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平成戦隊

へいせいせんたい

スーパー戦隊シリーズのうち、平成時代に放送された作品の総称である。
目次 [非表示]

該当作品編集

番号放送年作品名メインキャスト備考
1平成元年(1989年)高速戦隊ターボレンジャー佐藤健太初の車スーパー戦隊にして高校生戦隊
2平成2年(1990年)地球戦隊ファイブマン藤敏也初の兄弟戦隊
3平成3年(1991年)鳥人戦隊ジェットマン田中弘太郎戦うトレンディドラマ
4平成4年(1992年)恐竜戦隊ジュウレンジャー望月祐多初の恐竜スーパー戦隊巨大戦力がメカではなく神様、本格的な追加戦士の登場。美少女戦士セーラームーンシリーズ開始。
5平成5年(1993年)五星戦隊ダイレンジャー和田圭市初の小学生戦士の登場
6平成6年(1994年)忍者戦隊カクレンジャー小川輝晃初の忍者スーパー戦隊にして和風戦隊
7平成7年(1995年)超力戦隊オーレンジャー宍戸勝スーパー戦隊20周年記念作品
8平成8年(1996年)激走戦隊カーレンジャー岸祐二スーパー戦隊20作記念作品
9平成9年(1997年)電磁戦隊メガレンジャー大柴邦彦美少女戦士セーラームーンシリーズ終了、夢のクレヨン王国放送開始
10平成10年(1998年)星獣戦隊ギンガマン前原一輝
11平成11年(1999年)救急戦隊ゴーゴーファイブ西岡竜一朗現時点でシリーズ最後の追加戦士なし、メタルヒーローシリーズ終了、燃えろ!!ロボコン放送開始、夢のクレヨン王国放送終了、おジャ魔女どれみシリーズ開始
12平成12年(2000年)未来戦隊タイムレンジャー永井マサル20世紀の最後の作品。燃えろ!!ロボコン放送終了、仮面ライダークウガ放送開始
13平成13年(2001年)百獣戦隊ガオレンジャー金子昇スーパー戦隊25作記念作品かつ21世紀の最初の作品
14平成14年(2002年)忍風戦隊ハリケンジャー塩谷瞬xxレンジャー以外で最初のxxジャー。別チーム「電光石火ゴウライジャー」との2チーム制採用。
15平成15年(2003年)爆竜戦隊アバレンジャー西興一朗おジャ魔女どれみシリーズ終了明日のナージャ放送開始
16平成16年(2004年)特捜戦隊デカレンジャー載寧龍二明日のナージャ放送終了プリキュアシリーズ放送開始
17平成17年(2005年)魔法戦隊マジレンジャー橋本淳
18平成18年(2006年)轟轟戦隊ボウケンジャー高橋光臣スーパー戦隊30作記念作品
19平成19年(2007年)獣拳戦隊ゲキレンジャー鈴木裕樹
20平成20年(2008年)炎神戦隊ゴーオンジャー古原靖久
21平成21年(2009年)侍戦隊シンケンジャー松坂桃李初の仮面ライダーとコラボした作品
22平成22年(2010年)天装戦隊ゴセイジャー千葉雄大
23平成23年(2011年)海賊戦隊ゴーカイジャー小澤亮太スーパー戦隊35作記念作品。テレビ本編での客演解禁
24平成24年(2012年)特命戦隊ゴーバスターズ鈴木勝大
25平成25年(2013年)獣電戦隊キョウリュウジャー竜星涼
26平成26年(2014年)烈車戦隊トッキュウジャー志尊淳
27平成27年(2015年)手裏剣戦隊ニンニンジャー西川俊介初のいとこ戦隊
28平成28年(2016年)動物戦隊ジュウオウジャー中尾暢樹スーパー戦隊40作記念作品
29平成29年(2017年)宇宙戦隊キュウレンジャー岐洲匠初の初期メンバー9人
30平成30年(2018年)快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー伊藤あさひ/結木滉星現時点で唯一のダブルチーム制
31平成31年/令和元年(2019年)騎士竜戦隊リュウソウジャー一ノ瀬颯元号跨ぎで放送

放送時間の変遷編集

主に関東地区を基準とする。


『ターボレンジャー』第31話まで:土曜日18時~18時25分

『ターボレンジャー』第32話~『メガレンジャー』第7話:金曜日17時30分~17時55分

『メガレンジャー』第8話~『キュウレンジャー』第31話:日曜日7時30分~8時00分


『メガレンジャー』第7話までは25分だったが、日曜日に移動してからは『科学戦隊ダイナマン』以来14年ぶりに30分に戻った。


『キュウレンジャー』第32話~現在:日曜日9時30分~10時00分


概要編集

元号「平成」の時期に放送されたスーパー戦隊シリーズ。長年放送され続けたシリーズとしてはあまり区分化されていないが、近年仮面ライダーシリーズが「昭和ライダー」「平成ライダー」と区分し始めたことに伴ってか、ファンから作られた言葉。昭和戦隊の数を倍以上超えている。

