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※この記事は『ONE PIECE FILM RED』のネタバレ情報を含みます。

始めに編集

美音

本稿では悪魔の実「ウタウタの実」に宿る能力関連の大要を記述する。

「ウタウタの実」による具体的な使用例・引き起こされた事件などはウタ(ONEPIECE)を参照。


概要編集

ONE PIECE FILM RED』に登場する超人系悪魔の実。数ある実の中でも別次元に最強で最凶の影響力を有している。

能力者は〝世界の歌姫ウタ〟幼少期にはすでに能力者だったらしい。


歌姫新時代


能力編集

分類超人系
特性
概要歌を聴いた者を強制的に眠らせ、聴き手の精神を仮想世界「ウタウタの世界〝ウタワールド〟」に引き込んだり、解放したりすることが出来る
能力
  • 能力者は「ウタワールド」と「現実世界」の双方の世界に干渉することができる
  • 能力者自身の思い通りの現象を起こすことができる(ウタワールド)
  • 能力者の歌声で、ウタワールドに引き込んだ者を目覚めさせる事ができる
  • ウタワールドに意識を取り込まれ眠っている者たちを、身体能力や技も含めて操ることができる(現実世界)
  • 歌の魔王」を召喚することができる(双方の世界)
弱点
  • 歌声を出せなけば、能力の効果を発揮しない
  • 能力者自身が眠ってしまうと、能力は解除されてしまう
  • 能力者自身が起きたまま死亡してしまうと、ウタワールドに取り込まれていた人間の意識・魂は脱出不可能
  • ウタワールド内では全能になれるものの、全知ではない
  • ウタワールドの維持には、膨大な能力として扱う必要があり、体力を大幅に消耗する
実はオレンジのような形状をしており、蔕(へた)が八分音符(♪)の形をしている
  • ピンク(実)
  • 黄・オレンジ・ピンク・白(実の中央部にある4つの色の線)
備考
  • 能力のON/OFFは可能なため、能力者が必ず歌えば能力の効果を発揮するわけではない
  • 最低でも歌唱力が高くないと、能力の効果がそこまで発揮されない

「ウタウタの実」を食した者 (以下、能力者やウタウタの能力者と表記)の歌声を基に、多彩な実現力が発揮できる。 後述する異能の数々を催事へ用いるならば、エンターテイナーアーティストなど表現者にとっては夢のような超能力。


それらはから連想される心象風景」「歌に聴き入る≒を奪われる」といった心理現象を強く実現化させたような特殊能力である。


発動条件編集

新時代はこの未来だ!

『能力者の歌を生で直接聴いてもらう』という簡易な発動条件。これは映像を介した生歌も有効である。

聴き手は人間や魚人といった亜人の他に動物も効果対象で、劇中では電伝虫も能力の影響を受けていた。

なお録音した歌は条件外であると推測される。


仮想世界〝ウタワールド〟へ導く編集

世界の向こうへ

能力者の生歌を聴いた者を強制的に眠らせ、聴き手の精神 ()を仮想世界「ウタウタの世界〝ウタワールド〟」に引き込むことが出来る。


ウタ

この時、能力の影響を受けた聴き手に〝ウタウタの世界〟へ召喚された自覚はなく、仮想世界〝ウタワールド〟を現実世界錯覚する。つまり一種の催眠状態にかかっており、劇中では「同じをみている状態」と表現された。


ウタウタの世界編集

UTA

仮想世界「ウタウタの世界〝ウタワールド〟」とは、ウタウタの能力者が創造主になった新世界。この世界では、能力発動者が思い浮かぶ事を何でも思い通りに実現できる。つまり、実質無敵も等しい状態になれる。


ウタ新時代ウタ

劇中では主に歌唱・歌曲を基にした表現力・実現力が発揮され、豪華絢爛で迫力満点の音楽祭 (ミュージックライブ) を開催できる他、実体化した音符を飲食物やぬいぐるみなどへ変化させて嗜好品の提供、瞬時に追加イベントの設営といった、無限の趣向から「楽しい事だらけの新世界 (ニューワールド)」も創りだす事ができる。


