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高速戦隊ターボレンジャー

こうそくせんたいたーぼれんじゃー

高速戦隊ターボレンジャーとはシリーズ13作品目であり平成初のスーパー戦隊シリーズでもある。
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曖昧さ回避

  1. スーパー戦隊シリーズ第13作目、及び劇中に登場するヒーローの名称。本項で詳述。
  2. 佐藤健太が歌う同名の楽曲で、同作のオープニングテーマの曲名。「高速戦隊ターボレンジャー(楽曲)」を参照。


概要

シリーズ初の自動車をモチーフにした戦隊であり、シリーズ初の高校生戦隊でもあり、元号が平成へ改元されて初(あくまで「平成に改元後初の作品」であり、厳密には「超獣戦隊ライブマン」が「昭和と平成を跨いた作品」である事にも留意されたい)のスーパー戦隊でもある。

モチーフには当時のミニ四駆ブームを反映して「自動車」が採用され、同時に「妖精」という神秘性のある要素も取り入れられている。一方でメンバーは全員高校生であるものの「メインの視聴者層である子ども達にとっては『未知の世界』である学校生活」については必要以上に踏み込むような描写は避けられてもいる。
自動車モチーフではあるが、ストーリー本編では、敢えて自動車の要素は使われていない。
戦隊シリーズ定番の個人名乗りポーズが無く、全員で「ターボレンジャー!」と名乗るだけで済ませるという名乗り最短戦隊でもある。
暴魔獣を倒すと、全員でポーズを決めて「ビクトリー!」と叫ぶ。

物語の前半と後半で作風が大きく異なるのも特徴であり、前半部は暴魔百族との戦いを描いた比較的明快なストーリーだったが、中盤で流れ暴魔ヤミマルが登場してからは三つ巴の戦いが展開されるようになり、放送時間を変更した後半部では殆どの敵幹部が殉職し、流れ暴魔との因縁を中心とした重厚なストーリーが展開された。

自動車というモチーフがメインの購買層に受け入れられたこともあり、1号ロボであるターボロボの玩具は、単品での販売数の歴代最多記録を打ち立てた。中盤からは基地ロボのターボビルダーが登場し、バブル景気の中で玩具がよく売れたらしい。しかし玩具のメガヒットは、後番組に影響を与える事にもなっている。

あらすじ

地球環境の悪化により、かつて聖獣ラキアと妖精達によって封印された暴魔百族が蘇った。

子供の頃に妖精の光を浴びた武蔵野高校に通う5人は、妖精の生き残りであるシーロンに導かれる。裸眼で妖精を見る事が出来る5人は、高校の近所に住んでる太宰博士の開発したアイテムを使い、高速戦隊ターボレンジャーとなって暴魔百族に立ち向かうのだ。
5人の担任である山口先生は、彼らが何をやってるのか心配していく。

登場人物

ダ!ダ!ダッシュ!ちびキャラ戦隊ターボレンジャー


ターボレンジャー

レッドターボ/炎力

レッドターボ!炎 力!
ジグザグ青春ロード・レッドターボ


ターボレンジャーのリーダーで武蔵野学園高校に通う高校3年生。
野球部に所属しエースピッチャーで4番打者。

ブラックターボ/山形大地

ブラックターボ


ターボレンジャーのサブリーダー。
陸上部に所属し耐久力が高く屈強な肉体を持ち走ることをこよなく愛する。

ブルーターボ/浜洋平

ブルーターボ 浜 洋平
青い水泳部員


水泳部に所属し競泳と高飛び込みを得意としている。
クールな性格と甘いマスクから女生徒の人気が高い。

イエローターボ/日野俊介

イエローターボ・日野俊介
イエローターボ


体操部に所属し戦闘でもアクロバティックな動きで敵を翻弄する。
ひょうきんな人物でそそっかしいところもあるがその明るさからクラスのムードメーカーにもなっている。

ピンクターボ/森川はるな

森川はるな/ピンクターボ
ピンクターボ


ターボレンジャーの紅一点。
生徒会長を務める学校一の秀才で所属しているバトン部でも花形の存在。

ターボレンジャーの関係者

太宰博士
妖精の存在を知る科学者。妖精と交流し暴魔の侵攻を予見しこれに対抗するために自らの資産を投じる。シーロンと協力してターボレンジャーのアイテムやマシン各種を開発しターボレンジャーを結成した。
詳細はリンク先参照。

