カメンライドォ 概要!
『仮面ライダージオウ』EP13において、タイムジャッカーと手を結んだウォズは「常磐ソウゴにとって最大の障害となる人物」として“世界の破壊者”こと門矢士/仮面ライダーディケイドを呼び寄せた。
本作で士がディケイドへの変身に使用するのが、ディケイドライバーの強化版である「ネオディケイドライバー」である。
従来のクウガ~キバの平成一期ライダーに加え、W~ビルド、そして当番組の主役であるジオウをも含むいわゆる平成二期ライダーにもカメンライドできるようになっており、それに伴いバックル中央に描かれているライダーズクレストもクウガ~キバ・W~ビルドの18個に増えている(※)。
カメンライド時の変身音声は、短縮版だった旧ディケイドライバーと異なって変身音が長尺で流れるようになっており、二期ライダーに多い各種の電子音声も再現されている。
初出こそ『ジオウ』であるが、どのタイミングでこのドライバーに更新されたかは劇中で全く明かされずに終わっている(ケータッチ21も同様)。
※ ジオウへのカメンライドは番組終盤で行われたサプライズに近いものであり、ネオディケイドライバーのデザイン段階では想定されていなかったため、ジオウのクレストは描かれていない。登場当初は士を演じる井上氏も「ジオウにはまだ変身できない」と語っていた。
アタックライドォ 外見!
・これまでのディケイドライバー
・ネオディケイドライバー
旧ディケイドライバーでは白とシルバーだったカラーリングはよりディケイド本体と近いマゼンタとブラックとなっており、ライダーズクレストはWからビルドまでが追加されて合計18個となっている。
また、バックル左右のサイドハンドルもディヴァインオレ(ディケイドのスーツを構成する未知の鉱石)のコーティングにより、ブラックへとカラーチェンジしており、緑赤青の三色だったシックスエレメントの円はマゼンタで統一されている(ただし、発光は通常版と同じ配色パターンとなっている)。
マゼンタ色の本体「ネオディメンションバックル」に秘石「トリックスター」が収められており、カードを読み込んだ際に中央の「ワールドファインダー」が赤く輝く点やデータ収集装置「ペリドットメジャー」が緑色であるなど旧ディケイドライバーと変わらない点も存在する。
アタックライドォ 玩具!
ディケイドがTVに登場した2018年12月2日にプレミアムバンダイで「DXネオディケイドライバー」の予約が開始された(リンク先商品ページ)。
仕様はDX基準であり、先述の外見的変化を再現している。
ライダーカードはクウガ~ジオウのカメンライドカード及びファイナルアタックライドカードがそれぞれ20枚、クウガ~ディケイドまでのファイナルフォームライド(FFR)カード10枚の計50枚が付属し、20平成ライダーの変身音を楽しめる。
カードはDX仕様ではなくCSMと同じ劇中通りの英語表記仕様。
因みにクウガからディケイドまでの平成一期のライダーのカメンライド&ファイナルアタックライドカードはMASKED RIDER表記だが、Wからジオウまでの平成二期のライダーはKAMEN RIDER表記になっている。
これはW以降の英語読みがMASKED RIDERからKAMEN RIDERに改められたからであろう。
フォームライドやディケイド固有のアタックライド、劇場版で使用してCSM版に付属したWやオールライダーのFFRのカード等は付属しない。
ディケイドが初使用した第13話放映終了後に予約が開始されたが、その大人気っぷりに3月発送分がまさかの即日完売。公式ブログやWEBニュースにも取り上げられ、すぐに2次予約(2019年5月発送分)の受け付けを開始。
その後2次予約分も12月27日をもって完売となり、3次予約(2019年6月発送分)も終了した。
今回付属しているカードこそ上記の50枚のみだが、これまでのCSM版などの旧カード(昭和ライダーのカメンライドやWのFFRなど)の音声も引き続ききっちり収録されており対応している。
ただしアタックライドやフォームライドは対応こそしているものの過去のDX版と同様に簡略されており、個別のコール読み上げが無くなってライダー名のみ(例として「ATTACK RIDE BLAST」のカードは「アタックライド ディケイド」になる等)になっている。
ディエンドライバー等に付属のサブライダーのカードについても一部を除いて個別名ではなく「カメンライド 仮面ライダー」となっている。
また、「DXネオディエンドライバー」付属の最強フォームのカメンライドカードにも特別な音声付きで対応する(参照)。
一方、付属の2号ライダーのカードは当時CSMに存在したライダー以外は全て読み込まず、数少ない読み込むものについてもディエンド以外は個別音声がない。
なお、形状自体は変わっていないためDXケータッチも取り付けられる。よって、「ネオケータッチも出ないのか」と期待する声も一部あった、が…
アタックライドォ 余談!
- CSM版ディケイドライバーでは、Wからドライブまでのライダーカードが追加されカメンライド遊びができるというおまけ要素があったのだが、本編で本当に実現すると誰が予想しただろうか。
- スタッフ曰く、ネオディケイドライバーのプロップは白いディケイドライバーのプロップをリペイントしたもの(恐らくディエンドライバーも…)らしく、映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』では、「人々の記憶から実体化したディケイド」を表現するべく白いディケイドライバーが再び必要となり、玩具「CSMディケイドライバー」を一部改造した物が撮影に使用された。
- 以降の『Over_Quartzer』、『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』、『スーパーヒーロー戦記』に登場したディケイドも白いディケイドライバーを装備している。
- このベルトの色はピンクではなくマゼンタである。
- 井上氏は所属する銀岩塩の公式YouTube動画にてTwitterに寄せられた質問に答えており、「ディケイドライバーの色が違ったのはなぜ?」という質問に「課金」と答えている。
カメンライド NEWライダー!
ファイナルフォームライドォ カ カ カ 関連タグ!
ネオサイクロン号:変身用ではないが、客演時に強化されたアイテム(ライダーマシン)。使用者の通称(作中正式名称ではない)の由来でもある。
ウルトラゼロアイNEO:同じく、客演時に変化した変身アイテム