「ゼロ! ウルトラマンゼロ! セブンの息子だっ!!」
データ
CV: | 宮野真守(モロボシ・シン役も兼任) |
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身長: | ミクロ~49m |
体重: | 3万5千t |
年齢: | 5900歳(地球人に換算すると高校1年生くらい) |
飛行速度: | マッハ7 |
走行速度: | マッハ2.7 |
水中速度: | マッハ2 |
潜地速度: | マッハ2 |
ジャンプ力: | 880m |
握力: | 7万4千t |
出身地: | M78星雲・光の国 |
人間体: | |
デザイン: | 後藤正行 |
初登場: | 『大怪獣バトルウルトラ銀河伝説THE MOVIE』 |
概要・略歴
映画『大怪獣バトルウルトラ銀河伝説THE MOVIE』にて初登場した光の国出身のウルトラ戦士。
ウルトラマンベリアル以前以後、一度たりとも犯罪者を出していない光の国でプラズマスパークの力に手を出すという最大の禁忌を犯す。若さ故の未熟さから単純な力のみを求めてのことであり、複雑な事情を慮られた結果ウルトラセブンによりウルトラマンレオとその弟・アストラの元で心身を鍛えなおすこととなった。
後に見事成長し、父であるセブンの元へ駆けつけ、ベリアルを倒すという快挙を成し遂げる。その後も数々の修行や戦いを通して心身共に成長。アナザースペースで出会った仲間達と共に宇宙を股にかけた冒険を繰り広げるようになった。
ちなみにウルトラシリーズへの登場回数は多いものの、テレビシリーズが放送されていなかった時期に登場した事もあり、意外にもTV本編で明確に主役になった作品は少ない。
性格
無限の可能性を秘めた、光の国出身の若きウルトラ戦士。
初登場時は粗暴そのものだったが、ピグモンを身を呈して庇ったりと父譲りの優しい心も持ち合わせていた。光の国襲撃以後は闘いを重ねることによりどんどん年相応の少年らしさを出し、コミカルな面も見せた。
元々それまでの主人公のウルトラマンのほとんどが防衛軍に所属する『真面目な大人や好青年』というイメージであった為、若者らしさを出した王道の熱血主人公という、ウルトラマンの個性の幅を広げた存在でもある。
特にコミカルシーンでは基本ノリがいいため、今までの光の国出身の主人公が若干天然ボケの気が多かったのに対して、ボケとツッコミ両方出来るある意味希少な逸材。
ただ、『タイガ』以降の作品では、数々の戦いを経て内面においても大きく成長したこともあってか、口調こそ相変わらず粗暴であるが、初登場時と比べると低めの声でだいぶ貫禄のある落ち着いた喋り方をするようになっている(演じる宮野氏もゼロが成長したことを踏まえて演技の仕方を少し変えた模様)。
力に溺れて身を持ち崩すことに関しては身に染みたようで、それはダイナとコスモスから授かった新たなる力(後述)に戸惑いと恐れを感じるようになったことからも窺える。
その一方で既に終わった事を語る際に見栄を張りたがる面もあり、『ウルトラマン列伝』では自身がデスシウム光線で痛めつけられたカイザーベリアルとの戦いを紹介した後に「ベリアルの悪あがきは続く」と追い詰めているような事を言ったり、『ゼロファイト』でガルベロスの幻影に苦しめられたかと思えば切り抜けた後「俺の心の隙を突いたつもりだろうが、幻じゃ俺は倒せないぜ!」と平気だったかのように叫んでいる。
初めて会ったウルトラマンゼットに今までの武勇伝を褒められた際には満悦そうな顔になっておりその後、直ぐに近寄り難い地位も無い!と言われると拗ねている。
一方で、ウルトラダークキラーがゼロダークネスを作り出して自分に差し向けてきた際には「こいつには嫌な思い出もあるしな…」と漏らすシーンもあった(もっとも、その嫌な思い出とは自分の目の前で仲間たちが次々に殺されていくという悲惨なものでゼロも一度は絶望して立ち直れなくなりかけた程なので無理からぬ話である)。
枠に嵌った窮屈さを嫌い、自由奔放に生きることを信条としている。そのためアナザースペースで出会った仲間達とUFZ(ウルティメイトフォースゼロ)を結成。自身もさまざまな宇宙を守るため日々活躍している(後にウルティメイトフォースゼロは宇宙警備隊に吸収され、別動隊の1つのような扱いを受けるようになっている)。
言葉使いは誰にでもタメ口を利き馴れ馴れしい感じだったが(例外はセブンを『親父』、ゾフィーを『ゾフィー隊長』、80を『80先生』、ウルトラの母にも「ここがオレ達の基地です」と敬語混じりで話す)、近年はグレートやレオも『先輩』『師匠』と呼んでいるようだ。
一応ウルトラ兄弟のルーキーとはいえ立派な先輩であるメビウスに対しては常にタメ口。後輩が欲しいメビウスとしてはちょっと複雑なところだが、『Zボイスドラマ』ではむしろ「素直じゃない所がある」と言ってからかう事もあったりと何だかんだでゼロとの関係は良好。
逆に後輩としてきっちり丁寧語を使うオーブとは名実ともに先輩・後輩関係にしか見えない。
なお、そんな彼に敬語を使ったシーンもわずかだが存在する(『オーブ』の劇場版のラストで真似するような形で言った「ウルトラマンオーブの力、お借りします」など)
もっとも、馴れ馴れしくも聞こえる彼の言葉使いも裏を返せばどんな相手とでもフラットに付き合えることの証左と考えることもできる。また、若干のフランクさを含みつつも相手(先輩・後輩、場合によっては敵に対しても)に対する敬意や礼儀もきちんと持ち合わせており、軽口を叩くこともあるとはいえ露骨に相手を見下すことはなく、むしろそうした相手には怒りを露わにすることすらある。
ちなみに『ウルトラマン列伝』では「かわいいもの好き」という一面が判明している(かつて小さくなってしまった師匠にまで及んでいた)。
なお、過去にいろいろあった事もあってか、訓練校にはまともに通っていなかったらしい事が『Zボイスドラマ』で判明している。そのためか、セブンガーについて「レオが使う」(実際に使ったのは親父。それ用のセキュリティすらある)と紹介して後にその間違いをゼットに責められてしまったり、ケムール人とゼットン星人の区別がつかずゼット共々頭を捻っていたりする場面がある(なお、アギラに関しては知能が高いと説明していたが、こちらは資料によって知能に関する記述がまちまちではっきりしておらず、ゼロの知識が間違っているとは言い難い面もある)。
反面、そうした経験故か、知識面はともかく精神面などで悩む後発の戦士の相談に乗ることもあり、それなりに面倒見は良い。
その一方、「自分で経験して会得するのが一番良い」という考えからか、戦い方などを自分で教えることはほとんど無い様子。このあたりは自身の経験に裏打ちされたものだろうか。
なお、その実力の高さや活動範囲の広さゆえに他の戦士に特訓を課したことも何度かあるが、修行となればそこはやはりセブン一門の一人、師匠たちにも引けを取らないスパルタぶりを見せたことも一度や二度ではない。
なお、初期は性格が固まっていなかったようで、「ウルトラマンフェスティバル2010」ではウルトラ兄弟に対して敬語を使っていたりとメディアによって差異があった。
容姿
体色は光の国出身では初の赤と青のツートンカラーであり、父同様銀色のラインが全身に走っている。これはウルトラマンティガやウルトラマンダイナと同様である。このため、登場当初は「いずれティガやダイナみたいに赤いタイプと青いタイプが出るんじゃないか」といった予想もあり、後に結果的にそのダイナも関わる形でそれが実現している。
顔つきや、胸~肩に装着されたプロテクターなどの特徴は、基本的に父であるウルトラセブンのものを受け継いでいる。ただし、それまでのセブンタイプの戦士と違いウルトラセブンXのごとく目つきが鋭く、厳つい印象を与える(まぁセブンXは親父と同一人物だから正しいっちゃ正しい)。ちなみにデザイン当初はもっと目付きが悪かったが、さすがに採用されなかったようだ。ちなみに、『ウルトラ銀河伝説』と『ベリアル銀河帝国』以降ではマスクが異なっており、『ベリ銀』以降のマスクはほんの僅かに目つきが柔和になっている。
父の愛用武器・アイスラッガーにあたる『ゼロスラッガー』を頭部に2本備えているのが特徴。
マックスやメビウスと比べると胴長短足だが、これはスタイリッシュさよりもパワフルさを前面に押し出すためのデザインであるという。
モロボシ・シンについて
ライブステージ『ウルトラマンプレミア2011』にて、ゼロが地球に訪れた際に現地の青年と一体化し地球で行動する際に名乗った名前。公演地域によって一体化した青年が異なり、東京公演ではゼロCVとしてデビューからずっと携わっている宮野氏が演じる青年ライトと一体化し、モロボシ・シンと名乗った。
また、本公演の2年後であり、『ウルトラマン列伝』、『新ウルトラマン列伝』の枠内にて、ニュージェネレーションヒーローズ作品の1作目でもある『ウルトラマンギンガ』が放映された2013年に行われた円谷プロ50周年イベント『ウルトラアーティスト列伝コンサート』のパンフレットにて同イベントに出演した宮野氏のプロフィール紹介には〈2009年からウルトラマンゼロの声を担当しているほか2011年に行われた『ウルトラマンプレミアステージ』ではウルトラマンゼロに変身する主人公・シン役を演じた。〉と記載されている。
変身シーン
人間の姿を借り、そこからウルトラマンとしての姿に変身する際は、父親がアイスラッガーも含めて一気に変身するのに対し、一度ゼロスラッガーを取り外した状態に変身。後にゼロスラッガーを生成して装着するプロセスを経て変身が完了する。
ウルトラゼロアイを装着し発光する。周囲に赤や青の光の線が出てゼロの姿が変身者に重なる。
ウルトラマンジード以降
こちらではウルトラゼロアイNEOを使う。
『ジード』では意外にも通常の変身で初めてぐんぐんカットを披露した(ゼロのぐんぐんカット自体はシャイニングウルトラマンゼロが初で、その時は変身ではなくベリアルの支配から抜け出し現実世界へ帰還した際の演出だった)。その際は頭上からゼロスラッガーごとゼロに姿を変え(サーガでタイガが初変身したときのように両腕を伸ばしながら回転が加わっている)、やがて巨大化するというもので、同じセブンタイプでぐんぐんカットが存在するマックスの変身とよく似た流れを取っている。
ライブステージでは
ウルトラマンフェスティバルやウルトラヒーローズEXPO等のライブショーでは、上述のものとは別に、拳をつくった両腕を突き上げて登場するという、アグルに似たぐんぐんカットが使われている。
必殺技・能力
総評
純粋に「強い」。その一言に尽きる。その強さは光の国の若き最強戦士とも呼ばれるほど。
セブン譲りの光線技とレオに鍛えられた宇宙拳法を駆使した勢いのある戦いを得意としており、初の本格参戦となった対ベリアル戦の時点ですら、ベリアルの操る100体もの怪獣軍団を相手にしても一方的なワンサイドゲームで瞬く間に蹴散らしてしまったほど。
様々なウルトラマンを圧倒、封印してきたエタルガーにもメインディッシュと称され、ウルトラマンタイガでゲスト出演した時には通常形態でありながら新世代ヒーローズの最強形態とタイマンを張れるウルトラマントレギアとも互角に渡り合っている。
宇宙拳法での格闘、豊富な光線、ゼロスラッガーやゼロランスによる武器戦闘、ルナミラクルやシャイニングなどの超能力、などなど総じて器用な万能タイプのウルトラマンと言える。
その一方で一旦敵のペースに乗せられて攻めに回られたり、経験で上回る相手には劣勢になることも多く、ウルトラ銀河伝説では怒涛の攻めでベリアルを通常形態で圧倒したが、逆にそれ以降の作品では仲間の協力や土壇場での新形態へ奇跡の覚醒などが無ければ危うかった場面も多く、『ウルトラマンジード』の冒頭ではベリアルが通常形態にもかかわらず、ウルティメイトゼロの状態で敗北している(これに関してはベリアルも「かつてと比べて強くなっていた」あるいは「全盛期の力を取り戻していた」ということも考えられる)。
また何かしらの要因で弱体化することが多く、万全の戦闘力を発揮できない場面もある。これは、上記のようにあまりにも強すぎるため、そのままだとゼロが問題をすべて解決できてしまうことから意図的に能力に制限を加えているという作劇上の都合に拠るところが大きい。
必殺技
父=セブンの豊富な光線技と、師匠=レオ兄弟の宇宙拳法の両方を受け継いでいる。
- ゼロツインシュート
胸のカラータイマーに装着すると、ゼロスラッガーの光エネルギーが強力な必殺光線になって放つことが可能になる。見た目からネタでブレストファイヤー扱いされることが多い(というか後のインタビューで実際、某スーパーロボットの必殺技が元ネタとぶっちゃけられている)が、技としては他のウルトラ戦士が用いるタイマーショットをゼロスラッガーの装着で強化した派生技といった感じである。
一応ゼロの通常形態の必殺技では最強クラスの威力を誇るのだが、単純にチャージがやや遅めな上にゼロ自体に強化形態が多過ぎてツインシュートよりも強い技が充実してしまっているという事情もあってか使用頻度はあまり高くない。ただし、何気にカイザーベリアルのデスシウム光線に押し負けた以外にはダークロプス、バンデロ、ギルバリスなどを含めて当たれば大体効くと言ってもよいほどの戦績を見せつけており、この技自体は極めて優れた破壊力を持つことに変わりはないだろう。
- ワイドゼロショット
L字の構えから放つ必殺光線。広範囲に及ぶ光線で敵を蹴散らす。
父のワイドショットと似た光線だが、命を削るほどのリスクはないようだ。
一度左手を水平に広げて威力を底上げすることも可能で(作品によってはプロテクターが発光する場合もある)、ゼロの必殺技の中では決め手の一つとして現在も高い使用率をキープしている。
ウルトラマンギンガビクトリーも使用可能。
- エメリウムスラッシュ
額のビームランプから放つ緑色の光線。ピンポイント攻撃に有効で、抜群の命中率を誇る。
ゼロスラッガーに反射させることで軌道を変えて死角から狙い撃つ、なんて芸当も可能。
父のエメリウム光線に当たり、構えもほぼ同様であるが、発射前にワイドゼロショットと同じく左手を水平に広げる動作を行う。なお、この動作はおろか、発射ポーズそのものを省く事も出来、ギャラクトロンMK2との戦いでは、掴み掛かりながら照射して肩の突起物を破壊していた。
威力は調整可能で、照射しながら怪獣軍団をなぎ払ったり、ナックル星人バンデロとの戦いでは飛行しながらマシンガンよろしく小刻みに連射していた他、ウルトラマンベリアル(エタルダミー)との戦いではシャイニングの力で強化されていた事もあり、極太の光線を発射していた。
ウルトラマンギンガビクトリーも使用可能。
『戦え!ウルトラ戦士 出撃!宇宙警備隊』ではセブンのエメリウム光線と同時に放つ「エメリウム合体光線」をベムズンに放つが全く効いていなかった。
- プラズマスパークスラッシュ
ゼロ最大の必殺技。ゼロツインソードを大きく横一文字に振り、プラズマスパークの光のエネルギーで敵を切り裂く。通常時と異なり、刀身が緑色の光を放つようになる。ゼロツインシュートが広範囲攻撃としてのとどめが多いのに対し、こちらは単体へのとどめとして用いることが多い。
ベリュドラには他のウルトラ戦士たちの必殺技と共に繰り出してとどめを刺し、単体ではダークロプスゼロ、ビートスターを倒した。ハイパーゼットン(ギガント)に使用した際には効かなかった。
- コンビネーションゼロ
巧みにゼロスラッガーを操って敵を翻弄し、セブンのアイスラッガーとフォーメーション組んで巨大なブーメランを形作り、敵を切り裂く。光の国を襲撃してきたダークロプスを纏めて葬った。
- レオゼロダブルフラッシャー
師匠・レオが弟のアストラと放つ合体光線ウルトラダブルフラッシャーをレオとゼロのコンビで放つ合体光線。
- ウルトラゼロキック
師匠のレオから受け継いだ必殺キック。炎を纏った足先で豪快に蹴りつける。主に牽制技として使われているが、これでもブラックキングの角をへし折る程の威力を持つ。飛び蹴りや回し蹴り、連続蹴りなどバリエーションが多彩で使いやすいためか『銀河伝説』で使用されて以降、様々な局面でゼロを支えてきた優秀な技である。ぶっちゃけツインシュートやツインソードより使われてないかとは言ってはいけない。
レオと同時に放つと合体技のレオゼロキックとなり、威力が倍増する。
- ウルトラキック戦法
空中に制止させたゼロスラッガーをスピンキックで加速させて放ち、敵を切り裂く。
アイスラッガーにハンドスラッシュ光線を当てて高速で放つ、父のウルトラノック戦法の発展版である。
- ビームゼロスパイク
手から放つ緑色の光線。
敵に当たると稲妻状のエネルギーが体を覆い一時的に動きを封じる。
ニセウルトラセブン(SR)の攻撃を防ぐために使用。
- ビッグバンゼロ
拳に炎を発生させた状態で、敵に威力の増したチョップを打ち込む。
「俺のビッグバンはもう止められないぜ!」
- ゼロスラッガーアタック
手に持って斬撃を繰り出す技。宇宙拳法を会得したゼロにとって、周囲の敵を蹴散らす得意技である。
- ゼロドライバー
プロレス技のパイルドライバーの要領で敵を持ち上げた後高く飛び上がり、落下する勢いで豪快に地面に叩き付ける。グレンファイヤーのグレンドライバーにヒントを受け、アレンジする形で習得した。
余談だが、技を掛ける時の姿勢が「相手の足首を掴み、両足を相手の脇の下に掛ける」ものであるため、某奇跡の逆転ファイターの必殺技の一つに酷似した技となっている。
