概要
イネ科植物のマコモの葉を乾燥させ粉末にしたものを湯船に溶かした風呂のこと。入れると湯船が真っ黒になるのが特徴である。
背景
12月18日、インスタグラムに、以下のコメントが添えられ、一つの動画が投稿された。
うちのお風呂は、1年半お風呂のお湯を変えておりません。
そのコメントと共に投稿された動画には、そのお風呂の様子が映っていたが、お風呂は"ドス黒い色"(これは、マコモ湯独自の色...だと信じたい)をしており、到底、人が入るような見た目をしていない。
そのインパクトからか、インスタグラムの当該投稿には、5.9万いいねが付いた。
その後、Twitter(X)ユーザーにも目を付けられ、先ほどの構文とともにネットミームとして広まった。
注意
アトピー性皮膚炎に効果があるとされているが科学的な裏付けはない民間療法である。また湯を交換する必要がないともされているがこれにも科学的な裏付けはない。
そもそも、マコモ湯であるとかどうとかともかく1年間お湯を変えてない風呂は汚い。
たまに、ニュースで「温泉旅館で基準値を超えるレジオネラ菌が確認」といったものが散見されるが、レジオネラ菌は家庭内の風呂でも発生する。お湯を入れ替えないとレジオネラ菌が増殖するリスクもあがる。なお、循環ろ過などではレジオネラ菌の増殖を防ぐことが出来ない参考。当然ながら、マコモ湯にはこのレジオネラ菌を増殖を防ぐという効果は(科学的には)ない。
関連タグ
プラシーボ効果:「マコモ湯で体調が良くなりました!!」と言っている人はこれの可能性が高い