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SCP_Foundation

えすしーぴーふぁうんでーしょん

架空の超政治的組織「SCP財団」と、それを題材にした創作。
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人類は恐怖から逃げ隠れていた時代に逆戻りしてはならない。 ―"管理者"

  1.  架空の団体「SCP財団」。世界の安全保障上脅威となる、特別収容プロトコル(Special Containment Procedures)が必要な異常存在「SCPオブジェクト」の調査、回収、無力化を通じ、人類の独立を保つことを目的とする。Secure(確保)・Contain(収容)・Protect(保護)こそが財団の理念であり任務である。
  2.  上記の世界観を共有した、伝奇怪談都市伝説に類する一連の作品群。

 2007年に英語圏の掲示板サイト(超常現象板)で始まった「怖い画像に怖い設定を付与する」という遊びが発端。創作の連鎖からWikiサイト「SCP Foundation」が開設され、ここを本家として非英語圏でも翻訳や創作が拡大中。
 世界で観測されるあらゆる不条理と対峙する「財団」と、人類に仇なす理不尽の塊のような異常存在「オブジェクト」を巡る、戦慄の活動報告書の体裁をとった投稿作品がメインコンテンツ。作品の評価制度により、集団創作でありながら全体として一定のクオリティを保っているため、数千にも及ぶ報告書が醸し出す複雑かつ広大な世界観に魅了される人々が後を絶たない。その他にもフォーラムや登場人物を題材としたファンフィクションより構成されている。
 日本では「非公式日本語訳Wiki」(以下、翻訳wiki)が本家版を翻訳している傍らで、日本語でのSCP創作の拠点として公式サイト「SCP財団日本支部」(以下、日本支部)が開設され、両者が併存する形で活動が続いていた。
 そして2017年、翻訳wiki側は「『日本におけるSCP Foundationの知名度向上』という自分たちの目的は既に果たされた」として日本支部への翻訳機能の移管=日本支部への統合を提案、日本支部側はこれを受け入れることを決定した。同年7月1日をもって両サイトは正式に統合し、旧非公式wikiはサイトを閉鎖。本家からの翻訳記事は全面的に日本支部に移設され、これ以降新たな本家記事の翻訳・掲載は日本支部で行われることになる。

 創作行為が根幹にあるため、多くの作品でベースとなっている設定「ヘッドカノン」や、執筆に際しての詳細なガイドラインが用意されており、作品についても他者の指摘や意見を取り入れ改良していくことが半ば前提となっている。異次元さえ題材にされるため、「財団の存在しない世界」までも受容されている懐の広いフィールド。そのぶん参加者には自制と粘り強さが求められる。
 なお、元々が「怖い画像」を主軸に据えたホラーテイストの強い活動であるため、個人差はあれども精神衛生にとって好ましくない遭遇をしてしまう可能性があることは覚えておきたい。要するにグロ注意

用語

 異常な性質を持つ事物「オブジェクト」を確保・収容・保護し、人類の破滅を阻止することを至上命題に掲げ、世界規模で活動する超政治的組織。世界各地に「サイト」「エリア」等と呼ばれるセキュリティ施設を有し、異常存在への対処に必要ならば軍事力をも行使する精鋭集団「機動部隊」を投入する。情報操作に長け、記憶処理技術も日常的に使用されている。
 職務に従事する個性的な「博士」たちをはじめとする職員らの異常な日常を描いた「財団Tales」(物語調のファンフィクション)も多数執筆されており、SCPの世界に奥行きを与えている。

 財団により異常性を認められ、特別収容プロトコル(Special Containment Procedures)に基づいた収容の対象となっている「異常存在」。物品や人物、集団のみならず、特定の場所や施設、現象や概念までもが対象。稀に無害なものも存在するが、ほとんどは有害無益な代物ばかり。創作陣の熱意の産物であり、その数は数千にも上る。
 アイテム番号と通称に加え、支部であれば末尾に識別用の略称が付される(日本支部なら「SCP-○○○-JP」)。
研究における優先順位を定めるため、全てのSCPオブジェクトにはオブジェクトクラスが割り当てられている。基準は複数存在するが、特に「収容の困難さ」財団職員や人類全体に対する「危険性」が重視されている。

