概要
「黄金のがちょう」とも言われているグリム童話の中の話。
親切な心を持つ男が、不思議な小人の老人に食べ物をあげたお礼に「金色のガチョウ」をもらった。
様々な人々が、そのガチョウに触ると手がくっついて離れなくなってしまい、その大行列を見た一度も笑わった事がない王女が、大笑いしたことから、男との婚礼に発展するというあらすじになっている。
内容によっては、その王女の親である国王が、男に「城の酒蔵の葡萄酒を全て飲み干せる者」・「倉庫内のパンを全て平らげる者」を探させたり、「海でも陸でも走れる船を持ってこい」といった難題を出す場合もあるが、それらも全て、食べ物をあげた老人が親切のお礼に解決してくれている。