果てしない音楽がもっと届くようにウタ


ここから更に応用した具現化能力を発揮する際は〝歌を披露する〟が技の発動として、歌曲へ呼応した技は見惚れてしまう程に最高な光景(パフォーマンス)となる。


ウタウタ

なお歌唱をせずとも、前後述のような具現化能力や形状変化・拘束などを発揮する描写があり、あくまでも〝歌を披露する〟は能力者自身の意識・感情切替な意味合いが大きいのかもしれない(心から音楽を愛し歌好きの能力者なら、異能の発動は〝歌う方が揚がる〟という事だろうか)。


戦闘への活用編集

逆光よ

想像する事を何でも実現できるウタウタの世界〝ウタワールド〟の支配者ともいえるウタウタの能力者が、その世界で闘う姿は実に〝自由で幻想的な戦い〟をみせてくれる。


私は最強 / アナタと最強私は、最強

前述の歌を披露するが技の発動として、歌って舞う戦闘曲(パフォーマンス)は荘厳な甲冑姿へ変身し、空を自由に飛びながら音属性の特質な攻防・拘束「音符の塊を発射や防衛に使用・敵を巨大な譜面へ貼付け無力化など」も実現できる。


「私は最強」

劇中で言っていた「(悪者は)歌になってもらった」の言葉通り、ウタウタの能力者にとっての邪魔者は楽曲の強弱(アクセント)にして倒してしまう、まさに最強の実力を発揮できる(さらに例えるなら、映画にある音楽シーンで、背景音楽に合わせて敵味方が踊るように騒ぎ出すような一曲へされてしまう感じ)。

これに加え、無尽蔵に手下の召喚、治癒能力の行使、他者の体を状態変化させ弱体化といった数々の関連能力も実行できる。


逆光よ

ウタウタの戦闘力は絶大で、他の能力者や剣術体術などを有した実力者でさえ、(術中で現実世界と錯覚している)ウタウタの世界〝ウタワールド〟において能力・技能を発揮できるとはいえ、ウタウタの能力者と対峙した戦闘は困難を喫する。どんなに強力な技で迎え撃っても、音属性の攻撃を防ぐのが精一杯な戦況へ陥り、やがては押し負けて拘束されてしまう。


ウタ- [逆光ver.]逆光よ

もしウタウタの能力者を不機嫌にさせてしまった者は、当人の激情が爆発した一曲を体感しながら痛い目に遭ってしまうのだ。


現実世界では編集

ウタウタの世界〝ウタワールド〟で夢をみているような時間、現実世界ではウタウタの能力者による歌唱へ聴き入った者たちが眠っている異様な光景。

但し、ウタウタの能力者は例外で仮想世界と現実世界の双方へ実体化している。つまり、聴き手は眠って倒れている中で一人の歌手がポツンと立っている異常な風景となる


数ある悪魔の実において特質な影響力をもつ「ウタウタの実」。

これを事前に知り音対策で発動条件『能力者の生歌を聴く』を攻略し、能力者本人へ迫る状況でも、もう一つの能力が立ちはだかる。



🫧🎶

ウタウタの能力者は、自分の歌を聴いて眠った者を自在に操作できる


聴き手の身体能力だけでなく、もし悪魔の実の能力者ならば悪魔の力を使用した能力戦闘も可能であり、現実世界で音楽祭 (ライブ) の邪魔者を排除できる。なお眠ったままの人間-まるで歌に聴き入り心を奪われてしまったような者-が立ちはだかる様は、夢遊病者を相手にする異例の戦場となる。


ほら早くこっちおいで

このため現実世界で音対策「特注の防音器具」があっても、ウタウタの術中で立ちはだかる聴き手へ外されてしまう。更に上乗せとして、ウタウタの能力者が先導を謳うが如くの歌を披露すれば、音対策を無効化された者たちを眠らせウタウタの世界〝ウタワールド〟へ誘(いざな)う事が出来る。


望み通りでしょ?

