概要
邪神アリスフィーズが生み出した六祖の一人で、全ての淫魔の祖であるとされる大妖魔。
「バビロンの大淫婦」と謳われる伝説的な大淫魔。
女神イリアスが六祖の中でも特に嫌悪している存在である。
OVA版では、作中の黒幕として登場。
『もんむす・くえすと! ぱらどっくすRPG』では、邪神アリスフィーズが聖魔大戦に完全勝利した並行世界の六祖の一角で、淫魔三姉妹の直接の上司にして母として登場。
戦闘能力
史上最強の淫魔として絶大な力を持ち、世界を丸ごと搾り尽くせるとされる搾精能力に、淫気を用いた洗脳術は中章でグランゴルドを陥落させた玉藻さえも遥かに凌ぐ。
また、側近にして娘の淫魔三姉妹の代名詞的能力であるサイコや、リリスが聖魔大戦でのみ使用した「塵風」なども元々魅凪が得意としていたものである。
フィジカル面こそ他の六祖に譲る面はあるものの、実は格闘技を得意とする六祖屈指の武人でもあり、格闘だけでも同格以上の相手と渡り合うなど戦闘ポテンシャルは並外れている。
人物像
かつては思うがままに男を搾り殺して回る貪欲で冷酷な恐るべき淫魔だったが、現在は男を搾っている最中ですら峻厳に己を律することができる強靭な精神力を得て、支配地域では平等な統治で人魔を問わず信頼される名君として、沙蛇と並ぶ人格者となった。
六祖でも「話の通じる三人」の一人として沙蛇や玉藻と共に魔界の統治を支えており、何かと衝突の多い二人の仲介役のような立場に立っている。
争いは好まないが、根が武人なので強者との決闘を好み、時に容赦なく敵を屠ることも厭わない。
現在のような格闘の達人となっているのは、妖魔より肉体的には遥かに劣る淫魔でもそれを乗り越えられることを目標としているため。最終奥義「天地開闢拳」は六祖最強の肉体を持つ沙蛇でも倒せることを目指して編み出した。
無論、これは沙蛇に対する敬意から来ているのだが…それを知らない沙蛇は「我は魅凪の恨みを買っていたのか…?」と苦悩する羽目に。
その絆
並行世界における創造主。
他の六祖。
側近にして娘。