  • SCPフロント
SCPの世界において、オブジェクトの存在は人類の存続と平穏のために秘匿されており、SCP財団もまた表の世界にそのまま姿を表すことはない。
財団はその活動において、擬装のため、様々な「表向きの」組織や企業を有している。
石鹸の製造会社から、ゲーテッドコミュニティの運営グループ、陰謀論や超常現象に反対する懐疑論者の団体など多種多様だが、いずれも企業名がSCPのバクロニムになっているのが特徴。

要注意団体

SCPの存在を知るのはSCP財団だけではない。財団のように収容・秘匿を目的とするグループだけでなく、様々な思想的背景や欲求からSCPを生み出したり、入手し使用しようとする者たちが存在する。
中には純粋に善意を動機としてそれを行う者もいるが、扱うものの性質上、その活動は大きな脅威を引き起こす。
主要なものとして以下のような団体が存在する。

  • 世界オカルト連合(GOC)
複数のオカルト系組織による連合体。財団同様、異常な性質を持つ事物から人類を守るために活動している。ただしその手法は「破壊」一辺倒に偏っており、異常な存在そのものを地上から根絶することが彼らの最終目標である。
異常な存在と見れば闇雲に破壊を試みるが、失敗して事態をより悪化させる場合もある。その一方で、財団が対応に手を焼いていた事案を「破壊」という形で見事に解決したことも。
財団とは方針の違いから多くの場合対立し、オブジェクトを奪い合うなど衝突を繰り返しているが、「人類を守る」という究極的な目標では意見が一致するため、状況によっては手を組む場合もある。
  • マナによる慈善財団
超宗派的な人道支援機関。異常な性質を持つ事物を困った人々を救うために有効活用しようとしている。
慈善団体と聞くと詐欺を連想しがちだが、この団体に限って言えば悪意も下心も皆無であり、純粋な善意から人々を救おうとしているらしい。しかしオブジェクトの性質をきちんと確認しないまま利用しようとするため、予想外の副作用によって度々悲劇を引き起こしている。
  • 壊れた神の教会
機械崇拝と肉体への蔑視を最大の特徴とする、異常な技術を備えたカルト的宗教団体。メカニトとも呼ばれる。機械で構成された「神」を崇め、その神が「破壊され、機能を失って」おり、その修復と神性の回復こそが自らの使命であるという理念を持つ。
大きく三派に分かれており、ひたすら神の修復を目指す「壊れたる教会」、アナログ的な機械で自らの肉体を置き換えようとする「歯車仕掛正教」、デジタル的なネットワークによる精神のリンクを志向する「マクスウェリズム教会」が存在する。
前述の理念に基づいて、財団の保有するオブジェクトのうち彼らが「神の一部」とみなすものを奪還しようとしている。そのため財団とは基本的に敵対している。また、後述のサーキック・カルトとは神話レベルから続く不倶戴天の敵同士にあたる。
  • サーキック・カルト
「崇高なるカルキスト・イオン」なる創設者が唱えたサーキシズムという終末論的な教義を信奉するカルト的宗教集団。腫瘍や腐肉、伝染病を崇拝対象とし、様々な儀式的魔術を駆使する。上級幹部になると肉体の自由な操作が可能であり、驚異的な再生力を持つ肉塊の怪物に変身するなど異常な能力を行使できるようになる。
性格上プロト-サーキックとネオ-サーキックに大別される。プロト-サーキックは閉鎖的なコミュニティを形成し、機械や科学技術を激しく嫌悪する。一方のネオ-サーキックは科学に抵抗が薄く、振る舞いはより開放的である。
世界征服、そして最終的には彼らの理想郷建設を目標としていると見られ、財団を含む他の大多数の団体が最も警戒している存在。特に前述の壊れた神の教会とは宿敵同士の関係にある。
  • ワンダーテインメント博士
異常な性質を持つ物品を作りだし、販売していると思しき謎の存在。個人名か団体名かは不明。
製作物は主に子供向けの玩具を中心としており、きちんと説明書に従って扱う限りはそれほど致命的な事態は発生しない場合が多い。ただし「遊び」「楽しみ方」の基準が一般的なそれを逸脱しているらしく、洒落にならない事態を引き起こすこともしばしばである。
狂ってはいるものの概ね悪意は無いらしく、説明書で禁じていない操作で自らの意図しない事故が発生した場合には誠意を尽くし、リコールに応じたりもしている。財団にお歳暮めいて特に人的被害の危険が無い(ただし機密漏洩という別の危険性がある)ゲームを送りつけたこともある。
  • Are We Cool Yet?
異常な美術作品を様々な形で世に送り出す前衛的芸術家集団。19世紀フランスのとあるサロンに起源を持つ。作品をなるべく衆目を惹く場所に出したがる傾向が強く、しばしば見物人を危険に晒している。
"Are We Cool Yet?(俺たちはクールだったろ?)"というフレーズを何らかの形で現場に残すのが特徴。
幾つもの小グループの集合体であり、思想や方向性は十人十色・百家争鳴といった趣がある。
  • ゲーマーズ・アゲインスト・ウィード
異常性を持った人々の緩いネットワーク。主にインターネットを通じて行動し、毒の利いたジョークや風刺ネタを含む作品を好んで発表する傾向がある。Are We Cool Yet?の分派だが、相互の関わりは薄い。

