ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ウグイス

うぐいす

スズメ目ウグイス科ウグイス属の鳥の一種。ホーホケキョと鳴くことでおなじみのあの鳥である。
目次 [非表示]

曖昧さ回避編集

  1. 鳥の一種。本項で解説。
  2. けものフレンズ』のキャラクター。→ウグイス(けものフレンズ)
  3. トワツガイ』のキャラクター。「副司令(トワツガイ)」を参照。

概説編集

和名:ウグイス

漢字表記:鴬(鶯)

英名:Japanese Bush Warbler

学名:Cettia diphone


スズメ目ウグイス科ウグイス属の小鳥

雌雄同色だが、体格は雄の方が大きい。季語は春。

ウグイス色:という言葉からイメージされる緑色の小鳥はメジロであり、ウグイスではない。

(ウグイスも梅の枝に止まってさえずったり、枝につく小さな虫を狙うことはあるが)

ウグイスの体上面は茶褐色、眉斑は淡白色、体下面は汚白色。足は褐色みがかかる。


「ホーホケキョ」という鳴き声で知られるが、これは縄張り主張や求婚のためのさえずりであり、普段は「チャッチャッ」と鳴く。

このほか季節やによって様々な鳴き声を発し、また縄張りを鳴きながら飛び回る「鳴き渡り」の習性を持つ。


日本には4亜種が分布するとされているが、再検討が必要とされている。


カッコウの仲間のホトトギスに托卵されることがある。

余談だがホトトギスは初夏の季語であり、春を告げるウグイスが夏を知らせるホトトギスを育てることになる。


ウグイスとソウシチョウ編集

ウグイスのフンにはさまざまな加水分解酵素が含まれていて、江戸時代の文献にはのぬかと一緒に洗顔料・スキンケアのために女性たちが利用していたことが記録されている。

(外部リンク:ポーラ文化研究所 日本のやさしい化粧文化史

鳴き声を楽しむほかにフンを取るためにも飼育されていたが、ウグイスがするフンの量は少ないため市場に出回るウグイスのフンはソウシチョウという別種の鳥のフンである。


  • ソウシチョウとは
    • インド北部や中国南部などに自然分布するガビチョウ科の鳥。たくさんの餌を食べてたくさんのフンを出し、その成分もウグイスと大差ない。
    • 江戸時代から飼育されている美しい鳥だが「かご抜け鳥」の異名を持ち、ウグイスやオオルリといった在来鳥のたまごを食べてしまう大食漢のため侵略的外来種に指定された。
    • 現在では届出が必要であり、観賞・繁殖ではなくフンを採取する目的のみでの飼育が許可されている。

*別名・異名

  • 経読鳥
    • 「ホーホケキョ」が『法、法華経』と空耳できるため。
  • 春告げ鳥 / 春の鳥 / 初音の鳥
    • 春先に鳴くことから、「季節の節目を告げる鳥」として日本で親しまれる。
  • 花見鳥
    • 先の梅を好むメジロとの誤解から。「梅にウグイス」は古来から鉄板の組み合わせと認知されている。現代では「桜にウグイス」の絵も見られる。

関連タグ編集

野鳥  ウグイス科 

関連記事

親記事

ウグイス科 うぐいすか

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 446318

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました