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デウス・エクス・マキナ

でうすえくすまきな

デウス・エクス・マキナとは、作劇用語のひとつ。(曖昧さ回避付き)
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曖昧さ回避

  1. ラテン語で『機械仕掛けから出てくる神』の意。本項で解説。
  2. 未来日記』の登場人物。(CV:若本規夫メイン画像の人物
  3. 魔剣X』の登場人物。
  4. 鉄のラインバレル』に登場するヒトマキナの統括者
  5. SCP_Foundation』で登場するSCP財団が収容するオブジェクトの1つ、SCP-2000の呼称。
  6. パズドラ』のモンスターの一体
  7. ぶりるPが投稿した楽曲。
  8. HELLSING』で登場する巨大飛行戦艦

概要

物語作品において、示唆や伏線が充分でないままに登場したアイテム、キャラクター、或いは現象や事件によって物語が片付けられてしまうこと。
もう少し単純な言い方をすれば「超展開で話を畳むこと」となる。
日本においては「デウス」の語感からか「強力な力を持った何かによって」と解釈されている事例が多々あるが、別に強力な存在が出てくる必要はない。
夢オチ爆発オチなどは多くがこれにあたる。

観客にとってはクライマックスは作品の評価を決定づけかねないポイントだが、作家にとってはやりたいことをやり切った後の消化試合に過ぎないことが多く、気が緩みやすいポイントだったりする。
この上畳み切れないほどの大風呂敷を拡げまくった後だと、作家としても収集がつかなくなり、何か唐突な展開を持ってきて話を畳みたくなってしまうものでもある。

ゲーテの戯曲ファウストやH.G.ウェルズの宇宙戦争のように、デウスエクスマキナの導入により作品がテーマを得ている事例もなくはない。
不条理な展開を演出として用いるためにコメディなどで用いられる場合もある。

しかしながら基本的にはご都合主義として批判を受けるものである。一番観客の記憶に残るラストが雑だと、遡って作品全体の評価を貶めることにもつながるため、作家はクライマックスまでしっかりと気を張って取り組まなければならない。

由来

演劇において、混乱に陥った局面に際し『』たる絶対者が登場し、登場人物たちの運命を決めてしまい強引に幕引きへ持っていく手法。

古代ギリシャの演劇では、こういうのが王道の展開であったらしい。
ギリシャの演劇は「悲劇」と「喜劇」の二種類があり、悲劇はとにかく登場人物が理不尽にひどい目にあう話が好まれていた。その流れがエスカレートしていく中で、物語上であまりにトラブルを詰め込みすぎて事件の解決を登場人物の誰もできないようになってしまい、自然に「神様が全部なんとかしてくれました」というオチをつけることが脚本家たちの間で流行したようだ。

分かりやすく言えば、物語のオチなんて別にどうでもよく、その途中での登場人物に降りかかる鬱展開を感動的に描く方がこの当時は求められていたということである。
存在するだけでこれまでに起きたあらゆる事象を無かったことにさえ出来るので作家にとっては楽な手段だが、あまりに安易だとして当時のの時点でもアリストテレスやホラティウスのような賢人からは批判されていた。

なお、「機械仕掛けの神」という訳がしばしば見られるが、「機械仕掛け」とは、その時代の演劇において、神様が登場する際の演出に大掛かりな舞台装置が用いられたことから。つまりエクスと合わせて「機械仕掛けで登場する神様」という意味であり、神様そのものが機械仕掛けで作られた作り物というわけではない。イメージ的には小林幸子に近い。

語源のラテン語で表記するとdeus(神) ex(~から出てくる。英語のfromあたりに相当) machina(機械。英語のmachineに相当)であるため、機械仕掛けの神と訳すのはエクスを無視してしまうことになり厳密には誤り。エクスは英語のexportやexceptなどに使用されている接頭辞exの由来だと覚えれば間違えない…かもしれない。

そのままの意味として

先述の「機械仕掛けの神」を知ってか知らずかそのままの意味で解釈し、機械でできた神、もしくは神に等しい力を持つロボットやプログラムにこの呼び名を当てることがある。

一方、それらは本来の意味(演劇用語)に引っ掛け、敵の場合は「理不尽を体現したような超絶的な存在」、味方の場合は「閉塞した状況をぶち壊してくれる荒唐無稽なヒーロー」という意味が込められていることも多い。


主な神

(宇宙すら滅ぼす伝説の巨神)

(ただし本来の意味も含む)

(登場するロボットがデウスマキナと呼ばれる。ただし本来の意味も含む)




(事象の逆転を経て神=「真マジンガーZERO」という作品になった設定で本来の意味も含んでいる)




(ラーゼフォンから引用される形でデウス・エクス・マキナの用語が登場するが、最終的には常軌を逸した力を持つ主人公部隊そのものがそう呼ばれるようになる。本来の意味も多分に含んでいる)

  • メカガトリン(世界を何度もシミュレートした結果、世界の法則を書き換えた。)


デウス・エクス・マキナという言葉がギリシャで生まれた事に倣ってか、他の神々はともかく十二神は全て機械生命体という設定である。我々がよく知る人型の姿は一種のアバターである事が判明している。
ちなみに、交接ユニットが存在しており、繁殖は本体で交接ユニットを接続させるか、アバターと対象を交配させるという方法を取っているようだ。この為、半神が存在する説明付けにもなっている。

(「ソノウソホント」「ウソ800」「あらかじめ日記」「しあわせトランプ」「魔法事典」等、全知全能の力を行使出来るひみつ道具を数多く持っており、中には銀河全てを破壊してしまう銀河はかいばくだん」や、新たな宇宙を創造する創世セット」さえ持っている)

その他キャラ

※作中からも(メタ的な意味で)その様な扱いを受けている者を記載する。また、物語の最後以外で似たような事を行った者もいる。


関連タグ

YHVH 神様 夢オチ ご都合主義 無敵 最強
鬱クラッシャーズ メアリー・スー 打ち切り
ジェバンニが一晩でやってくれました もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな
その時不思議な事が起こった
ギャラクティック・ノヴァ 星の夢スターアライズにおけるBGMの題名で、機械仕掛けの神という意味合いの「デウス・エクス・マキナ」として呼ばれている(彼女の境遇から考えると星の夢と思われるが、はっきりと明言された訳では無いため両方記載)

関連動画

【初音ミク】 デウス・エクス・マキナ 【オリジナルMV】

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