「勝負だー!」
プロフィール
年齢 | 15歳 |
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血液型 | A型 |
星座 | 牡羊座 |
一人称 | 俺 |
所属学級 | 六年は組 |
所属委員会 | 用具委員会(委員長) |
得意武器 | 鉄双節棍 |
口癖 | 「勝負だー!!」 |
兄弟構成 | 3人兄弟の末弟 / 三男 (上に長兄、次兄) |
CV | 鈴木千尋 |
演 | 長村航希(実写映画第1作目)、寺井竜哉(実写映画第2作目) |
ミュージカル | 片岡信和(第1弾初演)→近江陽一郎(第1弾再演)→前内孝文(第2-4弾)→小野一貴(第5-7弾初演)→秋沢健太朗(第7弾再演、第9・10弾)→鈴木祐大(第11弾-) |
概要
初登場は原作では22巻、アニメでは第16期。原作では、初登場から名前が判明するまでに9年要したことから「9年目のプリンス」と呼ばれることも。
ちなみに「9年目のプリンス」という呼び名は原作やアニメや派生本などでも使用されており公式である。
一人称は基本は「俺」だが年長者と接するときなどは一人称を「私」と使い分けることもある。
熱血かつ勝負を好む武闘派。時に強情を張り周囲を巻き込むこともあるが、基本は常識的で面倒見も良く、劇場版ドクタケ忍者隊最強の軍師で公式から「心優しい」と紹介される心根の優しい性格。アニメ登場初期は後輩には優しいと言われながらもやや暴君めいた言動も描かれ同じ用具委員の後輩の富松作兵衛には「鬼のように恐ろしい委員長」と思われており恐怖の対象となっていた。(恐れられつつも同時に、尊敬し目標としている先輩、用具委員長と言われ慕われてもいる。)戦うことが好きなため、作中で武闘派用具委員長の食満留三郎先輩と紹介されることが多々あるが、その一方で自室や図書室で自習する勉強熱心な姿も度々見られる。
年相応に仲間と騒いだりときに目上の人物に生意気な態度を取ることもあるが、一方で15歳とは思えないほど老成した一面を持っており、本人も気がつかなかった浜守一郎の心を見抜いて優しい言葉をかけたり、生まれ持った不運の積み重なりの限界で衝動的に忍術学園から出ていこうとした善法寺伊作を的確な言葉で笑顔に戻し、伊作自身が不運と折り合いをつけられるきっかけとなった人物でもある。
猪名寺乱太郎や伊作の不運に巻き込まれ何度か命を落としかけるも、たいていは二人を責めることもなく「気にするな」「怪我の手当てばかりさせてすまない」「お前が無事でよかった」等で事を済ませている。その人柄のせいか、年下の後輩たちからは慕われ、年上の若王寺や桜木といった先輩からは委員会活動では無関係だったにもかかわらず可愛がられていたりと上からも下からも好かれるタイプである。
忍術学園の武器、武具、備品の管理・修補や建物のメンテナンスを行う用具委員会の委員長であるため、その激務っぷりと予算不足に日々頭を悩ませている。手先が器用なため修補・修繕活動だけではなく物作りや装置の開発も行っている。
後輩に対する優しさや面倒見の良さを度々言及されており、同じ用具委員の下坂部平太の怖がりな性格を治す為に富松作兵衛と協力した事もあったり、原作の委員長改選編(アニメでは22期最終話「忍術学園のお花見の段」)で後輩達が書いた勧誘文句に「お父ちゃん」と書かれたことがある。また、原作者のプロット企画である「籠城の記憶の段」では感極まった浜守一郎に「お兄ちゃん」と呼ばれたことも。
留三郎本人は委員会の後輩に対し「皆いい子」、その他の後輩に対しても「出来るだけのことを教えてやりたいし支えてやりたい」と考えており、委員会外の後輩からも優しい・爽やか・頼れる先輩などといった好評価を得ている一方で、締めるところは締める気質なため、それぞれが用具を壊しておきながら「食満先輩は器のでっけえ超人類だから…」と冷や汗をかきながら報告を怠る用具委員会の下級生たちに対し、「いくら器が大きくても我慢の限界だ!なぜちゃんと報告しない!!」と激怒し鉄双節棍を振り回しながら後輩たちを追い回したこともある。
不運な保健委員会をよく助けているため、保健委員からは「裏の保健委員会委員長」といわれており実質用具委員会委員長とのWワークで多忙である。
同室の善法寺伊作と共にいると、何かと不運な目に遭いやすい。そのため原作でもアニメでも伊作の不運が移ってきているのでは?と後輩たちから心配されているが、「同室の秘密の段」や「留三郎と伊作の休日の段」など、共にいても不運な目にあわず穏やかに過ごす日もある。→同室シリーズ
同学年の潮江文次郎とは似た者同士で犬猿の仲であり実力も互角であるため喧嘩が絶えないが、いざという時には協力し合う場面も見られる(学園内には二人の意見が一致すると局地的に雨(ときには雷雨)が降り、喧嘩を始めると晴れるというジンクスがある)。原作者からは「同じ武闘派でライバル同士だけど気持ちのいい関係」との言及があり、『手裏剣と風と雲と好敵手』というタイトルでデュエットキャラクターソングが発売されている。→犬猿(忍たま)