- サイクロン光線
ウルティメイトブレスレットから赤と緑の光線の奔流を放つ。テレビマガジンで募集された必殺技が採用されたもの。
- ウルトラゼロレクター
カイザーベリアルの闇(ベリアルウイルス)に冒されたミラーナイトを浄化させた、全身発光現象。カラータイマーが青だったにもかかわらず使用後にランの姿に戻っていたため、エネルギーを大きく消耗する技である可能性がある。
- ウルトラゼロディフェンサー
巨大なバリアーを張って敵の攻撃を防ぐ。また、自分以外の特定の場所・人物を守ることもできる。
ミラーナイトと同時に繰り出すとディフェンスミラーゼロとなり防御力が増す。
- ビームゼロクローザー
両手から放たれる白色の光線で、空間の歪みを正す効果がある。
「ジード」第12話にてベリアルが潜む異次元の歪みの入り口を「嫌がらせ」と称して塞いだ。
- ミクロ化
『戦え!ウルトラ戦士 出撃!宇宙警備隊』にて使用。
セブンと共にミクロ化し、ゾフィーのM87光線に乗ってベムズンに突撃、激突の瞬間に巨大化する事で破壊した。
- ウルトラライダーキック
ロストヒーローズシリーズで登場。仮面ライダーのライダーキックとウルトラゼロキックを同時に叩き込むクロスオーバー技。
- 爆熱ビッグバンフィンガー
ロストヒーローズシリーズで登場。ゴッドガンダムの爆熱ゴッドフィンガー、ウルトラマンゼロのビッグバンゼロの合わせ技。2大ヒーローの炎の拳で相手を貫く。決めゼリフは『俺たちに挑もうなど!』『二万年早いぜ!』。
武器・装備
ゼロの頭部に2つ装備された宇宙ブーメラン。刃には光のエネルギーが蓄積され、強大な切断力を生む。父のアイスラッガー同様、ゼロの必殺アイテムとなっている。
プラズマスパーク・エネルギーコアに認められ、その力を受けて生まれたゼロスラッガーの新たな形態。必殺のプラズマスパークスラッシュを放つ。ゼロの最初期の切り札としても重宝され、ベリュドラ、ダークロプスゼロ、ビートスター等々、多くの強敵を撃破してきた。
通常のゼロスラッガーと比べて威力が向上している分小回りが利かないというデメリットがあるほか、『VSダークロプスゼロ』ではツインソードを宇宙空間に吹っ飛ばされてスラッガーがまとめて使用不可能になるという事態に見舞われた。
こちらもツインシュート同様にゼロブレスレットやイージスなどを手に入れてからはやや出番が少なくなっている面もあるが、ゼロビヨンドの必殺技ではツインソードを二刀流で使ったりエネルギーを溜めて放つツインギガブレイクといった技も獲得しているので、ある意味こちらの方が救われているかもしれない。
なお、ウルトラ念力も使えるようだが、現在ゼロスラッガー操作以外での使用例が『新ウルトラマン列伝』の新撮映像でのウルトラマンジャックとの模擬戦のみであるため、詳細は不明(この模擬戦ではジャックの足止めのために使用している)。
- ウルトラゼロスパーク
ナイフ状の形態。いわばゼロ版ウルトラスパーク。白熱化させて敵を攻撃することもできるが、ゼロスラッガーと被るからかセブンがゼロに渡した時しか披露されていない。
- ウルトラゼロランス
槍状の形態。いわばゼロ版ウルトラランス。ウルティメイトブレスレットからも出現するが、形状が若干異なる。主に武器を持った相手などに対して使用される。ルナミナクル、ストロングコロナも使用可能。
- ウルトラゼロディフェンダー
盾状の形態。いわばゼロ版ウルトラディフェンダー。どんな攻撃でも跳ね返す力を持つ【てれびくん2012年11月号より抜粋】。バリア技のウルトラゼロディフェンサーと一文字違いでややこしい。
本編ではウルティメイトブレスレットから出現させている。
ウルトラマンゼロが『超決戦!ベリアル銀河帝国』にて手にしたウルティメイトイージスが変形した姿で、ウルトラゼロブレスレットに代わる形で装着するようになる。
これをイージスに戻す事で、ウルティメイトゼロへ変身する。
中央には青いランプがあり常に点灯しているが、イージスが使用できない時は消灯する。ウルトラゼロブレスレットと同じく変身前の姿でも装着されており、ウルトラゼロアイを取り出す能力も引き継いでいる。さらにウルトラゼロブレスレットが変形した武器も(形状が若干変わっているが)使用可能。
『ウルトラマンZ』でゼロが使用するウルトラゼロマントも未使用時にはここに収納される。
『ウルトラマンサーガ』にてハイパーゼットンに敗れた際に一度石化してしまったものの、ダイナやコスモスと共にウルトラマンサーガへ変身する際に復活、サーガブレスへと姿を変えた。
以降はダイナとコスモスの力を宿し、ブレスレットを叩く事でストロングコロナゼロやルナミラクルゼロへ変身可能になった。
しかし最大の特徴は、ただ装着しているだけで恩恵が得られる事である。
ウルトラ戦士最大の弱点である活動限界時間を克服し、アナザースペースどころか、地球でも活動時間を気にせずに活動できるようになったのである。
ただ、戦闘によるエネルギーの急激な消耗自体は起こり得るため、装着している状態でもカラータイマーが鳴る事はたびたびある。
『ウルトラマンジード』ではクライシス・インパクトでの戦いの際に破損してしまい、さらに最後の次元移動を使ったことで完全に光を失って使用不能になっており、ゼロの戦闘能力はこれまでと比べて大きく制限されてしまっていた(ウルティメイトゼロのみならず、ケガの影響も相まってストロングコロナ、ルナミラクル、シャイニングウルトラマンゼロにもタイプチェンジ不能)。
その後、最終回で修復させた。
アナザースペースへ旅立つ際に父から贈られた新型のウルトラブレスレット。かつて彼がウルトラマンジャックに渡したウルトラブレスレットの改良型である。変身前でも常に装着されており、変身アイテムとしての側面も持つ。
劇中では最終的にある事情で消滅してしまい、以降は後述のウルティメイトブレスレットに置き換えられている。
形態についてはリンク先を参照。
ブレスレットから出現する、セブンのウルトラアイに似た変身アイテム。使用法もウルトラアイと同じだが、折り畳めば光線銃としても使用できる。
『ウルトラマンジード』ではブレスが必要なくなった代わりに形状が変化しており、光線銃への変形機能と正面に書かれていたゼロを示すウルトラサインがなくなっている(ちなみにこの状態での商品名はウルトラゼロアイNEOと称されている)。後にブレスが修復された後もこちらを使用している。
- ウルティメイトイージス
アナザースペースで「バラージの盾」と呼ばれていたアイテムが真の力を取り戻した形態。ウルトラマンノアの力に加えてアナザースペース中の人々の光が込められている。
普段はウルティメイトブレスレットの形態でゼロが装着し、アナザースペースでの活動限界を克服している。ゼロが通常のウルトラマンよりも活動限界時間が長いのはこのブレスのおかげである。
鎧なので当然防具の機能も持つが、『ジード』作中ではベリアルによるダメージの影響で破損していた。最終話で再び修復し、使用可能になる。
- サーガブレス
『ウルトラマンサーガ』において、ゼロ・タイガ・アスカ・ムサシが心をひとつに合わせたとき、ウルティメイトブレスレットが変化した姿。ウルトラマンサーガへと変身を遂げさせ、"サーガエフェクト"とよばれる神秘のエネルギーでハイパーゼットンと互角の戦いを繰り広げた。
戦いの後は元のウルティメイトブレスレットに戻っている。
ジードの持つジードライザーの同型機で、『ジード』第8話において、ギンガ、ビクトリー、エックス、オーブのウルトラカプセルと共に授けられた。ゼロアイを合体させることでライザー(ゼロモード)となり、後述するウルトラマンゼロビヨンドへネオフュージョンライズする際に使用される。
基本的に2本までしかリードできなかったウルトラカプセルから3人のウルトラ戦士の能力をフュージョンできるよう発展した、ジードライザーの後継機。『大いなる陰謀』においては純粋な近接武器として使用していたが、『Z』1話にていくつかのウルトラメダルと共にゼットに託した。
- ウルトラゼロマント
危険な任務をこなすゼロのために師匠レオが授けたマント。ウルティメイトイージスに代わり、いざというときは防具としての役目を果たすとされている。『大いなる陰謀』にて使わない時はウルティメイトブレスレットに収納していることが明かされ、マントの装備はゼロの任意で操作できることが判明した。
『ZERO&GEED』でこのマントを着用しているゼロの姿が話題になり、『Z』の情報が正式に発表された際にマントの情報も明らかとなった。『ZERO&GEED』第13話にて、ゼロがレオからマントを授かる場面が描かれた。なお、上述の設定から「レオ兄さんがゼロのために夜なべして縫った」と一部でネタにされることも。
未来の新世代TD世界から送られてきた、ウルトラマンたちの歴史と記憶を甦らせるための光のアイテム。使い手のウルトラマンが本人の想いを強く念じることで送られてくるウルトラディメンションカードをスキャンすると、未来に残されたウルトラの記憶を読み取れるようになっている。ゼロに送られた機体は未来から正式に送られてきたマスターナイザーで、これをゼロ本人が複製してニュージェネレーションズのメンバーにそれぞれ分配した。
派生形態
荒野の惑星、K76星にて修行のためにレオたちから拘束ギプスのテクターギアを取り付けられた姿。装着時にはあくまでも筋力増強がメインに設計されているためか、ゼロスラッガーもヘルメットで使用できなくなっている。
あくまでも拘束具という形なので厳密に書くとゼロの形態という訳ではないが、映像作品ではいくつか別種のテクターギアが登場している(詳細はテクターギアの項にて)。
- ゼロスラッガーギア
元々は小学館てれびくんや講談社テレビマガジン本誌で行われた「新強化アーマーデザインコンテスト」にて受賞されたオリジナル形態で、登場媒体が雑誌やライブステージということもあってか知名度自体はやや控えめ。
後述のタイプチェンジやテクターギアとは違い、名前の通り聖なる光の力でゼロスラッガーが鎧に変形するのが最大の特徴。また、ウルトラシリーズとしては珍しく形態名が◯◯フォームという表記を取る。
- キーパーフォーム
ゼロスラッガーを強化アイテムに変化して装着させた形態で、右腕に鋭い剣「リフレクションブレード」、左腕に頑丈な盾を装備している。敵の攻撃を吸収、更にはリフレクションブレードで吸収したエネルギーを逆に攻撃強化に使えるというカウンター型の形態。なお、『ロストヒーローズ2』ではリフレクションブレードがウルトラマンゼロ専用の装備アイテムとして登場する。
- スーパーフォーム
※画像下段右から三番目
ゼロスラッガーが聖なる光の力で変形された鎧。胸の星マークからはエメリウムスタービームと呼ばれる強力な光線を発射することができ、両腕のトゲはカッターのように切り裂く武器にもなる。ややパワーファイター寄りなキーパーフォームと比べ、戦闘スタイルはさながらダンスのステップを刻むかのよう。また、機動力をパワーアップさせる特性を持っているためか、地面をローラーで滑るかの様に走行が可能である。
前述のとおりゼロがウルティメイトイージスをまとった強化形態。ウルトラマンノアの力を得ており、ノアと同等の次元移動能力を駆使できる。ただしこの次元移動能力はダークキラーゾーンなどの異空間からの脱出には使用できない様子。
またアナザースペースの人々からの光も詰まっているため技の破壊力も圧倒的であり、ゼロビヨンドが登場するまでは実質的な最強形態として使用されていた。
攻撃能力の高さは前述の通り凄まじい物があるが、必殺技がどれもやや発動に時間がかかることも多いためか使い所の見極めが難しい形態とも言え、ゼロも一気に戦況を変えるべき局面でもない限りはもっぱら移動用の姿として使用している。
タイプチェンジ
フューチャーアースでの共闘の後、ゼロの体内に宿ったウルトラマンダイナとウルトラマンコスモスの力で変身した姿。当初はその力の意味が分からず使用をためらっていたが、怪獣墓場での戦いでその真の意味を理解し、以降は積極的に使用している。
強化形態より後に修得した通常タイプチェンジという珍しい形態。
ダイナのストロングタイプとコスモスのコロナモードの力を受け継いだ『前に進むための力』。通常のゼロよりも格闘能力が強化され、ガルネイトバスターやウルトラハリケーンなどパワフルな必殺技を主に得意とする。変身時にはエレキギターのような音が鳴るのも特徴。
この手の形態には珍しく必殺技がどれもスピーディーに発動できる隙の少ない技を習得しており、基礎スペックが非常に高いレベルで纏められた優秀なパワー形態である。実際接近戦では無類の強さを発揮し、単純な戦闘で力負けしたのはギャラクトロンMK2戦ぐらいという凄まじい戦績を誇る。
此方はダイナのミラクルタイプとコスモスのルナモード、2人が持つ神秘の力を継承した『守り抜く力』。元の二形態から受け継いだ超能力や浄化技を駆使したトリッキーな戦術を得意としたスピード形態。こちらはストロングコロナとは別に、変身時にハープのような音が鳴り響く。
ミラクルゼロスラッガーやフルムーンウェーブなどのように摩訶不思議な必殺技を多く使用できるもののゼロの形態の中では攻撃能力がやや控えめというデメリットがあり、接近戦を仕掛ける場合はこの弱点を幾らか緩和できるようにウルトラゼロランスと組み合わせて使用している場面も多い。
「輝きのゼロ」とも呼ばれる、自身の潜在能力を全解放したゼロの究極形態。
劇中では時間を戻すというチート能力を見せており、ゼロ自身もまだ知らない超能力を秘めていると言われる。
ウルティメイトブレスレットの破損でウルティメイトゼロやストロングコロナゼロ、ルナミラクルゼロ、身体のダメージによりシャイニングへとタイプチェンジ出来なくなった『ジード』で登場した新強化形態。
共に戦ったニュージェネレーションヒーローたちの力を宿したカプセルでネオ・フュージョンライズして変身する。ゼロ自身がダメージの残った状態での変身でありながら、ウルティメイトゼロが敗北したジード作中のベリアルと互角以上に戦うなど他の強化形態を上回る力を秘めている。
ゼロ単体での変身ができないという欠点があるが、それ故にパワーもスピードも大幅に上昇している。
『UGFニュージェネレーションヒーローズ』に登場したゼロビヨンドの更なる強化形態。ジードが作ったカプセルに4戦士が直接力を注いだこと(ジードの力も加わってるから実質5戦士分)で変身したためか、全身が金色に輝いている。
タイガ超全集では通常のゼロビヨンドと同じ扱いであったが、S.H.Figuartsでの製品化の際にウルトラマンゼロビヨンド(ギャラクシーグリッター)と名付けられた。
『ウルトラマンフュージョンファイト』で登場するゲームオリジナルの形態。ウルトラゼットライザーでウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンエースのウルトラメダルを使ってウルトラフュージョンした形態。
超強化された斬撃を武器に戦う。
シャイニングとウルティメイトイージスの力を同時に行使した形態で、ゼロビヨンド(ギャラクシーグリッター)とは対照的に身体中が白銀に発光する点が特徴。当然の事ながら圧倒的な力を秘めており、時間と空間を超える能力を持つアブソリュートタルタロスの操るナラクの中においても活動可能。
流石にゼロにとっても2つの強大な力を重ねがけしたこの形態は非常に体力を消耗してしまうらしく、長い時間は維持できない上に解除後も肉体に大きく負担が残るという諸刃の剣でもある。ゼロ自身もタルタロスとの戦いでしか使ってないため決戦形態として使用している。
後にワイルドバーストに覚醒したことによりこのウルティメイトシャイニングの力を完全に制御しており上述の消耗による短時間しか戦えないというデメリットは完全に克服されており、『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』でのアブソリュートタルタロスとの対戦では常に優勢を維持し彼に危険因子と認定される程にまでになり、名実共にゼロ単体で変身する中では究極最強形態となった。
『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』に登場したウルトラマンゼロの紅く燃え上がる強化形態。アブソリュートタルタロスに敗れたゼロがタルタロスにリベンジする為にジョーニアスに弟子入りし、その指導のもと本来の野生を取り戻す厳しい修行を実施。その末に習得した強化形態で、その姿はかつて没になったウルトラセブンアックスに非常に酷似しており、二重の意味でゼロの原点に帰ったと言えるだろう。
自身の野生を解放した姿である点や強大な力であるウルティメイトシャイニングの力を制御出来る点、アブソリュートタルタロスにハウザーゼロショットで大ダメージを与えていた点も踏まえると、戦闘面においてかなりの強化をもたらす形態だと思われる。
『NEW GENERATION THE LIVE スターズ編 奴らがウルティメイトフォースゼロ』に登場したグレンファイヤーとミラーナイトがウルトラオーバーラッピングした新形態…?
主な名言or迷言
- ゼロ!ウルトラマンゼロ!セブンの息子だ!!
- 貴様だけは…絶対に許さん!!
- 2万年早いぜ!
- 俺のビッグバンは、もう止められないぜ!
- 受けてみろ!これが!俺たちの!光だッ!!
- ブラックホールが吹き荒れるぜ!
- 心を持たないお前なんかに!俺たちの命を裁く権利はねぇ!!
