前後のストーリー
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予告
次回、仮面ライダーディケイド
「どんな旅にも無駄はないよ、どんな人生にも無駄がないのと同じようにね」
「来るならこい、全てを破壊してやる!」
全てを破壊し、全てを繋げ
概要
『仮面ライダーディケイド』の主人公、門矢士の異名および、最終話のサブタイトル。2009年8月30日放送。
世界を渡る能力故に様々な世界から疎外され続け「悪魔」と呼ばれ続けていたディケイド。
その本当の姿が明らかになったのは、物語の最後になってからだった。
完結編で語られた真相(MOVIE大戦2010)
「ライダーの物語は時と共に消滅する運命でした」
「しかしディケイドと戦う事で人々の記憶に留まり、再び物語を紡ぐことができました」
「創造は破壊からしか生まれなかった」
「そして破壊から生まれたライダーの物語は、永遠となったのです」
「ディケイドに… 物語はありません」
『仮面ライダーディケイド』という作品は「ディケイドが既存の仮面ライダーの世界を彷徨いながら自身が生きていた本当の世界を探し求める」という物語であった。
しかし、最終的に判明した事実とは「ディケイドは既存のシリーズでは不可能だった作品間クロスオーバーを可能にする為に生まれた存在であり、彼自身が生きていた本当の世界(クロスオーバーの絡まないオリジナルの世界)は存在しない」という真相であった。
劇中で明かされなかった数々の謎の答えは、元より存在すらしていなかったのである。
従って、ディケイドが駆使する数々の能力に理論的な設定などなく「仮面ライダー」を名乗ることの定義や理由も存在していない。
いわゆる「平成一期」と呼ばれる作品群はそれぞれが独立した世界観を持ち、他のライダーとの共演はおろか、作中で「仮面ライダー」という呼称が登場しない作品も少なくなかった。
他作品との関りが希薄であったからこそ、それぞれの作品が秘めていた個性を文字通りに破壊し尽くしたディケイドは、まさしく「すべてのライダーの敵」になった。
役目を果たしたディケイドは消え逝く運命であったが、それまでのディケイドの戦いも人々の記憶に留まった「ライダーの物語」であるとして「様々な世界を旅するライダー」として存在を確立し、完結編は締めくくられた。
未完結だったテレビシリーズからの視聴者にとって「物語はありません」と言う台詞と共に理論的な設定を放棄した事実は賛否が分かれており「ストーリーを放棄した投げっぱなしエンド」と解釈する視聴者もいる。
ディケイド本編は「お前は過去作販促でしかない」という話で映画は「それでもディケイドというライダーが好きな人もいたんだよ!」と主張する話という説もある。
完結編は「ディケイドの物語は旅そのものである」=「ディケイドに物語は存在する」と言う話であり、その物語を確立させたのはディケイドが何者かを覚えている視聴者自身である。
作中で明言されている通りにライダーの物語が永遠となるかは不明だが、少なくとも「仮面ライダーシリーズ」がその後10作以上持続したことは事実であり、ディケイド=士は以降の他作品にも世界を越えて出演し続けている。
そして10年後の20作品目にあたる仮面ライダージオウでは、準レギュラーとして参戦。
過去作の劇場版での立ち位置やジオウ劇中での描写から、相変わらず自分の存在すべき世界を見つけられておらず、他者から自身の意思とは異なる役割を与えられ求められ続けているようである。
なお、この一連の流れについては、2作前の仮面ライダー電王終盤における「イマジンに過去の記憶がないため、歴史が確定すれば消滅するはず」「だが、イマジン達が良太郎と紡いだ時間こそが記憶となり、その存在を確立した」と言う流れと類似している。
意識したものであるかどうかは不明。
関連項目
メタフィクション/メタ発言 デウス・エクス・マキナ クロスオーバー
仮面ライダーZX、仮面ライダーフィフティーン、仮面ライダージオウ、仮面ライダーレジェンド:同じく他作品との共演を前提としたライダー達。このうちZX以外のライダーはディケイドが直接かかわり合いになっている(特にレジェンドは、かつてディケイドが通りすがった世界でディケイドに救われた少年が、ディケイドへの憧憬とリスペクトを込めて自らのライダーシステムを作りあげ、運用している)ライダーである。
歴代オールスター夢の共演:このディケイドを期に東映は歴代を多用する事に躊躇いを持たなくなり、影響を受けた他社の作品も同じことをする機会が多くなった。
そういう意味では、ディケイドは歴代コラボブームの火付け役ともいえるのかもしれない。
∀ガンダム 押井守版ルパン三世 GREENvsRED:色々と共通点の多いシリーズ総括系作品。
トリスタン(Fate):2023年のサマーイベントのある場面にて「世界の破壊者、トリスタン」を名乗っているが、恐らくパロディネタと思われる。
曖昧さ回避:狛枝凪斗と世界の破壊者
フィナーレ・キバを継ぐ者←世界の破壊者→Eにさよなら/この街に正義の花束を
新番組予告
主人公は、2人。
主人公は、探偵。
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9月6日日曜朝8時、これで決まりだ!