もしかして……
- 遊戯王OCG等における装備魔法については→巨大化(遊戯王)
- マジック・ザ・ギャザリングのカードについては→巨大化(MTG)
概要
巨大になる事。
創作用語としては主に、薬物の投与や遺伝子変異などの何らかの後天的な要因により、人間や動物などの体が著しく肥大化する事を意味する。
複数の個体が集合・合体する事で巨大化するというパターンもしばしば。
多くは元型を完全に保ったままの大きさのみの変化となっており、つまり巨大化前と巨大化後が、幾何学で言う所の相似となってる。
ただ、ある一部位のみが局地的に巨大化するマニアックなケースも存在。
特撮ヒーローや怪人・怪獣が戦闘のために行うものとして馴染み深く、特に『電子戦隊デンジマン』以降のスーパー戦隊シリーズでは、敵怪人のほとんどが毎回行っている。
戦隊の敵怪人の場合、他者の協力を必要とするタイプが多め。
pixivにおいては巨大娘的なイラストが多くを占めており、類義に「サイズフェチ」が存在。
巨大化の効果
一般的に、巨大化すると桁違いのパワーや頑丈さを得る事ができる。
敏捷性は落ちるが、歩幅なども大幅に増えるため、最高速度的なものはむしろ上昇している事が多い。
ただ、生身の人間がそのままの強度で巨大化すると、自身の重さで動けなくなるどころか、圧死してしまう事になるらしい。
巨大化とフェティシズム
アクシデントなどにより、人間の姿のままで行われる例もしばしば存在し、代表例として巨大フジ隊員が存在(「巨大娘」も参照)。
その場合は動物化や石化などと類似したフェティシズム要素が強くなる。
巨大化するとただでさえ目立つのに、更に巨大化と共に服が破れてしまう、といったパターンも。
巨大化と変身
元型を完全に保った変化である場合、変身と称される事はまず無い。
変身を伴う巨大化の場合、変身と呼ばれるか巨大化と呼ばれるかは微妙な所がある。
例えば、人間の姿から巨大ヒーローに直接変身するような場合は、単に「変身」と呼ばれる。
一方、怪獣や怪人が巨大化する際には、姿に大きな変化が伴っている場合でも、単に「巨大化」と呼ばれる傾向がある。
創作における巨大化
作品名50音順。巨大化に関するキャラクター、能力、道具など。
実際に巨大化
物理的に巨大化している/させているパターン。
能動的な巨大化
- ワイゼン / 大権現ワイゼン入道(アスラズラース)
- イタダキマン(イタダキマン)
- 打ち出の小槌(一寸法師)
- ウルトラ戦士および大半の宇宙人(ウルトラシリーズ)
- 仮面ライダー・ライダー怪人・アイテム(仮面ライダーシリーズ)
- 仮面ライダーJ / ジャンボフォーメーション(仮面ライダーJ)
- シャドームーン(仮面ライダーワールド)
- ビッグウィザードリング(仮面ライダーウィザード)※通過したものが巨大化する魔法陣を召喚。劇中では主にウィザードの腕を巨大化させている。
- 仮面ライダーソーサラー(仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ)※魔法でギフジュニアを巨大化させた。
- 如意光(キテレツ大百科)
- コメット怪獣ジャイアン(キャプテンウルトラ)
- 正義超人(キン肉マン)※『怪獣退治編』で巨大化していた。
- イオ・トーラス / 天の牡牛(グガランナ)(黒猫と魔女の教室)
- メカザウルス・ウビ&女竜戦士ユンケ(ゲッターロボ)
- ジェットジャガー(ゴジラ対メガロ)
- 大豪院邪鬼(魁!!男塾)※初登場時の姿が10mはあろうかという巨体。「威圧感・強大過ぎる闘気により大きく見える」と言われていたが、『極!!男塾』で実際に巨大化能力を持っていたと判明する。
- ドラメッドⅢ世(ザ・ドラえもんズ)
- 富士動機子(ジャイアントお嬢様)
- 巨大化(スーパー戦隊シリーズ)(スーパー戦隊シリーズ)
- グリフォーザー(恐竜戦隊ジュウレンジャー)
- ドラゴンレンジャー(恐竜戦隊ジュウレンジャー)
- シャダム中佐(五星戦隊ダイレンジャー)
- ウェンディーヌ(忍風戦隊ハリケンジャー)※中忍の巨大化を担当する他、彼女自身も巨大化能力を持つ。
- チュウズーボ / 宇宙忍法・巨大二の槍(忍風戦隊ハリケンジャー)※武器である棍棒を巨大化させて攻撃する。
- サンダール / 宇宙忍法・巨大身の術(忍風戦隊ハリケンジャー)
- 蠱毒房三冥獣、冥獣人ニンジャのキリカゲ、合体冥獣人キマイラ(魔法戦隊マジレンジャー)※同作の巨大化担当である幹部の力を借りず自力で巨大化した。
- サンダールJr. / 宇宙忍法・巨大身の術(海賊戦隊ゴーカイジャー)