- うそーん…。
- なんでお前みたいな男と合体しちまったんだ!?ウルトラマンゼロ一生の不覚だ!!
- 別に理由なんてねぇよ!ずっと昔からそうやってきた…ただ、それだけのことだ!!
- 命の価値に大きいも小せぇもねぇんだよ…!なんで、そんなこともわかんねぇんだ!!
- お前随分大きくなったな?…俺がちっちゃくなってんのかーっ!?
- フィニッシュ!!
- 今夜も颯爽登場だぜ!
- 許されねぇ!てめぇのやったことは…許されねぇ!!
- ブサイクな面して、ウルトラの母に化けるたぁ許さねぇ!!
- コロコロ掌返すような奴が、仲間の価値を語ってんじゃねぇ!!
- 頭のネジを地獄に置き忘れてきたらしいな…。
- まだだ…まだ…俺は…俺は…!俺は!俺は、まだ飛べる!!
- 守るべきものがある…俺は、ウルトラマンだ!!
- お前は持っているのか?守るべきものを…。なぜ奪うだけで、守るものを持たないんだ…。…お前だって…ウルトラマンだろうがッ!!
- 実はもう考えてあるんだ。親父の名前を頂いて、「モロボシくん」。
- ここはお前らの星でしょう!
- それ俺のー…
- よせよ。俺に惚れると火傷するぜ。
- そうだぜ、マモちゃん!
- ガッテンテン!
- それにしても…今朝の満員電車という乗り物はすさまじかった……精神の修行にはもってこいだな!
- 俺に限界はねぇ!
- 嫌がらせ完了!!
- お互い苦労するよな。変な親父を持つと
- やっぱり生きてたのか、殴らせろベリアル!
- 家族を弱点と言ったな…。それは違う!守るべきものがあるから、俺たちは戦えるんだ!
- 仲間を信じるのも、ウルトラマンの大事な資質だ。
- タイガ!協力してくれている仲間を守れ!そして必ず勝つんだ。
- えーい!
- 1人で何でもできる気でいる内は、大事な事が分かってないって事だ!
- つまらねぇ相手ばかりで退屈してた所だ、一気に決めるぜ!!
- チャンネル登録しないと、君を時のループに引きずりこむ
- おーっと・・・忘れてたぜ。最近魔法ナンチャラになれば願いがどーの・・・って勧誘してくる怪しいやつがいるみたいだから、皆気をつけてくれよな!じゃ、今度こそ。また明日な!
ゼロに関する謎
ゼロの母は誰なのか
これは未だに謎である。身体の色が赤と青の半々であるところから、ウルトラマンヒカリと同じブルー族の出身である可能性がある。
※デザイン段階でのゼロの体色は赤一色であったが、造型作業の際に初めて青が追加された。
光の国の宇宙科学技術庁にいた女性科学者との情報があるが、現在の行方などについてはまだ調査中らしい。
少なくとも、セブン=モロボシ・ダンの恋人だったアンヌではないらしい(演じたひし美ゆり子本人が否定している。そもそもゼロが登場している時代のM78ワールドは、アンヌが生きていた時代からすでに数千年以上経過している)。
坂本監督によれば、少なくとも映画の時点で特に設定はなかったようである(監督本人は「見せすぎるとウルトラマン特有の神格された部分が薄れてしまうからでは?」と推測している)。
2016/07/09のNHKラジオにおいて円谷プロの神谷氏から『母親の設定はある』という爆弾発言が投下された。
実はゼロの母親と思わしき描写が一度だけ存在する?
短編小説ウルティメイトフォースゼロ~SideStory~ではゼロの母親なのではないか?と思われる描写が存在する。
穏やかな心をくれた思い出。ゼロは元々ヤンキー気質な性格であり現在、ワイルドバーストなど野生を取り戻しているがそんな苛烈なゼロに心に穏やかさを与えていたのが「暖かな思い出」。
シャイニングを発現したきっかけとなったベリアル戦で仲間を手に掛けたと言う心の傷を負ったゼロはシャイニングの力を使った記憶がなく、そのためゼロはシャイニングを使いこなせるように修行に出かけるが、その修行の最後の最後に心の傷を癒したのが「ゼロの最も古い記憶」と記載された、
光の国のどこかで、暖かくどこまでも優しく深い愛情を与え続けてくれる腕と愛おしそうに見つめる静かな眼差し
これがゼロの母親ではないかとされている。ゼロが心の中に熱さだけではなく優しさを持ち合わせたのは母親の優しい温もりがあったからなのかもしれない。
また、当初のゼロはセブンが父親だとは知らなかった事から、幼い頃に両親に何かあった可能性がある(セブンが)。
あくまでこれはファンの考察のため、ゼロの母親と決まったわけではないので注意
詳しくは動画で
修行、そして決戦の場へ
まだ若輩ながらも高い実力で将来を嘱望されていたが、さらなる力を求めるあまりプラズマスパークのエネルギーコアに手を出してしまう。直前でセブンがそれを阻止したが、宇宙警備法違反の罪で一度は光の国から追放されてしまう(いつ頃の出来事かは不明)。
しかしセブンの配慮もあってか、力を抑制する鎧を身に纏ったテクターギア・ゼロとなり、K76星にてウルトラマンレオの下で厳しい修行に励む事になる。修行の最中、落下する瓦礫の真下にいたピグモンを救い本当の力の使い方を知る。修行も終わりを迎えようとしたその時、突如飛来したアイスラッガーを見てセブンの危機を察知したウルトラマンキングは、ゼロに出生の秘密を伝え鎧の封印を解き、ゼロは父のいる怪獣墓場へと飛び立った。
そして怪獣墓場での決戦に参加し、ウルトラマンベリアルの野望を見事に打ち砕いた。
光の国に平和が戻り、喜ぶ市民のなかでひとり佇むゼロ。その彼の前にセブンが現れ「さすが、俺の子だな」と息子を称える。ゼロにとってはその言葉が何よりも嬉しかったに違いない。涙ぐみながら父へと抱きよった。
ベリアルとの死闘、仲間との出会い
辺境の星のロボット部隊
ベリアルとの激戦の後、光の国から指令を受けたのか単独で調査に向かったのかは定かでないが、惑星チェイニーにて多次元宇宙のZAPメンバー達と共にサロメ星人ヘロディアが設計したニセウルトラ兄弟と対決、死闘の最中ペンドラゴンが撃墜されるも助ける間もなく5対1の苦戦を強いられてしまう(なお、この後の描写から見るにニセゾフィーとニセジャックを単独撃破している)。
その後多次元宇宙のペンドラゴンのSOSを聞き付けてやって来たM78スペースのレイとヒュウガ達に襲いかかってきたメカゴモラと激突、ゼロスラッガーやウルトラゼロキックを駆使して圧倒するも、ヘロディアが呼び出したテクターギア・ブラックが来襲。力をセーブしても自分に勝てるのかと臆せず戦いを挑むも劣勢に陥り、ギアを破壊して正体を表したダークロプスゼロには完全敗北、ゼロツインソードを吹っ飛ばされて回収できなくなった上に途中から乱入してきたニセ兄弟諸ともディメンションコアの力で次元の狭間に飲み込まれてしまう。
次元の狭間ではスラッガーなしの厳しいハンデを負いながらもニセエースを撃破、しかし連戦に次ぐ連戦で疲弊したところをニセウルトラマンとニセセブンに追いつめられ、最早これまでかと諦めかけた所でレオの救援により九死に一生を得る。レオゼロダブルフラッシャーで敵2人を撃破、更に次元の狭間に穴を開けて脱出に成功。レイの操るゴモラと共に、ダークロプスゼロとメカゴモラの2対2の激闘を繰り広げた。
先程とは打って変わってダークロプスゼロを出玉に取った挙げ句、お返しとばかりにビッグバンゼロでダークロプスゼロのスラッガーを破壊、再びディメンションコアを使用しようとしたダークロプスゼロをプラズマスパークスラッシュで撃破し、見事にリベンジを果たした。この後はダークロプスゼロの自爆により惑星チェイニーの爆発から逃げるペンドラゴンを救出、同じく次元の狭間から脱出したレオと共に光の国へ帰還するのだった。
今作は一応『ウルトラ銀河伝説』と『ベリアル銀河帝国』の間の外伝作品という位置付けだが、実はゼロの代名詞といえる「2万年早いぜ!」が初めて使われた作品であり、後のゼロの歴史に大きく影響を与えたと言っても過言ではないだろう。
アナザースペースでの再戦
ベリアルは怪獣墓場での決戦で生き延びており、別次元宇宙(アナザースペース)に落ち延びた。そこで銀河皇帝カイザーベリアルとなって強大なベリアル銀河帝国を建国。アナザースペースだけでなく、全ての次元宇宙の支配を企んでいた。
同時に、光の国への復讐のためにダークロプス部隊を多数の次元宇宙へ送り込み位置を探らせ特定した。
光の国の技術では別の宇宙へと送り出せるのは一度に1人しか出来ず、自ら志願したゼロに調査を任せ彼をアナザースペースへと導く。
アナザースペースに来たゼロはそこで出会った勇敢な青年・ランと一体化し、ランの弟・ナオやエスメラルダ国の姫君・エメラナ姫と共に宇宙の危機を救うと言われる伝説の『バラージの盾』を求める旅を始めた。
旅の途中でミラーナイト・グレンファイヤー・ジャンボットの3人の戦士と出会い、彼らと絆を深めていく。旅の終盤になって手に入れた『バラージの盾』の力と仲間たちの協力により、魔獣と化したカイザーベリアル(アークベリアル)を打倒し、因縁の対決に決着をつけた。
現在は、アナザースペースで出会った3人と共に新たな宇宙警備隊『ウルティメイトフォースゼロ』を結成し、ベリアル銀河帝国の残党狩りなど、あらゆる次元の宇宙の、果てしない旅を続けている。
前作『ウルトラ銀河伝説』では人間との絡みがあまりなかったため、人々のヒーローであるウルトラマンである以上、ゼロと人間の出会いを描くことで、人間をゼロがどう思うか、だんだんと人間に近付いて行くというのをテーマとしている。セブンのように人間の姿をコピーするという案もあったが、初代ウルトラマンのように人間に憑依することでより人間を理解でき、ドラマチックに描けるものとして人間の青年に憑依するものとなった。
天球事件と新たな仲間
カイザーベリアルとの戦いから1年後、エメラナ姫とジャンボットを拐っていったビートスターを追いかけて、ウルティメイトフォースゼロ総出で天球を追跡していた。イージスの力により漸く天球に到着後はエメラナやレイ達を守るためにロボット部隊と対決、かつて父を苦戦させたキングジョーと相対することに。霧の力により必殺技が使用できなくなるハンデを背負いながらも撃破したが、更に来襲してきたジャンキラーにはミラーナイトやグレンも加わった3対1でも大苦戦を強いられる。
ジャンキラーを倒すべく、ゼロスラッガーで目眩ましを行ってからのワイドゼロショットのコンボで撃破を狙うも正気を取り戻したジャンボットに止められる。その後はエメラナの必死の説得により「心とは何か?」と涙を流したジャンキラーに「心ってのはな、胸の奥で燃える熱い炎だ!命の雄叫びだ!」と訴え、説得の甲斐あって自らの意思でビートスターに半期を翻したジャンキラーと共にビートスターと対決、キラーに乗り込んでいたヒュウガのアシストもありプラズマスパークスラッシュでビートスターにトドメを刺した。その後はエメラナの提案でジャンキラー改め「ジャンナイン」と名付けられた新たな仲間を加えたウルティメイトフォースゼロは丁度復活したイージスの力によって再びアナザースペースへ戻っていった。
ちなみに今作ではこちらもゼロのお馴染みの台詞である「ブラックホールが吹き荒れるぜ!」が初めて使われた作品でもある。「2万年早いぜ!」もだが、意外とゼロの台詞はこれらの外伝作品が初出となったものが多いのも特徴である。
フューチャーアースでの活躍
アナザースペースでベリアル軍残党と交戦中にウルトラマンダイナ=アスカ・シンに呼ばれ、ハイパーゼットンを従える触覚宇宙人バット星人に征服された別宇宙の地球「フューチャーアース」を訪れる。
そこで「ネオフロンティアスペース(ティガやダイナのいた宇宙)」からやってきた青年タイガ・ノゾムと出会い、一体化するが、タイガは幼いころのトラウマからゼロへの変身を拒否する。
しかし、ウルトラマンコスモス=春野ムサシや地球防衛隊「チームU」との交流から自分の進むべき道を見つけたタイガは自らゼロに変身した。
その後、ダイナ、コスモスと合体しウルトラマンサーガとなり、ハイパーゼットンとバット星人を撃破した。
本作品では登場3年目となることから、新たな要素としてコミカルな演出が行われた。
5メートル大になるという展開は、VFXプロデューサーの鹿角剛司からの提案によるもので、企画当初は人間大でチームUと絡む展開も検討されていた
怪獣墓場での戦い
ハイパーゼットンとの戦いの後、ゼロはダイナとコスモスから「ストロングコロナ」の力と「ルナミラクル」の力を授かる。この力の意味を考え「初めてウルトラマンになった場所」である怪獣墓場を訪れる。そこで、バット星人グラシエ率いる地獄の四獣士(レッドキング、ベムスター、ガンQ、ガルベロス)など怪獣墓場から蘇らせた怪獣達と激闘を繰り広げることになる。
その中で他の怪獣達とともに蘇生したピグモンと出会い、「自分の力を恐れるな」と諭されて迷いを断ち切り、四獣士とグラシエを打倒。「前に進むための力」と「守るための力」と授かった力の意味を見出した。
ベリアル復活
怪獣墓場での戦いの後、アナザースペースにてゼロを狙う宇宙人軍団ダークネスファイブと激闘を繰り広げる。その中、囚われたピグモンを救うべく怪獣墓場へ戻ったゼロは、ダークネスファイブの黒幕が復活したベリアル=カイザーダークネスと知って驚愕しつつも、激闘の末にこれを粉砕。
しかし、一瞬の隙を突かれてベリアルの魂に肉体と意識を乗っ取られてゼロダークネスと化してしまう。
手出しができない状態のままウルティメイトフォースゼロの仲間を次々と殺されて行く様を見せつけられたことで絶望して光を失いかけるが、仲間達やピグモンの呼びかけで復活を遂げ、ベリアルの魂を追い出してシャイニングウルトラマンゼロへと覚醒する。その能力で時間を逆行させウルティメイトフォースゼロの仲間を復活させるだけでなく、ベリアルの魂を消滅させてダークネスファイブを撤退させた。変身した時のことを覚えていないながらも、蘇生した仲間達との再会を喜び、新たにピグモンを迎え入れ、ともにマイティベースへと帰還するのだった。
…が、一方のベリアルの魂も、時間逆行の影響で肉体を取り戻し完全復活を遂げていた……
なお、冒頭でも述べられている通り、ゼロは後年『UGF』においてこの時のことを「嫌な思い出」と述べている。結果的に時間遡行により仲間を復活させることができたとはいえ、手出しができない状況に置かれた上で、目の前で仲間を次々と殺されていくのを目の当たりにさせられた時のことは、決して忘れることのない記憶として彼の中に刻まれ続けているのだろう。
新ウルトラマン列伝での活躍
ウルトラマンギンガ本編の外ではグレンファイヤーにギンガについて教える回がある他、逆にウルトラマンタロウが礼堂ヒカルにゼロの戦いについて教える回もある。
なお、ダークスパークウォーズに参戦していたかや、彼も一時的にダークルギエルの手でスパークドールズにされてしまっていたかどうかについては不明。
新世代の後輩達と共闘
『決戦!ウルトラ10勇士!!』
本作で遂にギンガとの共演を果たす。
エタルガーを追って遊星ジュランを始めいくつもの並行世界で戦い続けて来たが、仕留めきることができなかった。
ダークルギエルとの戦いを終えて帰還したタロウから、ギンガのことは事前に聞かされており、ヒカルとショウにかつて自身の父がレオに課し、自分自身もレオから受けた特訓を彼らに課すことで、乗り越えた2人に新たな力を授けた。
因みにこの特訓の光景はウルトラマンが変身前の生身の人間に試練を与えるというかなりシュールな場面である(一般的に特訓する場合、ウルトラマン同士か逆にウルトラマンの方が等身大になるのが普通である。ウルティメイトイージスのおかげで活動限界がないゼロならではと言える)。しかも崖を昇るヒカルとショウの上から容赦なく岩を落とすという、親父譲りのスパルタぶりを見せている。
『ウルトラマンX』
