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おれ

「俺」とは一人称の一つだ。

概要

現在は男性一人称とされているが、江戸時代までは女性の使用者も多く見られた。
これは日本では一人称で性差を表すという文化が深く根付いていなかった事と、「俺」自体が「オノレ」という中性的な単語が訛って発生した事に由来していると考えられている。

一方、現在でも若干の使用例が見られるが、「オノレ」を更に遡ると二人称として相手に対する軽蔑の意味を込めて使う言葉だったものであり、「俺」となった後にもそうした上から目線なイメージが引き継がれた。
そのため公的な場所や目上の人物に対して用いる事は古くから憚られてきたようだ。
明治時代に入ると、近代教育よる「標準語」の創出・普及の中でこのイメージが更に問題視されるようになり、女性や子供の使用が厳しく取り締まられていった。

国家的な統制が弱まった戦後は、子供が子供でいられない社会情勢もあってなし崩し的に少年の使用が復活し、1960年代後半からは少年漫画の主人公を中心に「ヤンチャ」「悪ガキ」がポジティブなイメージで描かれるようにもなった事から使用者を増やしていった。
反対に、女性の使用は性的倒錯であるという認識を脱却できず、現在まで年代や場所を問わず否定されるべきとされ続けている。

なお、これらの感覚は「俺」の訛りにより発生した「オラ」を含む方言には必ずしも適用されず、地方には「俺」または「オラ」を用いる女性がまとまった数残存しているといった例も見られる。
もっとも、それ自体が「標準語」に与しない「マナー違反な」言語であるとの感覚が存在する事もまた事実である。


インターネットが発達すると、日本では匿名アングラ文化として受容した関係上、年少の利用者や優等生、女性を丸ごと門前払いにする風潮が生まれた。再び「子供が子供でいられない」環境が到来した事により、「俺」はデフォルトの一人称として、益々存在感を高めている今日この頃である。

事実、ネットスラングに使われる一人称は大半が「俺」であり、自分にとって有益な状況を「俺得」、自分好みな女性を「俺の嫁」と称したり、他人への共感を示す際に「お前は俺か」などとコメントする事が常態化している。どれも女性版は存在しないか、限られたコミュニティ内でしか通用しない。
他の一人称を用いる数少ないスラングが「ぼくのかんがえたさいきょうの」や「私女だけど」であったりする様子からも、その立場の違いが理解できる事だろう。


カタカナで「オレ」と表記される事もある。
2000年代以降、ものすごく不名誉な形でこの表記が世に出回っている

オレだよ、オレオレ。

関連タグ

ネットスラング系
俺ら 俺達 俺様 俺女 俺得 俺の嫁 お前は俺か なんという俺 俺ホイホイ 全俺が泣いた
俺の○○が×× 俺の知ってるのと違う 俺が腐女子の希望になってやる おまわりさん俺らです 

名言・迷言
俺、参上! 俺がガンダムだ 俺たちの戦いはこれからだ! 
ずっと俺のターン だって俺、シグナーじゃないしー てめーは俺を怒らせた
俺の名を言ってみろ 俺のおかげでもある 俺、小学生だけどどうする?
俺はどっちでもいいけど 俺は悪くねぇ!

版権タイトル
俺の妹がこんなに可愛いわけがない 俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる
俺の屍を越えてゆけ 俺の子供を産んでくれ! 俺たちに翼はない
女子モテな妹と受難な俺 俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長 今日から俺は!!
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おまえをオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ! 明日から俺らがやってきた
俺の天使は恋愛禁止! Re:俺のケータイなんてかわいくない!
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 君が主で執事が俺で

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