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火野映司

ひのえいじ

火野映司とは、特撮ヒーロー番組『仮面ライダーOOO』の主人公。
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「いけますって!ちょっとのお金と、明日のパンツがあれば」
「そんなに簡単になくならないですよ、人の欲って」


演:渡部秀

概要

本編の主人公であり、仮面ライダーオーズに変身する青年。年齢21歳。
『少しの小銭と明日のパンツがあればいい』を口癖に、世界中を流浪している。
日本に帰国した際、アンクと遭遇したことにより、オーメダルをめぐるグリードと人間の争いに巻き込まれていく。
あちこちの報道写真に写っていたりと、一部ではその存在が知られている。
素性は長らく不明だったが、第32話で有名政治家の息子であることが明かされた。

第31話で無欲な性格を紫のコアメダルに付け込まれ、コア5枚の器にされてしまう。
ネットムービーでのイメージアニマルはプテラノドン

性格・能力

根っからのお人好しで、出会ったばかりの人間や、腕だけの怪物であろうと、命を賭して守ろうとする。
超然とした人物が多かった過去の仮面ライダーに比べ、大勢の人の死をぎりぎりで食い止めた際には手の震えが止まらなくなるなど、一般市民のような精神も持ち合わせている。

無差別殺傷が絡んだり、命を軽視する者に対してはどんな相手でも本気の怒りを見せる。
そのため、人命よりオーメダル収集を最優先にしようとするアンクとは衝突することがよくある。

反面、物欲がまったくと言っていいほどなく、本作のテーマである「欲望」からは、もっとも縁遠い。織田信長のクローンからは「お前は欲望が全くと言っていいほどないがそれで生きていて楽しいのか?」とまで言われている。
また、他人を助けるためなら自分をいくらでも犠牲にしてしまう過剰な自己犠牲精神がある事を、伊達明に指摘されている。
但し、自分が叶えたいある夢を持っており、概要は不明だがとても大きな夢らしい。

身体能力は高く、銃器や武器の扱いもこなす。
さらに、欲望に無縁でお人好しな性格ながらも、交渉や駆け引きに長け、たとえグリード相手であろうと一歩も退かない芯の強さを見せる。

生活スタイルや行動ともに凄まじく非常識なのだが、さらに突っ込みどころの多い他の登場人物たちに対してツッコミ役として機能してはいる。だが、本人も上記の通り唐突に破天荒な行動やボケをかますので、アンクや後藤さんのお怒りの種になっている事には変わりない。

ヘビが大の苦手で、デンキウナギカンドロイドを見た時も驚いて腰を抜かし、ブラカワニコンボのコブラの能力も嫌々使っていた。

その性格からか『バトライド・ウォー』の掛け合いでも妙に先輩受けがよかった。

過去

そして、そんな性格になった詳細が伊達の口から明かされる。

かつて映司は学生時代から困った人を助け、世界中の子供達を救う事・世界を変える事を目標とし、多額の寄付・紛争地帯への旅を行っていた。
だが、その寄付金を内戦の資金に利用されて情勢がさらに悪化、その結果当時滞在していた小さな村が空襲に巻き込まれ、最初に仲良くなった少女を目の前で失ってしまう
その後映司自身も人質として捕まるが、自分にだけ身代金が支払われ帰国。親の人気取りにその話題が美談として使われたという過去を持つ。

この『世界の実態』という現実を知らず自分の勝手で無思慮な善意で誰も助けられずに自分だけ助かったことが原因で、あらゆる欲望に執着がなくなったという。
また、上記の過去が原因で実家と確執が生じており、母方の名字である火野を名乗っている。(だがあくまでも自称で、戸籍上はちゃんとした名字がある)

その結果、再び世界に出ることも家に戻ることもできず、国内を無目的に放浪していた。他人や過去の知人に今なにをしているのか聞かれると曖昧に濁していたのも、このためと思われる。
己の命にさえ執着せず、自分の目の前で再び誰かの命が失われることを防ぐためだけに、時には無謀な戦い方を平然と行うその姿は、人としてもヒーローとしても歪んだものであり、命の価値を実は理解していないというのが、伊達の分析である。

ちなみに、上記のパンツ云々は母方のお祖父さんの口癖だったらしい。

容姿

ハネッ毛気味の黒髪にエスニックな服装をしている。
容姿はルナ・ドーパント/泉京水いわく「イケメン」。嫌いじゃないわ!