妖精シーロン

妖精シーロン


妖精族最後の生き残りで普段はドールハウスに住んでいる。身長は18センチ(撮影は「人形によるアテレコ」と「演者本人の周囲にエフェクトをかける」の手法を使い分けている)。
メンバーの5人のみが彼女を肉眼で見ることができるがそれは5人が子供のころに受けた妖精の光の影響である。オープニングでアップになる瞳は実は彼女の眼である。
この他にも山田健一(5人のクラスメイトであり、一度洋平のブレスを奪ってブルーターボに変身した事もある)など一部の人間が妖精の光を浴びている。

聖獣ラキア
2万年前に暴魔百族を封印した聖獣。
環境汚染により封印する力が弱まり暴魔の復活を許してしまうがターボレンジャーと太宰博士そして妖精シーロンに暴魔百族打倒を託し自ら命と引き換えに星座となりターボレンジャーたちを見守っている。

山口美佐
都立武蔵野学園高校の女性教師。
ターボレンジャーのメンバー5人の所属する3年A組の担任を務めており教科は数学を担当。
力が所属する野球部の顧問も務める。当初は太宰博士を訝しんでいたが、のちに相思相愛の関係になる。
美香という妹が居て、現在は香港に留学している(後番組のレギュラーキャラである)。
相撲マニアであるらしく、第21話の巨大戦では呼出と行司役を買って出た。
※演者の高見恭子は作家・高見順の娘(非嫡出子、後に高見順の養女として籍に入れる)で、元プロレスラーの現在衆議院議員・馳浩夫人。

暴魔百族

暴魔大帝ラゴーン
暴魔百族の支配者で普段は暴魔城にある大帝の間に鎮座しており凶悪な形相の本体と無数の腕や触手、顔が居並ぶ衝立の組み合わせが禍禍しくも凄まじい迫力を醸している。
暴魔百族を束ねる暴魔城の支配者で、またの名を「暴魔神(ぼうましん)」。

暴魔博士レーダ
暴魔のナンバー2の幹部。暴魔百族の頭脳的存在。
博士と言う様に非常に博識で暴魔獣について多くの知識を持っており作中で披露される。

姫暴魔ジャーミン

センシティブな作品


残酷な性格の女幹部で蛇の化身。
普段は女性の顔をしているが戦闘時には蛇の顔に変わる。

暗闇暴魔ジンバ
暴魔百族の幹部の一人。
元は人間の武人で愛する姫の為に命を尽くして戦い続けたが致命傷を負った彼は姫に無残にも見捨てられたその恨みから誕生した暴魔であり他に類を見ない元人間の暴魔と言えよう。

かっとび暴魔ズルテン
幹部の一人だが前述の三人よりは格下である。しかし風貌に反してそこそこの実力はあるのか、力達4人が彼の能力を過小評価する中、俊介は「いや、あれでなかなか強い」と反論していた。
お調子者で強いものに従う主義でラゴーンが倒された時は蔑んでいたヤミマルに媚びラゴーンが復活した時はあっさりヤミマルを裏切った。「~ってんだ」が口癖。

暴魔獣

暴魔の忠犬、いや犬神。


暴魔の戦士たち。
妖怪を彷彿させるフォルムをしており総じて名前の後半部に「ボーマ」が付く。
大多数が人語を話すが超魔神ボーマなどのように人語を話さない者もいる。

ウーラー兵

「ウーラー兵」


最下級の暴魔。
幹部や暴魔獣が「湧け! ウーラー」と呼ぶことで召喚されウーラーボーマを族長としており、ウーとラーという隊長に率いられている。

流れ暴魔

流れ暴魔ヤミマル/流星光

流れ暴魔ヤミマルと流星光。


「さすらい転校生・流星光」として武蔵野学園に転校してきた流れ暴魔。
力をライバル視している。

流れ暴魔キリカ/月影小夜子

流れ暴魔キリカ


力達のクラスメート。
キメンボーマが人間の女性との間に儲けた子供で十八歳の誕生日を迎えるまでの間オマモリボーマが見守りドクロ怪人が父と母に扮し人間として育てられていた。

巨大ロボ

【特撮ワンドロ・りぴーと】ターボロボ


5台のターボマシンが合体するロボ。足がタイヤ付きなので高速走行が可能。
高速剣で必殺技・ターボクラッシュを放つ。
ちなみに相撲で勝負する回があり廻しを締めたこともある異色の巨大ロボでもある。

輝くゴールだターボラガー!


