概要
「VCR GTA」とは、ゲーミングコミュニティ「VAULTROOM」とプロゲーミングチーム「CrazyRaccoon」が主催するストリーマー向けの期間限定ゲームイベントである。
イベントには、ゲーム実況者や、VTuberなどの配信者のみが招待され、ゲーム内VCを介した突発的なコラボレーションや、それに伴う偶発的なドラマが魅力となっている。
2023年7月時点では、グランドセフトオートV(GTAV)にロールプレイ用のMODを追加する形で行われている。
GTA5を使った参加型企画は複数存在しVCR GTAはそのうちの一つであり、 同じく参加型企画のストグラやシティストなど他GTA企画とは別のイベントであるが、VCR GTAを実施するにあたってストグラ運営者や参加者も多くの協力を行っている
特にストグラに関しては1回目の開催時にぐちつぼやらっだぁなど、本イベントがきっかけでストグラに新規加入や出戻った大手配信者やブレイクした配信者が多数登場したため余計に混同されがちである。
それぞれのイベントは別の主催、別のルールで行われているため、混同しないように注意したい。
第2回(2023-12-10 20時頃〜2023-12-23 2時頃)
概要
第2回VCR ARK最終日に、11月末から12月頭に開催予定であることが、だるまいずごっどの配信で明かされた。
その後、VAULTROOMのXアカウントから、12/10 20:00頃開始であることがPVとともに発表された。
参加メンバー
(参加に言及した人物。アクシデントやスケジュール変更はありうる)
【スト鯖|VCR GTA2】参加者一覧と職業/開催期間を紹介!
【VCR GTA2】第2回 スト鯖 VCR GTA 開催決定!概要&参加者まとめ【GTA5】
各種勢力
- GTAの性質上、PvPを前提に誰かが立ち上げたギャングや警察、ピザ屋など多数の組織とロールが入り乱れてドラマが生まれる。
- ただし所属はかなり流動的で、二日も経つと警察からギャングに転職していた、などもよくあること。(そのため以下の所属は一時的なものの抜粋)
- 特定の目的を攻略するタイプのVCRではないため、みんなで楽しむことを前提に「(組織に)経験者・ガチ勢が多いのでギャグ枠がもう少し欲しい」「初めての人に色々教えたい」といった会話も見られる。
お肉の組
- お肉の組は赤見かるびをボスに据えたVCRオールスターともいうべきギャング組織である。
- 特筆すべきはその構成員であり、ファン太(元警察)、釈迦(元警察エース)、葛葉、鈴木ノリアキ、うるか(元警察)、しろまんた、sasatikk(元警察署長)、柊ツルギ、こくじんとスターだらけ(そして第1回での元警察だらけ、ボスも元警察)の超豪華メンバーであり、in率も戦闘力も格段に高いためロスサントス最大のギャング組織と言っても過言ではない。
- 後半に解禁された縄張りバトルでも最大勢力を誇り、支配地域の広さは2位のBeginner's Luckを大幅に突き放しての圧倒的1位である。
- トップに紅一点としてかるびを据えたことで絶妙なバランスを生み出していると言われており、比較的年齢層の高い面子が集まったことも拍車をかけ「4度まで同じミスが許される(実際は4回以上ミスしても許される)」「(ストグラ勢は)教え過ぎて楽しみを奪わない」など、そのパワーとは裏腹に『若くして組を継いだ娘を支える組員達』のような終始安定感のある温かい雰囲気で運営された。
- 後半はうるか、しろまんたの加入で更に戦闘力が強化されたものの、かるび並みのポンコツ新人柊ツルギ(つるび)やこくじんの加入でお笑いギャングとして磨きもかかり、最終的にバグで実行不可であった宝石強盗以外の全てのミッションをクリアした。
- 実際、ご飯を食べ忘れて一日に数回は餓死し、コンビニ強盗でボブ(NPC)に殺され、しょっちゅう事故死するボスを筆頭に、ATMコレクターとして憩いの場である街中のガレージ前のATMを引っこ抜こうとする(結果的に失敗したがそのATMは消失、後日そこに拠点を持つメカニックのぎるるより困るからやめて欲しいと懇願された)など、大型犯罪をやっているとき以外はほとんどコント集団の様相をなしていた。
- ファミリー間の絆は特に強固で、決して仲間を見捨てようとせず、警察に捕まった仲間も諦めずに取り返しに行くことが多かった。ただのコンビニ強盗でボスがボブに殺され、警察に捕らえられたときにも部下全員で奪還しに行き、結果的にほとんど捕まってしまう大事件になったこともあり、警察からも「ここのギャングは絆が強い」と警戒されていた。
ヤクザ星川(星川組)
- 星川サラはたまたま出会ったプロ格闘ゲーマーの立川選手とホロスターズの律可とともに、当初は猫カフェを運営しつつちょっと悪いこともしようくらいのノリだった。
- 主なシノギは薬物売買であり、特に岸堂天真は早い時間にログインし薬物精製を行ったりしている。
- 一時期は高木少年兵も所属していたが脱退した。
- 時期的に忙しいメンバーが多く、特にボスのin率が低い。そのため、実質的なまとめ役はゆ、ふなと発起人の立川選手が担っている。
- 最終日は星川サラが仕事の都合上参加不可能なため、前倒しで解散前の最後の一山であるカジノ強盗を3チーム合同で決行した。
- 警察が豪華客船で遊んでいて壊滅していたという幸運があったものの、金庫室がバグり散らかしていて回収するべきアイテムが透明化、更に金庫室に突入したチームがクラッシュして警察の突入を許してしまう。
- 警察もクラッシュしたため、NEO POLICEのエビオが運営や警察側と協議した結果ノーカウントとしてリセットするという停戦命令がとんだ直後、クールタイムの都合上仕切り直しが不可能ということが発覚し続行するという無線が飛び、大混乱の上当初の作戦も想定外の連続で実行されず壊滅するというグダグダの様相を呈してしまった。
- 最終的に強盗自体は成功判定、またバグと無線が原因で混乱し脱出もままならなかったという判定となり、蘇生、罰金ともに運営側による補填となった。
- やや不完全燃焼な結果とはなってしまったがカジノ強盗は成功、当初の目的を達成し、偶然の出会いから始まり猫カフェで水の転売から始まったヤクザ星川は解散となった。
KAKUMEI
- KAKUMEIは蛇足が率いるギャング…なのだが、実質的なリーダーはラプラス・ダークネスであり、やんちゃをする子供たちとその保護者達という様相のチームである。
- 刹那主義的なチームであり、大型への挑戦回数は多いが、失敗回数も最多クラスであり万年金欠、見かねたSellyとMONDOが協力をしたり、叶がバランサーとして参戦したほど。
- 警察の転覆を目論む集団としていて、銀行強盗を起こしたうえで警察をつり出し襲撃をするなどのクレバーなプレイも観られた。
