠けた発言により多くのアニメファンの反感を買う事となった。


2010年代編集

2010年代に入ると事態はさらに悪化。特に2011年は東日本大震災が発生し、その影響で列島は自粛ムードになっていた。これがフジテレビの得意とする軽チャー路線伝統と完全に噛み合わず、同年以降は軽チャー系譜にある「笑っていいとも!」を始め、「はねるのトびら」、「爆笑レッドカーペット」、「ライオンのごきげんよう」、「とんねるずのみなさんのおかげでした」、「めちゃイケ」等の長寿バラエティ番組が次々と打ち切りになった(いわずもがな、どれもかつて一世を風靡した人気バラエティ番組ばかりである)。

中でもこのとんねるずナインティナインらお笑い第三世代及び第四世代のフジテレビバラエティからの撤退は大きな痛手となり、その後のバラエティ番組は第六世代以降の芸人にバトンが引き継がれるようになっていったが、彼らは下記の様な安定した視聴者層を取り入れる事はできず、この頃になると従来フジテレビが得意にした若いティーン層から支持されるバラエティはYouTuberに移り始めており、もはや時代遅れと称されるまで低迷していた。

これら以外にも、2011年夏の系列局である東海テレビ制作の「ぴーかんテレビ」が不謹慎テロップを表示した事で打ち切りに至った所謂『セシウムさん騒動』や島田紳助の裏社会関係者との交流が発覚した事による芸能界引退に伴う「クイズ!ヘキサゴン」の放送終了、2013年秋の「ほこ×たて」のやらせが発覚した事による打ち切り等がある。


また、この頃のフジテレビは政治報道も保守というよりネオリベラル化し、娯楽番組も韓流ドラマやK-POPに傾倒していくことになるが、これにより今度は逆に昔からの右派層の視聴者が離れてしまい、新しい視聴者は寄り付かないという二重苦の状況になっていた。

高岡蒼甫も自身のTwitterで「うちら日本人は日本の伝統番組求めてますけど。取り合えず韓国ネタ出て来たら消してます」とフジテレビを韓国贔屓偏向であると批判し、これに乗っかった2ちゃんねるニコニコ動画のユーザー達がフジテレビへの抗議のデモ活動を起こす事態にまで発展した他、それに対するナインティナインの岡村隆史の「嫌なら見るな」という発言がフジテレビ幹部の発言と混同されてしまい、右派層の視聴者によるフジテレビ離れがさらに加速する事となった。

これらに加え、「バイキング」のワイドショー化と坂上忍パワハラモラハラとも取れる過激な司会や「めちゃイケ」のオーディション形式による新メンバー追加とプロデューサーに就任した明松功半ば強権的な内容編成に対する批判や不満の声は多く、2016年冬にはめちゃイケ新メンバーの1人でもある三中元克の降板を巡る騒動をきっかけに、フジテレビの間でスタッフによる杜撰な対応や出演者に対するパワハラ同然の行為などが明らかとなり、次第にフジテレビの裏の顔や黒い噂などが出回る様になった事で、世間はフジテレビからさらに離れる様になった。

また、「バイキング」の度重なる放送時間の拡大により、前述の「ごきげんよう」や東海テレビ制作の昼ドラ枠だけでなく、午後のワイドショーで近年は視聴率を上昇していた「直撃LIVEグッディ!」まで打ち切ってしまった。


2016年のSMAPの解散を皮切りに、TOKIOのメンバー離脱、の活動休止等と当時ジャニーズ事務所に所属していた主要グループの解散や活動休止が相次いだ事で「SMAP×SMAP」や「VS嵐」、「TOKIOカケル」等のジャニーズ冠番組が立て続けに放送終了となり、2019年には吉本興業所属芸人らによる闇営業問題が発覚した事で、宮迫博之田村亮などの闇営業に関わった芸人達が出演していた番組が立て続けに放送休止が相継ぎ、その波紋はフジテレビのみならず、系列局である関西テレビにも広まる事態にまで発展した。その後、宮迫以外の芸人達はテレビ復帰を果たしたものの、それ以降の吉本興業に対する世間からの評判は悪化の一途を辿り、吉本芸人メインのバラエティ番組の視聴率は更に低下し、結果的に終了してしまうケースが相次いだ。


2020年代編集

2020年には新型コロナウイルスの感染拡大に伴い政府から緊急事態宣言が発令された事で4月からのドラマ、バラエティの新番組等が立て続けに放送休止を余儀なくされ、その間は過去の再放送や総集編を放送する等でカバーせざるを得ない状況が続いた。さらにその影響で志村けんのコロナ感染による急逝や2022年の上島竜兵の自粛生活に於ける心身不全による自殺に伴い、最後の要でもあった「志村けんのバカ殿様」や「志村けんのだいじょうぶだぁ」等のドリフ関連不定期特番も終了せざるを得なくなり、1980年代の昭和時代から続いたコントを中心に披露する古参冠バラエティ番組やネタ見せ番組も完全に消滅した。

