概要
無機物であれば巨大化させることができる超人系悪魔の実の一つ。名前の由来は大きくする(成長させる)から転じて「育成」からか。リリスが推測するところによるとエルバフ編で登場するフクロウであるビブロが食しているという。
巨大化させられるのは能力者を中心とした“ナワバリ”の中に限られるようで、サウロはビブロがいる「フクロウの図書館」ではオハラにあった本やエルバフの漁師が海で手に入れた“小さい新聞”を読むことが出来ると語っている(関係者であるサウロもここを利用していた)。
なお上記の図書館ではロビンの持っていた書物が勝手に大きくなったが、一方で衣服などは巨大化しなかったので、現在のビブロは書物のみと巨大化させる対象についても限定できる様子。
余談
- 連想
その名称からこっち等を連想する者が多く、実際そう言う本に同名の能力者が出ていることもあって一部のネットを騒がせた。
そのため同時期に一つずつしか存在せず、一つの実からは一人の能力者しか生まれない悪魔の実の特性も相まって、その本に出て来た能力者は…なんてネタにされている。
誤解がないように言っておくが、この実の能力はそういう系のものでは断じてなく、あくまで無機物を巨大化させるものであり、生物は適応外である。なのでそっち系の用途で使う事は不可能なのである。それに仮にそういう系の能力だとしても現在の能力者であるビブロにはそんな考えなど毛頭ないだろう。
また、某漫画家は15年くらい前に自身の本のあとがきで、「イクイクの実という名称は考えたがギャグっぽいのでやめた」とコメントしていた。
関連タグ
モアモアの実…能力が類似している超人系悪魔の実。こちらはスピードも増加でき、大きさも100万倍まで拡大できるが、イクイクと異なり能力者が直接接触しなければならない。