- ユニオン銀行襲撃を共同で行おうとNEO POLICEに持ちかけた際には計画が一切なく、NEO POLICEのブレーンであるエビオが準備、作戦立案、人員配置を行い、その手腕に「ここまでやるのか」と驚いていた。
- なお、この準備に際し自分たちもやるべきだ、と工事現場からダンプカーを盗難したが、結果邪魔となりどけられてしまった(通路封鎖はアキロゼが人脈を駆使して手に入れたタンクローリーが使われた)。
- 蛇足が最終日にインできないことから解散となり、ラプラス・ダークネスやあかりんは警察に転向したが、警察では北署の総帥を名乗り楽しく遊んでいるようである。
- 特に前回とは違い、今回は汚職上等のギャングまがいであることからラプラスも楽しいようである。
Crazy Rascal
- Crazy RascalはZerostが元プロゲーマーのハイタニを笑顔にするというコンセプトで立ち上げたギャング組織である。
- なお、Crazy racoonではなくCrazy Rascalなのはハイタニの異名が由来だからである。
- VCRARKの縁でアキ・ローゼンタールにも声をかけたが、結局彼女は自分で組織を立ち上げ、また初期メンバーのAlpha Azurも脱退、Beginner's Luckに移籍してしまい、一時期Zerostはかなり落ち込んだ。
- 終始不憫なギャングであったが、VCRGTAサーバー終了後の二次会でも細々とスト6を楽しんでいたところ話を聞きつけた警察やメカニック、お肉の組の面々などVCRGTAに参加していたスト6プレイヤーが続々と集まり、最終的にVCで誰が喋っているか分からないほどの大人数となり、X(twitter)のトレンドに上がるほどの豪華メンバーでの総当たり戦が何度も開催され大盛り上がりとなった。格ゲーマーが夢見た光景に無事にハイタニは満面の笑顔となり、Zerostは死ぬほど煽られて炊いていた。
NNF(にゃんにゃんファミリア)
- 夏色まつり、MOTHER3らを中心に創設されたギャング『にゃんにゃんアニマルズ』が発足。見た目が動物でないと入れない……とされているが、初期メンバーのMOTHER3が既にただの成人男性アバター。「本物よりも細い」と言われる。
- その後、La Familiaと合併しチーム名を『にゃんにゃんファミリア』に変更。
YggdRasill(ゆぐどらしる)
- YggdRasillはらっだぁをボスに据えたゆるーいギャング組織である。略称は「ゆるギャン△」「ゆぐどら」。組織名は、略して「ゆるギャン」とするために、“ゆ”で始まり“る”で終わる言葉を募集し、その中の一つであった「ゆぐどらしる」から名付けた。ひらがな表記である訳は「ゆるゆるさを忘れないように」するため。
- 結成された目的は大型犯罪をするためであるが、大型犯罪自体を成功させることよりも、何より楽しむことを重視している。
- 最初期の構成員はらっだぁ、ぺいんと、不破湊に、パン屋の神成きゅぴ、絲依とい、獅子堂あかりの3人が合流し、しばらく半グレとして活動した後、この6名を初期メンバーとして結成した(この時はまだ正式メンバーでは無かったものの、ぐちつぼも行動を共にしていた)。
- なお、ボス含め初期メンバー全員が犯罪初心者である。それゆえにメンバー内で話し合って方針や物事を決めることが多い。
- 初心者集団であったはずなのだが、メンバーの戦闘意欲の高さと、後半に有識者であるローレン・イロアスが加入したことにより大型犯罪への挑戦頻度が日増しに高くなっていき、最終日付近には他ギャングから次々と合同大型犯罪に誘われる戦闘狂集団となっていった。
- ボスの面倒見が非常に良く、ボスの前ではメンバーがまるで幼稚園児かのようなゆるさを見せる。その為からっだぁやふらんしすこが、園児らを「ガキども」「子供達」と呼ぶこともしばしば。
- らっだぁを始め、後発組のふらんしすこ、ぐちつぼ、ローレン、黒炭酸は、「子供達」の親・兄ポジに回ることが多かったが、時に無邪気に子供達と一緒に暴れ回ることもあった。
- 中盤頃まではとにかく金欠に苦しんでいた。というのも「子供達」が多動症なため、よく転んで怪我をするせいで治療費が嵩むことが最大の要因である。ぐちつぼが専属医になった後は、その悩みから無事解放されたが、様々な要因でとにかく怪我をするのは変わらなかった。
- 治療費以外にも、子供達のギャンブル狂い、すぐに仮想通貨に全額投入など理由は様々存在する。犯罪を楽しむことを第一にし、逮捕をあまり問題視しないからこその罰金が嵩むことも要因の一つ。
- 不破、ローレン、獅子堂の3人が22日以降イベント関係(所属しているにじさんじのイベントである「にじフェス2023」)の都合で最終日まで参加が難しいことを受けて、「3人いないままギャング活動を続けるのも違う」とボスが判断したため、全体会議にてボスから21日を以ての解散発表がされた。
- 無線番号を共有していた協力者や一時加入扱いの傭兵など仮人員であったメンバー全員が後に正式加入することとなったため、文字通り解散まで脱退者を1人も出さなかったギャングとなった。
NEO POLICE
- アキ・ローゼンタール(アキロゼ)は初日から行動を共にした白雪レイド、エクス・アルビオらとギャング『ネオポリス』を立ち上げる。元傭兵の渋谷ハルや元警察の日ノ隈らんらも加入。
- ボスのアキロゼの人徳(?)か、『ネオポリス』はコント集団、芸人集団といった評価を受けることも(渋谷ハルの加入理由もそれ)。
- 大型準備でヘリが爆散や逮捕者が出れば他のギャングなら大騒ぎになるような大事故だが、ネオポリスでは日常茶飯事であり『ダウンした? 誰ー?』という無線が飛んで、原因と状況を把握するためのアキネーターが始まるだけである。
- 『NEO POLICE』はその名の通り思想が強い反警察組織。レイドが思想担当だが、秋雪こはくという一番の狂人が加入し未来の麻〇王と呼ばれた。
- とはいえ、警察は警察で前世ギャングだった人間も少なくない上に秩序の番人だった釈迦、叶、sasatikkが軒並み黒側にいるため前回のVCRGTAとは違いだいぶ腐敗気味であることからNEO POLICEに限らず警察を潰したいと思っているプレイヤーはいる。
- ボスはアジトの入り口がわからず迷子になったり、警察からの逃亡カーチェイス開始から数十秒で崖から転落して置いて行かれるも「逃げ切った」と無線でドヤっていたりする。
- のちに不動産を購入し新アジトとするが、その新アジトのフロア数が少ないのもボスが迷子になるからである。
- 何かと板挟みのまま世渡りをするピザ屋のアルランディスはととみっくすが『ネオポリス』メンバーと知らずに「(ネオポリスってどう? と聞かれて)ピザ食ってるだけ」と言ってしまい、銃を突きつけられるもスプライト一本を賄賂に事なきを得た。
- 何気にボスの人脈が凄まじく、街の飲食を牛耳っているピザ屋アルーラを傘下に、Nacchiとは協力関係を結んでいて周辺のギャングとも良好な関係であることから構成員以上に動員が可能な巨大組織である。