さらに、出演者の1人である木村花の自殺とその発端となった誹謗中傷を巡るやらせ疑惑騒動によりネット配信のみだった「テラスハウス」が打ち切りとなり、放送開始当初は一風変わった内容で久々の好評を得ていた「99人の壁」も数回に渡って解答権のないエキストラを参加させ、頭数合わせをしていた事が発覚し、翌年秋に不定期放送となり、後に事実上の打ち切りとなった。


2022年からネクストキャリア支援希望退職制度による早期退職を実施(その中には明松功、片岡飛鳥も立候補して退社)によるベテランスタッフ減少と「ポップUP!」関係者自殺未遂が発覚するなど製作規模を狭めかねない新問題が新たに浮上。そのこともあってか、同番組は極度の視聴率不振に喘いだ結果、12月に速攻で打ち切りとなり、2023年に後継番組として始まった「ぽかぽか」も視聴率1%以下の数字を叩き出す下落の道を平行し、ドラマでは月9の低迷が続き、伝統のトレンディドラマ路線を諦めて刑事ドラマ中心に移行するなど、2020年代以降はドラマやバラエティから安定しなくなり、低視聴率、高コスト製作費に加えてコンプライアンスによる監視下が厳しくなった事から昔のような過激な番組制作が難しくなり、制作・放送を断念するなど、バラエティ番組制作は黄金期の昭和時代と比べて極端に縮小化されている。

また、「27時間テレビ」も視聴率下落に歯止めがかからず、2020年から2022年まで3年間の放送休止を余儀なくされ、ゴールデン帯には生き残っていた「スカッとジャパン」、「VS魂(VS魂グラデーション)」、「林修のニッポンドリル」の終焉と「あしたの内村!!」、「オドオド×ハラハラ」、「トキタビ」などの新レギュラー番組の約1年経たずでの打ち切りも目立つようになる。


そして「めちゃイケ」の放送終了後に中居正広、三中元克、光浦靖子が番組に対する不満や当時語られなかったスタッフによるやらせ・隠蔽工作などを各メディアで暴露。

さらに、2024年には以下のような番組制作や報道を巡る問題が大量に噴出した。


以上のように、先述の通り若年層を中心にある程度の結果を出しているコンテンツも出てきてもいるとはいえ暗黒期から抜け出せない苦しい状況が続いていた


そして、2025年……


低迷の要因は?編集

2014年12月第5週(同年12月29日 - 2015年1月4日まで)ではゴールデン・プライムタイムの視聴率がテレビ東京に抜かれ史上初めて民放最下位を記録した。加えて、2015年1月4日には史上初めて全日でも最下位となり、2023年11月も最下位。更に、2024年4月~6月は開局以来初めての1クール(3ヶ月)単位の視聴率が最下位に転落した。

最早1980年代以降の絶好調振りが嘘か幻かと疑う程の停滞状況と言える


これらの低迷の要因として、日枝久取締役相談役(元会長)の独裁染みたワンマン運営、保守的な企業風土(実際、現在のフジテレビの取締役の平均年齢は72歳と全民法テレビ局中最高齢であり、時代に取り残された一番の原因はここにあるとみて間違いない)、企業として明確なヴィジョンを掲げずかつての黄金時代に酔いしれた杜撰な経営を続けてきたこと等を指摘する声がある。


これについては、昭和時代から続いている「楽しくなければテレビじゃない」というキャッチコピーが一種の免罪符になっていたのではという指摘もある

このキャッチコピーは本来「視聴者が楽しいと思えるテレビ番組を作る」という意味だったはずが、次第にそれが「楽しいテレビ番組を作らなければならない」という他局との競争心へと曲解されていき、いつしか「楽しいテレビ番組を作るためなら何をやっても構わない」=「人を傷つけたり、蔑んだりしても面白ければ構わない」という独善的な姿勢に繋がっていった可能性があるのである。

そうした目的の為なら手段を択ばないスタンスは、良くも悪くもおおらかな時代であった昭和~平成の中頃にかけては問題はなかったのだろうが、時代の流れと共に人々の見方や価値観というのは変わっていくものであり、今の時代では最早フジテレビの求める「楽しさ」と現代社会の求める「楽しさ」との間に明らかな乖離が生じていたのである。他局は時代の流れに合わせてその流れに相応しいクオリティで番組を制作しているのに対し、肝心のフジテレビは過去の栄光から離れなれない一心からなのか、はたまたそのことに気付けなかったのか、「番組をとにかく作り続ければいつかはまた視聴者から振り向いてもらえるはずだ」と漫然とした意識で昔ながらの古臭いの方針で番組の制作を続けた結果、時代遅れの内容ばかりで視聴者から完全に飽きられてしまったのである。


