説明
2014年9月に、新潟県を本部とする乳幼児の育児NPOの大阪支部(後に閉鎖)で、乳児が「ズンズン運動」と称するマッサージの施術を受けた後死亡したことが報じられた。
当該の団体では以前にも本部で施術を受けた後の乳児が死亡したものの立件することが出来ていなかった。
主宰者の57歳女性のブログや信奉者のブログなどから、マッサージというよりどう見ても乳児の首を反対側にひねっているとしか見えない画像が続々掘り出され、ネット住民を騒然とさせた。
(検索すると人によっては気分の悪くなる写真が出て来るため要注意)
また主催者は一切のマッサージ系・医療系の資格を持っていないにもかかわらず、独自に考えた「ズンズン運動」で「免疫を高める」「アトピーが治る」となどと称し、多数の子育てに悩む母親達を集めて1時間1万円という高額な施術料金をとっていた。
その後、2015年3月4日に主宰者の女性は、大阪市の施設で男児に対して施術を行い6日後に死亡させたとして、業務上過失致死容疑で逮捕された。女性は2015年8月に大阪地裁で禁錮1年執行猶予3年の有罪判決を受けた後、さらに過去に男児を死亡させた件が検察審査会で「起訴相当」と議決されたことを受けて、判決の2日後に再度逮捕され、同年11月に新潟地裁で禁錮1年、執行猶予4年を併せて受けている。
無論、マッサージでアトピーが治ったり免疫が高まったりという科学的根拠は一切無い。