その光景は、さながらゾンビのように蠢く人へ襲われる者がいる中、一人の歌手が歌って踊る光景になり、墓場で催される幽鬼的な音楽会 (ゴーストミュージックライブ)のような様相・・・。


また描写は無かったが、敵対者を眠らせている間、現実世界にいるウタウタの能力者が物理的に相手を拘束して容易に無力化も可能であると思われる。


ウタウタの世界〝ウタワールド〟の性質編集

無限の実現力を発揮できる夢のようなウタウタの世界〝ウタワールド〟で、能力が解除されるまで、閉じ込められた者の意識はこの世界を彷徨うことになる。だが、実はウタウタの能力者にとって全知全能の世界ではない。


前述で触れた他の能力者や剣術体術などは現実と同様に発揮できる事から、空間を展開して移動する能力属性・実効を変化したバリアーを張る能力といった技で逃避を許してしまう。この際にウタウタの能力者が逃亡者を見失っている描写から、おそらく許容量・境界はない〝ウタワールド〟の全容を把握する感知能力はない欠点がある。この為、戦線離脱した邪魔者へ作戦会議・戦闘準備をする猶予を与えてしまい、予想外の反撃を受けることも有り得る。


また現実と同様にある理(ルール)で「の概念」も同じく存在する。しかしウタウタの能力者自身が命を落とす場合、その状況により危険であると判明している。



仮想世界「ウタウタの世界〝ウタワールド〟」を展開中、現実世界にいるウタウタの能力者が落命すると、召喚された聴き手は〝ウタワールド〟へ永久に閉じ込められる


ウタ

つまり、後述する正式な能力解除以外でウタウタの能力者が亡くなった場合、能力は解除出来ていないという理屈で、創造した〝ウタワールド〟は消滅せず永遠牢獄となってしまう。そして、ウタウタの世界に囚われた者は一生幽閉されてしまう。その際、仮想世界にいるウタウタの能力者は存命するのか不明確だが、いずれにせよ異常事態へ発展することに変わりない。


解除法・欠点編集

非常に特質な能力を有する「ウタウタの実」だが、世界そのものを創る程の大きな力・数々の異能を発揮中は体力の消耗が激しく、体力の限界へ陥ると能力者は疲労で眠ってしまう。即ち『能力発動者が眠ること』のみが能力解除へ至る唯一の手段とされている。

なお能力者自身の睡眠対策として、不眠効果のあるキノコなどを摂取することで能力維持も可能である。


そして前述でも触れたように、歌(音)へ由来する能力から音波の遮断も有効打になってしまう。現実世界では、配信映像の消音や耳栓が対策となる(但し後者は、ウタウタの影響下にある聴き手を操作して耳栓を外す対抗が可能)。仮想世界では、音波を遮断する技へ嵌った際に大きく戦闘力を欠いていた。


この他一

幼少期のウタ姫

  • 能力発動中は激しく体力を消耗するため、幼少期など体力が未熟な場合だと継続時間は短い。
  • 最低条件「歌を聴いてもらう」で、もし能力者が音痴なら見向きもされず宝の持ち腐れになる。逆に優れた歌唱力を持つ歌い手が能力者となれば絶大な影響力が発揮される。


余談編集

モデル〝ウタウタの実〟編集

映画本編では登場していないものの、ONE PIECE magazine Vol.15やCake.jp ORIGINALとのコラボ商品で、悪魔の実「ウタウタの実」を再現したケーキが販売された。

また映画『FILM RED』入場者特典の「ONE PIECE コミックス 巻四十億」にある設定資料集やONE PIECE magazine Vol.15に、悪魔の実「ウタウタの実」自体の形状が掲載されている(なお巻四十億はラフ画で小さく描かれているので留意)。


睡眠事項編集

原作「ONEPIECE」では、異常な体質から『人生で一度も寝たことがない』という海賊がおり、もしウタウタの歌を聴いたら睡眠効果があるのだろうか。 また睡眠によって人格変化する剣士もおり、ウタウタの歌を聴いて眠っても別人格が現れるのか。

色々と気になる組み合わせである。


ウタウタの力編集

留意点編集

悪魔の実によっては、食べることで能力の副作用を受ける事がある。例として、肌がスベスベになると共に絶世の美形へ変化する子どもへ関連した世界規模の影響力をもつ能力特性でか、実を食した時より不老になる