- NEO POLICEの新アジトは3億もの豪邸であり、メンバーとしろまんた先生の匠のハウジングにより生活感も演出されている。
- リビングのソファーには椅子やベッドが仕込まれており、寝転がったり座ったりできるようになっている他、大型テレビではエビオが運営に掛け合い配信が上映できるようになっている。
- 砂利が敷かれたスペースがあったが、日ノ隈らんにより見事な炬燵スペースへと改造された。この炬燵スペースはアジトを訪問したゲストたちも驚き炬燵に入って出れなくなる(立ち上がるコマンドが分からなくなる)までがセットである。
- スタッシュもおけるのだが、日ノ隈らんはうっかり5千万円もする超高級スタッシュを購入してしまいガチでへこんだ。しかも、秋雪こはくに容量がショボイとトドメを刺されいじけてしまう。
- ボス用のオフィスがあるが、そこにはボス専用のスタッシュがある。アキロゼと言えば何でもかんでもスタッシュに放り込むことを知っていた元VCRARKの同僚たちのはからい(ボス対策)である。
- オフィスの奥にはシャワースペースがあり、実際にシャワーを浴びることができる。配信をテレビに映し出されているときや、ゲストが来た時にアキロゼは悪戯でシャワーシーンを披露し、シチュエーションボイスで培った技能を発揮している。
- ちなみに、Twitchは検知するAIが厳しく、またとある事件があったためTwitch勢はガチ焦りで視線を外したが、唯一火威青は喜んでガン見した。
- ボスが仕事の都合上最終日のログインが遅くなるということで、前倒しでメンバーからプレゼントが贈呈された……のだが
- プレゼントされたヘリで海岸にいこう、と提案され、渋谷ハルとととみっくすが後部座席に乗り込んだ瞬間金属アレルギーを発症、すさまじい挙動で上昇した後爆散、向かいに引っ越してきたゆぐどらしるの庭に墜落した。
- さらにジャンボジェットも贈呈されたのだが、着陸にてこずりサプライズのための引き延ばしはグダり、離陸に失敗して桟橋に突っ込み、2度目は渋谷ハルが着陸に失敗して爆散、3度目にようやくボスが離陸に成功したが、初心者あるあるの墜落をしてしまった。
- この一連の出来事で、アキロゼは最初のプレゼントを披露された際に嗚咽を漏らしかけたのだが、直後(文字通り)に金属アレルギーによる抱腹絶倒の事件が起きたため感情のジェットコースターにさいなまれたと言っている。
- 最終的にはカジノヘイストも単独チームで成功、ほぼすべての大型を達成し、日ノ隈らんはハウジング賞を受賞するという快挙を挙げた。
- 最終日の最後の時間ではアキロゼとメンバーの1対1のドライブが行われ、それぞれ胸の内を吐露するというゲームのエピローグのようなシーンも観られた。
- このシーンはXのトレンドでも「ネオポリス最高」が1位になるほど注目を集めた。
警察
- ギャングを取り締まる警察勢にはヘンディー、椎名唯華らが参加。
- ただし元警察メンバーがギャングに加入するなど、人材はかなり流動的。
- MAP中央の警察署を「本署」、MAP北部の警察署を「北署」と呼んでいるが、北署は警察署内でも左遷先、隔離スペースとして認識されている。
- それだけに北署は絵にかいたような愚連隊の様相を呈しており、駐車場でBBQをやる、難癖をつけて請求書を吹っ掛けるなどのさぼりや悪行も。尤も、どんなRPをするかは個人の自由であり悪徳警官RPをしているといえばそれまでだが。
- 本署のメンバーも少なからず強請や冤罪なども行っているため特にギャングからのヘイトは高い。
- 特にだるまいずごっどは「重関西弁罪」と称して150万円を請求したりと立派な悪徳警官である。
- もちろん、良心的な警察官もいるし、交渉や賭けをして勝ったら刑期半分などの勝負にも応じてくれるあたりはまだマシなのかもしれないが。
- 最強の警官MONDOは使えるものは使う主義でRP上警察はやらないとされたヘリによるブレードキルも容赦なく行うため、ギャングたちからは恐れられている。
- 一方で、あまりにもギャング側に不利な状況は好まないようで押収品から爆薬を横流ししたり、押収を取りやめたり、一時期大型犯罪は事前通達制になった時はギャング側と交渉し戦力を調整するなどゲームバランスに配慮する一面も見せた。
- 前回のVCRGTAでギャング側だった人間も多く、悪徳警官や不良警官RPをするプレイヤーもいることから腐っていると言われがちである。
- 尤も、ロスサントスは犯罪都市であり多くの映像作品やゲームで犯罪都市の警察は悪徳もしくは腐っているのが常であるため、ある意味テンプレ通りと言えるのかもしれない。
- 最終日前日、警察署前にピザ屋が訪問販売に来た際に酒を販売していると聞いて、最も真面目に職務に取り組んでいた猫麦とろろは思わず 「飲酒しながら取り締まるのか、この街のギャングは」 とつぶやき、直後に言い間違えに気付いたが苦笑交じりに「ギャングと勘違いしてしまいがちではあるけど一応警察」と言ったのがこの世界の警察を端的に表している。
救急隊
- 体力ゼロとなった者を治療する救急隊にはハセシン、ユッカ、胡桃のあ、緋月ゆい、夕刻ロベル、藍沢エマらが参加している。また、夜空メル、常闇トワ、獅白ぼたんといったホロライブのアイドルたちの半数が救急隊に所属していた。
- 救急隊どころかGTA5自体初心者だった夕刻ロベルだったが、わきをと共に二人で(途中からは叶もサポート参加)深夜の医療崩壊を乗り越えたことで救急隊の司令塔としての才能を目覚めさせた。
- 今回からは補助金が廃止され新たに院内蘇生20万、現場蘇生50万というルールが追加された。
- 前回のルールでは一律40万+保険制度により政府(運営)から40万が追加支給されていたが、今回からは廃止されたため救急隊がボランティア活動状態になってしまっているのも救急隊が減少する要因のひとつかもしれない。
- また、暇なときはとことん暇だがかといって遊んでいればSOSコールが鳴り現場へ飛んでいかなければならず、病院にけが人が担ぎ込まれることもあるが故に暇な院内に待機する人員も必要で、勿論大型が起きれば警察とギャングをおこすのに大忙しという緩急の差が激しいのもやめる人間が多い理由の一つ。
- 一応、その救済措置として兼業が許可されており救急隊+ピザ屋やカフェ店員などの複数職に就くプレイヤーもいる。
- 前回のルールでは一律40万+保険制度により政府(運営)から40万が追加支給されていたが、今回からは廃止されたため救急隊がボランティア活動状態になってしまっているのも救急隊が減少する要因のひとつかもしれない。
- 救急隊には金持ちが多い、という印象があるが、そもそも救急隊は忙しすぎて金を使う暇がない場合が多く勝手に貯まっているというだけである。