番組がタレントの人気任せになっていた面も多く、番組がタレントとほぼ一蓮托生の関係になっていたことも低迷の原因として挙げられる。もし、不祥事を起こしたり死去する等してそのタレントを起用できなくなった場合、その番組を継続させることは難しいだろう。実際、吉本の闇営業問題や志村けんの急逝、ジャニーズ事務所内のゴタゴタといった不運な出来事が重なったという事情もあったとはいえ、2010年から2020年代に打ち切られたバラエティ番組のいくつかはこの事例が当てはまる。

もしもタレントのネームバリューに頼らないバラエティ番組を制作できる力が残っていたのならこんなことにはなっていなかった可能性もあるが、今のフジテレビにはもはやそうした番組制作能力すら失われていたということなのだろう。

また、タレントの冠番組が多いということは、タレントとのコネを維持し続けなければならないということでもある。このために、フジテレビでは編成部主催の芸能人への接待が慣例化していたとされる。この接待には局内の女子アナも動員されていたとされ、この悪しき慣習が後々局の存続が危ぶまれる程の大問題を引き起こすことに繋がるのである。


社員の中にも、「いっそあの時ライブドアに買収されていた方が良かった。その方が経営陣も若返り、時代に即した番組作りやネットも活用した新たなメディア戦略・経営ができていた可能性もあり、今よりもまだマシだった可能性もある」という意見も出ていたという。

本当にライブドアに買収された方が良かったかはともかく、外部から新たな人間を招聘し、日枝体制の下長年培われてきた悪しき企業風土を是正しない限り、フジテレビの再生の道は非常に困難を極めることは間違いないと言える。


復調の足掛かり編集

危機的な状況あるフジテレビであるが、もちろん悪い事ばかりでもなく、バラエティのみに囚われずに現在も続いている番組も数多く、「めざましテレビ」の視聴率も相変わらず好調で2018年から5年連続で同時間帯1位を獲得している。

一部のドラマではTVerでのドラマ配信では毎度とてつもない再生数を叩き出し「年間AVOD三冠」を達成したり、受賞作を獲得したドラマなど、色々好成績を残す場合も僅かながらある。

近年は日本テレビ・TBS同様、コア視聴率を優先する傾向にあり、2020年代はドラマの当たり外れが激しくなった事で以前のような安定はなくなった反面、バラエティ番組においては「呼び出し先生タナカ」、「新しいカギ」、「千鳥の鬼レンチャン」では安定した視聴率を獲得している(ただ前者2番組については当初「抜き打ちテスト」の酷似や「劣化版めちゃイケ」と言われるほど世間からの批判は多かった)。


また、アニメ関連では前述の「鉄腕アトム」以来、数多くの人気作を世に送り出しており、60年代から続いている「サザエさん」や90年代から続いている「ONE PIECE」等の長寿アニメは未だに健在であり、「ちびまる子ちゃん」も一時期放送を終了していたものの、後に放送を再開し、2025年現在も続いている。また、「ドラゴンボール」や「ゲゲゲの鬼太郎」は終了後も続編が多く制作されており、更には2020年からフジテレビ系列に移行してきた「鬼滅の刃」シリーズも劇場版での大ヒットを受けて、深夜放送にも拘らず、老若男女から高い評価を受けている。


その為、2020年代前半時点でのフジテレビの唯一の冠はアニメ番組のみとなっているのが現状である。今後、局の再建を図る上でも、これらが非常に重要なコンテンツとなっていくであろうことは言うまでもない。

持株会社及び関連編集

2008年10月1日に当時の「株式会社フジテレビジョン(旧)」を「株式会社フジ・メディア・ホールディングス」に商号変更、地上波テレビジョン放送事業を始めとする現業一切を新設会社たる完全子会社「株式会社フジテレビジョン(新)」に放送免許共々承継し、持株会社傘下に納める形で放送持株会社制へ移行した。これにより、日本における「放送持株会社」という概念を在京局の中で最初に具体化した。ただしこの会社、放送どころか産経新聞などの新聞メディア、扶桑社などの出版メディアも持つ実質総合情報持株会社となっている。


関連放送局にBS放送を行っているBSフジと、本来親会社であったラジオ局であるニッポン放送などが存在する。また、仙台放送は連結子会社となっている。

また、ラジオ局である文化放送はフジテレビ設立に関わり、現在でもフジ・メディア・ホールディングス株主となっている。


忘れがちであるが東京ヤクルトスワローズの株主で放送権を所有しており、ヤクルトが優勝する可能性ある試合は予定を1週間先伸ばしにして放送する場合がある。2015年では日本シリーズでヤクルトホームゲームとなる3 - 5戦目が放送された。

