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シャリア・ブル間違いない……赤いガンダムです


機体データ編集

型式番号gMS-α
生産形態鹵獲機
頭頂高18.0m
本体重量44.4t
開発地球連邦軍(原型機)、ジオン公国軍(改修)
所属ジオン公国軍→不明
パイロットシャア・アズナブル→シュウジ・イトウ
固定武装バルカン×2、ビーム・サーベル×2、ビット6機(U.C.0079時)→2機(U.C.0085時)
携行武装ビーム・ライフル、ガンダム・ハンマー、シールド

概要編集

型式番号gMS-α

アニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』に登場する赤いガンダム

見たまんまの名前だが、後に公式から解禁された情報にて、『赤いガンダム』が(一応)正式名称である事が判明している。


宇宙世紀0079年に勃発した一年戦争の中で、地球連邦軍が開発中だった試作モビルスーツ(MS)、RX-78-02 ガンダムシャア・アズナブル少佐が奪取

ジオン公国軍による解析と、アルファ型サイコミュ搭載などの改修を経て、赤く塗り替えられた上で改めてシャア専用機「赤いガンダム」として配備された。

その戦歴は、第一次ソロモン会戦によって連邦軍に占領されたソロモンへの泊地攻撃に始まり、以後、シャアの愛機として伝説的な活躍を見せた。また、連邦軍の新鋭機の解析によって得られたデータは、ジオン側の機動兵器開発にも大きな影響を及ぼしている。


戦争末期、ゼクノヴァの発生によってシャアと共に行方知れずとなっていたが、その5年後の宇宙世紀0085年、イズマ・コロニーの周辺に度々出没するようになった。

コロニー外壁に謎のグラフィティを描いて回っている他、当地で行われるクランバトルにもその姿を見せており、軍警に対応の手を焼かせている。また、ジオン軍も調査にあたる部隊を差し向けている。

現在の搭乗者はシュウジ・イトウ。入手経緯や維持管理の手段、シャアの行方については謎に包まれている。

彼は「~~、とガンダムが言っている」という言葉をたびたび発しているが……?


元々、公式サイトなどに掲載されたあらすじにて、GQuuuuuuX以外のガンダムが存在する事を匂わせる文章はあったが、それ以上の情報は皆無であった。

しかし、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』の上映開始を経て公開された「ネタバレ注意」と但し書きされた公式プロモーションリールにて、赤いガンダムが映るシーンが公開された


機体解説編集

赤いガンダム

頭部はV字型アンテナとツインアイを有するガンダムタイプの基本形に近いものだが、ツインアイの下に2対の発光部が存在する、所謂「六つ目」や、口部が舌を出しているかのような造形になっていたりと、まるで赤鬼のような、異様な容貌を形作っている

その体型に加えてメカニックデザインを山下いくと氏が手がけていることから、ファンからは「エヴァンゲリオンを連想する」と評されることもある。なお氏自身もX上で「どのみちエヴァガンダムって言われる」などと述べている。

武装としては固定装備である頭部のバルカン砲2門、機体とともに鹵獲した携行武装のビーム・ライフル、ビーム・サーベル、シールドがある。

後にアルファ型サイコミュを統合し、無人攻撃機である6機のビットを搭載、オールレンジ攻撃を可能としている。


武装編集

バルカン

ビーム・ライフル

ビーム・サーベル

シールド

固定兵装、及び機体とともに鹵獲された標準装備。シールドは連邦の象徴の星十字に重なるようにジオンのエンブレムが描かれており、尊厳破壊ともいわれている。


ビット

赤いガンダム

サイコミュを通じて脳波制御される無人攻撃機。球形の機体からビーム砲とスラスターが生えた無骨な形状をしており、非常に俊敏かつ精密に機動する。

過去作品の類似兵器と比較すると大型であり、ガンダム本体の半身ほどの直径がある。「正史」における他機の兵装と類似しており、開発が中止されたというサイコミュ搭載大型モビルアーマー(MA)から設計が流用された可能性もある。

6機も装着するとどっちが本体かわからなくなるほどだが、ビットのスラスターは装着時にも噴射可能であるため運動性能に問題は生じていない模様。


大型なだけあってビームの威力は本体のビームライフルに匹敵し、数発集中させれば軍艦であっても瞬時に撃破可能である。またそのまま敵に体当りさせてもかなりの破壊力がある。