- 暇な時間は通称チルタイムと呼ばれており、病院の待合室で雑談したり(リアルに)ご飯を食べたり、寸劇やカップゲームなどをしている。ガチチルと呼ばれる誰も喋らない沈黙空間が生まれることも。
- 本人達曰く「配信者としては終わってる」。ただ沈黙が気まずくならないレベルに仲が良くなっている証でもあり、本来はサポートのユッカはあまりの居心地の良さに「(サポートである)自分がここにいてもいいのか」と悩みつつも最後まで残り、サーバーが終了した時はロベル、エマなど涙したメンバーも多かった。
- なぜか主力メンバーに海洋恐怖症が多く、それゆえ海難救助は緋月ゆいが率先して動いている。
- 最終日には「人が死ねば救急ができる。即ちこれこそが真の救急であり救命だ」と(これまでの鬱憤も込みで)救急隊ユニオンを決行。数日前から警察の押収品をくすねて装備を増やし、病院にアジトまで作る入念さだったが、あっけなくやられた。
メカニック
- 車やバイクのカスタムや修理を行うメカニックとしては橘ひなの、紫宮るな、mittiiiらが活動している。
- 今回からは新役職としてディーラーが追加され、ディーラーから車を購入すると定価の半額で手に入る(つまり実質すべての車が半額で購入できるようになる)上にディーラーの裁量でキャッシュバックキャンペーンも行えるようになった。
- そのため、車の所持率が大幅に上昇し、更に前回経験者やストグラ経験者のアドバイスでフルカスタムするプレイヤーも多いためメカニックは連日大忙しであり、特に早い時間や終了間際は人数不足に陥りがちである。
- ただ、利用率の高さと忙しさゆえに金を使う場所がないため資金は貯まりやすく、たまにクラシックカーやネタ系の車両を購入して乗り回している姿が見られる。
- また、副業をするメカニックも多く、Nacchiはコンビニを経営する他アキロゼに頼まれてガソリンスタンド経営も行っていた。
ピザ屋
- ピザ屋の「PIZZA ARU-RA(アルーラ)」を経営するアルランディスには当初ピザを売り切ったらギャングになる算段があったが、ピザが全然売れないので中々ギャングになれなかった。その後も麻薬の売買に手を染めようとしたりもするが、結局真っ当にピザを売り歩くことを選択する。
- 玉虫色に輝くピザワゴンに乗って売り文句を叫びつつ走り回る地道な営業活動が功を奏し、複数の陣営から食料といえばアルランディスのピザ屋と認識されるようになり、電話一本でチルアウト中の病院から銃弾飛び交う鉄火場までピザを届けるようになる。
- 主要な取引先はメカニックや救急隊、警察、そしてギャング組織のNEO POLICEである。
- 特にNEO POLICEはホロライブプロダクションの大先輩であるアキロゼがボスであり、アキロゼとアルランディス双方のロールプレイの噛み合いもあって全く逆らえず、なにかと呼び出されては値切られたり協力を要請されたりしている。
- もはやギャングのフロント企業状態と言っても過言ではなく、アルランディスの言葉ばかりの抵抗虚しくワゴンの後部にはNEO POLICEの(思想強めなデザインの)ステッカーが貼られてしまっている。
- とはいえ、アキロゼはどんなにピザが余っていてもピザを購入してくれる一面もあり、NEO POLICEの食糧庫には常にホールのピザが10枚単位で保管されている。
- 主要な取引先はメカニックや救急隊、警察、そしてギャング組織のNEO POLICEである。
- 短期バイトとして参加したまいたけ(ちょこらび)(男性歌い手・ちょこらび所属)は、居心地の良さと金払いの良さでほどなく正式加入を決めた。アルランディスとは趣味やゲーム遍歴なども近しく話題がよく弾み、スト6でのメインキャラが同じガイルという奇縁もあって、打ち解けるまでに時間はかからなかった。
- ホロライブプロダクション繋がりの火威青と一条莉々華の2名と、ネオポルテ所属の昏昏アリア(こんこん-)の3名が新人店員として参加した。
- 3人はデビューから日が浅く多人数コラボに尻込みしがちだったが、売り込みの際にアルランディスが率先して奇行に走り絡み方を提示したことで、自らも積極的に絡んでいけるようになったと火威青が述懐していた。
- 火威青は女性と見れば口説きにかかる普段のスタイルをVCRGTAでも遺憾無く発揮し、声をかけた女性は数知れず。本命と称していた同期の一条莉々華をよそに昏昏アリアにモーションをかけ、2人に詰め寄られるなど撮れ高には事欠かなかった。
- 3人とほぼ同時期に加入したとおこは侵略者を標榜し、更にlol勢でありながらピザ屋きっての良識派で、ピザ屋がその場のノリで悪徳に染まろうとするたびに「こらー!」と一喝するのが風物詩になっていた。
- とおこと火威青は紆余曲折あって別の店の店長でもあるため、ピザ屋と結託してロスサントスの食を牛耳ればギャング達に勝てるのでは?という謀略もあったが、実行には移されなかった。
- 終盤には、関西国際空港から密入国したカタコト日本語の外国人…というロールプレイのMelocoKyoranと、Melocoの誘いでReimuEndouが参加。共ににじさんじENからの参加だったが、アルランディス以下店員たちが暖かく迎え入れたこともあって、その日のうちに店員として馴染んでいた。
- 仕事の都合で1日早く最終日を迎えたMelocoは、配信終了時のトークで「打ち解けられるか心配だったが皆優しくて楽しかった」と涙ながらに語っていた。
- 店長は毎日15時前後に出勤し仕込みをして休憩を取り、夜間のゴールデンタイムに販売、大型犯罪などが落ち着く3時以降は翌日のための仕込みと、やっていることは本物の飲食店の店長と大差なかった。
- 移動販売ではアルバイトを引き連れて人が集まりやすいメカニック、病院、警察に行ってはアルランディスの「売れ売れ売れ売れ!」という掛け声のもとアルバイトたちが押し売りになだれ込む。
- その結果、一部のプレイヤーからは「ギャングよりタチが悪い(やっていることは合法なので取り締まれない)」と恐れられている。
- そうして得た売り上げはアルランディスにより均等あるいはそれ以上の額で折半されるため表仕事にしては稼ぎがよく、さらに多種多様なまかないの飲食物が用意されるため、サーバーきってのホワイト企業として店員から愛されていた。
- その結果、一部のプレイヤーからは「ギャングよりタチが悪い(やっていることは合法なので取り締まれない)」と恐れられている。
- オリジナルメニューが追加できるようになってからは主に火威青が大量に新作を追加し、青が販売する裏メニュー(?)のシャンパンタワーは高額である代わりに青がシャンパンコールをしてくれるという特典が付いている。
- なお、彼女は元ホストでありシャンパンコールも本当にどこぞの店で使われていたものである。
