概要
板垣恵介原作の格闘テレクラ漫画『刃牙シリーズ』の名物キャラ、花山薫の豪傑譚を描いた外伝的作品。作画は山内雪奈生。
原作とは世界観が同一であり、徳川光成、猪狩完至、鎬紅葉、柴千春なども登場する。
時系列とストーリー
まだ「チャンピオンRED」に掲載されていた頃、第1話で無謀にも花山に喧嘩を挑んだ男に対し「俺は二度負けている」と言い放つ台詞があり、このエピソードは「幼年編」と「地下闘技場編」の間のエピソードかと思われる。
また、第2話では花山と亡き母(幼年編終盤で花山が刃牙に母親が死んだことを語っている)との最後の面会が描かれており、初期の時系列は結構バラバラ。
その後最凶死刑囚編と同時並行(多分スペック捕縛後)して戸倉竜次との出会いが描かれており、その後も巨大鮫を倒したりしていたが、3巻にて巨大暴力組織「源王会」に花山が命を狙われることとなる。
マスター国松と手を組んだ源王会は花山抹殺を目論み、花山はライフルで蜂の巣にされ瀕死の重傷を負うが(この辺は「バキ」で全然花山が登場しなかった中国編や神の子激闘編当たりの時系列とでも考えるしかあるまい)紅葉の手術を受け回復、再び源王会の八代目組長「グランドマスター」へと立ち向かっていく。
「週刊少年チャンピオン」移籍後はすぐに連載が中断され、以降もなかなか続報が出なかったものの、2014年には「別冊少年チャンピオン」にて6年ぶりに続編が再会。翌年には第6巻が発売されることが決定した。
グランドマスター編終結後は作風が一変し、トンデモ格闘バトル漫画からシリアスな任侠ものに路線変更している。
関連項目
刃牙シリーズ ヤクザ シリアスな笑い チャンピオンRED スピンオフ
創面:前日譚