また過去には横浜大洋ホエールズ(現:横浜DeNAベイスターズ)の球団株式も当時の親会社を通じて保有していたものの、野球協定違反を指摘された後、球団を保有することとなったTBSまたはDeNAへ売却したと思われ、現在では保有していない。


番組一覧編集

ドラマ編集

バラエティ編集

アニメ編集


報道・情報編集


その他編集


スタジオ編集

お台場・FCGビル編集

東京都港区台場2-4-8

1997年より稼働。

ゆりかもめ沿いにあるフジテレビ本社ビル。丹下健三設計で、日本放送局本社ビルでは最大。お台場のシンボル。低層階に主なスタジオがあり、高層階はオフィスタワーとメディアタワーに分かれている。両タワーは何本もの連絡通路で結ばれている。2つのビル間には直径32mの球体があり、外装はチタンで作られている。

16のテレビスタジオがある。中でも3FにあるV4スタジオは本社ビルで最も広い300坪。

スタジオ以外にも、見学室・展望スペース・番組関連のショップがあり、一般人が入れるエリアが多くある。球体には展望室があり2007年に「はちたま」の愛称がついた。

稼働当初はニッポン放送も有楽町本社建替えに伴って間借りしていたが、2004年9月の工事竣工に伴い、有楽町へ再移転している。

ちなみに、とある映画で盛大に破壊される予定だったが、局側がNGを出したために隣に架空の建物を用意してそちらを壊すことにしたという逸話が残っている(これに関しては後述の笠井アナウンサーがイベントにて「その節はうちの局が大変申し訳ございませんでした」と当時の制作関係者に対して冗談交じりに謝罪している)。ただアニメでは『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が一部か全壊を計5回やった他、『デジモンアドベンチャー』でも破壊されており、アニメでは話が別なようだ。


  • V1スタジオ(3F・100坪)
    • 『とくダネ!』『直撃LIVE グッディ!』などで使用。
  • V2スタジオ(3F・150坪)
    • 『Mr.サンデー』『週刊フジテレビ批評』『ゲームセンターCX』(フジテレビTWO)『THEわれめDEポン』(フジテレビONE)などで使用。スタジオドア入口の色は黄色。
  • V3スタジオ(3F・120坪)
    • 『BSフジLIVE プライムニュース』『BSスーパーKEIBA』(以上BSフジ)などで使用。過去には『ごきげんよう』『新・週間フジテレビ批評』スタジオアルタ改修工事の際に『笑っていいとも!』がここから生放送された。スタジオドア入口の色は緑。
  • V4スタジオ(3F・300坪)
    • 大型多目的スタジオ。スタジオドアの口の色は青。河田町時代の第6スタジオ同様、『初詣!爆笑ヒットパレード』『27時間テレビ』『FNS歌謡祭 第2夜』『FNSうたの夏まつり』『THE MANZAI』『IPPONグランプリ』『ENGEIグランドスラム』などの特別番組が放送される。それ以外にも『ジャンクSPORTS』『Love music』などに使用。また吉本興業主催で関西テレビ後援イベント『R-1ぐらんぷり』の決勝会場としても2009年第7回大会より使用。『R-1グランプリ』では「カンテレ」ロゴ入りスタンドマイクを使用。
  • V5スタジオ(3F・210坪)
    • 『ワイドナショー』『梅沢富美男のズバッと聞きます!』『FNS歌謡祭 第2夜』『FNSうたの夏まつり』などで使用。スタジオ入口のドア色は紫。
  • V6スタジオ(6F・100坪)
    • 平日午前10時台の番組(現・『ノンストップ!』)『BSフジLIVE プライムニュース』(BSフジ)などで使用。
  • V7スタジオ(6F・70坪)
    • BSフジ番組などで使用。
  • V8スタジオ(メディアタワー9F・90坪)
    • スポーツニュース『S-PARK』と『めざましテレビ』(『めざましどようび』含む)などで使用。
  • V9スタジオ(メディアタワー12F・100坪)
    • ニュース専用スタジオ。『Live News』各番組(『Live News days』『Live News it!』『Live News α』)、『日曜報道 THE PRIME』『FNNニュース』のセットが常設。かつての『めざましテレビ』『めざましどようび』『ニュースJAPAN』は報道センターと向き合い、それ以外の番組は報道センターに背を向けて放送。
  • V10スタジオ(メディアタワー14F・17坪)
    • インターネット放送のホウドウキョク24でニューススタジオとして使用。
  • VGスタジオ(メディアタワー18F)
    • 主にフジテレビONE・TWO・NEXTオリジナル番組で使用。
  • VFスタジオ(メディアタワー12F)
    • 主に『BSフジニュース』で使用。
  • めざまスカイ(24F球体展望室「はちたま」内)
    • 『めざましテレビアクア』で使用。