- 1億のシャンパンコールとしてプロポーズをするというオプションを付けたのだが、ひなんとニウが注文して2人にプロポーズをすることになってしまい、更にログインした一条莉々華にもバレてド修羅場となった。
- 後日、この切り抜きを観たアキロゼは「かつての盟友がメス堕ちするなんて」と笑っていた。
- なお、彼女は元ホストでありシャンパンコールも本当にどこぞの店で使われていたものである。
- PIZZA ARU-RAは合法な店で*はあるもののNEO POLICEからの頼みは断れずユニオン銀行襲撃時にはデコイの役目を頼まれ襲撃中の地上部分でピザの販売を行った。
- なお、この時準備に集結したギャングにピザやコーラを販売したほか、見物に来ていたNacchiにもピザを販売してそこそこの売り上げを出していた。
- Vanillaと八雲べにに刺さり注意をそらした他、ARU-RAの面々がサイレンのごとくピザを連呼している声は地下にも響き地上が警察に制圧されているかの指標にされていた。
- その後、2回目はMondoに見つかり次に見かけたら撃つと警告され、戦場のピアニストならぬ戦場のピザニストは終了となった。
- 最後の最後まで(押し売りはしたものの)完全なる白市民として参加していたアルランディスは「犯罪や警察じゃなくてもこんなに楽しいのか」と感想をつぶやいた。
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カフェ
- カラフルな(コンセプト)カフェこと喫茶店には副業バイトメンバーも多く、緋崎ガンマ、水無世燐央、夜空メル、常闇トワ、犬山たまきらが参加。
- 別名が地獄カフェと呼ばれる程度に癖が強く、「ここにいるなら刑務所に居たほうがマシ」というプレイヤーさえいるほど。
- ちなみに、店のルールで店員はナメられないためにタトゥーを入れるとのこと。
- また、立地の都合上ギャングに人質を頼まれることがある。
- 全く食料値が回復しない詐欺商品を販売した前科があり、この店のオリジナルメニューは疑いの目を向けられることもある。
- また、橘ひなのとどぐらが経営する犬カフェや、あきピヨが経営する猫カフェも存在する。
個人
- LOLプレイヤーのDay1はログイン中釣りしかしていないと獅白ぼたんに話している。なお、この時Day1は配信外であり、配信外でも釣りをし続けていることが発覚した。
- 釣りのスコアボードではDay1がぶっちぎりの1位であり、釣りで得られる経験値が少なすぎて期間内に全釣り場を制覇できないと感じたDay1は運営に交渉をして経験値取得量を増加してもらった。
- 17日時点で釣りだけで億を稼いだとの事。どこぞの釣り廃人アイドルといい勝負である。
- なお、Day1以外に積極的に釣りをしたのは4名のみであり、配信の枠を丸ごと釣りに使ったのは獅白ぼたんのみである。
- プロゲーマーのどぐらはタクシー運転手をする傍らでOGGの密売を生業としており、またダウジングのすぐそばのダイナー『遠すぎなんだけどマジで!!』の経営も行っている。
- だが、どぐらの真の活動はゲームではなく ストリートファイター6 の布教活動である。
- 特にCRカップの注目度の高さから認知しているプレイヤーも多く、気になっていると一言でも漏らしたら鬼の前ステ(格ゲー界隈で距離を詰めることを指す)をする。
- どぐら自身が最前線で活躍するトッププロということもあり実際に蛇足が獄中で偶然会った時にはアドバイスを求めたりしていた。
- 叶はバランサーとしてその時々で人員が不足している勢力に加担している。
- 最初はディーラーや個人医だったが、9日目は警察、10日目は蛇足率いるKAKIMEIの構成員としてユニオン銀行襲撃に加担している。
- 最終的にはClutch率いるLast Xmasに個人医として参加している。
事件、出来事
3億円事件
- ラプラス・ダークネスがギャンブルでだるまいずごっどに大勝してしまい、3億円を勝ち取った事件のこと。
- イカサマは一切ない公平な結果だが、本当に貰っていいのか不安になり周囲に相談するラプラス。しかしだるまはエンジニア一本で3億円を完済する男気を見せ、3億円事件を聞きつけたプレイヤー達が依頼に集まり早々に稼ぎ終わる温かい流れとなった。
- その後、ラプラスとだるまは何かと縁があり、銃撃戦をしては(片方が死体のまま)お互いに「ガキ!ガキ!」と煽り合うただの仲良しキッズとなっていった。
- このことに味を占めたラプラスはアキ・ローゼンタールにも2億の勝負を持ち掛け勝利している。
ゴーストライダー事件
- アキロゼの車が盗まれ、「その内燃料切れで乗り捨てられてガレージ戻るだろう」とタカをくくってていたら数時間後もガレージに戻らず、追跡アプリを使用したら動いていることが発覚。2000番台の山岳部で発見するも乗り回されていて、チェイスの末追跡を手伝ったエビオの判断で2057の岬から突き落としたのだが、中には誰も乗っていなかった。
- 直前にアキロゼは人質を取って強盗、更にバグにより再起動をしていたためNPCの所業を疑われたが、チェイス中の動作があまりにも人間らしかった。しかし、落下した車内にはNPCの死体も、ダウンしているプレイヤーもおらず脱出した形跡もなかった(水中で脱出した場合はドアが開いてる状態で放置される)。
- 酸素ボンベを使用していたにせよ、インタラクトもアイテムを渡すことも出来ないことはゲームの仕様上あり得ないのでまさに煙のように消えたとしか言いようがなかった。
- なお、盗まれたアキロゼの所有するISSHIはこれでもかというくらいにNEO POLICEのステッカーとアキロゼをイメージしたステッカーでデコられているため、誰の車かというのは一目瞭然でありおふざけならともかくガチで盗んで乗り回すのがどれだけリスキーな所業であるかは全員が理解しているはずである。
- この日は特にバグが酷く、ヘリがバグで上下逆さまに出庫され爆散、スケボーに乗るとバグってダウン、車がゲッタンするといったプレイヤーに損害があるバグが散見されていたため、何らかのバグか、誰かがグリッジ、もしくはチートツールでも使ったのか、ハッカーでも紛れ込んだのか、運営がおふざけをしたのか。真相は闇の中である。
パシフィック銀行トレンド入り
- GTAのギャング側最難関と言われるパシフィック銀行強盗にらっだぁ率いるゆぐどらしるとアキ・ローゼンタール率いるNEO POLICEが合同作戦で銀行襲撃を行った。
- ゆぐどらしる側がメンバーである、にじさんじのライバー達が「にじフェス2023」の都合で出れるのが木曜日が最後であり、VCR最終日(22日)にメンバーが3人欠け全員が揃わない為、このパシ銀成功をもって解散する意向が大切なお話としてらっだぁからメンバー全員に伝えられメンバーたちは涙した。
- なおその際の集合のお知らせを受けたぐちつぼが個人医の救助要請を済ませてから向かうはずが乗っていたヘリを落とされ海に墜落したり、アジト内で殺傷沙汰を起こしたりと銀行襲撃が始まる前から混沌としていた。