第5話でゲスト出演し、ナックル星人バンデロを追ってウルトラマンエックスのいる世界における地球に駆けつけた……が、当初エックスのことはほぼガン無視でバンデロを追っており、エックスとはたまたま顔を合わせた程度の感覚しかなかったようである。一応、後で挨拶には来たもののエックスに共に追いかけたいと頼まれても「2万年早いぜ」とお馴染みのセリフを発して退けてしまった。更には、バンデロとの戦闘ではすすめ!ウルトラマンゼロが流れた。
だがそのエックスがウルトラマンゼロアーマーを纏って追いかけてきた時は「それ、俺の……」と驚いていた。最終的にはエックスの実力を認めたようで、戦いが終わった後に固い握手を交わした。
なお、ファントン星人グルマンはゼロを目撃した際に「あれが噂に名高いウルトラマンゼロ!」と叫んでおり、既にゼロの存在は平行宇宙にまで知れ渡っていることが判明した。
また、彼の雄姿を間近で見ていたXioの高田ルイから一目惚れされてしまった。
またこの後に再会したのかウルトラサインを送ったのかはわからないが、ショウたちに大地とエックスのことを教えていたらしい。
ちなみに(第5話でも行ったが)『新ウルトラマン列伝』にて大地達ラボメン…もといXioラボチームとともにナビゲーターをする回ではエクスデバイザーにしてコミュニケーション及びナビゲートを行っていた(M78ウルトラマンが体をデータ化できることはメビウスなど前例がある)。
また三日月マモルのことを「マモちゃん」と呼んでいた。……声優ネタではない、かも。
当初、ゼロのモードチェンジは脚本になかったが、監督の坂本浩一はエックスのウルトラマンゼロアーマーに見劣りしないようにするという考えから、画コンテを用意して登場させた。
劇場版の終盤にも登場し、中国に現れたツルギデマーガを撃破した。そしてザイゴーグを倒したエックスと大地の成長を認め、「いいツラになったな」と称えた。
『ウルトラマンオーブ』
本編にゼロ自身は登場しないが、オーブのフュージョンアップ形態の1つに、ゼロとジャックの力を受け継いだハリケーンスラッシュが存在する。
また、このことから、かつてウルトラ兄弟やティガらと共に『オーブ』の世界の地球で魔王獣の迎撃に当たっていたらしいことが窺える(ちなみに、封印した魔王獣はマガパンドン。ある意味父親の因縁の相手であるがなぜゼロが封印したのかは不明。まさか親父はパンドンにトラウマがあったのだろうか……?)。
劇場版では、黒幕であるムルナウが起こした事件をギンガやビクトリーらと共に調査しており、ウルティメイトイージスで幾つもの並行世界を飛び回っていた。
ムルナウの送り込んだ改良型のギャラクトロンに苦戦するオーブに加勢、オーブと共にこれを撃破した後、再び別次元に調査に向かった。エピローグにてムルナウ事件の解決には間に合わなかったのものの、エックスの世界を襲ったデザストロが、オーブの世界に迫りつつあるのを察知し駆けつけた。
『ウルトラファイトオーブ』では邪気の発生源を追って惑星ヨミに行き、そこで復活したジュダ・スペクターと戦闘になる。
かつてウルトラマンビクトリーナイトと互角以上に戦ったジュダ・スペクターの強さは復活しても健在であり、さらに追加で登場したメカゴモラの加勢にピンチになりかけるが、到着したライトニングアタッカーのオーブの登場で回避、オーブと共にレイバトスが復活させた亡霊怪獣軍団と戦いを繰り広げる。
その後、撤収したレイバトスの追跡をオーブに任せ、残りの怪獣たちを纏めて相手にしようとするも逆に追い詰められてしまうが、ジャック、ゾフィー、そして父であるセブンが救援に駆け付けたことで事なきを得る。
先輩たちの戦いを見届けた後、オーブと合流し、彼に新たな力を授けるべく、特殊な空間:シャイニングフィールドを展開し、そこでセブンと共にオーブを中の体感時間で10年間特訓する。
特訓後、怪獣墓場のゾフィーとジャックの下に向かいセブンとオーブとともにタイラントを撃破、ウルティメイトゼロに再び変身し、レイバトスの下へオーブを送り届けた。この際、本人は亡霊怪獣軍団との度重なる激戦やシャイニングフィールドの使用に10年間の特訓、ウルティメイトゼロの次元移動の使用などでカラータイマーが点滅するほど疲労しており(人間に例えれば数日間殆ど休む間もなく全力で戦い続けたようなものなので無理もない話である)、オーブに後を託し、戦いを見守った。
最終的にレイバトスはオーブによって撃破され、復元されたギガバトルナイザーも消滅したが、ゼロはギガバトルナイザーが消滅した時の様子に何か違和感を覚えたらしく、その後、オーブ=ガイと別れるまで終始どこか浮かない表情をしていた。更にセブンに疑問を持たれた際は誤魔化している(そして、その違和感の正体は、後の作品で判明する)。
屈辱の敗北、更なる進化
『ウルトラマンジード 』
「光の国もこの星も、テメェには指一本触れさせねぇ!俺とジードがな…!」
ベリアル「ジード…息子の力を吸収できていれば、より完璧だったが……どうやら反抗期のようだ」
「……キサマが"父親"ぶるのは、二万年早いぜ!」
所謂サブトラマンポジションとしてのレギュラー出演。
かつての主人公が別作品でレギュラーの戦士として活躍するのはウルトラシリーズどころか特撮ヒーロー全般としても殆ど前例がない(単にレギュラー出演するだけなら親父を含めて前例はいるが、いずれも変身不能状態だった)。
最後の登場から時が流れているのか、言動が全体的に落ち着いた大人っぽい物になっている。だが不良に難癖をつけられたときにはやり返して返り討ちにするなどヤンチャな部分も相変わらず。また、人の姿を借りてるとはいえウルトラマンとしては初めて一般人(上述の不良)に攻撃を加えている。
ウルトラカプセルの行方を追ってクライシス・インパクト以来久方ぶりに地球に来訪(後述するヒカリ来訪時に「探したぞ」と言われた事から、地球へ向かう事を予め光の国には伝えていなかったようだ)。
自分の命を顧みずに子どもを瓦礫の落下から救おうとして(ドジにより)交通事故にあった地球人の男性サラリーマン:伊賀栗レイトに感銘を受けて彼と一体化、ジードがベリアルの息子である事を察しつつも彼の事情を見極め共に戦いへと身を投じていく。やがて一緒に戦ううちに「お互いヘンな親父を持つと大変だよな」と、ある種のシンパシーを感じるようになった。
だが、今作のゼロは、ウルティメイトブレスの破損によりウルティメイトゼロ、ストロングコロナ、ルナミラクルへの変身が、ベリアルに敗北した際の負傷によりシャイニングへの変身がそれぞれ不可能となっており、更に活動時間が2分程度にまで制限されてしまっているなど、能力を十分に引き出す事もできない。
監督の坂本浩一氏はゼロの強さでは1人で全て解決してしまうと考えて設定したもので、この設定は『ウルトラマンレオ』におけるセブンの立ち位置も意識したものである。
シリーズ構成の乙一氏は、ジードとベリアルという親子との対比としてゼロにも父子の役割を認識させるため、妻子持ちの人間と一体化するという設定を取り入れた。また、サラリーマンに憑依するという案は没になるだろうと考えていたが、スタッフは乗り気で問題なく受け入れられたという。
当初、乙氏はゼロを不良のようなキャラクターと認識していたため、ベリアルに似たジードを見て殴りかかる展開を考えていたが、監督の坂本氏から本作では後輩を育てるキャラクターに成長していると指摘され、様子を見守るという展開に改められた。
ちなみに本格参戦回である第3話のサブタイトルは「サラリーマンゼロ」。そのまんまにも程があるが、逆に言えばゼロの真っ直ぐさが表れたストレートなサブタイトルであるとも言える。
ゼロが地球に長期滞在するのは今回が初めてであり、今まで(戦闘時以外で)人口密集地にいたことがなかったためか(初めて来た『サーガ』の地球はすでにバット星人に侵略されて人がほとんどいなかった)、[満員電車に対して「すさまじかった……精神の修行にはもってこいだな!!」と言ったり、レイトの1人娘:マユを抱いた際に「なんて柔らかくてあったかいんだ…」と呟くなど、かつてのタイガとの一体化の時以上に彼にとっても初体験が多い様子。
また、ウルティメイトブレスレットを媒体とする一体化でないためかタイガの時と違ってレイトの体を借りる事ができるようになっており、変身前でも自身の人格を表面化させたり、レイトの行動に直接干渉する事が多い。一方で、目先の諍いや騒動に突っ込んで、レイトに商社マンとしての仕事を放らせてしまいかねない事もあり、逆に戦闘と関わらない仕事をしている人物と一体化している事が仇となりかねない部分もある。
そして、ジードの世界には「コズモクロニクル」と言う『ベリアル銀河帝国』までのゼロとベリアルの戦いが、固有名詞等を変えてほぼそのまま描かれた、実質ノンフィクションの小説が存在する。作者は伏井出ケイ。彼がベリアルの配下であるためか、その内容は勇者アガムと名を変えたベリアルが「いい者」に見えるような悪意のある改変がされている。
当然作中では輝きの騎士ゾーラ=ゼロは悪役だが、それでも彼は多くのファンに支持されているようで、久米ハルヲがゼロの決め台詞「二万年早いぜ!」を真似するシーンがあった。やっぱりゼロさんは最高です!
第6話で初変身を遂げたものの、この時は相手がすぐ撤退したため戦闘せずに終わり、第7話では罠に嵌ってしまいすぐに殴りかかろうにも記録用のカメラのせいでライハ共々伏井出ケイに手出しが出来ずケイが召喚したギャラクトロンの攻撃からウルトラゼロアイNEOから実体化した等身大のゼロが、レイトを庇い消滅してしまった。
しかし第8話にてレイトの想いに呼応して復活。さらに飛来したウルトラマンヒカリからライザーとウルトラカプセルを授かりウルトラマンゼロビヨンドへと強化変身を遂げる。なお、この時には「主役は遅れてやってくる」とさえ発言している。あれ、この番組のタイトルなんだっけ…?(ちなみにこの台詞は後にジードもゼロの下にかけつけた際に発言しており、『ウルトラマンフュージョンファイト!』ルーブノキズナ弾で登場したキズナボーナスの名前にもなった)。
第11・12話ではAIBの依頼でベリアルが潜んでいると思われるとある銀河の異空間へ(仕事があるレイトの反対を押し切って)調査に赴く。内部で蠢いていた触手に阻まれベリアルとの対面は果たせなかったものの、「嫌がらせ」として異空間を一時的に閉じる事には成功した。そのベリアルとの対面は第16話にて果たされる。
回が進むに連れ強敵との対峙も増え、(この手の立ち位置のキャラとしては仕方がない所もあるが)次第に噛ませ犬の立場に甘んじる様子も見られるようになったものの、キメラベロスとの戦いでは体内に取り込まれたジード脱出までの時間稼ぎを行う、ギエロン星獣戦では敵の破片の拡散・再生を防ぐべく上空にバリヤーを張る、アトロシアスとの最終決戦ではAIBによる弱体化作戦のための囮を買って出るなど、サポート役としても非常に優秀な立ち回りを見せている。
ベリアルと対峙した際に、伏井出ケイが相方のレイトの家族を人質にされ、手出しが出来なかったが、ライハが助太刀に来たことで再び攻撃するも手も足も出ず、ビヨンドから通常形態に戻ってしまう。
最終話ではベリアルがジードに気を逸らしてる間にカレラン分子分解酵素を入れ込んだミサイルを打ち込むも、至近距離でアトロスベルクローを食らって倒され同時にタイムリミットで変身が解けレイトは重傷を負ってしまい戦線離脱をするが、直後に光の国から援軍に来たウルトラの父の到着とジード達の1時退却する時間を稼ぐ事に成功。カプセルを通じてリクの思いを感じ、重傷を追って入院してるレイトの中よりジードとベリアルの戦いを見守った。
そしてジードがベリアルに勝利した後は数ヶ月レイトの中にいたことで遂にウルティメイトブレスレットの修復と古傷も治り完了しレイトと分離。マユに「俺の子になってもいいんだぜ」とジョークを飛ばしつつ、レイトに「俺がいなくても頑張れよ」とエールを送りジードの世界から去って行った。
※この時マユに「また遊びに来てね」と言われて了承していた事から、地球にはまた訪れそうだったが…
『つなぐぜ!願い!!』
久々にウルティメイトフォースゼロの仲間たちと共に行動しており、宇宙各地で暴れているギャラクトロンの対処に当たっていた。
その黒幕であるギルバリスがサイドアースに出現したことにより、ウルトラの父の指示を受けてウルティメイトフォースゼロとともに急行。駆け付けた直後に地球はバリアに覆われてしまうが、ゼロは迷わず飛び込んでギリギリで突入に成功する。
沖縄でギャラクトロンMK2と戦っていたオーブ・ジードと共闘するが、焦りから1人特攻したジードを庇い、オーブと共にMK2の攻撃をまともに受けて消滅してしまった。
…と思われたが実際にはシャイニングにタイプチェンジし、シャイニングスタードライヴでオーブと自分を数時間先の未来に飛ばして回避していた。
その反動で実体を維持できないレベルまで消耗していたが、幸い沖縄にレイトが来ていたため彼と再融合し、ゼロビヨンドとなって戦線に復帰した。
ウルティメイトファイナルの登場後はオーブやジャグラーと共にギャラクトロン軍団を粉砕し、その後はギルバリスと対峙。
猛攻を受けて通常形態に戻されるも、ゼロツインシュートをオーブのオーブスプリームカリバーと共に放ってギルバリスの装甲を破壊し、ジードの勝利に貢献。
戦いを終えた後はレイトから分離し、地上で合流したウルティメイトフォースゼロと共に、アナザースペースに帰って行った。
新たなる激闘、途切れない因縁
『UGFニュージェネレーションヒーローズ』
第1話より登場。
ウルトラ6兄弟の命を受けてウルトラダークキラーからウルトラウーマングリージョを護衛すべくダークキラーと戦いながら綾香市へ向かったが、グリージョ共々ダークキラーゾーンに閉じ込められてしまう。エネルギーをじわじわと吸い取られていく状況下で不安に駆られる彼女に対し、「仲間を信じるのも、ウルトラマンの大事な資質だ」と励ました。
第5話でもエネルギーを吸い取られ消耗を見せるグリージョを支え「こんな事じゃ負けません!」とガッツを見せた彼女を励ましつつ、自分もエネルギーを吸い取られる同じ状況にあるにもかかわらず、こっそりカラータイマーからエネルギーを分け与えるなど戦闘はなくとも先輩としての優しさを見せた(ちなみにこの時、グリージョの頭をポンポンしていたため、一部ではファルコン1を呼ぶ声もあったとかなかったとか…)。
その後、ウルトラダークキラーが呼び出した己の闇(ゼロダークネス)と対峙してついにエネルギー切れを起こし始める。
しかし、ギンガ、ビクトリー、エックス、オーブ、ジードの5人が持つゼロから授けられた思い
- オーブ:親子の力
- エックス:時空を超えて自分達を繋ぐ力
- ジード:運命を変える力
- ギンガ&ビクトリー:勇気とあきらめない心
から全員立ち上がりゼロの力を使ったタイプである(エメリウムスラッガー、ゼロアーマー、マグニフィセント、ギンガビクトリー)にチェンジ。更にグリージョもロッソとブルのエネルギーを回復させてウルトラマンルーブになり全員の反撃で暗黒軍団を撃破した。
(なお、グリージョとロッソ、ブルの兄弟プレイを見せた時、「お前達兄妹ウルトラマンの絆、うちの師匠にも負けてねえぜ」と認める発言をした)
その後新世代ヒーローズと合流を果たすが、真の首謀者が放った闇の力でウルトラダークキラーが巨大化、同時にゼロダークネスも復活する。因縁の相手であるゼロダークネスに自分でケリをつけるべく前に出ようとするが、ジードが「だったら今度は僕たちがゼロを助ける番」と言いジードが疑似的に生み出した「ニュージェネレーションカプセル」にギンガ、ビクトリー、エックス、オーブの4人がエネルギーを送り金色のオーラを纏ったウルトラマンゼロビヨンドに単独変身。
そしてゼロダークネスとの決戦に突入。
他のメンバーも救援に駆けつけたタロウから託された力の一部を受け取ったギンガを筆頭に全員決戦タイプ(ウルトラマンギンガストリウム、ウルトラマンビクトリーナイト、ベータスパークアーマー、オーブトリニティ、ウルティメイトファイナル、ウルトラマングルーブ)にチェンジ。自身はクワトロスラッガーとツインギガブレイクの連続攻撃でゼロダークネスを撃破する。
