概要
1918年に鶴舞公園内に開業した市立名古屋動物園が前身。
同園が手狭になったことから1937年に現在の愛知県名古屋市千種区東山元町に移転、「東山動物園」へと改称された。
その名の通り動物園と植物園を併設した施設で、最寄りの東山公園駅から見ると動物園・植物園の順番に並んでいる。
植物園の大温室前館は開園当時から残る国内最古の温室である。
各園の入場料は共通で、園内の有料モノレールのスカイビュートレインが連絡。このモノレールは本園としては2代目にあたり、初代モノレールの東山公園モノレール(1974年廃止)は日本初のサフェージュ懸垂式モノレールだった。
他にも遊園地や展望塔の東山スカイタワーなどがあり、動物園としては国内で有数の規模を誇る大型施設でもある。
度々当園の飼育個体でとんでもなく話題になる個体が現れる。
ニシゴリラのシャバーニはイケメンすぎるゴリラとして話題に上がり、写真集まで発売。大久保嘉人氏も
俺よりイケメンと聞いたからくらべてみた。
完敗……
とコメントしている。
またフクロテナガザルのケイジは、おっさんのような叫び声をあげるテナガザルとして大バズリを遂げ、『月曜から夜ふかし』をはじめ様々な番組で取り上げられた。特に『月曜から夜ふかし』ではMCのマツコ・デラックスとSUPER EIGHT(現)の村上信五が炊飯器や携帯電話の着信音にするべきだという話題で大いに盛り上がっていた。
2011年からリスタート構想としてリニューアルが進んでおり、従来飼育している動物の展示の改修に加え、新規導入にもより一層力を入れる。2024年8月には国内で14年ぶりとなるコモドオオトカゲの展示がスタートしたため、世間を大いににぎわせた。
主な飼育動物
本園
アジアゾーン
ライオン舎
トラ舎
ウマ舎
クマ舎
キリン舎
コアラ舎
バードホール
海洋ゾーン
古代池
オセアニアゾーン
食肉小獣舎
北園
テナガザル舎
サル舎
アフリカの森
コンドル舎
猛禽舎
キジ・ツル舎
アメリカ大陸コーナー
大型草食獣舎
旧類人猿舎
自然動物館
エキゾチックプロムナード
カメの仲間
トカゲの仲間
ヘビの仲間
イモリ・サンショウウオの仲間
カエルの仲間
夜行性動物
ゾウガメ舎
こども動物園・日本ゾーン
ふれあい広場
日本産動物舎
ヤマネコ舎
カモシカ舎
小鳥とリスの森
アクセス
東山公園駅から徒歩3分(正門)
星ヶ丘駅から徒歩5分(星ヶ丘門)
関連項目
シャバーニ 本園で飼育されている有名なニシローランドゴリラ