注意

scp_foundation


 SCP Foundationに関連した二次創作は、「クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0」という規約の下にある。この規約を要約したライセンスガイド(日本語版)によると

>当サイトのコンテンツを二次利用する際は、
> 著作権者の表示
> 利用する記事の名前を表示
> (可能であれば)元記事へのリンク
> 作成したコンテンツのライセンスにクリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0と同じものを採用する

以上が二次創作の条件である。このうち、著作権者に関しては

>この場合の著作権者とは、元記事を初めに執筆したユーザーのアカウント名を指します。

となっている。著作権者(執筆者)の情報は、英語版Wikiの記事やユーザーページで確認出来る。
なお、上記の条件を満たす限りは商用利用可であり、他のサイトの作品と混ぜる(クロスオーバーする)ことも可能とされている。
但し、SCP-173に関しては例外であり、営利目的の利用は一切認められないことに注意すべし。
これはSCP-173の元ネタ『無題2004』の作者である加藤泉氏に対し、財団から利用の許可を求めた際、非営利に限り利用を認めると条件を提示されたためである。
これに違反した場合は法的措置も検討していることから、SCP-173を創作に組み込む場合、金銭授受は一切行わないのが無難である。


scp-191
SCP財団へようこそ!


SCPログ
SCPs_log


不思議な455
Doctors of SCP


Iceberg&Gears
アンジェラ博士


外部リンク

The SCP Foundation
The SCP Foundation 日本wiki
The SCP Foundation 非公式日本語化wiki
SCP-JP非公式ファンサイト
また、The SCP Foundation自体とは直接の関係はないものの、
アニヲタwiki(仮)において、有志がSCPの項目作成を行っている。
各SCPの報告書(記事)の内容のみでは「果たしてそれが具体的にどのような性質を持ち、何を引き起こす、一体どのようなオブジェクトなのか?」を読み取るのが困難な、難解なSCPに対する一つの解釈として、理解の助けにはなるだろう。
アニヲタwikiにおける「The SCP Foundation」の項目

関連項目

SCP 伝奇 怪談 都市伝説
シェアワールド
博士 エージェント 深刻な収容違反 SCP財団日本支部

関連グループ

The SCP Foundation pixiv支部

pixiv百科事典に項目が存在するSCPの一覧

SCP-001
SCP-049
SCP-053
SCP-073
SCP-076
SCP-096
SCP-131
SCP-173
SCP-191
SCP-682
SCP-999
SCP-1048

SCP 173



他の人類が光の中で暮らす間、我々は暗闇の中に立ち、それと戦い、封じ込め、人々の目から遠ざけなければならない。 ―"管理者"

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