30期34話『同室の思い出の段』にて、年の離れた二人の兄がいる三男坊だということが明かされた。口癖の「勝負だー!」は、年の離れた兄に追い付こうとする気概から。
容姿
目はツリ目で髪は黒髪。
アニメーション設定画集にて、忍術学園の生徒の中で1番背が高く体格が良い設定がなされており、ユキトモシゲから六年生でかっこいい先輩の一人に挙げられている。
風魔流忍術学校六年生の錫高野与四郎と顔立ちがよく似ており、作中でもネタにされており、 28期32話『決闘の約束の段』では風邪をひいた留三郎の替わりに与四郎が留三郎になりきった事がある。
X(旧Twitter)にて、8/4〜8/27まで発売された『忍たま乱太郎ホログラム缶バッジ第3弾ガチャメイト』のお知らせでは、留三郎と間違えて与四郎のものが使われるという珍事が起きた(参照)。
なお、容姿が似てはいるが与四郎との仲は非常に良好。
能力
まだ15歳の忍たまでありながらドクタケから忍術教室の講師にならないか?とスカウトされたことがあり、忍者としては優秀である。
得意武器は鉄双節棍(てっそうせっこん)。鉄双節棍とは鍛鉄製の連接棍棒、わかりやすく言うと鉄でできた和製ヌンチャクの事であり、腕を振り加速して打撃力を高める武器である。上手く扱わないとその反動で自分に当たってしまう鉄製の武器であり、23期33話『武術大会の名勝負の段』で富松作兵衛、27期31話『似た者同士の段』で浜守一郎にも教えたりやらせたりする場面もあるが、両者の様子から見ても扱いが難しいのがうかがえる。袖に隠し持ったり腰に差し込んで携帯できる暗器のため、留三郎は外出時や休日もたいていは持ち歩いている。
学園一の武闘派と呼ばれるだけあって知力体力共に高く設定されており、離れた位置での武器の擦れ合いや火薬の匂いを察知したり十数メートル離れた位置の火縄銃の火ばさみに手裏剣を直撃させ後輩を守ったこともある。敵に対しては容赦はなく、脅しながら尋問して情報を聞き出したり芝居を打つことも造作なく行うが、その一方で、仲間や後輩を守るために自分の身を顧みない行動も多々見られる。そのためか映画『ドクタケ忍者隊最強の軍師』豪華版パンフレットで、竹谷八左ヱ門が「忍になるには真っ直ぐすぎる」と評された際に、文次郎が意味ありげに留三郎をちらりと見る場面がある。
現六年生全員が十数人程度の足軽なら一人で難なく倒す実力であり留三郎の場合はドクタケ忍者複数人も一人で簡単に倒しまだ四年生の時点でも刀を構えた4人の野盗を鉄双節棍で追い払っているが、そのときに当時五年生であった先輩の若王寺勘兵衛から「忍者の本質は逃げること」「天の時、地の利、人の和を考えろ」と諭されたことがある。文次郎からは「少しもその説教が身についとらんじゃないか」とからかわれているが、縛られ動けない伊作とまだ1年生の乱太郎を連れている際には無理な戦闘は避け、伊作を片手で俵担ぎし乱太郎を連れて逃げ守りきっているため、戦いが好きな性分とはいえ状況が読めないわけではない。
24期6話『お嬢さんと呼ばれたいの段』では文次郎、小平太と共にイカつい女装を披露している。この姿での名前は『留子』。
余談
忍ミュ第2弾から第4弾まで留三郎を演じていた前内孝文氏は、実写版2作目で小松田秀作を演じており、2015年からはアニメ版にも出演している。
また、第14弾にて流石王子(さすが おうじ)というキャラクターで忍ミュに再登場を果たした。
関連イラスト
関連タグ
コンビ・グループタグ
コンビ・グループ | キャラクター |
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六年生 | |
用具委員会 | 食満留三郎 / 浜守一郎 / 富松作兵衛 / 下坂部平太 / 福富しんべヱ / 山村喜三太 / 顧問:吉野作造 |
忍たま牡羊座組 | |
忍たまA型組 | |
忍たま数字組 | |
忍たま三組 | |
忍たま郎組 | |
苦労忍 | |
犬猿 | +潮江文次郎 |
しめりけの先輩コンビ | +立花仙蔵 |
六年お父ちゃん組 | +中在家長次 |
六年数字組 | +七松小平太 |
六は | +善法寺伊作 |
武闘派トリオ | +潮江文次郎+七松小平太 |
いけませんトリオ | +善法寺伊作+立花仙蔵 |
チーム震天雷 | +中在家長次+立花仙蔵 |
同室組 | +猪名寺乱太郎+善法寺伊作 |
用具A型組 | +福富しんべヱ |
天敵コンビ | +綾部喜八郎 |
用具上級生組 | +浜守一郎 |
用具は組 | +福富しんべヱ+山村喜三太 |
用具数字組 | +山村喜三太+浜守一郎 |
からくり開発クラブ | +笹山兵太夫+夢前三治郎 |
忍たま十五歳組 | 他六年生+錫高野与四郎+斉藤タカ丸 |