これらの特徴と比べ「ウタウタの実」の描写から、歌へ〝異能が宿る力〟であり、歌が〝上達する力〟はないと窺える。


ウタ、休憩中

現行の能力者・ウタが日々歌唱力を磨いてきたからこそ、劇中では多大な実現力を発揮できた。

また空想の世界でもある〝ウタワールド〟で具現化・変化能力を発揮する想像力も必要となるだろう。因みにウタは幼少期から空想する事が多かったため、 自然と創造する力が養われていた。


発動の型編集

歌唱の際、歌への異能が〝強制〟なのか〝任意〟なのかは、劇中だと曖昧で明言もされていない。特に能力考察をする方たちで解釈が分岐しやすい所だろう。

考察要素例としては―

  • ウタが幼少期に音楽の島〝エレジア〟で歌を支障なく披露していたと思われる様子。そして〝国家の要注意事項〟への配慮が無かったこと。
  • 映像配信の一般視聴者たちは、ウタが能力者と知らなかった。
  • 劇中の重要事項であるライブ前後で録音した歌を聴いてもウタウタの力が及んでいない。

などの事柄を基に〝任意発動型〟と仮定して整合すれば一



幼少期

ウタ

幼く未熟ながらも〝任意〟で赤髪海賊団を披露する際は能力を発揮して心から音楽を堪能してもらっていた。だが聴き手が眠ってしまう特性から、音楽の島〝エレジア〟を訪れた際は不要な面倒事を避けるため、能力を発揮せずの歌唱ながら大絶賛を受ける。そしてエレジア滞在最終日も未能力で歌い続けたが、能力者の存在を察知され〝国家の超注意事項〟へ触れる事態に発展してしまった。



若年期

歌姫ウタ

音楽の専門家から教示を受け歌唱力を磨き、不世出の歌い手へ成長したウタ。 そして自己の音楽性を存分に披露するため、(音楽配信中に「疲れて眠っちゃう」の発言から)能力を用いて全力の歌唱(パフォーマンス)を行っていたと察せれる。他への影響に関しては録画した映像配信ならばウタウタの条件外として、視聴者側は(形容の意味で)心奪われる歌手の姿が映っていたことだろう(きっと、その女性歌手が歌い疲れて眠ってしまう終わりが名残惜しいほどに)。このような経過であったと仮定するならば、一般の視聴者が注目する歌手が能力者であると心にも思わず、一方で急激な求心力をみせる人物を政府が隠密調査する一幕によって、件の人物が能力者であると密かに確認されたと推測される。



政府の調査

逆光【ONEPIECE FILM RED】UTA/Ado

多大な求心力は予期しない扇動の危険性を孕む〝反乱の芽〟から、映像配信で注目を集める女性歌手へ-諜報機関(サイファーポール)が幕間にて-秘密裏に政府の調査が行われた。ウタの隠密調査をした際、直に能力を用いた歌を聴いてしまった調査員は、現実世界での睡眠状態、仮想世界での催眠状態へ陥ったと予想される。この症状から、確認されている悪魔の実と照合され、彼女が「ウタウタの実」の能力者である事、配信を行っている土地には古代兵器へ匹敵する遺物〟がある調査結果になったと推測される。


以上、こういった経過になるだろうか。


現実世界での歌唱力編集

無題

設定資料では、劇中で不鮮明に描写された現実世界の影響力で「能力は歌声にのっていた≒心へ届く歌」がある。まるで受聴者のホルモンへ作用しているような、聴取者が歌曲から連想される心象(イメージ)を増幅させる能力があると示唆されている。敢えていうと、ウタウタの世界(仮想世界)で発揮される想像力の一端を現実世界で発揮し、受聴者は歌を聴いている間の「夢見心地=多幸感」が増幅されているといった感じか。


さらに劇中で現実世界の動向から「能力者の発声力を増幅させる力」もあると推察される。

物語終盤で音楽設備などが滅茶苦茶になった会場の中、ウタは著しく衰弱した状態ながら、エレジアのライブ会場全体を越えて海の彼方まで響く-客席の1人1人へ届く-歌声が広がっていった。