青海・湾岸スタジオ編集

東京都江東区青海2-3-23

1・6Fに4つずつのスタジオがある。1FにはMがつくスタジオがあり、バラエティ・音楽番組などで使われる。6FにはDが付くスタジオがあり、ドラマで使われる。お台場本社とは光ケーブルなど大容量双方向回線で結ばれている。

  • M1スタジオ(313坪)
  • M2スタジオ(313坪)
  • M3スタジオ(201坪)
  • M4スタジオ(201坪)
  • D1スタジオ(318坪)
  • D2スタジオ(319坪)
  • D3スタジオ(204坪)
  • D4スタジオ(204坪)

その他編集

  • 大手町取材センター(千代田区大手町)-大手町周辺の取材拠点として、東京サンケイビルにある。経済系ニュース取材拠点。中継用簡易スタジオがある。
  • 国会記者会館(千代田区永田町)-政治ニュースの取材拠点。会館周辺には首相官邸などがある。オフィス内に中継用簡易スタジオがある。
  • 東証アローズ(中央区日本橋兜町東京証券取引所)- 東証アローズの一角にあるメディアセンター内に設けられたミニスタジオで、フジテレビ専用ブースから中継可能。市場を管理するマーケットセンターシリンダー部全体が見渡せる。

かつてのスタジオ編集

  • 新宿支局
    • 新宿区市谷仲之町にあり、旧河田町本社直ぐ傍にあった。元々は子会社・共同テレビジョンの建物で簡易スタジオがあった他、中継車も常駐していた。2009年に廃止され解体。
  • 河田町本社
    • 新宿区河田町にあった。1959年3月1日 - 1997年3月9日までフジテレビ本社であった。局舎はメインビル、タワービル、グランドスタジオの3つの建物があり、メインビルとグランドスタジオは地下1階地上4階建て、タワービルは地下2階地上13階建て、入口にはそれぞれの建物へのルートを示す看板があった。
    • 1959年の開局時は第1 - 5スタジオ含むメインビルが建っていたが、1968年2月には第6スタジオ含むグランドスタジオ棟とメインビルの第7・第10スタジオ、1969年には第9スタジオ含むタワービルが完成した。
    • お台場のFCGビルが着工した翌年の1994年から、解体担当鹿島建設がアスベスト調査を行い、FCGビル移転から5日後の1997年3月15日にフジテレビ旧本社ビル解体作業が開始、1998年3月31日に工事が完了した。

