『クロノチェンジャー!』
『タイムファイヤー!』
「タイムレッド!」
「ブルー!」
「ピンク!」
「イエロー!」
「グリーン!」
「タイムファイヤー!」
『タイムレンジャー!』
「時間保護法違反により、逮捕する!」
概要
「タイムレンジャー」の本来の意味は、30世紀の時間保護局の隊員たち、あるいはその緊急戦闘モードである。よって、スーパー戦隊としての肩書である「未来戦隊」は定義上存在しない名称となっている。
作中ではドン・ドルネロを追って2000年の世界にやって来た未来人4人と、たまたま居合わせた現代人1人の5人で結成される。後にタイムファイヤーとなった滝沢直人はシティガーディアンズ所属の為、第3勢力に近い。
アクション時にはスローモーションが掛かるのが特徴で、第1話ではマトリックス避けを披露している(レッドのみ失敗して被弾しており、これはのちに「海賊戦隊ゴーカイジャー」でもオマージュされ、タイムファイヤーに変身したゴーカイシルバーが被弾している)。
基本的に囚人の圧縮冷凍による逮捕が主な目的であるが、ボルユニット(最大火力時)やアサルトベクター、タイムロボβのフライヤーマグナム(出力最大時)など殺傷兵器を持っていないわけではなく、囚人の殺害も理論上は可能とされるが、囚人の殺害権を持たない為に殺害すれば罪人と見做される(Case File.5より)。
なのでこれらを殺傷兵器として用いる場合はゼニットや純粋な破壊兵器(ノヴァやベリトのスーツなど)といった非生物に限っている。
メンバー
西暦2000年の世界でも有数の大企業・浅見グループの御曹司。
『自分の運命は自分で決める』という信念のもと、自分の意志でタイムレンジャーとなる。
タイムレンジャーの紅一点でリーダー格。
ドルネロに雇われた殺し屋に家族を殺害されているため、正義感だけでなく個人的な恨みも持っている。
西暦3000年の世界の医学薬学をもってしても完治が難しい病気「オシリス症候群」にかかっている。
20世紀では、「綾瀬慎之助」と名乗る。
西暦3000年の世界の格闘技「グラップ」の元プロファイター。
20世紀では、「土門太郎」と名乗る(…というか竜也のせいで名乗らざるを得なくなった)。
西暦3000年の世界において滅びてしまったハバード星人の最後の生き残り。
スーパー戦隊では初の異星人メンバー。
竜也の大学時代のライバル。あることをきっかけに、ブイレックスの制御装置およびタイムファイヤーの変身アイテムであるブイコマンダーを入手する。
シリーズ初の2人目のレッド。
タイムレンジャーの関係者
ミミズクのような形をしたロボットで、本作における司令官ポジション。
外見とは裏腹に割とイケボである。
シオンが作った目覚まし時計型ロボット。
装備
時計の長針と短針を模した二ふりの剣。使用時にクロノチェンジャーから取り出される。長剣はスパークベクター、短剣はアローベクターと呼ばれ、柄の部分で合体させるとツインベクター(ツインモード)となる。
ボルユニット
こちらもクロノチェンジャーから取り出される重火器で、メンバー毎にその形状は大きく異なる。
合体させることでボルテックバズーカとなる。
余談
劇中での経緯もあり、名乗り順と装備(タイムジェットやボルユニット)のナンバリング順が異なっている。
- 名乗り順:レッド→ピンク→ブルー→イエロー→グリーン
- 装備順:レッド→ブルー→グリーン→イエロー→ピンク
『ネット版 仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦乙!〜Heroo!知恵袋〜あなたのお悩み解決します!』での名乗りはテレビ版とは異なり、戦士が1人ずつフルネームで名乗っていき、最後に「未来戦隊!タイムレンジャー!!」と締める形になっている。
おまけにダブルベクターを時計がわりにして時間を巻き戻すという無茶苦茶な芸当まで行っている。