ピクシブ百科事典

メタフィクション

めたふぃくしょん

メタフィクションとはフィクションの特殊な形態の一つである。
目次[非表示]

フィクションとは基本的に閲覧者(視聴者、読者、プレイヤー)を現実から虚構の世界に踏み入れさせ、
その世界を感じ取る事を目的としている事が多い。

概要

例えば映画を見ていればその視聴者は映画の世界感に漬ることになるし
ゲームをプレイしていればプレイヤーはそのゲームの世界に漬ることになる。

そんな中で、それがフィクションである、ということを意図的に描き出したものをメタフィクションという。

例えば、漫画の中で「漫画を読んでいる人」に対してスポットが当たる、などというものがこれに当たるし、ゲームなどをプレイしてる最中にプレイヤー(≠主人公)に語り掛けるようなキャラクターが居た場合、これもメタフィクションの一種であると言える。(wikipediaの方で言及されている『トリストラム・シャンディ』は、作者が読者にけっこう語っている)

劇中のキャラクターが、「この作品の中ではこう言うパターンなんですよ」と言う(『忍たま乱太郎』)、作者の事情で執筆の作業が雑になったと自分の体を見ながら言う、“単行本”を読んで「日記いりませんねぇ」と言う(『究極超人あ~る』)、大人の事情で作中はアルコール飲料が出ない旨を言う(『はれときどきぶたアニメの方で「子供向けアニメの体裁上水ですが」と言ったセリフがある)、「この時代こういう習俗があったってぇが」と言う、劇中ありえない背景が登場し、「よくあるよねアニメでこういう事故」と説明する(『大江戸ロケット』)、「電気もガスも水道も最初からねぇんだからよ」と言う、またキャラクターが「この時代まだ発明されていない機械」を紹介しつつソレを使う(『風雲児たち』)、第一話で別の話のようなものが出、それについて主人公が説明する(『ヘボット!』)、劇中人物が作者へ文句を言って展開をなんとかしようとする(『七色いんこ』)、など。

メタフィクションそのものは使い方次第である。
前述の通りフィクションの世界感に漬っている人を間違い無く現実世界に引き戻すわけであるから、無闇に用いるべき手段ではない。
…アメコミヒーローの中には、自身の持つ狂気から生まれたこちら側を見る事が出来る「第4の壁の破壊」と言う能力として、しょっちゅうメタ発言をかましたり現実世界に介入したり作中のナレーションにツッコミを入れる困った奴がいるが。

また、『ヤッターマン』あるいはタイムボカンシリーズでは、視聴者が劇中に登場し、作品のパターンに関する指摘をしたり、作った筈の人メカについて「著作権の問題」でごたごたした旨を言うなどの演出がかなり頻繁に登場する。

メタフィクションの裏事情

メタフィクションは、異世界ファンタジー好きに非難されることが多く、「異世界だけを見せろ。異世界に入り込む前の現実を見せるな。」「架空のキャラクターだけを見せろ。読者、視聴者、プレイヤーをそのまま二次元に入れたようなキャラクターを見せるな。」等と罵倒されることが多い。

その逆で、「キャラクターを読者、視聴者、プレイヤーに都合のいいお人形にするべき。」「二次元を反社会的な行動をしても怒られない世界にするべき。」と、過剰に現実の要素を排除しようとする読者も多く(レベルを上げて物理で殴ればいい性的倒錯表現規制の項目参照)、現実から離れ過ぎたフィクション、読者が現実と二次元を混同しそうなフィクションが増えている時期に、現実と二次元の境界線をハッキリさせるべく、必然的にメタフィクション、メタ発言が増えることもある(地球なめんなファンタジーの項目参照)。

メタフィクションは異世界転移異世界トリップ)もの、エブリデイ・マジックあるあるネタギャグ)に含まれるが、元々そのジャンルのつもりで描かれた作品ではなく、フィクションの見方が分からない人に配慮して出来てしまった特殊な作品も多い。
原作者が単行本の巻末などに描く楽屋ネタ、創作関係者が描くエッセイが独り歩きしてしまった例とも取れる。(古典の『ドン・キホーテ』では、作者がネタを探して回るシーンが入る)

漫画などで「漫画の世界で行われていた舞台劇だった」というオチが定番化しているが、このオチはメタフィクション以外に夢オチ騙し絵の要素もあり、現実に引き戻すことだけが目的ではない。

関連タグ

メタ メタ発言 第四の壁
フィクション 現実逃避
現実 観客席 夢オチ 楽屋オチ
劇中劇 絵中絵 作中作 事実は小説より奇なり

pixivに投稿された作品 pixivで「メタフィクション」のイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 367281

コメント