主なアナウンサー編集

とにかくOB・OGも含めて、良くも悪くも個性的な面々が揃っている。その代表的な社員を紹介。

  • 露木茂
  • 小林大輔
    • 夜のヒットスタジオコーナー「コンピューター恋人選び」でモグラのお兄さんで名を売り、1970年代の芸能番組エース的存在だった。
  • 逸見政孝
    • FNNスーパータイム」初代キャスター。夕やけニャンニャンとのクロストークでその話術を見出される。
    • 「管理職になるよりも現場に向き合いたい」と退社した後は、担当番組がことごとく高視聴率を獲得する人気司会者として在職時以上の名声を獲得するも、人気絶頂の矢先に胃がんを患い、輝きを放ったまま1993年に早世した。
  • 須田哲夫
    • フジテレビ入社前は子役として芸能活動を行っていた事があるという。
    • 「3時のあなた」のアシスタントや「おはよう!ナイスディ」の初代司会を務め、露木茂と共に数多くの歴史的事件に立ち会った、アナウンサー界の重鎮。2019年に退社。
    • 役員待遇であるため、定年退職後もフジテレビに在籍し、71歳まで局アナを全うした人物である。また、須田の在籍48年という記録は民放の局アナ内でも未だ破られていない。
  • 堺正幸
    • 東北新幹線を始め、JR東日本特急車内放送でお馴染みであるが、関西の杉本清と並ぶ関東競馬実況界のレジェンドでもある。
    • ニュース番組や競馬中継など何でもこなせるオールラウンダー。通称「ミスター有馬記念」。
  • 福井謙二
    • 自身が過去に担当した番組から、自称「実況の鉄人」。2013年定年退職。また、フジテレビアナウンサーとしては珍しく定年退職まで局アナを全うした人物である。
  • 山村美智子(退社後は山村美智
    • オレたちひょうきん族コーナー「ひょうきんベストテン」司会者(初代ひょうきんアナ)。
    • 津田塾大学在学中はミュージカル集団・東京キッドブラザーズに在籍したことがある。そのせいか、1985年にフジテレビを退職し、暫くフリーアナウンサーを務めた後女優に転身している。
    • フジテレビ在籍中の1984年に同じフジテレビに在籍していたドラマ・映画プロデューサー宅間秋史と結婚したが、2020年12月に死別してしまった。
  • 向坂樹興
    • 主に大相撲、プロ野球、競馬などスポーツ実況を担当。1987年おはよう!ナイスデイの司会者に抜擢される。
    • 叔父はNHKアナウンサー後相撲ジャーナリスト・向坂松彦であり、「日本大相撲トーナメント」では甥(実況)・叔父(解説)コンビを組んでいたことがある。なお、2020年3月末に定年退職した。前述の福井同様、フジテレビアナウンサーとしては珍しく定年退職まで局アナを全うした人物である。
  • 吉沢孝明(退職後は吉澤孝明
  • 寺田理恵子
  • 長野智子
    • オレたちひょうきん族コーナー「ひょうきんベストテン」司会者(三代目ひょうきんアナ)。
    • 商社マンの男性との結婚を機にフジテレビを退社した。その後2000年4月から2020年9月までテレビ朝日で様々な番組を渡り歩きつつニュースキャスターを務めた(2004年から2020年9月までテレビ朝日と専属契約)。
  • 三宅正治
    • めざましテレビ』の元メインキャスター(めざましテレビを2024年に勇退した)。現在の役職は役員待遇。なお、役員待遇であるため、定年の免れ60歳を超えた現在も現役の局アナである
    • 日本ダービーを実況したくてCXを志望した強者。競馬にて数多くの名台詞を残す。
    • また、出身地が出身地故に広島東洋カーププロ野球日本一の瞬間を放送席で拝み、絶叫したい、というのも志望理由であるが、こちらは流石に実現していない。
    • 新人時代は日本航空123便墜落事故レポーターとして現場へ立ったことがある。
    • 古舘伊知郎卒業後のF1日本グランプリの実況を任され、1999年まで務める。また、92年モナコGPでのアイルトン・セナvsナイジェル・マンセルの歴史的名勝負を実況した一方、その2年後の94年サンマリノGPでのセナ死亡事故を目撃、涙ながらに報じた。
  • 軽部真一
    • 三宅正治・長野智子・永麻理と同期入社で、めざましテレビ』のエンタメ担当。かの有名な蝶ネクタイがトレードマーク。三宅と同様に現在の役職は役員待遇。また、三宅と同様に役員待遇であるため、定年の免れ60歳を超えた現在も現役の局アナである
  • 永麻理
  • 笠井信輔
    • 長年「とくダネ」のサブキャスターを務めた。社内きっての映画通(年間130本以上)で、特に『ゴジラ』シリーズの大ファンとして有名であり、自身も映画作品や短編作品に何度もゲスト出演している。2019年に退社。
  • 長谷川豊
    • 笠井の後輩で、こちらも「とくダネ」のキャスターを務めていた。
    • 局内のアナウンサーの立場の低さを問題視するような発言を度々していた事や、ライブドアによる買収騒動の際に堀江氏を擁護するような立場を取ったこともあって上層部から煙たがられ、ニューヨーク支局へ異動という名目で左遷させられた挙句、さらにそこでやらかした会計ミスから横領を疑われてアナウンサー職を解任され、著作権関連部門へ異動となった。このことに反発して2013年に自主退社している。
    • 現在は経営者・コンサルタントとして活動する一方、自身が体験したこと等を元にメディアや政治の裏側を語る講演活動や、YouTube番組への出演等も行っている。また、「既にフジテレビ側に対してわだかまりはない」としており、社内の後輩とも連絡を取り合ってアドバイスを送ったりしているようである。
  • 塩原恒夫
    • 趣味の映画鑑賞で培ったボキャブラリーを生かした、競馬やF1等での独特の口上から、通称「ポエマー」。サイレンススズカの故障事故発生時に発した実況が今も有名。
    • 競馬やF1のみならず、ゴルフやフィギュアスケートやとんねるずのみなさんのおかげでしたコーナー「全落選手権」実況でも知られる。
    • 後にBSフジに一般職兼務のアナウンサーとして出向、ここで初担当となる野球実況を担当後2022年に退社。
  • 中井美穂
  • 河野景子
    • 1994年退社。貴乃花(花田光司)の元妻。同期・有賀さつき、八木亜希子と共に「フジ3人娘」と呼ばれた。
  • 青嶋達也
    • フジ3人娘」と呼ばれた有賀さつき・河野景子・八木亜希子と同期入社。
    • 欧州サッカーや競馬のウザ過ぎる実況で有名。しかし競馬短距離レースでは人間離れした早口で混戦を処理するのが得意で、他アナウンサーも太鼓判を押している。語彙力も豊富で数々の迷実況と名実況を残している。人呼んで「アオシマバクシンオー」。現在の役職はスポーツ担当の局次長待遇
    • また、迷実況が多い為、ネット民にネタにされがちだが88年入社のアナウンサーの中では唯一、現役のフジテレビアナウンサーである。また、前述の通り役職はスポーツ担当の局次長であり、役職的にはかなり偉い人である。また、爆笑ものまね紅白歌合戦では長年ナレーションを務めている。
  • 有賀さつき
    • 同期の河野景子、八木亜希子と共に「フジ3人娘」と呼ばれた。
    • とある番組で、旧中山道きゅうなかせんどう)を「いちにちじゅうやまみち」とボケたことを取上げた際、うっかり「きゅうちゅうさんどう」と読んでしまうという大失態をやらかしてしまう。このことがキッカケで漢字に真剣に取組むようになり、遂には漢字検定準1級を取得するまでとなった。
    • かなり波乱の人生を送った末、2018年1月30日死去。52歳の若さであった。
  • 八木亜希子
    • 「FNNスーパーニュース」や「めざましテレビ」のアシスタントを務めた。同期・河野景子、有賀さつきと共に「フジ3人娘」と呼ばれた。
    • 退社した現在も「明石家サンタ」などを引続き担当。
  • 長坂哲夫
    • 主にサッカー、F1、野球などスポーツ実況を担当。
  • 福原直英
    • 大学生時代にtvkテレビの情報番組「おしゃべりトマト」の司会を務めており、青嶋はこちらでも後輩の関係。アナウンサーとなる夢が叶った後の「おしゃべり~」最終回には他局番組ながらゲスト出演した。
    • 競馬番組司会や凱旋門賞の実況で力を付け、平成最後の日本ダービーで初のダービー実況を勝ち取る。偶然にもその際の勝利騎手は松尾翠の夫(福永祐一)。
    • 2022年退社。その後は競馬番組で知り合った武豊の個人事務所に所属している。妻は濱田典子
  • 伊藤利尋
    • めざましテレビ』の現メインキャスター。『ネプリーグ』の天の声、『VS嵐』→『VS魂』→『相葉マルバツ部』の天の声、『IPPONグランプリ』進行役。現在の役職は情報担当の局次長ゼネラルアナウンサー待遇
    • フジテレビの看板アナとして高い評価を得ている反面、器用であることが災いし、様々な帯番組のメインキャスターやサブ司会をたらい回しにされている事でも有名でもある。 また、メインキャスターを務めた『知りたがり!』や『みんなのニュース』や『サキヨミ!』 や『世界HOTジャーナル』など短命に終わる事も少なくなかった。
    • なお、先輩アナウンサーの三宅正治からは日本のアナウンサーの中で3本の指に入るほど、実力あるアナウンサーと評されている。
    • あまり知られて無いが、『めざましどようび』の初代メインキャスターである
    • あまり知られて無いが、『バイキング』の初代アシスタントである
    • 大塚範一に代わり『めざましテレビ』のメインキャスター代理を務めたが、局の判断で先輩アナウンサーの三宅正治がメインキャスターに就任することになり、大塚と共にめざましを降板した。なお、2024年にメインキャスターとしてめざましテレビに復活した(勇退した三宅正治の後任)。