- 最初の襲撃は入念な準備を行ったものの、ミスとバグにより失敗、壊滅してしまった。
- このままでは引き下がれない、とエビオの采配で配置転換をし、準備をさらに入念に行い、渋谷ハルはさらにバイクで屋上から脱出する方法を開発する。
- こうして始まった二度目の襲撃だが、ギャング側が当初優勢に思われたが署長のMONDOのエントリーにより状況が一変、MONDOの獅子奮迅の活躍により一気に形勢が警察側に傾く。
- なお、この時MONDOは目についたPCをすべてヘッドショットしていたため、警察もフレンドリーファイアを喰らっている。しかも、連続でフレンドリーファイア2枚抜きをやらかしている。
- この時、外の制空権はギャング側が握っており、銀行内部は警察が制圧しつつあるという逆転現象が起きていた。
- 二度目も警察側の勝利に終わるかと思われたが、渋谷ハルの機転で脱出用に用意していたバイクに盗んだ金を隠し、それを遊撃していたととみっくすが徒歩で回収、そのまま歩いて立ち去りまさかのギャング側逆転勝利となった。
- パシフィック銀行強盗はGTAの犯罪の要素が総動員される最難関であり、VCRGTA2開始から1度も強盗が成功していなかった。
- 前回のVCRGTAでは最終日に1チームづつ持てる資産を総動員して、ギリギリ攻略できるチームがあったくらいであった。
- それも爆発物がOKであり闇医者によるゾンビアタックやギャングの兼業もOKというVCRGTA2よりも緩いルールだった。具体的には、アキロゼやぐちつぼが防衛していたポジションからロケランで屋上を攻撃するのがセオリーであった。
- 初成功、更に前回よりも注目度が上がったこともあってXのトレンド1位になった。
- なお、このパシフィック銀行襲撃は撮れ高も多く、先述のととみっくすによる奇跡の逆転、MONDO無双、さらに日ノ隈らんのヘリファイト、ぐちつぼの咄嗟の機転によるキル、らっだぁの奇跡的な救出劇など名場面も多い。
- 作戦を立案し全体指揮を執ったエビオは終了後に「あれほど綿密に立てた計画がこうもたやすく崩壊するのか」と振り返った。
どぐら懸賞金事件
- プロ格闘ゲーマーのどぐら選手が事故で星川サラをブレードキルしてしまった結果、ヤクザ星川から1億、生け捕りで2億の懸賞金をかけられた事件である。
- 懸賞金をかけられたすぐあと、給油中に釈迦からパシフィック銀行の強盗を一緒にやらないか? と提案を受け、「ひょっとして探されてるのでは?」と勘ぐるも了承した。
- その直後、たまたまインパウンドに向かっていたアキ・ローゼンタールとエビオに遭遇し、アキロゼに話しかけられ大いに警戒する中エビオの車が爆散、近くのガレージに送ってもらえないかと頼まれる。
- なお、この時エビオとアキロゼは懸賞金に気付いており、手錠を車に詰めて送ってくれとアジトにいるメンバーに指示を出していた。
- ガレージに着くもアキロゼが降車しないことにバレたと気付いたどぐらは逃走するが、アキロゼは助手席に座ったままで現在地を仲間に無線で伝えていたので、最終的に警察に逃げ込んだ。
- この時、どぐらはIdolShowdownでアキロゼを使ってるのに! と叫んだが、アキロゼは余裕の笑顔でうれしいと言うだけだった。
- アキロゼはラプラスにギャンブルで負けて借金があったため、何としてでも確保しようとしていたのである。
- 警察に逃げ込んだはいいがどぐらにとっては不幸なことに北署の面々が本署に集まっており、ギャングのボスであるアキロゼだがその時点では指名手配もかかっていなかった上に特に逮捕できる罪状もなかったためアキロゼが逮捕されることはなかった。
- さらに不幸なことに、XQQがどぐらの懸賞のことを知っており、ヤクザ星川に確保の連絡していたのだった。
- 結果、どぐらはヤクザ星川の面々に確保され、アキロゼには懸賞金が支払われることになった。
- なお、この賞金2億は岸堂天真がノリで増額した結果であり、ヤクザ星川の財政状況的にとても供出できる金額ではなく兄貴分の立川やまるたけから怒られてしまい、結局金策が間に合わず月島ごうに泣きついて不足分を貸してもらい、さらにアキロゼに必死に頼み込んで1億で何とか手を打ってもらった。
- 立川はNEO POLICEとの関係が悪化するのは不味いと判断した結果、資金不足と言いつつもすぐに手持ちから4千万を振込み払う意思を見せることで何とかその場を収めてもらった。
- ちなみに、月島ごうは「遅れた分色を付けて払って誠意を見せろ」と言って7千万を岸堂天真に渡している。
- なお、この賞金2億は岸堂天真がノリで増額した結果であり、ヤクザ星川の財政状況的にとても供出できる金額ではなく兄貴分の立川やまるたけから怒られてしまい、結局金策が間に合わず月島ごうに泣きついて不足分を貸してもらい、さらにアキロゼに必死に頼み込んで1億で何とか手を打ってもらった。
- その後、どぐらはアジトにさらわれるも釈迦との約束もあって無事(?)解放され、パシフィック銀行には参加することが出来た。
第1回(2023-7-18 〜 2023-7-29)
概要
ロールプレイ用MODを入れる形で実施。PvPありの設定。
エピソード
ロスサントス市警について
- 警察の主なメンバーは、Sasatikk、釈迦、叶、Zerost、アルファアズール、わいわい、けんき、しんじさん、ハセシン、天月、白雪レイド、チェンバー(Kamito)、渋谷ハル、うるか、小森めと、花芽なずな、赤見かるび、ファン太など。
- その他、途中で自主的に退職したメンバーとしてはk4sen、obo、Niru、Ras、ラプラス・ダークネス(VCRGTA引退)などがいる。
- 収賄罪により懲戒免職処分になったのは、BobSappAim、ゆきおの2名。
- 警察サポートとして、まんさや、二十日ネルの2人が警察署受付におり、強盗現場のリセットや、時たま訪れる市民の対応も行っていた。
- ランク制などはなく、全員が同じ警官の立場であったが、鯖が始まって3日も経つころにはSasatikkを署長とする指揮系統が確立していた。
- Sasatikk本人は一度たりとも自身が署長であると言っていないし、肯定もしていない。何なら初めの頃は署長と呼ばれる度に「俺は署長じゃないけどね。皆と同じ現場の人間だよ」と否定していたほどだが、後半になると受け入れたのかはたまた諦めたのか、そう呼ばれても何も言わなくなっていた。
- ただまあ、無線で聞かれた判断の難しい問題にも即座に答え、また許可を出し、ひとたび犯罪が起これば人員配置から突入のタイミングまで全ての指揮を一手に担うという驚異のパフォーマンスを見せていたため、ぶっちゃけ署長じゃないは無理がある。
- その他、警察の上層部としては釈迦、叶、渋谷ハル(最終日に退職)などが挙げられる。