「偽物が本物に勝とうなんざ…2万年早いぜ!!」
その後、真の首謀者が光の国の破壊に動く際、ロッソとブルの判断でウルトラ戦士として地球を護る為に残ることを決めたグリージョをウルティメイトゼロで送り届ける役を買って出た。
今回ゼロが選ばれた理由は新(次世代ウルトラマン)旧(ウルトラ兄弟)ウルトラマンを繋ぎとめる役割を担っており逆転の切っ掛けを掴んだタイプは全員ゼロの力を使ったものになっていた。(ギンガビクトリーに関してはゼロの力である「ワイドゼロショット」を使用)またゼロの10周年、新世代ヒーローズ0番目の戦士といった意味での出演でもある。
『ウルトラマンタイガ』
「ジードが折角成仏させたってのに、余計なことしやがって…」
トレギア「これはこれは…問題児サマのお出ましだ」
「…ハッ。トレギアか…テメェにだけは言われたくねぇな」
第23話「激突!ウルトラビッグマッチ!」に登場。
どうやらベリアル因子についての調査をしていたらしく、トライスクワッドとニセウルトラマンベリアルの戦いの最中にかけつけ、タイガにプラズマゼロレットを託す。
ウルトラマントレギアとも初めて対峙。彼に「問題児様」と言われた際には「てめえにだけは言われたくねえな」と軽く流している(この時のトレギアはタロウと同年代の結構いい年したおっさんなので問題児どころか所業を考えれば老害もいいところなのだが)。
戦いの後は工藤ヒロユキに「トレギアはベリアル以上に何を考えているかわからない」と忠告し、タイガには「協力してくれている仲間を守れ」とアドバイスして去っていった。
しかし、歌舞伎のせりのごとく地面から生えてくるように現れる様がシュールに見えたという声も(腕組みまでしていたため、某神を思い出したという意見も)。ちなみにこの時の登場BGMにはなんと『ジード』でのウルトラマンキングのものが使われている。
ちなみに『タイガ』第23話の5日後は、奇しくもゼロが初登場した『ウルトラ銀河伝説THE MOVIE』が公開されてから10周年の日でもある。また、『タイガ』第23話の3日前は『FNS歌謡祭』第1夜が放送されており、ゼロの声を演じた宮野は秦基博のひまわりの歌を秦と共に歌った。
同話でE.G.I.S.の面々が昼食に食べていたカップラーメンの名前がゼロの歴代変身者の名前と同じという小ネタがあったりする。
なおボイスドラマ第23話で「ゼロの年齢は5900歳くらいだったような……」と言われていたため、(少なくともM78世界では)『銀河伝説』~『タイガ』まであまり年数は経過していない模様(とはいえ、中の人である宮野氏が演技の仕方を変えたのかそれともそれなりの月日が経ってたのか、ゼロ自体はトレギアの挑発に乗らないなど従来に比べて、貫禄のある落ち着いた性格になっている)。
脚本を担当した皐月彩は、やんちゃなタイガにゼロとの共通性を見せつつ、迷いのあるタイガに対しゼロを迷わない強さを持っている存在として描いている。監督の辻本貴則も、登場シーンを派手に着地させるのではなく、下から迫り上がって現れるという大御所感のある登場のさせかたで若々しいタイガとの差別化を図ったと語っている。
自慢の弟子?の登場
『ウルトラマンZ』
主人公ウルトラマンゼットはゼロの弟子という設定が話題になった。が、ゼロ本人は『お前を弟子に取った覚えはねぇ』と否定しており、勝手にゼットが弟子を名乗っている形になっている(それでも『自分は半人前では無い』と言い張るゼットに対し『俺からしたらお前なんか三分の一人前だ』と辛口な評価をしている辺り多少は意識している。
ボイスドラマでも回が進むにつれてなんだかんだ言ってゼットと打ち解けていったりと、それなりに気にかけていたことが窺える。また、ゼットのいない時にはメビウスに「ゼットを弟子に取ろうかな」という冗談に少し焦りを表していた)。
「本当にいいの?」
「何が?」
「このままゼットを弟子に取っちゃおうかな〜?」
「…んなっ⁈メビウス…お前なぁ…!」
「アハハハ、冗談だよ。全く、素直に認めてあげたら良いのに…」
「…うるせ」
このゼロ、ツンデレである。
なお、宇宙警備隊の採用試験における試験官として抜擢されていたことも判明し(一応試験官は試験ごとに毎回別人が選ばれているらしいが)、両者で組み手を行いそれらをゾフィー達審査官が採点するという形でゼットと対決、これが『ウルトラマンZ』の公式PV第1弾での2人の組み手である。当然のことながら力の差は歴然だったものの、粘り強く立ち向かうゼットとは最後まで付き合っていた。その後無事採用試験に合格、宇宙警備隊に入隊したゼットを称え、「何もかもが、ここから始まるんだ」と激励の言葉を送った。
ゼロ本人は既に師匠のレオから上述する防具アイテム『ウルトラゼロマント』を授かっていた(「ウルトラマンクロニクルZERO&GEED」でもマントを羽織って登場している)。
第1話から登場し、光の国に襲撃をしかけウルトラゼットライザーとウルトラメダルを飲み込んだゲネガーグをゼットとも共に追撃している最中、ゲネガーグの吐き出したブルトンによって四次元空間に飲み込まれてしまう。
その直前に自身が持っていたゼットライザーとセブン、レオ、そして自身のウルトラメダルをゼットに託して姿を消した。
ちなみにこの際の台詞が妙に余裕のあるような言い方だった事、ウルティメイトイージスという装備があること、『ジード』客演時にベリアルの拠点に突入し罠に嵌るも自力で脱出した上帰り際にベリアルに対し嫌がらせをする程の余裕がある事から視聴者からは「ゼロならすぐに帰ってくるだろう」と全く心配されなかった。
しかし、ウルトラシリーズの四次元空間といえば昭和ウルトラマンにおいてはウルトラ戦士の能力が通用しない場所として描かれているうえ、ダークキラーゾーンでの様子を見るに、イージスでは異空間からの脱出ができない可能性があったことから、気に掛ける視聴者が一定数いたのも事実である。
実際、第6話のラストで久々に登場した際には、カラータイマーが点滅するまでに追い込まれており、相当に難儀している様子だった(本人曰く「ブラックホールより吹き荒れてやがるぜ!」)。
続く第7話では力尽きる寸前まで追い込まれており、最終手段としてシャイニングスタードライヴで飲み込まれる前に時間を戻すという荒業を行使し、無理やり脱出に成功。
その後、エネルギーの回復を待って地球へ急行すると、ペダニウムゼットンに苦戦するゼットとジードのもとに救援に駆けつけ、そのまま戦闘に参加。
「俺の弟子を名乗るなら、根性見せやがれ!!」
出会いがしらのエメリウムスラッシュでペダニウムゼットンを引っ繰り返し、久々の登場となるストロングコロナとルナミラクルでゼットとジードを援護。完全に主役を食う勢い。さすがはゼロ師匠である。
最後はワイドゼロショット、ゼスティウム光線、レッキングフェニックスの同時攻撃で融合獣を撃破した。
戦闘後には宇宙の各地で悪用されるデビルスプリンターの対処に戻るべく、ゼットとハルキに地球を任せてリクやペガと共に任務に戻っていった。これ以降総集編のナビゲーターを務めたのを除けば本編には最後まで登場しなかった。
かつての宿敵に似ている武器と彼自身に似ている兵器が出ていたが、彼に本人が目にした場合いったいどう思っていただろうか。ベリアロクに関しては公式の時系列に含まれるか不明だが、EXPO2021のライブステージにてお互いにいけ好かない反応を示していた。
ベリアロク「オイ、お前。うるせぇ。」
「なンだ…?!…なンか腹立つ顔してんなぁ……」
ちなみに本作放送開始時から、youtube公式チャンネルでチャンネル登録の宣伝役として登場している。
この宣伝は『X』放送開始以降のyoutube配信ではおなじみとなっているが、本編公式配信においては、これまでの「各作品の主役ウルトラ戦士の画像を伴う宣伝」ではなく、主役のゼットを差し置いてゼロが登場し、リンクを指さしながら自ら宣伝するというこれまでにない演出が取られている(なお、ゼットはボイスドラマ後の宣伝でちゃんと出番をもらえている)。ちなみにボイスドラマなどの特定の回では宣伝の台詞がちょこちょこ変更されていたりするので、興味がある人は見比べて見ると面白いかもしれない。
『UGF大いなる陰謀』
前作から引き続き登場。最初のメインビジュアルにリブットとベリアルと一緒に大きく映っており、新たなメインビジュアルではゼロとリブットのダブルセンターを飾っている。紹介されたウルトラマン及びキャストの順番はトップであり(因みに、主要人物のウルトラマンが同時に出ている場合はキャストクレジットは一貫してゼロがトップである)、全章に登場する為ウルトラゼロファイト以来の本作の実質的な主人公に近い。
全章での導入役としての出番もある為、第1章では語り部として登場し、第2章でも終盤で物語に少しだけ絡んでくるが、本格的に活躍するようになるのは第3章からとなる。
第2章episode6にて衛星ゴルゴダでジュダ・スペクター、モルド・スペクター兄弟との激戦で疲弊していたウルトラ6兄弟を強襲したアーリーベリアルとアーリートレギアの前に参上、何気にアーリースタイル形態のベリアルとはここで初対面となった(ベリアルはこの時「なんだテメェは!気に入らねぇな」、ゼロも「ムカつく性格は持って生まれたモンらしいな…!」と互いに言及しており、どうやら相手がアーリー時代でも馬が合わないのは変わらなかったようである…)。
アブソリュートタルタロスの力の加護を受けて強化されている2人相手に若干押され気味ではあったものの奮戦していたが、タルタロス本人の奇襲により吹き飛ばされ、ザ・キングダムに向かう3人を取り逃してしまう。その後、対タルタロスのための精鋭部隊を結成すべく宇宙警備隊は様々な宇宙のウルトラ戦士らを招集する事となったが、単独で次元移動を可能とするゼロがウルトラの父の推薦によりその招集役として抜擢され、彼は新たな特殊チームを作り上げるべく奔走することになる。
第3章では、その第一歩として綾香市にいるグリージョと再会して協力を頼み(なお、兄2人はこのときすでに発生していた別の事件の対処のため地球を離れており、ゼロ自身もこのことは把握していた模様。ゆえに居場所を掴みやすかったグリージョに直接依頼したと推測できる)、さらにU40にいるジョーニアスにも接触する。
なお、以前顔見知りだったグリージョにはタメ口だったのに対し、今回初の異星&初対面だったためか、ジョーニアスに対してはゼロの口調が珍しく敬語混じりだった。U40でもその名は轟いているのか、ジョーニアスもゼロのことは既に知っていた様だ。
episode9では仲間たちと共に惑星エビルにたどり着き、1人で無茶をするゼットにかつての経験から得たアドバイスを授けていた。ウルトラゼットライザーと持ち前の宇宙拳法を駆使してゼットン軍団と対決、タイガと息の合ったコンビネーションによりゼットン達を圧倒し、エメリウムスラッシュやワイドショットの同時攻撃で軍団を撃破。
ユリアンを拉致しようとしたタルタロスに対してはすかさずウルティメイトシャイニングゼロへとチェンジして即座にユリアンを救出、そのままタルタロスとの一騎討ちを挑み、接近戦ではやや優位に立ったが持久戦に持ち込まれた事でウルティメイトシャイニングを維持出来ずに敗走、再びユリアンを連れ去られるという実質的な完全敗北を突きつけられる結果となった。
しかもタルタロスのために多くの人員を費やしていた為に手薄となっていた光の国へ奇襲してきたゲネガーグによりウルトラメダルを強奪される事件が同時に発生、自らメダルとライザーの回収に向かったゼットを追いかけるべく、ウルトラリーグのメンバー集めをリブット達に任せて自身もゲネガーグ追跡に動くことになる。
この後の動向が『Z』第1話に繋がって行く訳なのだが、良くも悪くもタルタロスの激戦の後にグリージョにいくらか傷を治して貰ったとは言え、まだ完全にはダメージが治癒しないままゲネガーグと対決していた事が間接的に判明し、この後にブルトンの四次元空間に閉じ込められる事も踏まえるとかなりのハードスケジュールだったと推測できる。
ちなみに、本作の主題歌もゼロ役の宮野氏の新曲「Zero to Infinity」である。
『UGF運命の衝突』
「俺はあの日誓ったんだ…プラズマスパークのパワーに手を出して、親父に助けられたあの日…誰にも負けないパワーを身につけて、俺が…光の国を守ってみせるってなぁ!」
プロローグから登場。今作でも語り部を担当している他、前作同様キャストクレジットではトップである為、前作に引き続き事実上の主役である。
『Z』第7話での出来事を経た後だが、ウルティメイトの能力と別次元の誤差もあってか、帰還した光の国では前回から然程時間が経っていない。
タルタロスとのリターンマッチに燃えており、(色々な条件込みだが)現時点で唯一彼とマトモに戦えたジョーニアスに教えを乞い、師匠のレオや父らとK76星でかつての「野生」を取り戻すための修行に励む。
野生を取り戻すためにセブン・レオ・ジョーニアスと歴戦のウルトラマンたちを相手に厳しい特訓に励んだ果てに新たな姿「ワイルドバースト」に覚醒。復讐や相手を倒すためではなく、仲間を「守る」ために強さを探究する姿勢を再確認したゼロは、リブットやウルトラフォースを助けるべく、惑星バベルへと急行した。
修行の成果でワイルドバーストを経由することで今までのウルティメイトシャイニングの弱点を克服したゼロは前作とは打って変わってタルタロス「奴の動きが読めない」と言わせる程の戦闘能力を披露し、大技の「シャイニングウルティメイトゼロ」で遂に一矢報いる事に成功。
これは今まで(ジョーニアスやレジェンドのような例外を除けば)無類の強さを誇っていたタルタロスにも看過出来ない事態であり、改めてゼロがアブソリューティアンとザ・キングダムにとって「極めて危険な存在」と危険分子に認定させたのだった。
そして、ザ・キングダムから脱出したユリアン王女レスキュー隊のランデブーポイントである惑星ブリザードへウルトラ兄弟やリブットたちと集合し、追ってきたタルタロスらアブソリューティアン軍団と再び一大決戦を送ることに…
ブリザードでのウルトラマンとアブゾリューティアンの戦いから数ヶ月がすぎた頃、ゼットとレオ兄弟の立ち会いの元レグロスのコスモ幻獣拳を肌身をもって感じた。
一時休憩を取り、レグロスとレオ兄弟はレグロス自身の境遇について話し合うも、ゼロはゼットと共々反応に困った模様。
バロッサ星人を追いに行ったゼットを見送ったあと、近くでゼロとレグロスの立ち会いを見ていたのであろうジョー二アスが寄ってきて本格的なウルトラリーグのメンバー編成を具申。再び始まるであろうアブソリューティアンとの戦いを予感したゼロも「今度こそ、この宇宙を守る!」と新たな戦いにむけて決意を固めた。
光の国のシステム中枢に侵入した何者かによって破壊されたウルトラの記憶を復活させるため『ウルトラマンデッカー』の世界(というより未来の新世代TD世界)から送られてきたディメンションナイザーを複製しニュージェネレーションズメンバーたちにそれぞれ分配したことが明かされた。
更には黒幕との接触をいち早く果たしていたようで、いつものような力による襲撃ではなく、記録を消すことによってもたらされた混乱と自分をイメージしたかのようなナイザーを送ってきた未来が関わったかつてない今回の一件について苦慮しているようである。(ウルトラリーグ編成などのアブソリューティアン関連の対応もあるが、時系列は不明。ゼロが別件でいない間は「Z」の時のようにジョーニアスやトライスクワッドなど他の戦士が担当しているのかもしれない。)
劇中でも振り返ったかつてのエタルガー戦やセレブロの一件のように策を弄してくるが、最終的には敵と力でのぶつかり合いとなったケースのように黒幕の狙い自体も少なからずゼロに関連している為、いずれ直接対決に持ち込まれることになるだろうと思われていたが…?