しかし、一年戦争で4機を損失、残りの2機もイズマ・コロニーでのGQuuuuuuXとの交戦で破壊されてしまった。


ガンダム・ハンマー

超巨大な鎖鉄球。「正史」の類似兵器と比較するとトゲが生えておらず、純粋な質量兵器となっている。

本編前にソロモン内部でシャアの駆る赤いガンダムとある人物が搭乗すると思われる軽キャノンが対峙した際に軽キャノンが装備していた描写があり、本編中でシュウジが使用していた物はそれと何か関係があると思われる。


立体物編集

HGにて1/144スケールのガンプラが、METAL ROBOT魂にて完成品フィギュアが発売予定。


余談編集

正史と『GQuuuuuuX』世界線における、最大の差異にして分岐要素であり、当然ながら、シャアがガンダムの奪取に成功して専用機にする流れは、ネタバレありでもド肝を抜かれた人が多かった模様。

この展開については、脚本を担当した庵野秀明の「シャアが赤いガンダムに乗って戦う」というプロットが元となっている。


白いガンダム共々本来の名前自体がネタバレになる存在なので、見たまんまな名前になるのは仕方がないと言える(バンダイにおいて似たような前例は過去にある)。なお、劇場特典の設定資料にて「赤いガンダム」と明記されていたので、今後シュウジの機体が別の呼び名になっても、一年戦争時の正式名称はこちらとなる。


というか、赤いガンダム誕生は、コイツの存在が最大の分岐点と言っても過言ではない。


そして何の因果か、赤いガンダムは後述の関連タグを見ればわかる通り、正史の一年戦争以降のガンダム(それもRXナンバー)を思わせる経歴を辿った結果、シャアの運命を13年早く進めてしまった。

……さらにそれはジークアクスの世界は正史よりもサイコミュの技術が異様に発達しているという事も意味している。

正史の一年戦争におけるサイコミュは大型MAや大型MSに搭載されていたシステムであり、赤いガンダムに似たコンセプトのネティクスが登場したのは一年戦争後。実用レベルにまで小型化を果たすのはそこからさらに後のキュベレイまで待たねばならなかった。

それがジークアクスの世界では試作型の段階で(ビットこそ大型とはいえ)ガンダムに後付けで載せられる程に小型化が為されており、さらにはゼクノヴァという不可解な現象まで引き起こしている。

この為、一部の視聴者からはジークアクスの世界では正史よりも技術レベルを推し進めた何かがあるのではないかと考察されているが…?


なお、Beginning公開初日に赤く塗り替えられたガンダムそのオールレンジ攻撃オプションのガンプラが発売されたのは果たして偶然だったのか…?


関連動画編集

【ネタバレ注意】『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)-Beginning-』Promotion Reel


関連タグ編集

機動戦士GundamGQuuuuuuX

赤いガンダム

山下いくと


GQuuuuuuX:事実上の後継機。何の因果か、現代では並び立つ事になる。

ゲルググ:作中でガンダムのリバースエンジニアリングが決定した為、開発計画が中止されてしまったMS。


キャスバル専用ガンダム:ある意味でのそっくりさん、もといファンからの正式名称。

ガンダム試作2号機:連邦軍から強奪された後、連邦に占領されたソロモンへの攻撃に用いられた点が共通。実現しなかったが、独自の武装を装備する計画もあった。

ガンダムMk-Ⅱ:正史のシャアが操縦した事がある、唯一の正当なガンダム。シャアが行った作戦で奪取され、色を塗り替えられた上で主戦力に組み込まれただけでなく、独自の新兵器も追加したという共通点がある。

νガンダムビット系兵装を装備している事に加え、宇宙要塞の落下を阻止する謎の光を発してシャア共々行方不明になった点が共通。ただし行方不明になる経緯は赤いガンダムと真逆。

ユニコーンガンダム3号機フェネクスサイコミュ系統の暴走事件で行方不明になった後再び目撃されるようになり、軍がその行方を追っている点が共通。ただしこちらはある理由でパイロットがいない。

F90火星独立ジオン軍仕様連邦軍から強奪したガンダムに独自の改修を施し、赤系のカラーに塗り変えたという共通点がある上、搭載していた疑似人格コンピューターはシャアがモデルになっている。さらに強奪前はニュータイプ専用装備を使用した事がある。


アシュラテンプル:違う機動兵器カテゴリーだが、ビット装備状態がこの機体と似ている。

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