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俺がガンダムだ

がんだむてつがく

アニメ『機動戦士ガンダム00』でガンダムエクシアに搭乗した主人公の刹那・F・セイエイの台詞にしてガンダム哲学である。
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俺が概要だ

憧憬であり、決意であり、悪党への引導であり、ネタでも有り、職業倫理であり、決め台詞であり、自己の証明にして自分との訣別でもある、刹那・F・セイエイという男のすべてが詰まった言葉。
ロックオン・ストラトスから「何言ってんだ?」視聴者の心を代弁するかのような突っ込みを入れられながらも彼の口癖として定着した。
似た台詞マリーダ・クルスお前もガンダムか!カリス・ノーティラス「僕がニュータイプだ」がある。
特にマリーダのセリフとは会話が成立してしまうため、今後のクロスオーバー作品に大きな期待がかかっていた。
そして、後述のとおり実現してしまった

俺が解説だ

第1期の第13話「聖者の帰還」予告内で『刹那、ガンダムになる』とも言われており、意図自体はこの上なく大真面目。単なるネタに見える台詞だが、刹那の精神的な成長も表した、本当に深い意味が込められた台詞である。

俺が、俺達が!!解説だ!!

かつて彼は使い捨てゲリラ少年兵として洗脳(現実にも存在する思想誘導。SF的な人格改鋳ではない)され、生身MSと戦わされそこで死に瀕している。神の名の下に自らの手で実の親を殺し、信じた神とその教導者にも裏切られ、死を待つだけだった少年兵を救ったのは“ガンダム”であった。この瞬間、幼い刹那にとってのガンダムは神に代わる救世主にして、戦争を終わらせる実在する神となったのである。
ちなみに、この様を変なきのこは 「戦争で神を否定した少年が、兵器に神を見出すのは救いようがない壊れ方」と大絶賛している。また、きのこと縁の深い肉屋の描いた主人公巨大ロボットへの幻想を失い兵士として完成している。

お前は解説を超えた

やがて「ガンダム」の意味は再びの神の裏切りなど様々な経験を経て、漠然とした「神」という概念から「紛争を根絶するもの」という確固たるものへと変わり、対話人類の革新へと繋がっていく。
その過程で「俺がガンダムだ」も「ガンダムになれない…」「今度こそガンダムに」「俺達がガンダムだ」「お前達がガンダムであるものか」など成長に伴い変化していった。まさしく、単なるネタではない名言であり迷言なのである。ロックオン曰く、「ガンダム馬鹿(ロックオンに言われた際には褒め言葉として受け取っている)」である刹那を表している台詞と言えよう。
また、彼の搭乗するガンダムエクシアは実体剣を複数持つ唯一のガンダムだが、これはソレスタルビーイング内部からの裏切り者が盗用した技術を外部に漏らし敵機もGNフィールドが使えるようになった場合、それを無効化し駆逐するためであるということが発覚する。つまり、この機体に乗るパイロットは近距離武器を使いこなせるだけの操作技術のみならず「戦争根絶」という目的に対し確固たる信念を持つガンダム馬鹿でなければ務まらないというわけである。
自身の中の「ガンダム」を確立した2期以降は原作では口にしなくなったが、クロスオーバーなどでは己の中のガンダムに従い、一級ガンダム認定士として活躍している。

もう一度俺に…解説になるチャンスを…

それでもわからなければ、まず他作品で「英雄」や「アイドル」を目指す、あるいは背負わされる主人公を見てみよう。彼らは物語が進むにつれて「理想と現実のギャップ(=俺はガンダムにはなれない)」「衝撃的な真実が隠されていた。ぶっちゃけ詐欺(=リボンズの暗躍)」という展開に苦悩することが多いが、1期でガンダムガンダム言っている刹那も大きな括りでみればそんな主人公の一人である。当然ながらキャラクター造形の話で他作品の主人公が刹那と同じ理想を持っているわけではないし、刹那は「信仰」という要素も絡んでくる。
その辺りが理解できたら、次は「ガンダム」を「」と入れ替えてみれば大体の意味は理解できるだろう。ただ、「ガンダム」の意味は段々と変化する上、「神」の定義によっては刹那が本来意図しているところとは全く逆になる。(が、中の人的には合っていると言えなくもない)。刹那の過去を理解していなければむしろ混乱は深まるかもしれない。