また、セレブロが現地の地球人達に作り上げさせたウルトロイドゼロを見た際も「この俺を模して作られたロボットだった」と嫌な顔をしている(それ以前にも『ウルトラマンクロニクルZヒーローズオデッセイ』から人造ウルトラマンという危険な力に対して否定的なスタンスをとっており紹介の際には初っ端から機嫌が悪く、結びに
「俺達ウルトラマンは力を見せびらかすために地球に来た訳じゃない。守りに来たんだぜ!この違い、わかるか? 確かにウルトラマンは大きな力を持つ。だがしかし、その力を振るうのは平和を守るために戦う時だ!!」
とアツく語り、ウルトラマンの力などの表面上しか見ていない人々の見識などを真っ向から否定し、ウルトラマンが地球に来て戦う意味を視聴者に改めて説いている)。
これまでのクロニクル系番組では初回からセリフありで登場する場合が多い中、今回セリフ付きの登場は第8話と遅い(初回はゼットとギンガ、3月の放送分はトリガーに先を越されている)。
報告の合間に半ば敵のことを愚痴る形でエックスに通信をしていたり、ジードと初めて会った時の事を振り返っており、第一印象はウルトラマンになりたてなのもあって「頼りないヤツ」と思っていた事や、ジードが自分と一緒に戦った時の記憶が入ったビヨンドのカードが転送された際には、ジードに自分のデータを引き出してもらえた事(ディメンションナイザーは近しい者の思念に反応する為)に本当の兄弟のように嬉しがるなど、改めて新世代ヒーローズとの絆がピックアップされた描写が多い。
またセレブロがトリガー世界でライラーとそのリーダーを利用して文明自滅ゲームを起こそうとした一連の事件やトリガー世界での事はトリガーのディメンションナイザーのカードを通じて知った様子。
21話では、ニュージェネレーションヒーローズがデータを集めて最後の1つが自分自身のデータとなったため、ゼロ自身が原点回帰に至るまでの旅路を振り返っていく。
また、冒頭にてセブンに定期報告をしており、他のウルトラ兄弟や別時空のウルトラ戦士の記憶回収任務はウルトラセブンに任されていた様子。なお、プラズマスパークタワーに手を出した一件はゼットには話していない事が明かされた(本人曰く若気の至りだそう)。
そして自分のルーツを振り返ったことで、あの時ベリアルがいたから様々な仲間たちとの出会いがあった事を改めて認識した時、自らの記憶のディメンションロードに成功。そして遂に今回の事件の黒幕とその真相について知る事となる…
黒幕であるエディオムが今回の事件を起こした経緯が、長生きした人工知能故に歪んで行った事を知ると、呆れつつも自分達ウルトラマンの事を教えるためにニュージェネウルトラマン達の最後の戦いを見せた(その際、イーヴィルトリガーの事を偽りの光の巨人と評している)。
その後、エディオムが行った行為は許せることでは無いが、おかげで新世代ヒーローズ、コスモスやダイナ、今まで出会ってきた人やウルトラマン達との絆を思い返すことが出来たと感謝し、エディオムもその絆に入ってると告げ、彼の新たなる旅立ちを見送った。
ライブステージでの活躍
ウルトラマンプレミア2011
ウルトラマンシリーズ45周年を記念したライブステージ。テーマは『舞台でしか見られないゼロのもう一つの物語』。モロボシ・シンが主役となりカイザーベリアルの野望を打ち砕くため奮闘する物語。
ウルトラマンライブ プレシャスステージ
タツヤ少年が見ていたDVD『ジード』の登場人物としてのゼロが怪獣軍団と戦っている最中にガッツ星人の水晶玉の力でジードと共に呼び出された存在。
タツヤ少年と交流を深め、父親に嫌われていると感じた寂しさからベリアルらに利用された彼と一体化をした際に彼の心の闇を受け止めきれず、ゼロダークネスと化すが、タツヤ少年の父がウルトラセブンと一体化し、抱擁を交わした事で元の姿に戻る事が出来た。ベリアルとの戦いではウルトラマンゼロビヨンドに変身、水晶玉の力でゾフィー、オーブ、レオ、エックスを呼び出し、怪獣軍団を撃破した。
撃破後タツヤ少年にジードが好き!と言われて落ち込んでるレオを腹抱えて笑っておりセブンに怒られている。
ウルトラヒーローからのメッセージ《SPECIAL LIVE MOVIE》
ウルトラマンのソフビ人形を持つ少女を守るべく、ウルトラマンゼットと共にとしてバロッサ星人と戦った。この戦いではウルトラゼロランスを使って、バロッサ星人の剣戟に対抗している。
ウルトラマン公式ch登録者100万人達成記念動画と同様に視聴者へのメッセージは中国語で行われた。ウルトラ銀河伝説の公開を皮切りに中国国内でゼロやベリアルが大変な人気を博しているからだろうか。
ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE ウルトラマンゼット
第一部「出動!宇宙警備隊初任務!」
ウルトラマンZの前日談としてゼットが宇宙警備隊に入隊したての頃が書かれており、ゼットがヒカリとエースの訓練を終えて翌日からの初任務で気合を入れているゼットに「遊びじゃねぇんだぞ、気を引き締めろよ!」と活を入れるも、ゼットからは「本当は心配で来たんですよね?」と言われると、「たまたま通り過ぎただけだ!」と返してる。
この師匠ほんとにツンデレである。
翌日、惑星ロインでセブンやジードと共にデビルスプリンターで暴れているタイラントを倒した後、光の国から援軍としてやってきたゼットがデビルスプリンターで暴走してると勘違いし、ジードと取っ組み合いをしてるのを止め、ジードは自身の戦友だと誤解を解く羽目に。
他にデビルスプリンターで暴走した怪獣がいないか手分けして探している最中、ジードの隣にベリアルがいることに驚き、ベリアルが素直に色々とすまなかったと謝罪してきた際には、「うわぁぁぁ!気持ちわりぃぃぃ!」と拒絶反応を起こしていた。
その後、近くでデビルスプリンターで暴走した怪獣と交戦してたロッソとブルの兄弟も合流し、一行は闇が一番溢れている敵の居城を攻め込むこととなる。しかしベリアルが同期であるケンを名前で呼ばず、愛称であるウルトラの父と呼んだ事に疑問を持ったセブンが、あのベリアルは偽物かもしれないとジードに忠告するも、ジード本人も親子だからそのことを理解しているうえで偽のベリアルに接してることを明かす。ゼロが疑問を投げると、「一度でいいからゼロとセブンみたいに親子で肩を並べて戦ってみたかった」という孤児であるが故の羨ましさを吐露した上でジードは偽ベリアルの元に向かう。
敵の伏兵による奇襲を避け、どうにかジードの後を追いかけると、偽のベリアルの正体がバット星人であると判明。その狙いがジードの持つベリアル因子であると知り、バット星人の話術に載せられたジードが赤い目になって自分達を襲いかかろうとした際に、「今のお前の家族は俺達だろ!」と必死に呼びかけ正気に戻させることに成功するが、バット星人の元にあるデビルスプリンターとジードの持つベリアル因子によって作られた新たな闇のジードが作り出されてしまい、圧倒的な力とアジトに広まっている闇の空間に光を吸い取られて動けなくなってしまう。
しかしゼットの奮闘によって再起したジードに答えるかのように、光の国から援軍で来たエースとヒカリから光を受け取ってゼットとセブン、ルーブに合体した湊兄弟と共に合体光線でバット星人達を片付け、カイザージードダークネスとの決着をジードに託して戦いを見守った。
一連の騒動が終わった後、ゼットがジードの覚悟を決めた戦いを見て「みんなにご唱和して貰えるようなウルトラマンになる」と言った際には、呆れつつもデビルスプリンターの悪用を止めるために次の戦いへと赴いた。
第二部「宇宙要塞迎撃作戦!」
バット星人の置き土産として起動した宇宙要塞から現れた怪獣達に対処する。ニューイヤーフェスティバルやジードで共闘した事のあるジャグラーがストレイジとタイガ達トライスクワッド自分達ウルティメイトフォースゼロに手際よく陣頭指揮してるのを見て「様になってるじゃねぇか」と感心している。
NEW GENERATION THE LIVE
ウルトラマントリガー編
- STAGE3「時空を超えた戦士たち」
謎の存在によってジード、リブット、ゼットと一緒にウルトラマントリガーの時空に来ると、アブソリューティアンと交戦。タルタロス達に逃げられてしまうが、その前に怪獣と交戦してカラータイマーが点滅してるトリガーを休ませるために地球に帰還させた。
ゼット達とアブソリューティアンを探索してると月面で闇の三巨人とアブソリューティアンと遭遇。トリガーとトリガーダークが加勢するも、ブルトンの歪みで大量の怪獣が現れ苦戦を強いられる。
しかし、トリガーの仲間のマルゥルがブルトンの歪みを利用し、別時空の自分達が現れたことで態勢を立て直し反撃に出る。その後、時空の歪みから邪神ガタノゾーアが現れ再び危機に陥るが、アグル、ウルトラマン、レグロスが駆けつけ動きが止まった隙に合体光線でガタノゾーアを倒すことに成功した。
- STAGE4「僕らが咲かす花」
ダイナエックスゼットと共にゾフィーによって召集され、ウルトラマントリガーとティガの時空で力強い闇の反応が感知された事を知る。
その際の反応からティガのいるネオフロンティアスペースとトリガーの時空がほぼ同じ歴史を辿ってる事を把握してたようである。
その後トリガーとティガを救うためにコスモスやタイガリブットを集めてトリガー時空に来訪。暴れ回ってる怪獣たちを撃破した。
マックス達と共に怪獣達を倒した後、トリガーとティガを救うために時空の切れ目に入り込むために魂が抜けて横倒れたゼットとリブットの身体を見て「お前にはまだ教えてないことがあるのにィィ!」とゼットの抜け殻に悲しみに暮れてるとタイガとXが切れ目に入ってトリガーとティガを救いに行ったと言うと、死んだと勘違いしたため、ダイナと共に魂が抜けた状態なのをいい事にリブットとゼットの身体で遊んでエックスに怒られている(この師匠、ほんとにツンデレである)。
その後、自分達もトリガーとティガを救いに行こうとするが、裂け目からリブットの声が聞こえてきて、一度時空の裂け目入ったら出られなくなることを知ると、コスモスとダイナが居る今だからこそ使えるサーガの力でトリガー達を救い出すために、ダイナとコスモスと共に時空の裂け目に入ってサーガに合体。
サーガアクセラレーションでトリガー達が閉じ込められた時空の裂け目を無理やりこじ開けて、そのままタイガ達と共にアブソリューティアンと怪獣軍団と交戦する。ハイパーゼットンとグリーザを倒した後、黒幕であるディアボロとティターン、ファイブキング戦うも、空間破壊で力を使いすぎた影響でサーガの合体が解けそうになるも、観客の笑顔を見て立ち上がったグリッタートリガーエタニティの持つエタニティコアの光の力で立ち上がり、ウルトラマン達の合体光線で撃破した。
ウルトラマンデッカー編 STAGE2「Decker into Space」
タイガ、ジードと共にレイブラッドを追う中で手分けして探してたがレイブラッドが召喚したスフィアエレキングとスフィアゼットンに追い詰められる形でジードに合流しデッカーと邂逅。
ジードもマウンテンガリバーⅡ-Ⅴのザムシャーの刀で倒されデッカー達もボロボロになり諦め欠けるが、観客の光とゼロの戦友であるダイナの言葉を聞いて立ち上がったデッカー達と共に立ち上がりスフィア合成獣と宇宙人軍団を撃破するとレイブラッドは最後の悪あがきとしてスフィアザウルスになって現れるも最後は合体光線でスフィアザウルスを撃破した。
戦いが終わった後デッカーの相棒であるHANE2との会話から別時空から来たことを察すると送ってやるよと言って元の時空への申し出る。
デッカーの顔を見るなり、「お前に似た奴を知ってる」と戦友の話を語る。「そいつはどんな時でも絶対に諦めない奴だ」と前置きし、お前も頑張れよとカナタ/デッカーを激励した。
スターズ編
- 新世代の戦士たち
「それでこそ俺の一番弟子だ!」
メトロン星人の罠により石化させられたギンガ、ビクトリー、エックスを救う為、孤軍奮闘するゼットの元に駆けつける。
「もしかして俺の為に…?」と感動するゼットを「自惚れんな」と軽く小突き、会場の観客の声援を聞き会場の人々の為に駆けつけた事を語った後「ま、その中にお前も入れといてやるよ」と付け足した。
ゼットと息の合ったコンビネーションでメトロン星人率いる怪獣・宇宙人軍団を軽くいなし、観客の協力で石化させられていたギンガ達の解放に成功。反撃に転じる。
メトロン星人に「おのれ憎きセブンの息子…!」の負け台詞を吐かせる程に追い詰めるまでは良かったが、ここでメトロン星人がなんとグリーザと同質の存在とされる『メトロンシロイド』・『メトロンクロイド』を召喚、更なる形成逆転を図られてしまう。
突然の強敵に苦戦するゼロだったが、そこに父・セブンが駆けつける。
「お前の中の野性を呼び覚ませ、ゼロ!」
「へっ…俺の野性は眠ってなんかねぇ…!いつでもギラギラ…ワイドオープンだ!!!」
セブンの激励と観客の声援で鼓舞されたゼロはワイルドバーストに覚醒。爆発的な力でシロイドとクロイドを撃破。
寿命の短い人間の為に戦う理由が理解できないメトロン星人に対し、
「人間は永く生きられないからこそ、その命を燃やして未来へ想いを繋ぐんだ…!」
と人間への想いを突きつける。
「お前が人間を語るなんざ…」
「2万年早いぜ!」
ワイルドバーストの必殺の一撃を叩き込みメトロン星人を撃破。侵略計画の阻止に成功した。
戦いを終え、観客の声援をやっと聞くことができたゼットに「良かったな」と称えるもその直後に
「師匠さっきの俺のこと…『一番弟子』って…」
「あ"っ?!」
駆けつけた際、勢いで「それでこそ俺の一番弟子だ!」と言ってしまっていた事の言質を取られてしまう。
「知らんな!」としらばっくれるも観客にもバッチリ聞かれていた為、とうとう言い逃れできなくなり「パトロールに行くぞ!!」と逃げるようにステージを後にした。
- 巡る願い星 SIDEスターズ
トリガー、デッカー、ゼットと共に新世代TD時空でベリアロクを携えたノダチザムシャーと交戦。
別の宇宙で山怪獣と共に封印されていた手にした者の願いを叶える『願い星』を手に入れ宇宙征服を目論むノダチに挑む。
ベリアロクの裏切りに対しては「いけ好かねぇ奴だとは思っていたが…!」と怒りを露わにする。
ゼットの説得もベリアロクの耳には届かず、ノダチの剣術の前に苦戦を強いられ、ノダチの逃亡を許してしまうその時であった。
ノダチが懐から『願い星』を取り出した瞬間、ベリアロクがそれを奪い何処かも分からない別の次元に放り込んだのである。
ノダチが願い星を手に入れた事を知ったゼロはゼットを除くほかの面子と潜入計画を立案。願い星を回収するべくベリアロクをスパイとしてノダチザムシャーの元に送り込んでいたことを明かす。
つまり、ベリアロクの裏切りもそれに対するゼロが露わにした怒りも全て芝居だった訳である。
全く知らなかったゼットは唖然、「俺だけ仲間外れですか?!」とゼロを問い詰める(トリガー達も計画の事は知っているとばかり思っていた為、トリガーの「ゼットさん知らなかったんですか?!」というリアクションがより拍車をかけている)。
話さなかった理由も、「ゼットさんに芝居なんて出来ないから言わない方がいいっス!」という打診がまさかのハルキから出されていた事が判明。
この打診を受けてゼロはあえてゼットに何も言わなかったようである。
「苦労を共にした相棒にすら信頼されていなかった」と酷く落ち込むゼットを「お前がベリアロクを本心で怒鳴ったから信頼させることに成功した」と宥める。
その後デスシウムライズクローになったゼットがゼロの名を会場の人々にご唱和してもらうが、トリガーとデッカーに比べて長々と喋ってたためゼロランスでノダチと戦ってたゼロは「うるせぇ!気が散るだろ!」と半ギレ。
観客からのご唱和コールを受け取ると、
「やっぱこれだよなぁ!!」
と奮い上がりノダチに強烈な一撃を喰らわせた。
最後は合体光線でノダチザムシャーと宇宙人軍団を撃破。
戦いが終わると本来願い星を回収するはずがベリアロクが勝手に別時空に飛ばしてしまった事を指摘するもベリアロクから「お前らの言いなりになるのが気に入らなかった」と悪態をつかれてしまう。ゼロもムキになってしまい、ゼットの手からベリアロクをぶん取り喧嘩を繰り広げながら願い星の回収へと向かっていった。
- 奴らがウルティメイトフォースゼロ
ミラーナイトとグレンと共に撃破したマグマ星人が落とした地図に書かれている惑星に訪れると似た目的で惑星を来訪していたトライスクワッドと合流、トライスクワッドとウルティメイトフォースゼロでの宝物争奪戦が繰り広げられた。
タイガがフォトンアースに変身するとゼロもウルティメイトを装着、トライストリウム相手には(サーガになれない為か)対抗してトライエメリウムなる珍妙な形態(該当項目参照)を組み上げ、タイガを困惑させた。
そんなフォームチェンジ合戦に水を差すように現れたゼロダークネスが、地図に書かれていた遺跡がイメージを具現化する場所であることに沿い、タイタス、フーマ、グレン、ミラーナイトを次々に倒す形で『ゼロファイト』のトラウマを再現。タイガ共々戦意喪失しかけるも「自分は立ち止まらない男」だと思い出し、二人でゼロダークネスと怪獣軍団に立ち向かうとゼロとタイガの諦めない気持ちに遺跡が答えてフーマ達が復活。空間の力でゼロビヨンドになりタイガもギンガ達抜きでウルトラマンレイガになり最後はアルティメットブラスターとバルキーコーラスの同時攻撃でゼロダークネスを撃破した。
- 決戦!惑星エスメラルダ
遺跡での探検から戻り、アナザースペースの基地に帰ってモロボシ君を愛でているとメンテナンスと休暇も兼ねてジャン兄弟が里帰りしているはずの惑星エスメラルダの住人からエスメラルダが襲撃を受け、陥落したと聞きエスメラルダに向かうと宇宙人達にいじめられてた子供のエレキング(王家秘伝のエメラル鉱石を取り込んだ特別な個体)を保護。
エレキングをずっと抱えてたため戦えずにいたがグレンファイヤーとミラーナイトが宇宙人達を追い払ったため背中の傷だけで済みエレキングからも懐かれる。
