※この記事は『ONE PIECE FILM RED』のネタバレ情報を含みます。 |
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概要
かつて『音楽の都』として栄え、人口は約200~300人が暮らしていた。
12年前に赤髪海賊団によって島が蹂躙され、当時の国王と幼い少女の2人を残して壊滅。その文明は一夜にして忽然と姿を消してしまった。
現在は廃墟となっており、生き残った2人は交易船から物資の支援を受けて生活していた。
ウタが初めてのライブ『NEW GENESIS』開催地に選んだ島であり、初めて人前に現れるウタを一目見ようと多くのファンが集まり、巨大な会場にもかかわらずチケットは完売。一部情報では天竜人や海賊も訪れる予定とのこと。
市街地と水道橋で繋がったライブ会場には「メインステージ」と「センターステージ」が設営され、浅瀬を囲むように作られた客席や、その内部に浮かぶ小島を活用したアリーナ席など約5万人を収容できる。センターステージまで神レベルの近さの升席も用意されている。
また、エレジアには『トットムジカ』という魔王伝説が存在し、世界政府も警戒している。
※ここから先は、ONE PIECE FILM REDの重大なネタバレを含みます。未視聴の方はご注意。
- 滅亡の真実
実は、エレジアが12年前に滅亡の運命をたどった原因は赤髪海賊団ではなく、先述したトットムジカとなっている。
ウタはエレジアの国民やゴードンから見ても素晴らしい才能を有しており、エレジアに留まってほしいと言われていたが、「赤髪海賊団と離れたくない」というウタの意志をシャンクスが尊重した結果、それを名残惜しく思ったエレジアの国民たちは総出で赤髪海賊団との別れのパーティーを開いた。しかし、ウタの歌声をせめて最後に聴きたいと国民が次から次に楽譜を持ってきてウタに歌わせていたときに、意志を持っていたトットムジカ(Tot Musica)の楽譜が地下の封印を解きウタに接近、その後、何も知らなかったウタがそれを歌うことによって魔王として顕現し、パーティーの夜に国土全体に対して破壊の限りを尽くした。その後、赤髪海賊団の応戦や、ウタがまだ子供で体力も少なく、疲れて眠ってしまったことから何とか消滅、元の楽譜に戻りこそしたものの、この時点でエレジアの住民は国王であるゴードンただ一人を残し、全員亡くなってしまった。
その後、まだウタが子どもであり、この真実を知るにはあまりにも酷だとシャンクスが判断、かつ世界政府に追われる立場である赤髪海賊団がウタの才能を囲うわけにはいかないとし、エレジア滅亡の原因を赤髪海賊団とその一味がやったとシャンクスの意向で偽造、ゴードンにウタの身を預けることになった。この嘘は「事実」として新聞にも掲載され、時系列1年前まではこの「事実」を知るものはゴードンただ一人であったはずが…ウタがある日拾った、海軍科学特殊班(SSG)の映像電伝虫によって大人になったウタ本人も知ることになる。この、シャンクスが自分の罪を被ってくれたという事実が、後のウタの心の中の葛藤を延々と生み続けることになる。
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