  • 桜井堅一朗
    • 早稲田大学では野球部に所属していた事があり、「プロ野球ニュース」、「K-1 GRANDPRIX」、「すぽると!」、「笑っていいとも!」、「情報プレゼンター とくダネ!」、「DAIBAッテキ!!」、「THEわれめDEポン」などのスポーツ、情報、バラエティ番組を担当。スポーツ局スポーツ制作プロデューサー在職中の2021年4月30日に死去。
  • 高島彩
    • CXの看板として活躍。通称「アヤパン」。2010年に退社。現在はフリーアナウンサーとして他局でも活躍している。
  • 森本さやか
    • フジテレビ入社前はモデルとして芸能活動を行う。現在は他の部署に移動。
  • 高橋真麻
  • 倉田大誠
    • 『めざまし8』情報キャスター。かつては『めざましテレビアクア』のメインキャスターや『プライムニュースイブニング』のメインキャスターや『直撃ライブグッディ!』のメインキャスターも務めた。
    • 現在の役職は副部長真夏の大冒険の名実況でも知られている。
  • 平井理央
    • フジテレビ入社前はアイドルとして芸能活動を行い、おはガールを歴任。
    • 退社後は再度芸能活動を再開している。
  • 松尾翠
    • 陸上自衛隊陸将を父に持つ軍事一家の出で、こちらもTVK情報番組大学生レポーター出身。後に福永祐一と結婚。2013年に退社。

