猫田犬次郎が提案した自由参加型の企画。
普通のシェアワールドとは少し違い、原作はおろか確定している設定すらも存在しない。
たった113字の「基本設定」をモチーフとして参加者が自由に創作する。
そうすることで現代の神話を構築することを目的としている。
また、参加作品は徹底的に著作権フリーとなるのが特徴。
なお、「天空街」タグを付けると企画本文中の「天空7条」を承諾したことになる。
関連タグとして設定のみが書かれている天空街・設定というタグもある
詳しくはこちら【シェアモチーフ】天空街【現代の神話】を参照
公式設定
なし
基本設定
〈天空街――それはどこかの雲の上にある街。どこにでもあって、どこにもない街。地上からさらわれた者はとてつもなく大きな鳥居、通称「天空門」をくぐって天空街へ入る。天空門の近くは古き日本の街並みで、遠ざかるにつれて近代的になっている〉
※これはあくまでモチーフであり、この設定は絶対ではない。
天空7条(企画目録より転載)
作品に「天空街」というタグを付与、もしくは天空街作品であることが明記してあった場合、以下の点を承諾していただけたものとみなします。
第一条 天空街において各人の創作は自由である
・天空街はモチーフに過ぎないので公式設定は存在せず、あるのは基本設定だけである。だから自由に創作していい。
・基本設定や他人の天空街作品と矛盾が生じても構わない。何でもありなのである。
・別の作品とクロスオーバーさせても構わないし、R18やBLでも構わない。何でもありなのである。ただ、版権キャラの使用は自己責任で。
・完全オリジナル作品にちょこっと天空街の要素を入れるだけでも構わない。「天空街」とは「天国」だとか「異世界」やなんかと同じようなモチーフの一種に過ぎない。
第二条 表現方法は自由である
・設定やシナリオやキャラシートのみでも構わない。
・イラストや音楽でも構わない。
・スタックフィードやツイッターでちょっとした設定を発信するだけでもいい。
・定番化した設定や、おすすめ設定、おすすめ作品などをまとめたものを各作者に無断で投稿するもの構わない。むしろ利便性を向上させる行為であるため、積極的にやるべきである。その際に「その設定を考えたのは誰か」ということはどうでもいい。
第三条 天空街作品の発表場所は自由である
・pixivでなくてもいい。
・便宜上、pixivに投稿する場合は「天空街」タグを、設定ならそれに加え「天空街・設定」タグを付けることが好ましい。天空街作品ならば何の制約も受けなくていいので、別にタグは強制ではない。
第四条 基本設定の文章は著作権及び著作者人格権から解放されている
・天空街の基本設定の文章に著作権はなく、また、作者は一切の著作者人格権を行使しない。天空街は人類共有の財産なのである。
・天空街に関するあらゆるイベントは天空街の企画者に無断かつ自由に行える。
・天空街に関するピクシブ百科事典やまとめWikiやホームページなども、誰もが許可なく自由に制作、編集等できる。全てが自由なのである。
第五条 全ての天空街作品は著作権及び著作者人格権から解放されている
・全ての天空街作品に著作権はなく、また、各作者は一切の著作者人格権を行使してはならない。全ての天空街作品は人類共有の財産であり、とことんフリーなフリー素材だと思っていい。
・したがって自分が創作した天空街作品のいかなる要素も他人が自由に使用・改変・転載・天空街と無関係な用途への使用等でき、また、それを拒否できない。
・たとえば自分が創作したキャラクターが酷い扱いを受けても、文句は言えない。
・むしろ自分のアイディアを他人に使われたら、それは名誉なことである。
・逆に言えば全ての天空街作品の要素は、各人が自由に使用でき、その際に許可を必要としない。
・勝手に他人の天空街作品を改良して発表しようが売り飛ばそうが何をしようが自由である。
・ただし、クロスオーバー作品は天空街とは別個に著作権等が生じているため、この限りではない。
第六条 天空街作品の利用は自由である
・全ての天空街作品は全ての人類が無断で自由に利用できる。
・商用でも無断で自由な使い方をしていい。
・たとえば他人が創作した天空街の小説やイラスト等を製本して販売する際にも、作者への連絡・許可を必要としない。また、作者はその一切を拒否できない。
・同人活動に関してももちろん同様である。勝手に良作を集めて売りさばき、お小遣い稼ぎをしていい。むしろ天空街全体の利益のためにそういうことを積極的にやってほしい。
・ウェブ通販やダウンロード販売でも同様である。
・ただし、クロスオーバー作品は天空街とは別個に著作権等が生じているため、この限りではない。
第七条 相互ジャイアニズムを発揮すべし
・つまり、他人のアイディアを積極的に盗むべし。
・他人が創作した天空街作品の設定やキャラクター等のアイディアを、積極的に自分の天空街作品へ取り込むこと。ほんの少しでもいい。自己流アレンジも歓迎。
・天空街作品のイラスト等も積極的に挿絵として使うこと。
・その際にはなるべく無断使用を心がけ、気軽に使用すること。事後報告も必須ではないが、交流のためにはしたほうがいいだろう。イメージレスポンスをなるべく使用すること。また、作品を使われる側は絶対に使用を拒否できない。
・天空街は「お前のものは俺のもの。俺のものはお前のもの」という相互ジャイアニズムの精神によって交流を深める企画でもある。他人に自分の天空街作品の全てを捧げる代わりに、他人の天空街作品の全てをぶんどれると思うべし。
・また、天空街の企画は、各天空街作品が起こす相互作用によって天空街というモチーフを成長させることを目的としている。したがって最も重要なのは第七条である。
※天空7条は予告なしに変更する場合があります。
要するに
天空街は公式設定なし、制約なし、ということです。
何でもありだし、誰もそれを拒めない。
それが天空街です。