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概要編集

CV:宮本充(2001年TVアニメ版) / 成田剣(2018年TVアニメ版)

身長184cm、体重131kg。イケメンで、女性にはモテる。

鎬昂昇の実の兄であり、医学を取り入れた格闘術を得意とする天才外科医。作中でも範馬勇次郎に敗れ心停止に追い込まれた愚地独歩を死の淵から救い出し、外伝の『疵面』では敵対組織の襲撃を受けた花山薫の命を救うなど若年ながら天才的な医療技術を持つ。

バキシリーズでは、登場人物が凄まじい大怪我を負っても暫く後にはピンピンしているようなことがよくあるが、この男の存在により無理のない展開になっている。勇次郎とは違う意味でデウス・エクス・マキナな存在と言えよう。


作中屈指のブラコンでもある。弟を大切に思い愛しているのだが、その兄弟愛はかなり危ない方向を向いており、最大トーナメントで昂昇と初戦で当たるように仕組んだのも「弟の実力では勝ち上がることなど困難」と見立て、それ以上に「私だけが傷つけてよい弟を、他の誰かが傷つけるなど我慢ならない」と公言するほど弟を愛する彼の直談判によるもの。


その強さ編集

極限まで鍛え上げられたその肉体は、ヘヴィ級ボクサーの瞬発性、スプリンターの機動性、アマチュアレスラーの柔軟性、マラソンランナーの持久性の全てを併せ持つ。その体は一流プロレスラーでさえ「オレより一回り…いや、二回りはデカい」と驚くほどにムキムキであり、を易々とひねり殺しタイヤを引き裂き、水枕を吐息で破裂させるほどであり、一度はあの勇次郎に(不意を突く形ではあるが)握力勝負で勝った。

作中では初登場の時点で唯一パワーリフティングのトータルで1トンを越す唯一の日本人と紹介されている。1994年の連載開始時点では世界記録は1035kgであるため文句なしに世界記録級、2023年時点でもノーギア(一切姿勢を制御するための装備を伴わない部門)では1105kgとなっているが、2020年代の連載時点ではベンチプレスのマックスがこれも世界記録級の400kg弱を記録しているため、現実世界の基準では最強クラスの怪力の持ち主である。

勿論瞬発力も並はずれており、自分より小柄な刃牙のスピードに難なく追いついてみせ、昂昇の全力の打撃も平然と受けきる耐久力に肉体の消耗が激しい十字懸垂をウォームアップ代わりに行う規格外の心肺能力を有する。


ただし正当な格闘技術に関しては粗が目立ち、刃牙からは「(武闘家には程遠い)スポーツマンの域を出ていない」と言われているなど、一流の域ではない。また、作中の人物の中では野性味やハングリーさに欠けるところがあり、その点が早い段階での戦いの場から退くことになった一因にもなっている。


しかし、その欠点を補ってあまりあるのが先述の医療に従事する経験を最大限生かした格闘術である。ほとんどの格闘家が解剖や医学に関する本を読んで、それを参考に日々の練習に生かそうとするにとどまる中、外科医として毎日人体に触れている紅葉は人体の構造と機能に関しては勇次郎以上の知識を有しており、長い年月をかけて習得する困難な技術でもごく短期間に身に着けてしまう。

それらの格闘術は、最適な角度と打ち方で相手に最大限のダメージを与えるという合理的なものから、肩甲骨の下に手を突っ込んで肋骨を掴み折る奇抜な攻め、中でも必殺技は体内の水分を打つことで相手を内部から破壊する特殊な打撃「打震」であり、刃牙を苦しめた。


作中での活躍編集

初登場シーンで弟を「お前のような凡人とは違う」と言いながらトレーニングを行い、読者を圧倒した。当初は冷徹な人物であり、自らの技術向上のために患者の健康を犠牲にしたこともあった。

その後で弟を倒した主人公範馬刃牙と対戦、一進一退の攻防の果てに剛体術によって敗北。

凄まじい激痛にのたうち回り、すぐにでも輸血が必要な重傷を負うが、皮肉にもかつて自身が犠牲にした患者が輸血を申し出た事で事なきを得る。この一件により改心し優しい医者になる事を決意。

最大トーナメント戦では一回戦で昂昇と戦い、実力で圧倒するものの弟の気概に感服し、降参。その後暴走した勇次郎を止めに入るが、自分以外の格闘家たちがたちまちやられてしまい、戦意を喪失する。

その後、「バキ」や「範馬刃牙」でも度々登場する。


特に最近は闘争の場よりも、ジャックの手術や、本部の入院先の医師として登場するなどまっとうな医者としての姿を見せることが多くなっている。また、本部自身の口から「守護る」対象として名前が挙げられている。


花山薫が瀕死の重傷を負ったときは徳川からの要請一つで休暇中に海パンのままヘリで駆けつけている事から、表沙汰にできないような地下闘技場で行われた戦いでの格闘家の負傷の治療を請け負っているのではないかと思われる。


余談編集

前述の勇次郎との握力対決だが、ストーリーが進むに連れて勇次郎の化け物さが顕著になっていく事で、「(初期の頃とはいえ)いくら何でも無理があり過ぎるのでは?」と言う疑問を多くの読者達が抱く事となり、強さの議論に関して、そのシーンをよくネタにされている。


扉の向こう

↑もしかしたら、実はこうだったのかも?

って言うか、こうでなきゃおかしい。・・・下手するとこれでもまだ怪しい。


関連項目編集

医者 格闘家 赤毛 ブラコン

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