「人間という人間を幽霊にして操り、この世を幽霊界にして支配してやる。うらめしや~……」
「どこへ逃げようが、村からは出られはしない!」
CV: 大山豊
登場話:第23話「幽霊いっぱい」
概要
暴魔百族に属する魔獣・暴魔獣の一体で、その名の通り幽霊そのものな姿をしており、その肌は氷のように冷たい。人間を幽霊に変えて操り、卒塔婆や手からの白い鬼火で攻撃し、幽霊のように物理攻撃を無効にする。
活躍
野辺山公園のとある樹木に封印されていたが、ハナコに妖精の羽根が持ち去られたことで封印が弱まり、ズルテンにより封印を解かれる。人々を幽霊に変えて村を支配し、ハナコの父である警察官を幽霊に変えるのをハナコに見られたため彼女を始末しようとするも、彼女がポケットに入れていた妖精の羽根の前に動きを封じられたため、羽根の始末を目論む。
ターボレンジャーとの戦闘ではBボウガンで直接羽を打ち込まれたことで一気に弱体化したところにVターボバズーカを食らって倒される。
その後ズルテンが放った暴魔再生巨大化光線により巨大化。瞬間移動、卒塔婆状の剣、鬼火でターボロボに挑むも、最期はターボクラッシュを受けて爆散した。
余談
ラゴーンは「ユーレイボーマを犠牲にしてでもターボレンジャーを倒せ」と、サラっとブラックなことをズルテンに告げている。配下を捨て駒にする作戦自体は珍しくないのだが、特に命を捨てる必要のない作戦で在るにもかかわらずこのようなことを言う理由は不明である。
声を演じた大山氏は翌年の戦隊では第14話のコウモルギン、第27話のカマキラーギン、第33話のゴリワシギン(ワシギン)の声を兼任し、3年後の恐竜がモチーフのスーパー戦隊で怪人製造担当の幹部の声を演じることになる。