ラガーマンがモチーフとした2号ロボ。ラガーファイターから変形。
ラグビーボールを構えて「キックオフ!」と叫んでから戦闘開始する。

スーパーターボロボアクション


ターボロボとターボラガーが合体。
三角形のビームを放つ「スーパーミラージュビーム」が必殺技。
ちなみに腕がやたら長い独特の形状。それ故まともに動かない
大概の相手を必殺技で瞬殺→効かなかったらビルダーに合体はお約束。

第28話で登場した巨大基地で、ターボロボのパーツとなるメカを格納している。
スーパーターボロボを格納する事で巨大ロボ形態に変形し、胸からは強力なT字型のビームを放つ「スーパーターボビルダービーム」を放つ。

マシン

  • ターボアタッカー

最高時速400km/hを誇るレッドターボ専用バギー。
アタッカーマグナムとアタッカーバルカンを装備している。

  • マッハターボ
最高時速360km/hを誇る5人に支給されたスーパーバイク。
車体はそれぞれのメンバーに合わせたカラーリングになっている。

余談

  • 自動車

ターボロボに合体するターボマシンが自動車の形をしている理由が全く語られない。無公害エンジンを研究してる太宰博士がカーマニアだったから博士の趣味としか思えないのだが、長谷川裕一は「自動車の精霊を憑依させたのではないか」と解釈している。

  • タイトル
「○○マン」という名称が主流を占めていた当時のスーパー戦隊シリーズだが、原点回帰の意を込めて秘密戦隊ゴレンジャー以来久々に「○○レンジャー」表記が復活したが当時はゴレンジャースーパー戦隊シリーズとして数えられていなかったので初のレンジャー表記戦隊になる。

本作の第1話はバトルフィーバーJから超獣戦隊ライブマンまでの当時の10大スーパー戦隊(現代の感覚では「タイトルが『12大スーパー戦隊』にならないとおかしい」と思う人も少なくないだろうが、これは「原作者が八手三郎ではない『秘密戦隊ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊はスーパー戦隊ではない』という当時の風潮」によるものである)がターボレンジャーの激励に駆けつけるというストーリーだった。
平たく言えば「最終回後の『ライブマン』と初回前の『ターボレンジャー』の間のつなぎ番組として、過去のスーパー戦隊の活躍をダイジェストで紹介する」ものとなっている。

このため本番組の実質的な初回は第2話からとなっており、番組としての初回放送日を第2話の本放送日である「3月4日夜6時よりスタート」と告知し、第1話放送後に改めて新番組予告を流すという措置をとった。

ちなみに、これと逆のパターンとして未来戦隊タイムレンジャーの放送上の最終回である第51話が『未来戦隊タイムレンジャースペシャル スーパー戦隊大集合』と銘打った特別編として放送された事もある。

なお、2020年10月30日より開始されたYouTubeでの配信(この時が初配信)は慣例通りの措置(初回のみ最終回配信日まで配信、2話以降は1週間で入れ替え)を取るとプレイリストの説明文に明記されている

だが、本作の場合「何故『力達5人』だけがターボレンジャーに変身出来るのか?」という理由が第2話で明かされており、この回を見逃してしまうと(特に「途中から視聴し始めた」人が)世界観を満足に理解し辛い状態で鑑賞せざるを得ないというリスクを抱えていた。

そのため、ファン達の間でも配信前から「いくら『慣例』があれど、まさか天下の東映様が『初見殺し』などするはずが無い」「2話を飛ばすと(同作品としては)実質的に1話を消した事になるから、今回ばかりは特例措置とかなんとかで残さないとコメント欄とかで東映が炎上しかねない」と言われていたが、先の説明文を言葉通りに受け取れば「たとえ番外編のみ配信され続け『番組としての初回が1週間しか見る事が出来ない』というリスクが生じるとしても特別扱いはしない」という事のようである。