覚醒」?編集

本作『ONE PIECE FILM RED』の終焉 (フィナーレ)。世界政府海軍の見解では、能力者本人の睡眠だけがウタウタの能力を解除する方法とされていたが、これを覆しウタウタの歌によって仮想世界へ招いた聴き手たちを現実世界へ還元する技(うた)が使われた。


世界のつづき

政府の記録には無い能力の発現か、事前に能力者本人は知っていた解除方法だったのか。更にこの時は、世界がへ飲まれた深刻な状況下で発動された。これは能力者当人の心身が「能力」に追いついたからこそ出来た覚醒だったのか…(能力者本人が能力の覚醒段階に達している可能性があるのかどうかについては以下を参照)。


「世界のつづき」

しかし、確かな事は、その歌はまるで天使のような歌声で、黄金へ輝く光を伴って世界中へ響き続いた。


  • 覚醒している可能性について

劇中では世界の人口の7割を巻き込むほどの強大な能力として発揮し、周囲に影響を及ぼしていたことから、「覚醒しているのではないか?」などと考えるファンも多い。

しかし、先に結論を述べておくが、ウタウタの実が覚醒している可能性については、「先代能力者については覚醒していた可能性は十分に考えられるが、少なくとも劇中で発揮していた能力者が覚醒段階に達している可能性は非常に低い」ということになる。


その理由としては、劇中の能力者は今までの覚醒している能力者の傾向から、ウタウタの実の能力が「覚醒」しているとしてしまうと、不自然な点が多く出てきてしまい、条件に反してしまうからである。

具体的には、


  • 能力を成長させる発揮方法として見た場合、劇中の能力者による能力の発揮方法は不適切である

「能力に影響する多くの外的要因(ネズキノコ・電伝虫等)」を利用して能力を発揮しているにもかかわらず、「周囲に影響を及ぼしているから」という理由だけで、「覚醒」としてしまうのは不自然極まりない

「ウタワールドの維持」など、膨大な能力として扱う際にも、体力の持続を補うために、外部の力に依存することで、漸く成り立っている

覚醒者であれば、能力を「能力に影響する外的要因」をわざわざ経由して発揮する必要はない


  • 能力の性質上、通常能力でも周囲に影響を及ぼす現象は普通に起こり得る現象である

ウタウタの実の能力は、歌声を通じて発揮される能力であるため、歌声が聞こえる物理的な外的要因であれば、周囲にも影響を及ぼすのは当たり前である

今までの超人系の覚醒者を見ると、「周囲に影響を及ぼす」という現象については、何れも能力が「通常能力では影響しない物体(生物)」まで影響している


  • 劇中の能力者は、ウタウタの実の能力自体が持つエネルギーの強さと比較すると、心身の強さが致命的に不足しており、自身の追い込みが全然足りていない

「能力者の心身の強さ」と「発揮されたウタウタの実の能力の強さ(エネルギーの大きさ)」をそのまま比較すると、後者の方が圧倒的に大きく、能力者の強さは能力に全く相応しくない状態である

外部の力を一切利用せず、自らの力だけで能力を発揮するという条件にした場合、能力者の能力は「劇中で発揮したときよりも"格段"に弱くなり、すぐに力に限界がくるのがオチである」というのが容易に予想ができる

能力を発揮している総量に変化がなく、「自身を能力とともに限界まで追い込んだ回数・量」が殆ど足りていない


  • 劇中の能力者の能力の強さの秘密は、能力者の計画性や歌唱力も関係している

能力者が故意に能力をより効果的に発揮しやすい環境にしている様子が窺える

能力の強さの秘密の大半は、能力者の歌唱力の高さである


覚醒能力は、能力のさらなる上位の領域であるため、非実力者が使いこなせるほどそんなに甘くない

覚醒能力を問題なく扱えている能力者は何れも強者であり、非実力者が覚醒能力を問題なく扱えている事例は一切確認されていない

劇中の能力者は、戦闘力の高さを物語る実績が一切なく、戦闘方法も明らかに素人である


  • 公式や劇中において、「ウタウタの実の能力は覚醒している」という情報は一切確認されていない

など、多数存在している。

まとめると、『今までの覚醒者は基本的に強者であり、その者たちは実戦や修業で、自身を能力とともに心身を極限状態に身を置き、何度も繰り返し適度な負荷をかけながら強くしている共通点があるが、劇中の能力者はその共通点に反する要素があまりにも多いため、覚醒してる可能性は限りなく低い』ということになる。

