「そいで アタシは!! “白ひげ”が愛した女っ!!」
「しっかりおし!! この『アタシの宝物』!!!」
概要
元王下七武海の一人エドワード・ウィーブルの母親で、「白ひげの愛人」を自称する元海賊。
白ひげ海賊団を「ただの家族ごっこ」と吐き捨て、白ひげが残したハズの“莫大な遺産”の正統な相続人は「実子であるウィーブル」だと主張する。
マルコによると「40年近く前に白ひげと同じ船に乗っていたらしく、もしかしたら本当に血縁関係があったのではないか」と噂されている。
プロフィール
本名 | バッキンガム・ステューシー |
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自称 | 白ひげの愛人 |
年齢 | 76歳 |
身長 | 68cm |
所属 | 元ロックス海賊団自称科学者、MADS居候 |
出身地 | 偉大なる航路 |
誕生日 | 4月12日(し(4)ろひげのあい(I)じん(2)) |
星座 | おひつじ座 |
血液型 | S型 |
好物 | アボカド・アイスクリーム |
初登場 | 単行本80巻 第802話『ゾウ』 |
CV | 鈴木れい子 |
人物
見た目は成金趣味そのものな派手な格好の小柄な老婆だが、元海賊だけあってそれなりに修羅場は潜っていたらしく、七武海制度が撤廃され海軍に取り囲まれても、大して動じてはおらず、逆に動揺していたウィーブルに「やっちまっていいよ!!」と啖呵を切っている。
また、ウィーブルが自身の好物に「母ーたんのキャビアおにぎり」と挙げている様子から、母親として相応に愛情を持って接していると見られる。
活躍
ドレスローザ編
終盤にウィーブルと共に本編に初登場。
新世界のとある島にて元白ひげ海賊団傘下のA・O海賊団と白ひげが遺したとされる莫大な遺産を巡って対立し、ウィーブルにA・O海賊団を島ごと壊滅させた。そして世界経済新聞を読みモンキー・D・ルフィがドンキホーテ・ドフラミンゴを撃破した事態を知った。
ワノ国編
第二幕~第三幕 幕間
マリージョアで開催された世界会議にて『王下七武海制度の撤廃』が決定し、ウィーブル共々海軍に追われる立場となる。
ある島で海軍に包囲されると、ウィーブルに海兵の皆殺しを命じた。
エッグヘッド編
CP‐0のステューシーがミス・バッキンガム・ステューシーなる人物の複製人間であると発覚。これに伴いバッキンの本名が「バッキンガム・ステューシー」であること、肩書きが「元ロックス海賊団自称“科学者”」及び「MADS居候」であった過去も判明し、ステューシーのオリジナルがバッキンであると確定した・・・時の流れは残酷である。
七武海制度撤廃による海軍の包囲網をウィーブルと共に突破したバッキンは、その後白ひげの故郷スフィンクスにたどり着く。そこで「スフィンクスが世界政府に加盟していない地域であること」を理由に蛮行を働いた海兵を叩き出したウィーブルだったが、後に現れた緑牛に敗れ連行、彼女は何も抵抗出来なかったと答えている。
ウィーブルが連行されてからはスフィンクスに留まり続けているようで、ワノ国から帰還したマルコに会うと、これまでの経緯を涙ながらに話すも、本来の目的である遺産も頭から離れていないようでしっかり要求していた。
ウィーブルと白ひげの血縁関係なのだが「愛人」を自称する当人は「ベガパンクなら白ひげとウィーブルが親子であることが証明出来る」と涙ながらに主張している。
わざわざベガパンクを名指しする辺り、ウィーブルと白ひげの血縁関係には科学的な根拠を持っていると読み取れ、本当に血縁である可能性がますます高くなっている。
ただし、バッキン自身がMADSの居候かつ「(自称)科学者」の肩書を持つ限り、真っ当な出生の子であるかは相当怪しい。果たして真相は如何に?
余談
バッキンの初登場した802話の冒頭では、バルトクラブが船の甲板についたチューインガムを外していたが、これは「『バッキン+ガム』の伏線だった」と話題になっている。(ちなみに、バッキンガム宮殿などのスペルは"Buckingham"、ガムは"gum")
関連タグ
ONEPIECE エドワード・ウィーブル エドワード・ニューゲート
以下、アニメ未放送の重大なネタバレ内容を含みます
1096話ではある人物の回想シーンでロックス海賊団時代のバッキンが登場。当然だが外見はステューシーと瓜二つである・・・やはり時の流れは残酷。
遺伝子的には同一人物であるが、基本的に上品な振る舞いで口調も柔らかいクローンとは対照的に、オリジナルは女海賊らしい強気な性格。
遂に描写されたロックス時代の白ひげとの関係であるが肩に乗って、少し怒りながらニューゲートと呼んでおり、意外と悪くない関係な模様(何処となくルフィとナミのやり取りに近い)。また当時船員だったグロリオーサとはお互いに軽口を叩き合う仲であった。白ひげに甘えるバッキンにグロリオーサは 「見苦しいね」 と言い放つが、それに対しバッキンは 「オメーもだろ」 と返しており、この事からグロリオーサも白ひげに好意を抱いていた可能性がある。