概要
治療や施術を受けた後に、身体が回復する過程で一時的に起こる症状のことを指す。主に整体院や整骨院、健康食品業界などで使われる単語だが科学的根拠はないため標準医療では使われない用語である。
主な症状とされているもの
整体院や整骨院などでは以下のものが好転反応とされているが、概要の通り科学的根拠はないため、これらの症状が起こった=回復に向かっているという訳ではない。
- 痛み・かゆみ
- だるさ
- 眠気
- 下痢
- 発熱
- 腹痛
問題点
「症状が出るのは効果がある証拠」 「身体から毒素が排出されることで起きる現象だから大丈夫」
と言い、悪質な業者が効果がないどころか有害な食品の摂取や施術を継続させようとするために使われることが少なくない。
健康食品などにおいては上記のような表現自体が薬機法に抵触するものであるため確認した場合は注意が必要である。もし体調が悪くなった場合は、すぐに使用を中止し医療機関での診断を受けるのが好ましい。