つまり、"自らの力だけ"で世界をある程度巻き込むほどの強大な能力として発揮するには、最低でも四皇などの猛者クラスの強靭な力が必要になるのは容易に予想ができるため、劇中の能力者では発揮するのに必要となる能力のエネルギー量が大き過ぎて、とても実現できるエネルギーの強さではない。

そのため、先代能力者が覚醒していた可能性はあるかもしれないが、少なくとも劇中で発揮している能力者は、むしろ覚醒していない可能性の方が圧倒的に高いということになるのだ。

このように考えると、公式や劇中では「ウタウタの実が覚醒している」という情報が一切ないのも頷ける。


注意事項編集

上記のように彼女の歌声を聴いた人はウタワールドに引き摺り込まれると同時に現実世界から遮断され、身体自身も彼女の思うがままに操られてしまう等、恐ろしい特性を持っているが、あくまでもこれはONE PIECEの世界における特性であり、我々の住む現代においては何の弊害も無く、TV番組やYouTubeで配信されている彼女の歌を聴いても、我々は彼等の様にウタワールドに引き摺り込まれたり、身体を操られたり、可愛い物に変えられることは一切ないのでご安心を。(当たり前だが...)また、2022年の年末は紅白歌合戦を含め、ウタ自身が出演する歌番組が多かった為、一部のメディアではウタによる何らかの宣戦布告だとイメージしている者もいたみたいだが、我々の世界とONE PIECE世界は全くの無関係である事をお忘れなき様に。


真の恐ろしさ編集

Tot Musica

ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᚲ ᚷᚨᚺ ᛉᚨᚾ ᛏᚨᛏ ᛏᚨᛏ ᛒᚱᚨᚲ


Tot Musica

古代の遺物


歌による畢竟の実現力を発揮する〝ウタウタの実〟


古代には、これを応用し〝闇の魔物〟が創られた。

創造・誕生経緯は不明。

とある学者が定説した〝(古代当時の)敵〟へ対抗してか。

はたまた音楽家(専門家芸術家)の暴走した探求心からか…。


Tot Musica

闇の感情を結集した概念的存在である〝歌の魔物〟は、世界政府上層部にまで多大な脅威として危険視されている。


totmsica

しかし、要となるウタウタの能力者が揃わなければ古びた楽譜-骸骨の枠組も描かれて禍々しくも芸術的な趣向がある遺物-だけの物体であるも危険物に変わりない。それでも音楽を愛するがゆえの性-たとえば、善悪は関係なく優れた存在を残したい願望とか-でか、古代兵器に匹敵する王の名を冠する魔物は現代まで遺った・・・・・・。


関連タグ編集

ONEPIECE 悪魔の実 超人系

RED(ONEPIECEの映画) ウタ(ONEPIECE)


音属性 幻属性 夢属性

 催眠術 仮想世界 精神攻撃


ネムネムの実

効果や発動条件が同じ超人系悪魔の実。


言霊

世界中、幸せになれ!

言葉に宿る霊的・超自然的な力で、創作では発した言葉現実化する異能が多い。「ウタウタの実」の大要『歌声に宿る特殊能力』と近似する。


プリン

ウタちゃんとプリン(ポケモン)の幻覚

歌を得意とする代表的なポケモン。不思議で心地よい歌は、聴いた者を眠らせる力がある。なお歌声の良し悪しは個体差があり、生まれた時から上手に歌えるという訳でなく、経験値を積む努力しだいで歌唱力が進化する。


魘夢

「眠り鬼」と称されるように、能力の大要が『相手を眠らせる』『殆どは心地よい夢を見せる能力使用』『術に囚われた相手は(任意で)現実世界の身体を動かせない』など「ウタウタの実」と類似項が多い。


デス13

原理は違うが、寝ている者の精神を自身が作り出した夢の空間に引きずり込むという似たような能力。


固有結界

厳密には固有結界ではなく固有結界に似て非なる異能と呼ぶ方が正しい。

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