ただし、ライダーやウルトラのように明確な区分ではない。戦隊は中断が無く、数年かけて徐々に内容やスタッフなどを変えていくスタイルから、どこで区分しても中途半端になるという特徴がある。

「この戦隊から戦隊は変わった!これ以降は新シリーズ!」みたいなことを言うと荒れるため、天皇に決めてもらうということである。

昭和がスーパー戦隊の基礎を築いた時期であるなら、平成はスーパー戦隊が国民的番組として定着した時期と言えよう。


『タイムレンジャー』までが20世紀で、『ガオレンジャー』から21世紀である。

ゴーカイジャーEDの『スーパー戦隊ヒーローゲッター』では1番が昭和戦隊2番がそれ以降の20世紀戦隊、3番が21世紀戦隊となっている。


2019年放送の騎士竜戦隊リュウソウジャーは、放送開始時は平成であったが放送期間中に令和に改元。2020年放送の次作・魔進戦隊キラメイジャーがニュース・メディアなど各種媒体で「令和最初のスーパー戦隊・作品」として取り上げられているため、リュウソウジャーが「平成最後のスーパー戦隊・作品」に位置づけられる。同作品が令和最初とされる資料の存在が確認できる(→ソース)が、資料自体は「魔進戦隊キラメイジャー」発表前のものであり、この時点で確定は出来なかった。同じく放送期間中に元号が変わった超獣戦隊ライブマン放送開始が昭和であった理由から昭和戦隊扱いであった。

ソース1ソース2ソース3


なお、「平成」という区分ではあまりに広範囲になるためなのか、東映特撮Youtube Officialでは元号ではなく1990年代戦隊2000年代戦隊2010年代戦隊という更に細分化したものを使っている。


主なスタッフ・キャスト編集

27作品すべてにかかわっているのは、監督の渡辺勝也である。『ジェットマン』までは助監督、『ジュウレンジャー』からは監督としてシリーズを支え続けている。

また、特撮監督の佛田洋は『ファイブマン』から携わっている。


特徴編集

ビジュアル編集

  • オーレンジャー以降、声優が演じるキャラの激増し顔出し怪人が激減した。これを「声優による安定した演技が楽しめる」とするか「顔出しがいなくなって寂しい」とするかは人それぞれ。
  • フィルムの画質が上がって違和感が出やすくなったためか、クロマキー合成をほとんど使わなくなっていた時期がある(メガレンジャーぐらいまで)。その後デジタル化が進むが、撮影自体はゴーオンジャーまでフィルムであり、貴重なフィルム撮り作品となっていた。
  • ロボデザインが曲線を多用した有機的なものになった。

内容編集

  • ジュウレンジャーの時期にあったRPG等世間のファンタジーブームを受けてファンタジー戦隊が流行。初代ライダー以来伝統のスポ根的な要素が薄れ、比較的ソフトな作風など今風の内容にシフトしていく。
  • 30分枠に復帰してからは変身シーンが長くなる。
  • ダンスEDの急増。
  • 善悪ヒロイン同士のキャットファイトが平成中期は盛んに行われていた。昭和戦隊まではヒロインと女幹部がライバル関係が主流であったもの、それは少なくなり男性戦士とライバル関係にもなることがあった。
  • 女性戦士は女形スーツアクターよりスーツアクトレスが演じることが多くなった。
  • 規制の強化。ゴーオンジャーまではAV女優も出演していたが、キョウリュウジャー以降は顔出しの女性幹部自体出演頻度が減少している。

その他編集

  • ジャーの多さ。戦隊パロディといえば何とかマンだったのが一気に何とかジャーになった。
  • パワーレンジャーの登場。戦隊が続いたのはだいたいこれのお陰かもしれない。

都市伝説編集

近年の仮面ライダーと同じくジュウオウジャー以降数字のコジツケが存在する。

10:「ジュウ」オウジャー ジュウ=十

9:「キュウ」レンジャー 9人スタート

8:ル「パ」ンレンジャーVS「パ」トレンジャー パ=8の中国語読み

7:リュウソウジャー 名前に7は無いがタイトルロゴ背景の模様が7に見える

6:キラメイジャー 「ラ」を横にするとローマ数字の「Ⅵ」に見える

5:???


途中で既に改元している事については気にしたら負けである。


関連タグ編集

スーパー戦隊シリーズ 平成


昭和戦隊平成戦隊令和戦隊

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