- ダイヤール / マルチサイズダイヤル(海賊戦隊ゴーカイジャー)※ダイヤルの力で身体の大きさを自在に変える。
- オオグマスカイブルー(宇宙戦隊キュウレンジャー)※コグマスカイブルーがオオグマキュータマの力で巨大化した姿。
- ライモン・ガオルファング/犯罪技ライモン・キングサイズ(快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー)
- ドルイドン族幹部/巨大魔強化(騎士竜戦隊リュウソウジャー)
- ブンドリオ・ブンデラス、ビュン・ディーゼル(爆上戦隊ブンブンジャー)※彼ら自身が巨大化して戦隊ロボとなる。
- 巨人の仮面(ゼルダの伝説 ムジュラの仮面)
- ビッグライト(ドラえもん)
- 秋道チョウジ / 超倍化の術(NARUTO)
- ピッコロ(ドラゴンボール)
- スラッグ(ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空)
- ベルガモ(ドラゴンボール超)※攻撃を受けるたびに戦闘力が上昇し、それに伴い身体が巨大化する。
- ビッグX(ビッグX)※主人公が巨大化に用いる薬品と巨大化した後に名乗る名前が両方とも「ビッグX」である。
- ブランディッシュ・μ(FAIRYTAIL)
- 不思議なケーキ(不思議の国のアリス)
- ジェラルド・ヴァルキリー / 神の権能(アシュトニグ)(BLEACH)
- Mt.レディ / "個性"「巨大化」(僕のヒーローアカデミア)
- ダイマックス(ポケモンシリーズ)
- マグマ大使(マグマ大使)※ゴアの怪獣と戦う際に巨大化する。普段の状態でも6m前後の巨体である。
- ミクロン人間(マグマ大使)※身長数cmの小さな身体だが人間と同程度まで巨大化が可能。
- 駿河朱々 / 玉体革命(パラダイムシフト)(魔都精兵のスレイブ)※自分の身体の大きさを変化させる能力なので巨大化するだけでなく、小さくなることも可能。
- 巨大マリオ / 巨大キノコ(マリオシリーズ)
- カメック(マリオシリーズ)※『ヨッシーアイランド』以降の作品で魔法によりボスを巨大化させるようになる。
- ヒュージネートビーム(メトロイドプライム フェデレーションフォース)
- ハイパー化(リーンの翼)※後述する『ダンバイン』のハイパー化とは違いこちらは物理的に巨大化している。
- サンファン・ウルフ / デカデカの実(ONEPIECE)
受動的な巨大化
本人の意志によらず巨大化してしまった/させられたパターン。
- ナンシー・アーチャー(Attack of the 50 Foot Woman)
- ウルトラ怪獣(ウルトラシリーズ)※「怪獣」と呼べるか不明のものも記載。
- 登場人物(スーパー戦隊シリーズ)
- 戦隊怪人(シリーズ全般)※一部を除き怪人が自発的に巨大化することは少なく、幹部の力や自動的に発動するアイテムによって巨大化する。
- 妖精シーロン(高速戦隊ターボレンジャー)
- ザイドス少佐(五星戦隊ダイレンジャー)
- サヤ(星獣戦隊ギンガマン)
- 今中笑里 / ギガノイド第6番「巨人」(爆竜戦隊アバレンジャー)
- スーザン・マーフィー(モンスターvsエイリアン)
- 山吹雪子 / 山吹月子 / 山吹花子(有言実行三姉妹シュシュトリアン)※第40話でウルトラマンの力によって巨大化した。
疑似的な巨大化
幻などで巨大化したように見せているパターン
- シャマー星人(ウルトラマンマックス)
- キャンチョメ / ディカポルク(金色のガッシュ!!)
- ダンクマール・シュナイダー / 巨像(ギガント)(新テニスの王子様)
- 戦隊ヒーロー・戦隊怪人(スーパー戦隊シリーズ)
- デンキウナギン(地球戦隊ファイブマン)
- ニンジャイエロー / 忍法・巨大あやかしの術(忍者戦隊カクレンジャー)
- カブトライジャー / 超忍法・幻カブト(忍風戦隊ハリケンジャー)
- ブロッケン妖怪のセマッタ霊(天装戦隊ゴセイジャー)
- グランドマスター(疵面)
- ハイパー化(聖戦士ダンバイン)※オーラバトラーを覆うオーラバリアが増大し機体が巨大化したように見える。バリアは物理的な破壊力を有する。
- デカチンキ(ドラえもん)
- 見越し入道、のびあがり、次第高など(日本の伝承)※見上げれば見上げるほど巨大化していくように見せる妖怪。
- ゾーリン・ブリッツ中尉(HELLSING)
関連タグ
伸縮…サイズ、体格の変化のまとめ有り。
変化…その他変化系ジャンルのまとめ有り。
死亡フラグ→主にスーパー戦隊シリーズの敵怪人
大きさ 体格差 縮小/小人化/シュリンカー 変身/transformation/TF