その後、ハッキングされたジャン兄弟と前編で倒したゼロダークネスから出現したべリアルに似た存在テラーベリアルと交戦、必死の説得とエレキングのエメラル鉱石の力でジャン兄弟が正気に戻るが、テラーべリアルがエレキングを取り込んで変身したアトロシアスに苦戦する。
取り込まれたエレキングが必死に抵抗したことで動きが脆くなった一瞬の隙をついてウルティメイトフォーズゼロの仲間達とウルティメイトオーバーラッピングしてウルティメイトシャイニングゼロに変身、USワイドゼロショットでテラーべリアルに引導を渡し、エレキングをウルティメイトフォースゼロに加えた。
ゲーム作品での活躍
初登場以降のウルトラマンのゲームにはほぼ全て登場しており、ソーシャルゲームのコラボなどでもウルトラマンの中では登場する頻度は多い。
ここからは、クロスオーバーが醍醐味であるコンパチヒーローシリーズについての情報を記載する。
初登場作品。今回はプレイヤーが使えるキャラではなく、アシストキャラとしての登場。
初めてプレイヤーが使えるキャラとして登場した作品。
最初に登場するキャラであり、パーティーメンバーが5人以上になるまではゼロと仮面ライダーオーズ、νガンダムの視点で進んでいく(まぁすぐに仮面ライダーWだけは合流するが)。ストーリーとしては大怪獣バトルのベリアルとの決戦まで描かれる。ウルトラマンの中では比較的バランスが良く、使いやすい。また、クロスオーバースキルも多い為、その点でも主要メンバーとして入れておける。
ウルティメイトゼロが初めて登場する作品。
こちらでは中盤から参戦。使える技は大怪獣バトルまでの技まで。
最序盤から参戦。大量の敵に苦戦する仮面ライダーウィザードに加勢する形で登場。プロローグにてゼロスラッガーを失っている為、取り戻すまではゼロスラッガーがない立ち絵である。パーティメンバーが5人以上揃うまではウィザードとゼロ、ゴッドガンダムの3人がメインでストーリーが進んでいく。今回はウルティメイトゼロだけでなくルナミラクルゼロ、ストロングコロナゼロ、シャイニングウルトラマンゼロが初登場する。これらはストーリーを進めると使えるようになっていくが、それも比較的早い段階で使用可能になるため、戦力になる。また、ウィザード、ゼロ、ゴッドガンダムはストーリー上の扱い的にはそれぞれのシリーズの主人公的ポジションとも言える。
「ウルトラヒーロー大集結」で参戦。イラストの元ネタは「VSダークロプスゼロ」から(但しウルティメイトブレスレットが付いていると言う相違点がある)。
青属性の特殊効果「強襲:2」を持ち、ネクサスを疲労させる事で2回アタックが可能。
レベル2以降に追加される効果として相手のバーストを透視でき、そのバーストのコスト以下のスピリットを問答無用で破壊した後にバーストも破壊するという強力な効果を持つ。
強襲の回数が2となっているのは恐らくゼロスラッガーが元ネタ、ネクサスを披露させる効果である為、厳密にはゼロスラッガーがプラズマスパークの光を受けて変形したゼロツインソードが元ネタか(ちょうどネクサスにも「光の国」がある)。
また、トラッシュにあるネクサスを回収し、邪魔な相手の低コストスピリットを排除してくれる親父とはかなり相性がいい。
人物関係
仲間
光の国のウルトラ戦士
実父。
当初はゼロ自身はその事を知らず、『ウルトラ銀河伝説』で初めて事実を知る事となった。
セブンが息子である事をゼロに伏せていた詳しい理由は不明。
ファンの間では「その将来性に目を付けた宇宙人やセブンに恨みを持つ者に利用される事を恐れた」(後述するが、これはライブステージで実現してしまった)、「『ウルギャラ』での多忙が関係している」(但し、AC版の設定を参照するにアーマードダークネス封印からレイブラッド星人の迎撃まで『ウルトラ銀河伝説』とはそこまで時間軸は離れていない)などの説が囁かれているが公式による明言はない。
ちなみに当初は最初からセブンが父親だと知っている予定であったが、岡部プロデューサーが物語の後半で劇的に発表する方がよいのではないか、と提案したために今の形に落ち着いたとのこと。
ウルトラマンZのボイスドラマでは「任務はちゃんとこなしているか?」、「先方に迷惑をかけるなよ」などまだまだゼロを子供扱いしている部分もあるが、ゼロのピンチに颯爽と駆けつけ父親として良いところを見せようとしたり、ゼロも厳しくて口うるさいと言いつつも父として、偉大な先人として尊敬しており、親子仲は良好である。
『UGF運命の衝突』ではレオとジョー二アスと共に3対1で鍛錬した際も、「いくつになっても手のかかる息子だ」と言いつつも、ゼロを抱きしめて「強くなったな」と改めて激励。惑星バベルに向かうゼロを見て、セブンはアストラに「本当の巣立ちのときですね」と言われた際どこか寂しそうながらも嬉しそうに息子が成長していくのを見届けた。
惑星ブリザードでのウルトラマンとアブソリューティアンの互いの譲れないものを掛けた最後の戦いでは親子でタルタロスの相手をした。
師匠。
セブンよりゼロを託され、K76星で厳しい修行を与えた。レオもかつてセブンによって鍛えられ、一人前の戦士になっており、このゼロの修行はその恩返しとして引き受けた。
ちなみに、ゼロがナレーションを務める『レオ』ブルーレイBOXのCMでは彼に課されたあまりにも厳しい特訓について「さすが師匠!すげえ特訓だぜ!!」と言っていた。
一方で、『Zボイスドラマ』では「今やったら、いろんな意味でヤバい」とぼやいていた。
なお、元々師匠抜きで一人で修行していた設定だったが、レオ好きの坂本監督の提案でアストラとともにゼロを鍛えることとなったとのこと。
レオの弟で、もう一人の師匠。
K76星での修行の第一段階でゼロを鍛える。それ以降はキングと共にレオと実践稽古をするゼロを見守っていた…のだがゼロ本人はアストラの見守りで気が散っていたことが『Zボイスドラマ』で判明した。
『UGF運命の衝突』ではゼロの特訓に付き合っており、コスモ幻獣拳の存在とその使い手であり、かつて切磋琢磨し合った親友の存在を語り、『宇宙にはまだまだ強い者たちがいる』事をゼロに伝えた。ゼロもユリアン救出の為に敵の本拠地へと向かうアストラに無事に帰ってきて欲しいと伝えるなど、弟子としてアストラの身を案じていた。
K76星でゼロを見守る。
彼の「勝利よりも命を守る(修行で崩れた落盤に潰されそうになったピグモンを救う)」行為を見てウルトラ戦士としての成長を認め、テクターギアの封印を解き、父の元へ向かうよう導いた。
ゼロの永遠の宿敵:ウルトラマンベリアルの息子とされる人物。
しかし、彼が自身の運命に抗い、正義の戦士としての道を進もうとしていることを知り、(当初は反発しあったこともあったが)共に地球を守る仲間として共闘している。
ちなみに彼がとある人物と似ていることにジャンボットに指摘されるまで気づいていなかった(ゼロ本人的には面影がある程度で、ベリアルの息子というインパクトに負けてて気づかなかったのかもしれないが)。
当初こそお互い対等と言える間柄だったが、ジード本編終了後はリクの成長もありウルトラマンとしても先輩であるゼロに対して敬語を使う事が増えてきており、ゼロを立てることもしている。
一方でゼロもジードの事も信頼したり可愛がっている様子で、ボイスドラマでは「ベリアルが居なかったらお前に会うことが出来なかった(から、あんなやつでも悪くない存在だと思える)」とまで言っている。
仲間を救うためとはいえ、ベリアルを復活させてしまったゼロは、このままではまた自分が仲間を危険な目に遭わせてしまうと思い、一度はUFZから離れようとまでした。ゼロの中で、ベリアルを復活させてしまった罪悪感というのはそれほどまでに大きいものであったと思われる。しかし後悔を感じていたその選択の先に、ウルトラマンジードというひとりのヒーローの誕生がある。その事が、ゼロにとっての大きな救いとなっているとも解釈できる。
惑星ロインでは初め、ゼットに対しジードとの関係を「戦友だ」と言っていたにもかかわらず、ジードが闇に落ちかけた際には、「お前の家族は俺たちだろ!」と声をかけていた事から、ゼロの中では実はそれほどまでに大きな存在になっていたのだろう。
『ウルトラ銀河伝説』によれば以前から彼のことを知っていたかのような描写がある。
『ウルトラマン ヒットソングヒストリー レジェンドヒーロー編』にてセブンと共にウルトラ兄弟の歴史を振り返り、ゼロにウルトラ戦士としての心構えを教えた。ゼロが自分たちの歴史に興味を持ってくれた事は喜ばしく思っているようだが…。
児童誌設定でマンが大学教授になっていたことを考えると納得の人選だと言える。
「ブレスレットをランスに変形させる」「ウルトラハリケーンを使う」などの共通点からか、ウルトラマンオーブハリケーンスラッシュの組み合わせに選ばれている。
『ウルトラマン列伝』ではランスを用いた組み手を行なっている。
一つ前のシリーズの先輩にあたり、ゼロと同じくウルトラ10勇士にカテゴライズされている。
『ウルトラマンヒットソングヒストリーニューヒーロー編』ではヤプールに苦戦するゼロの前になんとフェニックスブレイブの姿で登場し、メビュームナイトシュートとワイドゼロショットの合わせ技でヤプールを撃破した。この時の掛け合いから互いに交流がある事が窺える。
年齢的にはメビウスが年上ではあるが、ゼロはタメ口で接していたり、逆にメビウスはゼロをからかったりと気の置けない仲である様子。
『決戦!ウルトラ10勇士!!』でもゼロやギンガ達と共にエタルガーの野望に立ち向かっている。
なお、メビウスはエンペラ星人、ゼロはウルトラマンベリアルと撃破している巨悪もウルトラ戦士に深い因縁がある敵の首魁ばかりである。
ゼロと同じくウルトラ6兄弟である父を持ち、設定が生きているのであれば上述のようにゼロとははとこの関係にあたる。ちなみに年齢はタイガの方が少し下である。
ベリアル因子絡みの事件を追ってタイガのいる地球に到来。にせウルトラマンベリアルとチームを組んだ(?)ウルトラマントレギアに対抗しタイガと共闘、プラズマゼロレットを授けた。
戦闘終了後、トレギアに警戒しつつも自らの任務を果たす為に、タイガとヒロユキ達を信じ地球を去った。
また、ゼロの結成したウルティメイトフォースゼロはタイガがトライスクワッドを結成するきっかけにもなっている。
自身に憧れ弟子入りした宇宙警備隊に所属する新人ウルトラマン。
その才能やポテンシャルはゼロ自身も認めているが、ゼロ本人曰く「半人前どころか三分の一人前」のヒーロー。ボイスドラマにてゼットのことを鬱陶しそうにしながらもなんだかんだで面倒見て可愛がっており、怪獣やウルトラマンのことを教えてあげた。ウルトラメダルとゼットライザーでのフュージョンの事を話した際に、ゼットがワクワクしながらヒカリの元に行く所を見送った後嬉しそうにと呟いている。
『ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE ウルトラマンゼット』第一部では、ゼットが宇宙警備隊入隊したての時、ゼットがエースとヒカリから集団戦の訓練を受けて翌日から警備隊として初任務に浮かれてるゼットに対して活を入れるも、ゼットからは「弟子が心配で見に来たんでしょ〜」と言われ、と「たまたま通りすぎただけだ!」とツンデレの典型的な発言で否定している。
『UGF大いなる陰謀』で突出してるゼットの救援に向かい、「1人でなんでもできると思ってるうちは、何も分かってねぇ証拠だ!」とかつての自分の経験を踏まえつつ戦う姿を通して、ゼットに教えを施す。
ゲネガーグにゼットライザーが強奪されたとの知らせを受けた際に周りの静止も聞かずに飛び立ったゼットに呆れつつもリブット達に背中を押される形で彼の元に向かったところでZ1話の展開に繋がり、ゼットにライザーとメダルを託して地球へと送り出す。
続くZ8話にてジードともにベリアル融合獣と戦ってる最中に見参。「俺の弟子を名乗るなら、根性を見せやがれ!」とゼットに活を入れ、戦闘を通してゼットの今の実力を見届けた。
一連の戦闘終了後、メダルの力を通してお世話になっている事に感謝の意を示し、リクに対して決意を述べるハルキに対して似た者同士のゼットと上手くやっていけそうだと安心し、更なる任務へと戻っていった。
最終回後の物語であるウルクロZではゼットと話してるところでハルキと一緒に修行をつけて欲しいとお願いされるが、敢えて突き放す事でゼットを暗に一人前の戦士と認めた。ちなみにその際ゼットが携えていたベリアロクに対しても因縁の敵と酷似してることに反応を示している。
『UGF運命の衝突』では、終盤レグロスとの稽古をレオ兄弟と見てたゼットに対して「お前も参加してコスモ幻獣拳を学んできたらどうだ?」と誘うが、ハルキを迎えに行って一度地球に里帰りしてハルキの仲間たちに顔出しに行きたいことと、更にバロッサ星人の残党による悪だくみの噂に対する懸念があったため、彼は断りを申し出た。
それを聞いたゼロはどこか安心した声色で「そうか、行ってこい」とゼットの新たな任務への旅立ちを見送るのであった。
ギャラクシーレスキューフォースの一員で、運命の衝突や大いなる陰謀での最終決戦で共闘しており、プライベートでは普通に通信をしたりと仲のいい同年代の友人でもある。
ゼットにギャラクシーレスキューフォースのことを教えるためだけに呼び出す際は、『あぁ俺だ、俺、今空いてる?んー悪いんだけどさぁちょっとこっち来てくれないかなあ? あーそう悪いねじゃあこっち来てくれる?』と会社の後輩を飲み会に誘うくらいのノリでリブットに通信をしている。
別世界のウルトラ戦士
アナザースペースではノアの姿でゼロにウルティメイトイージスを授けた。
怪獣墓場、およびフューチャーアース(ウルトラマンがいない別次元宇宙)でゼロと共闘した伝説の英雄。
ゼロからは「俺の盟友」と呼ばれ、非常に信頼されている様子。
実際、ゼロCV、シン役の宮野氏とダイナCV、アスカ役のつるの氏は、ウルトラマンの映画だけでなく、ポケモンの映画でも共演したことがある。
フューチャーアースにてゼロと共闘した慈愛の勇者。
後にギンガの世界で再会し、エタルガーを倒すためヒカルやショウらと共に共闘する。
強敵エタルガーを倒すためにゼロ自身が父親譲りのスパルタ特訓で鍛えた。
後の『ウルトラファイトオーブ』にてジュダ・スペクターに対し「俺の師匠と弟子が世話になったらしいな」と言っていたため、ゼロ自身も弟子だと認識している模様。
ゼット涙目である。
運命の衝突では、ゼットに辿り着いた地球のことを任せた後、対タルタロスに集中するため自分が行ってたデビルスプリンターの回収任務の引き継ぎとその際にタルタロスの事を伝えるなど信頼を置いてる。
同じくエタルガーを倒すためにヒカルと共にゼロ自身が鍛えたゼロの弟子。
ナックル星人バンデロとの戦いでゼロと共闘した戦士。当初はゼロもその存在を然程重要視していなかったが、共に戦う中で彼とは固い信頼関係で結ばれることとなった。
その後、大地はショウから剣の手ほどきを受けたため、ゼロにとってエックスは戦友にして孫弟子という間柄になった。
自身の力を秘めたウルトラフュージョンカードを持つ人物。
ウルトラマンに対しては基本的には敬語を使うため、基本ため口のゼロとはある意味でかみ合っている。
『絆の力、おかりします!』では冒頭で改造ギャラクトロン相手に苦戦するオーブの救援に駆けつけ、共闘して撃破した後宇宙で起こっている怪獣事件について彼に注意するように伝えた。
その後、『ウルトラファイトオーブ』では父:セブンと共に特訓を課し、オーブに新たな力を授けた。
ウルトラダークキラーとの戦いで共闘した兄妹。
宇宙警備隊の要請で警護対象であったアサヒを守り続け、湊兄弟からは「妹を守ってくれた恩人」として感謝され、ゼロもまた湊兄妹達の絆を自らの師匠であるレオ兄弟にも負けてないと評価した。
アサヒがゼロと共にした時間は兄達が留守にしている地球を守り抜く為強くなる決意を新たにするきっかけになる等、大きな影響を与えた。
そして、アサヒことグリージョは助けられるだけでなく今度は1人のウルトラ戦士として再びゼロと共闘する事になる。 さらにゼロは地球人年齢だと16歳前後とアサヒとほぼ変わらないため、気があるようにしか見えない。
『ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE ウルトラマンゼット』第一部にて、セブンとジード、ゼットとは別でデビルスプリンターの回収してる際に惑星ロインで合流しており、『UGF大いなる陰謀』でグリージョの元に直ぐさまウルトラリーグの召集に行けたのも、この時に会ってたからと思われる。
映像作品における共演は今のところなく、主にステージやライブでの媒体で共演が多い。弟子のゼットや戦友のリブットと共闘したなど共通の繋がりが見られる。ケンゴ自身もゼロのことをゼットさんのお師匠さんと認識している模様。
『TAMASHI NATIONSスペシャル配信 ウルトラマントリガー編』のバトルステージにて、ゼットが並行同位体のテクターギアを纏ったゼロと交戦しながら、ケンゴとその場に一緒にいたウルトラマンデッカーの前に現れた時にも、やはりそのように認識していた。
ウルトラマンデッカー/アスミ・カナタ
トリガーの後輩でダイナの光を受け継いだウルトラマン。映像作品における共闘は今のところなし。
NEWGENERATIONTHELIVEウルトラマンデッカー編STAGE2にて共闘。
レイブラッド星人の騒動の中でスフィア合成獣と宇宙人軍団との戦ってる最中知り合う。スフィア合成獣とレイブラッドが憑依したスフィアザウルスを倒した後先にデッカーと会ってたジードとカナタの相棒であるHANE2の話から別の時空から来たのかと察するとカナタとHANE2をイージスの力で新世代TDの時空へ送り届けた。
『UGF大いなる陰謀』にて初共闘。
タルタロスに対抗するための戦力ウルトラリーグの召集の任務をウルトラの父から光の国の使者としてメンバーを集めてる過程でU-40にやって来た。その後、惑星エビルでのゼットン軍団との戦いでは、ウルトラリーグの第一次メンバーとして参戦した。
『UGF運命の衝突』では光の国に戻ったゼロから自分を鍛えて欲しいと頼まれ、それを聞いたジョー二アスは兄弟子レオと父セブンを呼び、ゼロにテクターギアを再びつけてレオとセブンと共に3対1でゼロを鍛え直し、精神面でゼロに倒すためではなく守るために強さを身につけさせた。