オーズになったきっかけ

警備員のバイトの最中、バイト先の博物館でグリードが復活、同僚(美術品を盗もうとしていた小悪党)に薬を盛られ眠りこけていた彼は偶然自分の横に転がっていたタカメダルをバイト料と勘違いして持ち帰ってしまう。(この時登場早々からパン一姿をその場に居合わせた大衆とお茶の間に晒すという失態をやらかした)
その後、カマキリヤミーになすすべもなく痛めつけられていたアンクを思わず助けようとしたことから、アンクにオーズドライバーの封印を解かされ、その場にいた人々と自分の身を守ろうと、仮面ライダーオーズへと変身した。

『オーズに変身できるのはオーズドライバーの封印を解いた者だけ』という制約があり、他の人間がオーズになることはできない。
オーメダルを集めるためなら多少の犠牲が出ようと何とも思わないアンクにとって、お人よしな映司はときにメダル集めの障害になるが、別の人間をオーズとして立てることもできない。
映司もまた、常にアンクを警戒しているが、人助けのためにオーズの力を必要としており、またアンクが憑依している泉信吾の身を案じ、互いに牽制しあいながらも、行動をともにしている。


名台詞


手が届くのに手を伸ばさなかったら死ぬ程後悔する。それが嫌だから、手を伸ばすんだ

楽して助かる命が無いのは、何処も一緒だな!

人が人を助けていいのは、自分の手が直接届くところまでなんじゃないかって

正義のためなら、人間はどこまでも残酷になれるんだ

ライダーは助け合いでしょ

その他

のちに自身もメダルの持つ暗黒面の浸食されていくことになる。
そしてこの辺りを考えて彼の名前をちょっと捻ってみると……

“ヒ”ノエイジ → “ディ”ノエイジ → ディノ・エイジ → Dino Age(恐竜時代)
※Dino = dinosaur(恐竜)の略表記。

と、少々穿った見方も可能である。
彼のイメージアニマルがプテラノドンであることも考えると、おそらく設定的に織り込まれていたのかもしれない。
























以下ネタバレにつき閲覧注意
仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL」では2つの世界の危機を感じ取って日本に帰国し、その道中で財団Xの暗躍を察知。
その後、地割れに落ちそうになっていた万丈龍我を助けようとしていた宝生永夢のもとに現れ、彼と共に龍我を助け出した後は龍我や永夢と共に財団Xの科学者・最上魁星のアジトに潜入。そこで最上によって生み出された偽アンクと対峙するが、たまたま割れたタカメダルが偽アンクに触れた事で偽アンクが苦しみ落下、それを助け出そうとした映司が手を掴んだ瞬間、割れたタカメダルが偽アンクの体内に入り、本物のアンクとして復活。アンクと共闘し、偽グリード達を撃破する。
そして他の仮面ライダーと合流した後、アンクから託されたタカ・クジャク・コンドルのコアメダルを使ってタジャドルコンボに変身し、最終決戦に挑む。
戦いが終わった後はアンクに約束のアイスを渡し、消えていったアンクの割れたタカメダルを拾い上げてから「また会おう。俺とお前がいる明日に」と告げ、再び旅に出ていった。

また、これまでオーズにはダブルの「さぁ、お前の罪を数えろ!」や鎧武の「ここからは俺のステージだ!」などのような変身後の決め台詞らしきものはなかったが(その代わり、レジェンド系フォームに変身したライダー達は大抵「セイヤー!」を言うのがお決まりだが)、本作のライダーマシン集結シーンでは他のライダーの決め台詞と被ってしまったものの、「俺が手を掴む!」というセリフを言っている為、これがオーズの決め台詞と言っていいかもしれない。