- ただし、実質的なNo.2であった釈迦はあくまで現場で犯人を追うことを得意としており、指揮を執ることはほとんどなかったほか、重要な判断は全てSasatikkに任せていた。また叶も同様に指揮することは少なく、後半から入った渋谷ハルが署長不在の際などにIGLを務めていた。
- 初日の警察は、誰もが慣れておらず、どんなRPを行えばいいか完全に手探り状態だったため、不当逮捕など権力を振りかざした横暴な行いが多くあり、初日から早くも腐りかけてしまう。
- しかしそこから、IGLに定評のあるSasatikk、最高35時間という狂気じみたin時間の釈迦、警察の現状を見かねて犯罪者から転向した叶などの、後に警察の柱となる面々を中心に警察は正義の心を取り戻し、徐々に勢力を増していくギャングと解禁された大型犯罪の対応に奔走していくようになる。
- 途中、救急隊が次々と闇堕ちし、それに伴ってギャングお抱えの黒医者が生まれ、信用出来る医者が余りにも少ないことに頭を悩ませたこともあったが、らっだぁや猫麦とろろなどの白医者を警察無線に招き、完全な協力関係を築くことに成功する。
- SasatikkによるヘリからのIGLの下、犯罪対応における警察の連携と全体的な練度は飛躍的に上昇し、最終的にはSasatikkなしで大型犯罪を完封出来るまでに成長した。
- 警察は総数こそ多かったものの、鯖が24時間開いていたこともあって人員が昼と夜で完全に分かれており、大型犯罪のラッシュとなる深夜から明け方にかけてはどんなに多くとも15人に届くことは少なかった。
- そのため、夕方から朝まで休みなく勤務するメンバーは、大型犯罪の処理がようやく終わり寝ようとしたら次の大型犯罪が起こる、というような有様で、最終日付近は皆が過労死寸前だった。
- わいわい、チェンバーなどの汚職警官はいるにはいたものの、ほとんどの警官は真っ白であり、ロスサントスの平和を守る警察として誇りを持っていた。
- また、鯖のバランサーとしてもよく機能していた。特に署長であるSasatikkは、皆が楽しく遊べることを信条に、犯罪時のバグの対応などについて国(運営)と交渉を続け、警察のヘリ台数を2台に自ら制限するなど、常に鯖全体のことを考えたRPを行っていた。
- その他にもSasatikkは、「警察はテロリストと取引はしない」と犯罪者には厳格に対応しつつも「ギャングもまた守るべき市民である」という考えに基づき、ロスサントス刑法2023に定められた罰金や留置時間などについても、臨機応変に減額したり、配信映えを考えて、拘束時間をなるべく短くしたりするなど、非常に「話の通じる」警察であったため、ギャングからは恐れられながらも尊敬され、慕われる署長であった。
- 結果的に、そんな署長の指揮の下動くロスサントス市警は、当初からは想像のつかないほどの連携と熟練度を誇り、揺るぎなき街の正義の象徴としてギャングと対峙することとなった。
叶自首事件
- ゲーム開始当初に強盗などで暴れまわっていた叶だが、次第に「警察弱すぎでは?」と思うようになる。
- あまりの警察の弱さを見かねて強盗で得た金は全て預金し警察に出頭、自首をする。
- その後、警察に協力を申し出て叶は警察官になった。
- のちに釈迦、叶、sasatikkは警察の3本柱となり、数々の事件で活躍をしたため叶の警察加入がゲームバランスを大きく動かしたと言っても過言ではない。
偉大なるひき逃げ
- ちょっとしたおもしろエピソードで、Zerostが釈放された時の事である。
- 釈迦に「お勤めご苦労様。じゃあ次から」と言い終わる前に釈迦の目の前でZerostが車にはねられて吹っ飛んでいったのである。
- 昭和のやくざ映画のようなワンシーンから突如Zerostが吹っ飛んだ、という急展開があまりにも面白く、釈迦は吹き出しそうになっていた。
- なお、この事件の犯人は猫麦とろろであり、彼女は回避したものと思っていた(位置が若干ずれていたため彼女の視点では避けていた)
家族旅行?
- 赤見かるび、ラプラス・ダークネスの2人は我が強く、またゲームの知識も乏しいことから常にバディ(という名の保護者)が付けられていた。
- が、ゲームもまだ序盤であり、犯罪者側もそこまで活発ではない上に警察が飽和、更に叶、釈迦、sasatikkの検挙率が凄まじく暇を持て余していた。
- そのため、現場に行ったところで邪魔になると判断したしんじの提案でけんき、赤見かるび、ラプラス・ダークネスと共にロスサントス市内を観光し始めたのである。パトカーで。
- 遊園地で絶叫マシーンに乗り、アイスを食べて占いをして釣りをしてドライブをして、とまるで休日の家族旅行のように微笑ましい光景に「グラセフってこういうゲームだっけ?」と首をかしげる視聴者もいたほど。
ゆきお汚職事件
- 警察官であったゆきおによる汚職事件。
- 警察である釈迦、Sasatikkが麻薬販売の疑いでカワセを追跡・逮捕中、当時ゆきおとバディを組んでいたむかいから、押収品を関優太(ギャング)らに横流ししているという報告の電話が釈迦に入る。むかい自身は逮捕できない(ゆきおに見張られているほか、逮捕しようとして返り討ちにあう可能性がある)ため、釈迦たちに汚職を暴いて欲しいという内容だった。
- 釈迦は即座にSasatikkに共有。二人で話し合った後、ゆきおが横流ししている現場をむかいが取り押さえられるのがベストという結論になり、それを釈迦がむかいに伝える。
- その後、ゆきおがOGGフラワー(麻薬の原材料)を関に渡している等、むかいから度々釈迦へ報告が入るも、なかなか証拠が掴めないまま時は過ぎる。
- しかし、Sasatikkが警察ダッシュボードにてゆきおが警察無線以外のところに接続していることを偶然発見。Sasatikk自らその無線番号に接続し、盗聴したところ、関優太・きなこらギャングがゆきおに逃走の手助けを感謝する声や、ゆきお本人の他の警察官の位置を報告する声を確認できたため、Sasatikkはこれは現行犯の証拠になると判断。
- Sasatikkは釈迦を呼び出し、経緯を説明。再び二人きりで話し合った後、「ここで一度しょっぴいておくべきだ」と警察全員でゆきおの確保へと動くことで合意した。
- Sasatikkの号令により勤務中の警官全員でゆきおを包囲し、無事逮捕。
- 釈迦や小森めと、アルファアズール、ラプラス・ダークネスらの立ち会いの中、Sasatikkが取り調べを行う。ゆきおは当初「検挙数1位を目指していた」「自分ほど正義感に溢れる人間はいない」などと述べ、囮捜査の一環であったと容疑を否認していたが、Sasatikkが証拠を押さえているため、収賄罪とその罰金1000万円が確定していることを知った後は、一転して容疑を認め、「警察の位置を流すのは楽しかった」などと真面目に働く警察官を煽るような言動を繰り返した。