一方で、「第1話とは『本編の第1話』(本作での第2話)の事である」と考える事もでき、過去には「ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー超スピンオフ」の配信にて第4話までを残したまま最終話の配信まで行っていた例もある事から、次回の配信日である11月6日まで予断を許さない状況であったが、結果としては「慣例を踏襲」して第3話と第4話が配信され「実質的に初回が閲覧出来なくなった初の事例」となってしまった。

これは「第1話を『放送上の初回』か『物語の始まり』か」を解釈する上で東映側と視聴者側で齟齬が生じてしまい、それに伴って起こった悲劇ともいえよう(ファン達の怒りも単なる感情論だけでなく、あくまで「未見の人に対する配慮が欠けている」という観点から批判している事は留意してほしい)。

なお、先の一件を教訓にした…のかどうかは定かではないものの、2021年の作品である「機界戦隊ゼンカイジャー」では地上波放送直後のYouTube配信において、通常「本放送の作品は第2話まで時限配信」とする(同作の場合は「ガオーン初登場回」までに相当)所を「いわゆる『初期メンバー』が全員集合する第4話まで」(同じく「ブルーン加入回」までに相当)に延長している。

  • 放送時間帯の変更
1989年秋の番組改編に伴い、スーパー戦隊シリーズの放送時間帯が同年10月の第32話より従来の土曜夕方から金曜夕方に変更された。
元々視聴率で苦戦していた中で放送時間移動により更に視聴率が低下してしまう。これにより、シリーズはこの数年間打ち切りの危機に立たされることになる。
近畿の朝日放送では『部長刑事』の編成の都合で元々金曜17時台後半に遅れネットしていたため、本作32話から同時ネットになる(後楽園グループのCMはABCのみ「大阪後楽園ホテル」の物に差し替えられていたが、同時ネット化以降はCMの差し替えは据え置きのまま提供クレジットの表記はテレ朝と同じ「後楽園グループ」名義になった)。

音楽

主題歌

  • 高速戦隊ターボレンジャー

作詞:松本一起/作曲:井上ヨシマサ/編曲:米光亮/歌:佐藤健太
OPテーマ。

  • ジグザグ青春ロード
作詞:松本一起/作曲:井上ヨシマサ/編曲:米光亮/歌:佐藤健太
EDテーマ。

  • DANCEときめく心
作詞:松本一起/作曲:井上ヨシマサ/編曲:米光亮/歌:佐藤健太
第28話で挿入歌として使用されたが、佐藤氏の意見を取り入れて最終回のEDとして採用された。

挿入歌

  • 心よ しなやかに舞え!

作詞:松本一起/作曲:小杉保夫/編曲:米光亮/歌:佐藤健太、こおろぎ'73
百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、イエローターボからタイムブルーまでの平成に活躍した「技の戦士」のテーマソングとして使用された。

  • 妖精物語(フェアリーテイル)
作詞:白峰美津子/作曲:小坂明子/編曲:松下一也/歌:帯川鏡子

  • ウーラーの恨み
作詞:園部和範/作曲:古田喜昭/編曲:松下一也/歌:こおろぎ'73

  • キューティーターボレディ
作詞:只野菜摘/作曲:井上ヨシマサ/編曲:米光亮/歌:HANNAH

  • ターボ・ビクトリー
作詞:松本一起/作曲:池毅/編曲:吉田明彦/歌:佐藤健太、こおろぎ'73、SHINES

  • 勇気は満タン!ターボレンジャー
作詞:園部和範/作曲:井上ヨシマサ/編曲:米光亮/歌:佐藤健太、SHINES

  • 明日にアクセル!ターボロボ
作詞:八手三郎/作曲:小杉保夫/編曲:吉田明彦/歌:茅弘二

  • タックル! ターボラガー
作詞:八手三郎/作曲:小杉保夫/編曲:牧野三朗/歌:石原慎一

関連イラスト

ワンドロ絵9
高速戦隊ターボレンジャー


ターボでにっ!
キリカ



主なゲスト出演者

ホープ(ゆーとぴあ)…第5話
黒田勇樹…第6話
内田さゆり…第9話⇒後に『鳥人戦隊ジェットマン』(ブルースワロー役)などに出演。
篠原涼子…第33話
早瀬恵子…第37話⇒『地球戦隊ファイブマン』(ファイブイエロー役)などに出演。
長門美由樹〈長門美雪〉(第40話)⇒『超新星フラッシュマン』(ウルク役)などに出演。
大月ウルフ…第47-49話

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