  • 榎並大二郎
    • 『すぽると!』のメインキャスター。かつては『バイキング』の進行役や『イット!』のメインキャスターなども務めた。役職は主任。フジテレビきっての筋肉アナウンサーとしても有名。

  • 加藤綾子
    • 榎並の同期。『めざましテレビ』メインキャスターや、『ホンマでっかTV』のアシスタントを担当。2016年退社。退社後もフジテレビの夕方ニュースの『ライブニュースイット』のメインキャスターを担当するなどした。
  • 立本信吾
    • 『ライブニュースdays』のメインキャスター。かつては『めざましテレビアクア』のメインキャスターや『とくダネ!』のMCなどを務めた。役職は主任
  • 生田竜聖
    • 『めざましテレビ』のキャスター、『めざましどようび』のメインキャスター。俳優の生田斗真の弟。兄が芸能人である事を伏せてフジテレビのアナウンサー試験を受けた経緯を持つ。
  • 永島優美
    • 父は元サッカー日本代表にして、『スーパーニュース』の元スポーツキャスターである永島昭浩。かつては『めざましテレビ』のメインキャスターや『めざまし8』のMCを担当した。現在は育休中。
  • 宮司愛海
    • 現在は『ライブニュースイット』のメインキャスター。過去にはスポーツ番組のメインキャスターや昼間のニュースを務めていた。
  • 井上清華
    • 現在は『めざましテレビ』のメインキャスター、『ホンマでっかTV』の2代目進行役
  • 竹俣紅
    • フジテレビ入社前は将棋女流棋士(初段)・タレントであり、2019年3月31日限りで棋士引退・将棋連盟を退会後はタレントとして芸能活動を行う。現在は『ライブニュースイット』の金曜キャスターを担当。
  • 原田葵
    • フジテレビ入社前は欅坂46でアイドルとして芸能活動を行う。現在は『めざましテレビ』のキャスターと『ぽかぽか』の木曜日進行を担当。
  • 渡邊渚
    • 2020年入社、2023年に何らかの重大なトラブルに巻き込まれて体調不良に陥り、翌年に退社している。退社に至った経緯やその後の動向などで、良くも悪くも注目を集めてしまった人物である。
    • 退社後はフリーアナウンサーとして活動する一方、グラビア本も出している。

余談編集


  • 同社で放送されたアニメの中には現本社社屋が壊される作品(デジモン、こち亀など)もある。

  • 1984 - 2009年まで、ビジネスジェット機を所有していた(もっとも、所有者名義は産経新聞ではあったが実質フジテレビのものであった)。

  • フジテレビで1980年代初頭に流されていたという放送開始映像「愛のメッセージ」は今日に至るまで発掘されておらず、幻映像として放送開始・終了映像マニア間で伝説的な存在となっている。

  • 河田町時代、都営新宿線曙橋駅付近の「あけぼのばし通り商店街」はいわばフジテレビの城下町とまで揶揄され開局後は「フジテレビ通り」として有名な全盛期は1万人は歩いていた活気溢れる観光地的な商店街であった。飲食店が多く、フジテレビ関係者が良く利用していた。だが、この商店街はほぼフジテレビに依存していたような形であったため、お台場移転が決まった際は商店街は騒然となり事実、移転後は衰退まで陥った。テレビ局の移転が地域経済に影響を及ぼした形である。「フジテレビ通り」の看板はフジテレビ番組「さよなら20世紀」で爆破され残っておらず、唯一フジテレビが河田町にあった名残りは案内石柱が僅かに残っている程度である。


  • NHKで放送中のチコちゃんに叱られる!は元々フジテレビで放送する予定だったが、当時のフジテレビは番組内容よりも出演タレントを重視する方針を取っていたこともあって面白くないと上層部に一蹴され、その計画は頓挫してしまった。しかし、諦めきれなかったスタッフは企画をそのままNHKに持っていった所、面白そうと快く引き受け、今やすっかり人気番組と化した。この番組はよく「NHKよりも民放番組のノリに近い」と言われることが多いが、理由はこうした事情がある為。
    • 元アナウンサーの長谷川豊氏によると、この番組に限らず、フジテレビ側が難色を示した企画が他局に持ち込まれたことでブレイクした事例は結構あるとのことで、長谷川氏は「勿体ない」と嘆いている。

関連タグ編集

テレビ局 (日本テレビ テレビ朝日 TBS テレビ東京 フジテレビ)

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スプリングステークス


キー局としての系列局編集

FNNを参照。


関連する項目編集

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