- 警察内では「仲間を裏切った奴とはもう働けない」と解雇を望む声が多かったが、Sasatikkはあくまで法に則り、一度目は罰金のみで許した。
- 念の為だが、ゆきおはあくまで汚職警官のRPをしていただけであり、それがリスナーを苛立たせるほど上手かったというのは留意されたい。
- 解放後「これからは真面目に働く」と決意を新たにしたゆきおは、次の日違法薬物製造で捕まり、無事懲戒免職と2000万円の罰金を背負った模様。
麻薬ディーラーまるたけ
- 当初は救急隊員として配属されたまるたけだが、救急隊ヘリでOGGフラワーを摘みに行っているのではないか? という疑惑がかけられる。
- 数回現場を押さえられたものの、第1回のルール上OGGフラワーは押収項目にはあるものの単純所持では犯罪にならず(このため第2回では単純所持も違法となった)、決定的な証拠がない状態が続いた。
- なお、位置情報から状況証拠はこれでもかというほどそろいまくっていた模様。
- 結局、密売している現場を警察に押さえられ御用となり汚職判定を受け、しかし懲りずに繰り返したため懲戒免職となってしまった。
- その後も犯罪を続けたが、しまいにはまるたけを見かけただけで警察が職質をするようになり、いじけたまるたけがダウン中に即興で「ばーか、ばーか、マジ間抜け。警察マジF〇ck」と弾き語りを披露した。
- この歌はYoutubeにまるたけ自身によりブラッシュアップされたものがアップされている。無駄にいい声なので気になったらぜひ視聴してみて欲しい。
ラプラス・ダークネス汚職事件
- 警察として配属されたキッザニア刑事もといラプラス・ダークネスは、獅白ぼたんの誘い(圧)によってログイン最終日に銀行強盗を企てる。
- パトロール中に獅白ぼたんから決行するぞという電話がかかってくるが、その会話をバディ(という名の保護者)であるNiruに聞かれてしまい、すさまじく下手なごまかしをするも怪しまれてしまう。
- 犯罪王渋谷ハルのチュートリアルを受け強盗をするが、怪しんでいたNiruに尾行されており、またその報告を受けていたSasatikk署長に監視カメラでばっちり目撃されていたため、銀行を出た瞬間即お縄となってしまった。
- 署長は報告を聞いた時点で半笑いだったが、銀行内にいるラプラスを目にした瞬間手を叩いて大笑いしていた。
- この事件の見どころはここからで、留置所に入れられるも当初は「大人になったもん」と強がるも、釈迦とsasatikkの割とガチめの説教を受け折れてしまう。
- sasatikkは「これ見て、かるびはなんて言うと思う?」とまるで子供を諭すように説教をし、釈迦は「かるびは今日もう一人捕まえてたよ」と告げると、強がりを維持できずに折れたのだった。
- ラプラスは赤見かるびとは互いにガキと煽りあいつつも仲のいい姉妹のような関係を築いており、検挙数を競ったりもしていた。
- ちなみに、先輩に言われて、と言い訳をしたが獅白ぼたんには「え? なに?」とすっとぼけられてしまった。
- 収賄罪で罰金1千万を背負ってしまうが、叶の協力もあって無事完済、かるびに別れを告げて警察署の一角にあるかるびとラプラスの2人を描いたファンアートの前でVCRGTAの世界を去ったのだった。
- なお、この時バグでアバターがそのまま残っていて、抜け殻となったラプラスにかるびが話しかけるというシーンも観られた。
スラング、用語
VCRGTAには独特のスラングや用語が存在する。
金属アレルギー
- 乗り物に乗ると乗り物がバグり、20年ほど前にニコニコ動画で流行した「ゲッタン」状態になるプレイヤーを指す。
- このバグは乗り物ではなく「バグを抱えたプレイヤー」が乗り物に乗りこむと発生するが、厄介なことに乗り物に乗っていない時は正常であるため事前に検知することはほぼ不可能である。
- ゲームの再起動以外に解決策が無く、過去にはこのバグで犯人を逮捕するも警察車両が軒並み破壊される事故も発生した。
OGG、OGGフラワー
- ゲーム内で製作できる、いわゆる違法なお薬とその原料である。
- OGGは何かの略称……ではなくCrazy Racoonの代表おじじをもじった名称である。
- VCRGTA2では新規の薬物も追加されたが、それもCRやVaultroomの名前や関連する単語をもじったものや語呂合わせとなっている。
- 新規の違法薬物が大量に追加されつつも、簡単なレシピと効率の良さで多くの無法者たちに愛される素敵なお薬である。
- なお、プレイヤーが服用するとピンク色に視界が染まり、更に視界が滅茶苦茶に歪む。一応、ストレスは回復するらしいが、タバコでも回復できる上にタバコは合法アイテムなのでもっぱら金策に使われる。
- 新規の違法薬物は密売にはコスパが悪いと不評だったがプレイヤーが服用するとバフが得られることが発覚し、特にクレイジーボルトは服用後に1分ほど視界が歪むもののアーマー値が最大まで回復することからバフアイテムとしての価値のほうが高くなった。
ハセシンの刑
- 配信者のハセシンと留置所で放置されることを指す。
- VCRGTAでは監獄があまり活用されず、警察署地下の留置所で一定時間拘束(忙しい時は即釈放も)されていたが、1人だけ留置所で放置されていると延々とひとりごとを言うだけの地獄のような配信になってしまう。そのため、大抵は警察が留置所に待機していた。
- ハセシンは非常に声が大きく、なぜか音量をいじってもそれを貫通してくる上にハイテンションなマシンガントークは周辺の音をかき消してしまう。
- そんなハセシンとタイマンで留置所に放置されるという釈迦が考案した刑罰である。
- なお、天鬼ぷるるも設定をぶち抜いてくる声の持ち主であり、女ハセシンと呼ばれることも。
- 刑罰としてはとにかくうるさいだけなのだが、音量設定を間違えたかと思うくらい爆音で声が響くため結構つらいらしい。
- VCRGTA2ではハセシンが救急隊所属に変わったのでこの刑は無くなった……と思いきや、蘇生のタイミングで実行されることもある。
- 最終日付近では火威青のシャンパンコールに触発されたのか、蘇生時にコールをするようになった。
仮想通貨
- 現実とは関係がない、VCRGTA2で実装されたゲーム内の金融商品である。
- 現実のレートとは特に相関していないランダムな値動きな上に現物投資しかできないが、1日で20%と狂った(現実では年に数回あるかないかレベルの)値動きをする。
- 多くのギャングが大金を突っ込み、あるものは破産しかけ、あるものは大儲けをしていた。
- 特に葛葉は億単位で突っ込んでいたため、ジェットコースターのような気分を味わっていた。
- ネオポリスの面々は口座の残高の大半を突っ込んでしまい現金不足に陥るということも起こった。
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