関連イラスト

ちまいの
すきすき



関連タグ

仮面ライダーOOO
クスクシエ アンク 泉信吾 泉比奈 白石知世子
鴻上ファウンデーション 鴻上光生 里中エリカ 後藤慎太郎 伊達明
グリード 真木清人
嫌いじゃないわ! はい変わったー

五代雄介平成ライダー大先輩。旅をしたり彼の本質と共通しており最終フォームがなんらかの影響で暴走するということも似ている。

火野レイ一門大先輩後輩とともに「火野あかね」で繋がる。映司とは政治家一族の子(レイの父は代議士)である事、政治家の親の都合で自らの事情を問答無用に翻弄されている事、そのために親(父方の親族や縁者)に反感を抱き絶縁同然の不仲な間柄である事、などの共通項がある。
熊田雄一郎:火野レイの実家である火川神社の宮司見習いで、実質上のレイの従者。映司とは、放浪の旅人であった事、資産家のお坊ちゃんであった事、大らかでありながら勘違いとボケ倒しが激しい性格、などの共通項がある。

藤岡弘、仮面ライダー俳優の大先輩、彼の精神や蛇が苦手ということが共通している。

左翔太郎フィリップ平成ライダー直近の先輩。W劇場版『運命のガイアメモリ』で初邂逅し、それ以降も『MOVIE大戦CORE』『MOVIE大戦MEGAMAX』などでたびたび共闘する。最初に出会ったときは面識がなかったこともありラフな態度だったが、本編の事件を経ていくうちに映司自身も性格や態度が少し丸くなったのか、『MEGAMAX』では彼らに敬語を使うようになった。
名言『ライダーは助け合いでしょ』は、最初は映司が二人に助太刀する際に送った言葉だったが、後に『MEGAMAX』でその件のお返しとばかりに、翔太郎からもその言葉とともに手助けしてもらっている。

如月弦太朗平成ライダー直近の後輩。OOO劇場版『将軍と21のコアメダル』で初邂逅し、その後『MEGAMAX』でも共闘。『ライダーは助け合いでしょ』精神はここでも育まれており、『MEGAMAX』で再会し、弦太朗に助け舟を出す際も、年長者としての気遣いを見せている。

ノブナガ:劇場版『MOVIE大戦CORE』で邂逅。戦国時代に名を馳せ、何事にも強欲であった武将・織田信長を、鴻上ファウンデーションがグリードやヤミーの要領でセルメダルで肉体再生させた。作中冒頭、ファウンデーションを抜け出し、記憶喪失状態で映司と出会い、映司からパンツを分けてもらうなどして共に過ごし、「ノブ君」と呼ばれるほどの友人となったが、徐々に己の生前の記憶と才覚を取り戻していき…。

徳川吉宗徳川幕府八代目征夷大将軍。いわずと知れた暴れん坊将軍その人。
OOO劇場版『将軍と21のコアメダル』において、錬金術師ガラの策動により現代の東京の一部と吉宗の治める時代の江戸城下町の一部が入れ替わってしまった際に出会い、共闘。日夜江戸の町に蔓延る外道を相手に陰に日向に戦い抜いていることもあってか戦闘能力は非常に高く、ガラが戦闘員として生み出したナイト兵の群れ相手に愛刀ひとつでオーズと肩を並べて大立ち回りを繰り広げ、まるで苦戦することなく蹴散らしてみせた
ガラの作り出した、ブラカワニコンボを構成するコブラ、カメ、ワニのコアメダルは徳川家に異国の宝物として献上されており、メダルで変身する映司の姿を見た吉宗の手で映司に譲渡された。
なお、最初にお忍び中の仮の姿である「貧乏旗本の放蕩息子・徳田新之助」として出会ったためか、映司からは最後まで「徳田さん」と呼ばれていた(おそらく将軍吉宗だとは思われてない)。

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