この記事には第1137話以降のネタバレを含みます。
アニメ、単行本派の方は注意
「どいつもこいつも使えん奴らだ…」
概要
神の騎士団団長にして、“五老星”科学防衛武神を継いだばかりなフィガーランド・ガーリング聖の息子。
四皇・赤髪のシャンクスの双子の兄であり、弟とは生き別れの身であったが一度は聖地に引き戻す事に成功している。しかしシャンクスは最終的に下界で生きる道を選んだ模様。
なお紙面掲載時にはシャムロック『聖』と称されていない。同じ天竜人の子であるチャルロス聖とは違う扱いを受けており、先代の団長と思われるガーリング聖とも違う扱いである。これが誤植によるものか、はたまた何らかの理由で(いわゆる)聖別を受けているのかは定かではない。
人物
双子ということもあって、その顔と外見はシャンクスと瓜二つ。年齢や誕生日、星座や血液型も同じと思われる。
違いは左腕がある、顔に傷がない事と髪型がハーフアップの長髪である程度。しかし性格は冷酷さを感じさせる台詞が目立つ。
一人称は「私」。装飾の施された服装も相まって全体的に高貴な印象を受け、シャンクスとはあらゆる面で対照的といえる。
シャンクスに対してはロキから関係性を聞かれた際にしっかりと「生き別れの弟」と答えていたり、下界で生きる事を選んだ事に呆れつつも容認していることから一定の情はあると思われる。
今のところまだルフィとは対面していないものの、その所業の一部を聞くと「(話が本当なら)それはシャンクスじゃねェ」と述べた。一方で「シャンクスの兄弟ならいいやつ」だとも考えているようだが……。少なくともシャムロックのような兄弟、ひいては家族がいるかどうかについてはルフィも聞いた事はなかった。
戦闘能力
弟と唯一似ているのが剣を使って戦うスタイル。
また、この剣はケルベロスに変身する能力を有しており、おそらくは悪魔の実の能力が宿った武器であると思われる。
また変身したケルベロスは動物系悪魔の実の覚醒時に見られる羽衣状の蒸気を纏っており、能力は覚醒段階に至っている可能性が高い。
技
- 緊急発進(スクランブル)
ケルベロスの口から刃を出現させた後にミサイルの如く上空に発射し、相手に向けて急降下させる。
活躍
軍子とともに五老星が使っていたのと同じ魔方陣を使ってエルバフに現れ、“呪いの王子ロキ”を騎士団に勧誘し、エルバフの戦士達を世界政府の指揮下に置くため動き出した。
余談
シャンクスの記事も参照してほしいが、彼の存在自体は掲示板サイトを筆頭にネット上でかなり前から議論の対象となっていた。
単に尾田栄一郎先生の作画ミスから発展した拡大解釈を指摘する声もあった(本人も「僕がよくやるのは、傷の描き忘れはよくやります」と認めている)が、世界会議編からそれが顕著となり、結果「シャンクスと瓜二つの人物がいるのではないか?」説が現実のものになった。
アニメ版でシャンクスらしき人物が五老星と面会するシーンは当時はシャンクスが話していると思われていたため、池田秀一氏が担当しており、スタッフロールの表記も「シャンクス」扱いとなっている。しかし、シャムロックの登場によりこの人物がシャムロックの可能性も浮上しており、その場合池田氏がシャンクスとシャムロックのCVを兼任すると思われる。シャンクスは右を向いている時でも左目の傷が若干見えるように描写されており、このため作画の修正漏れでなければこのシーンに登場しているのがシャムロックである根拠となる。
一部では「シャンクスはシャンクの複数形でシャンクs、だから複数人いる」「シャンクスは天竜人」という与太がほとんどネタでミーム化していたが、シャンクス本人ではなかったものの結果的に言えばそこまで的外れではなかった事が判明してしまうというとんでもない展開になっている。
現時点では推測の域を出ないものの、ある人物との関連性も無きにしも非ず。
関連タグ
シャンクス:生き別れた双子の弟。
オーシャンズドリーム:偽物のシャンクスが出てくるゲーム。こちらは瓜二つの兄であり偽物ではないが。なお作中には「お前はシャンクスじゃねぇ!!」という台詞が出てくる。