一足先に惑星バベルに向かったゼロの後からセブンとレオ兄弟とバベルに赴き、アブソリューティアンの雑兵と戦いタルタロスと戦うゼロを援護した。
その後、ユリアン救出作戦開始直前、ゼロとアストラの特訓に立ち会い人を務めた。
エピローグでは、「来るべきアブソリューティアンとの再戦に備えて、本格的にウルトラリーグの編成をしなければな」と助言した。
『UGF運命の衝突』にて初共闘。
ゼロはレグロスの流派であるコスモ幻獣拳の事は、ユリアン王女救出作戦開始前の訓練でアストラから名前だけは聞いていた。その後ユリアン王女レスキュー隊と共に脱出したレグロスは脱出先の惑星ブリザードで共闘。
惑星ブリザードでの戦いからしばらくした後、光の国の道場にてレオ兄弟やゼット達の立会人の下ゼロと組み手をしており、コスモ幻獣拳本家の技を体感したゼロは「伝説の流派と呼ばれる理由がわかった」と肌身で感じていた。
レグロスもゼロの動きを見て、「流石レオとアストラの弟子だ」とゼロの実力を評価している。
M421出身のウルトラマン。主に地方のヒーローショーで共闘しているが、ブレーザー本人が全く人の言葉を発さずただひたすら叫んで話も聞かずに戦うため困惑するのがほとんど。
映像作品やTHE LIVEシリーズでの共演は現在のところなく、殆どのウルトラ戦士と関わりのあるゼロと接点のない珍しい存在となっている。
ウルティメイトフォースゼロ
アナザースペースにて出会った新たな仲間。「鏡の騎士」の二つ名を持つ。
アナザースペースにて出会った新たな仲間。「炎の戦士」の二つ名を持つ。
アナザースペースでの宇宙船(スターコルベット)ジャンバードが変形したロボット。「鋼鉄の武人」の二つ名を持つ。
初めは敵ロボットジャンキラーとして登場。ジャンボットの弟分であり、後に正義に目覚めて仲間になる。
地球での協力者
スーパーGUTSの新人隊員で、フューチャーアースにて一体化した青年。
当初はタイガ自身のトラウマにより反発しあったものの、戦いの中で確かな絆をつなぎ勝利を得た。彼の「フィニッシュ!」ポーズは後にゼロも何度か行っている。
『ウルトラマンジード』でゼロが一体化する地球人の青年。7話でレイトを守るために1度消滅したが、8話でレイトの思いに呼応し復活したが、俺の相棒ならもう少し早く決断しろと諫めつつも、行くぞレイトと再び立ち上がった。
自身とは正反対な性格のレイトだが、彼と一体化して彼の家族を間近で見たことで、より彼の温かみを感じ、長期間待機したことで、彼を通じて地球の文化とマユを抱いたことで小さい命の尊さを学んだ。
なお彼の娘のマユを守るために戦った時には「俺の娘に手を出そうなんて2万年早いぜ」と称するなど、かなり大切…というか完全に溺愛している。
その後も度々マユのことを「俺の娘」と言っており、その度にレイトに「僕の娘ですー」と訂正されている。
最終回では「俺の子になってもいいんだぜ」とまで言ってしまった。セブンさんこっちです。
天文台地下星雲荘にて上記のリクやレイトを支援するサポートAI。
ゼロは彼女を「コンピューターのお姉ちゃん」と呼ぶ。
星雲荘でリクやペガのおかんのような存在になっており、戦闘面でもリクを陰ながら支えている。
第6話でリクとゼロと一体化してたレイトが、互いの仕事をしてレイトが星雲荘にいて一日だけ入れ替わり、リクはレイトの仕事をレイトはリクのアルバイトをしてレイトは今ままで携わって来なかった銀河マーケットのバイトをしてその大変さを知り、バイト終わった後、レイトはライハにしごかれてゼロに助けを求める描写も…
リトルスター関連ではレイトと人格を入れ替えてライハと共に肩を並べて戦っていた。ケイの事になると突っ走りがちなライハをリクと共に制止しており、ライハと共にジードの後方支援することも多々ある。
7話で伏井出ケイと対面した際には、ケイを切りかかろうとしたライハを静止している。
ジード本編におけるゼロとジードの協力者でAIBのメンバー。
ゼナとはジードとゼロの変身者の正体がバレて以降協力体勢を敷いていたが、ゼロは当初ゼナの出身惑星であるシャドー星人の特徴から最初は信用してなかった。
しかし、15話でのクルトの事件後はゼナを信用するようになり、ゼナもリクとゼロに伏井出ケイが関連してる事件の調査の同行を頼んでいる。
『ウルトラマンプレミア2011』でゼロが一体化したM78ワールドの地球で暮らす青年。不良達に囲まれた少年を助けるために行動できる勇気と不良達を単身で軽く追い払う強さを持つ。
その他
ゼロが初めて戦った地球人のレイオニクスの青年
怪獣墓場での共闘の後、ゼロが旅し訪れた宇宙で何度か共闘しており、レイのゴモラとも息の合った連携を見せている。レイもまたゼロの宿敵であるベリアルと図らずながら強い因縁を持っている。
ゼロにとって1番欠かせない存在と言っても過言では無い。
光の国を追放されテクターギアでレオと組手をした時、崩れた岩陰の近くにいたところをゼロに救われた。この行動がきっかけで、ゼロは本当の力の使い方を理解することが出来た。 ウルトラゼロファイトではサーガでコスモスとダイナと合体したことで2人の力が自身の中に入ったことで悩むゼロの前にも現れてそっと背中を押した。その後モロボシ君と名付けウルティメイトフォースゼロと一緒に宇宙のあちこちを旅している。
繋ぐぜ!願い!でギャラクトロンとの戦いで共闘。
Z本編の後日談である『ウルトラヒーローズEXPO THE LIVE ウルトラマンゼット』第二部では、ゼットのいた地球に現れたウルトラダークキラーとかつてジードやゼットと倒したバット星人が記憶を移して作り出した宇宙要塞での戦いでも共闘しており、ゼットやオーブほどでは無いにしろそれなりに縁がある。
『ウルトラヒーローバトル劇場!』にて一度は倒されたゼロの元へと駆け付け復活させ共闘した。戦いの後はウルティメイトフォースゼロに勧誘するもそれぞれの世界を守るので忙しいからと断られた。
敵
永遠の宿敵で、ある意味では悪に落ちたゼロともいえる存在。
彼とは怪獣墓場やアナザースペースなどで幾度に渡って対峙した。
一方で、『タイガ』でニセウルトラマンベリアルを見た際に「ジードが成仏させた(倒した、ではない)ってのに余計な事しやがって」とも述べており、単に宿敵として以外にも彼に対して色々と思う所はあったようだ。(実際ウルサマ2022のボイスドラマでジードとタイガと共に怪獣倒したあと、父親の話になった際、ベリアルに対してその思いを息子であるジードにベリアルがいたから新世代ヒーローズのみんなやウルティメイトフォースゼロの仲間たちに会えたんだと感謝していた。)
そして、その余計な事をする輩が次から次へと出てくる所為で、完全に滅びた後も中々因縁が断ち切れずにいる。
なお、触れられることがほとんどないが、ゼロがセブンタイプでありつつも平成ウルトラマン寄りの装飾の多いデザインをしているのに対し、ベリアルは目と体系こそ激しいものの、2色の実のカラーリング、完全無装飾という昭和ウルトラマンに多いデザインであり、そういう意味でも対照的である。
『ジード』での敵の一人。
当初は彼の存在を知らなかったが、彼の作品である『コズモクロニクル』が自身とベリアルの戦いをゆがめた物語であることに気付くと、彼が別の宇宙の存在であると認識した上で真っ先に敵と判断した(各種あらすじはベリアル関係者でなければ知らない情報に加え、ウルティメイトブレスレット誕生の経緯を考えればアナザースペースを含めたゼロの活躍を知る人物がベリアルをたてた作品を作るわけがないと考えたと思われる)。
ベリアルに次ぐ「悪に堕ちたM78ウルトラマン」。
ベリアルとは違い、「何を考えているのか解らない奴」と評して警戒している。
一方で挫折を何度も味わい、精神的に成長したゼロはトレギアにとっては面白くない様子。
これまでの意趣返しを込めてか、「ウルトラヒーローズEXPO2020」では新世代ヒーローズと合同で「お前みたいな半端なヤツが俺たちに勝とうなんざ…2万年早いぜ!!」というセリフを叩きつけた。一方で、かつて力を求める余り、光の国の禁を犯しそうになった自身や因縁の相手であるベリアルとトレギアを重ねていたのか、闇に堕ちそうになっていたトレギアを助けてくれる仲間がいれば運命が変わっていたのかもしれないと評している。
『UGF大いなる陰謀』から続く新たな因縁の相手。
衛星ゴルゴダでは不意打ちを喰らい、惑星エビルではウルティメイトシャイニングの力で戦うも消耗戦で敗北を喫する。
『UGF運命の衝突』では、修行の成果により新たな力を開眼したためウルティメイトシャイニングの力を使いこなし、惑星バベルでの戦闘で(レオ兄弟のアシストもありつつ)圧倒。
惑星ブリザードで再び相まみえることになるが…
『TAMASHII NATIONSスペシャル配信:ウルトラマントリガー編』ではなんとテクターギア・ゼロを傘下に加えているのだが、詳しくは並行同位体を参照してほしい。
先輩としての後輩戦士達への助力
ウルトラマンギンガビクトリーに変身する際のフュージョンブレスに力の一端が加えられており、ワイドゼロショットが使用できる。
グルマン博士がゼロのイージスを解析し、Xでもイージスを使えるようにした。(次元を超えて、ゼロのいる別次元にやってきた際は「それ、俺の…」と呟いていた)
それぞれ、ハリケーンスラッシュでウルトラマンジャックと、エメリウムスラッガーで親父との力を合わせて使用されている。
マグニフィセントの変身の際、ウルトラの父ことウルトラマンケンと力を合わせて使用されている。
直接変身に使っているわけではないが、ルーブスラッガーを使う際の必殺技に必要なクリスタルとして力を貸す。何気に、『ギンガ』以降の平成作品では劇場作含めてゼロ本人が唯一関わっていない作品だった。
自身の力を使えるプラズマゼロレットを譲渡。これによりゼロの技であるワイドゼロショットとエメリウムスラッシュのタイガ版が使用可能になった。
アルファエッジとデルタライズクローの変身で、親父と師匠のウルトラマンレオの力を、もう一つは強化形態のゼロビヨンドに宿敵の強化形態とその息子の力を組み合わせた。
『TAMASHI NATIONSスペシャル配信 ウルトラマントリガー編』のバトルステージにて、ウルトラデュアルソードにゼロとゼットオリジナルのウルトラディメンションカードを読み込み、マスターズゼロスクラムのウルトラコンボを発動。
グリッタートリガーエタニティのエタニティゼラテス、ゼットのゼスティウム光線と正義に目覚めた並行同位体の自身のワイドゼロショットと共に放ち、タルタロスと並行同位体のイーヴィルトリガーに引導を渡した。
ネタ
- 四月馬鹿では父のセブンと仲が良く、素敵な親子馬鹿っぷりを見せてくれる。何かにつけて「俺はゼロ!ウルトラマンゼロ!セブンの息子だ!」という口癖になっており、キングを困惑させるほど頻繁に発言する。そしてその後にセブンの方もゼロの親父だと名乗り返すのが定番の挨拶の流れ(?)になっている。
- ウルトラシリーズ最長寿番組『ウルトラマン列伝』においてナビゲーターを務めていることもあり、確認できる中では恐らく全ウルトラマン中最も多くの言葉を発した戦士であると思われる。
- 円谷ッターにおいて、ちょうど魔法少女まどか☆マギカがリアルタイムで放送されていた2011年3月1日に、ゼロ自身聞きかじり程度ではあったようだが、上記にあるように「魔法ナンチャラになれば願いがどーとか…と勧誘してくる怪しいヤツには気をつけてくれよな!」と、Twitter民に警告を促している(問題のツイートはこちら)。宇宙のためと称して人々を食いつぶす契約宇宙人の悪名はウルティメイトフォースゼロのもとにも届いていたのか…。因みに中の人はその後、怪獣娘でゼットンを演じている。
- ウルトラマンレオに登場した超能力星人ウリンガは、ゼロの幼少期の姿なのではないかという説がある。いろいろと矛盾点はあるのだが。
- うーさーのその日暮らし夢幻編の第1話にも予想外とも言えるサプライズ出演。今回の出演はうーさーとウルトラマンゼロの声優が同じことによる声優ネタとも言える。ちなみに、この回は円谷プロ公認である。これによってウルトラマン列伝にてアニメデビューを狙っていたベリアルを差し置いてアニメに出演したことになる。
円谷プロの新たなる原点
ゼロが初登場した近々の時代では、円谷プロは円谷一族による放漫経営やお家騒動のツケが回った結果、倒産寸前の状態に追い込まれていた。買収と円谷一族追放により倒産こそ免れたものの大幅な企業立て直しを迫られ、TDG三部作はおろかメビウス以前のような制作体制に戻る事は最早できなくなり、従来のようにシリーズ新作の制作もままならないというウルトラシリーズ最大の存続危機に立たされる。
その危機的状況の中、ウルトラシリーズの命脈を辛うじて繋げてきた大怪獣バトルシリーズからバトンを受け取る形で登場したゼロは主役作品やメディアへの出演、列伝などへの登場から徐々にファンを取り戻しつつ新規のファン層の拡大に成功。ゼロの名前に込められた「ウルトラマンの物語をもう一度ゼロから始める」という意味の通り、ゼロはウルトラシリーズの新たなる原点となったのである。
この勢いは新作テレビシリーズの『ギンガ』を放送させるにまで至り、この事も影響し、ファンからは「倒産寸前の円谷プロを救ってくれた救世主」との呼び声も高い。
ゼロが登場して10年が経ち、彼ともゆかりの深い新世代ヒーローズが一同に集結した『UGFニュージェネレーションヒーローズ』はこれまでゼロに助けられた新世代ヒーローズが今度はゼロ(及び警護対象のグリージョ)を救うというある意味ゼロへの恩返しのような作品でもあった。物語の展開でもそれぞれがゼロ由来の姿にタイプチェンジする際に、ジードは「ゼロがいたから、僕は自分の運命を変えることができた!」と発したシーンがあり、これは登場当時にシリーズ消滅の危機にあった中で救われ、ここまで来ることの出来た円谷プロに近いものが感じられる。
厳密には新世代ヒーローズにゼロは含まれないが、「STARS」の「ゼロから始まるストーリー」という歌詞のようにゼロは名実ともに新世代ヒーローズ0号のようなポジションであり、新世代のみならず従来の昭和、平成のヒーロー達をつなぐ存在としてもシリーズに貢献し続けた(なお彼の父親であるセブンも人気ゆえに昭和ウルトラ作品では客演で引っ張りだこであった)。
さらにお隣中国では『ウルトラマンティガ』に次いで大人気であり、日本未発売の商品まで発売されている。これもまた露出の多い理由の一つだろう。
専用テーマ
専用曲は川井憲次が手がけた「ウルトラマンゼロのテーマ」。作中内だけでも複数アレンジが存在し、客演作品でもアレンジが作られ続けている彼の代名詞ともいうべき楽曲。ゼロが登場すれば高確率でこの曲が流れる。
タイトルは「ミラーナイトを浄化させるゼロ」だったり、「ウルトラマンゼロ-アクション(M-19)」だったりとアレンジによって異なることも珍しくない。
ウルトラマンゼロの声を担当し、ウルトラマンゼロに変身する人間体、モロボシ・シン役も演じている宮野氏が作詞・歌唱を担当した、「DREAM FIGHTER」や「ULTRAFLY」、「ZERO_to_INFINITY」は、劇中の印象深いシーンで流れたり国内外問わずのイベントやライブステージでゼロが登場、もしくは見せ場のシーンでよく使用されている。
「新しい光」と「すすめ!ウルトラマンゼロ」の二曲は、前者が使用されたのは「ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ」と「ヒットソングヒストリーレジェンドヒーロー編」ぐらいで現在はマイナーな楽曲となっている。後者はウルトラマンゼロの楽曲として採用率が高いほどメジャーな存在であり、ウルトラマンゼロTHE_CHRONICLEでは主題歌としてアレンジ曲「GO AHEAD~すすめ!ウルトラマンゼロ~」が制作された。
余談
上述の「ゼロ!ウルトラマンゼロ!セブンの息子だ!」の名乗りは、デザイナーの後藤正行氏のXによると、企画会議にて脚本が上がってきてチェックをした際に、当初脚本上では『ウルトラマンゼロ!セブンの息子だ!』のみだったが、後藤氏がふと「『ゼロ!ウルトラマンゼロ!セブンの息子だっ!』って007みたいにした方がカッコよくねぇ〜」と提案した事で採用されたとのこと。
関連イラスト
関連タグ
ストロングコロナゼロ ルナミラクルゼロ ウルトラマンゼロビヨンド ウルトラマンゼロビヨンド(ギャラクシーグリッター) ワイルドバースト ウルティメイトゼロ シャイニングウルトラマンゼロ ウルティメイトシャイニングウルトラマンゼロ
ウルトラセブン ウルトラマンレオ アストラ ウルトラマンキング
ウルトラマンダイナ ウルトラマンコスモス ウルトラマンサーガ
ジャグラスジャグラー:こちらは同じくダイナやコスモスと関わりのあったキャラである。但しジャグラーとは違い闇落ちの切っ掛けとなった。但し完全には闇落ちしておらず、少しだけ光が与えられた。
うーさー…中の人繋がり。アニメ第3期(夢幻編)第1話でゼロ本人とウルティメイトフォースゼロのメンバーも出演している。なお、このコラボは円谷プロ公認で後にピグモンやメトロン星人が出ているほか、最終回では怪獣酒場カンパーイ!のキャラも出てくる。
新門紅丸…中の人繋がり。2万年早いぜ!な絵もスタッフにより描かれたことがある。兄貴肌で主人公にとって師匠的な存在になることや、七番隊隊長であることから親父と縁のある数字を背負っているのもポイント。
グレートマジンガー:銀河伝説における初登場の際の無双はマジンガーZ対暗黒大将軍におけるグレートマジンガーの活躍が元ネタの一つとのこと。
ツナシ・タクト:中の人ネタ。当時、ウルトラマンゼロの公式Twitterにて「今夜も颯爽登場だぜ!」というツイートもされていた。
矢吹丈:坂本監督曰く、キャラクターイメージの一つ。
仮面ライダーディケイド:後年の作品にサブキャラとして準レギュラーとして出演した点や、変身アイテムがネオの名がつくアイテムに変化した点が共通。
ウルトラマンメビウス → ウルトラマンゼロ → ウルトラマンギンガ