お前も「俺がガンダムだ」だ

ガンダムシリーズも「俺がガンダム」だ

俺がガンダムだ(物理)を地で行くモビルトレースシステムがガンダムに採用されている。
さらに今川泰宏監督お家芸の過剰演出で、ガンダムの顔部分がパイロットの顔になったりする。
また本作にはパイロットも含めたありとあらゆるものを吸収し、際限無く進化する(ある意味ELSとは似て非なる)デビルガンダムも登場している。
ともすれば世界から戦争を人類もろとも根絶し得る、文字通りの『悪魔のマシン』。刹那もクロスオーバー作品で相対する事はあるが、当然ながら完全否定している。

先述の台詞についても、作中におけるニュータイプに含まれたメタフィクションを加味すると、カリスもまた自らがガンダムであると定義していることになる。
  • OVER THE MIND
ガンダムエースに掲載された藤岡建機の読み切り作品。主人公の少年が「僕はガンダムになる」という発言をしている。
同じくガンダムエースに掲載されたコミック作品。自分の非力さを自虐するための発言だろうか、「俺はただのジムさ」との台詞がある。対照的(?)な表現といえる。
物語終盤、サイコ・フィールドをフル稼動させたユニコーンガンダムに精神を取り込まれ、「可能性と言う名の神」になってしまった
阿頼耶識システムと呼ばれる生体デバイスを介して「物理的にMSをリンクする」。こと主人公機であるガンダム・バルバトスが性能を引き上げていく度にパイロットの身体機能に悪影響を及ぼしていくのと引き換えに、まさしく「悪魔」の名に相応しき大太刀周りを披露した。

スパロボも「俺がガンダムだ」だ

スパロボに機動戦士ガンダム00が初参戦となった作品。
「お前はガンダムではない」「お前はガンダムになれ」「俺はガンダムになる!」と続き「お前もガンダムだ」に続く流れはネタとしてもシリアスとしても秀逸であり、ツイッター上で水島監督からもコメントを頂いた。その後も二人は「お前はガンダムだった「お前はガンダムを超えた」などの哲学的会話を繰り広げる。
更にはランカ・リーの歌う『星間飛行』に対して「この歌もガンダムなのか」と発言している。彼のガンダムの定義を考えれば正しい……。そう、正しいのである。なお、100万Gは「原作通りの台詞で貴様はガンダムではない」とバッサリ切り捨てられた。
漫画家の冬凪れくはこの台詞の登場を予見していた…事はさすがにないだろうが、コミックボンボンに掲載されたスーパーロボット大戦Fのパロディ漫画においてヒイロ・ユイに「俺がガンタンクだし」と言わせている。

暴走するプルトゥエルブことマリーダ・クルスの「お前もガンダムか!」との叫びを受け止め「そうだ。俺が・・・ガンダムだ!」と返してプレイヤーたちの期待に見事応えた。
……だけならば良かったが「俺だけじゃない!俺達が…そして、お前もガンダムだ!」と畳み掛け、マリーダを「私が…ガンダム…」と愕然とさせ、遂には「俺達はガンダムを越えなければならないんだ!」と告げてマリーダを絶叫させた。例によって意味が通じてしまうから本当に困る。
まさかのガンダム本人との対面が実現。実際のガンダムがしゃべって何らかのリアクションが出るだろうとプレイヤーは予想するも、初対面ではロックオン・ストラトスによって注意されたせいかリアクションはおとなしめであった。
しかし劉備ガンダムの覚醒イベントでは「ヤツもまた、ガンダムか」と劉備ガンダムを刹那が認めノルマを達成するのだった。
なお次回作になるスーパーロボット大戦BXでは参戦作品にガンダムにして正真正銘、実在の神が存在する。対面する機会はあるのだろうか?

別ジャンルも…「俺がガンダムだ」なのか…

目指す先に本来の言葉以上の意味を持ち、時には悪意に満ちた現実が待っていたとしても自分の信じる何かを目指す主人公は多い。鋼鉄の巨人に乗らなくても、場合によって少女だって荒野を目指しその決意を口にするのである。


メタ的に見てもキャラ説明とカッコよさを両立できるので、序盤や終盤でよく使われる演出でもある。

関連タグ

刹那・F・セイエイ 台詞
ガンダム 箱ガンダム
モビルトレースシステム:俺がガンダムだ(物理)
デビルガンダム:お前もガンダムだ(強制)
劉備ガンダム:真のガンダム(物理)
スペリオルドラゴン:真のガンダム(神話)
お前もガンダムか!:刹那とは対照的に、ガンダムを憎んでいた人物の台詞
五代雄介 小野寺ユウスケ仮面ライダーであることを強調したクウガたち

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