概要
「相原コージ」とは、日本の漫画家である。
初期はギャグ漫画を描いていたが、徐々にストーリー漫画も手掛けるようになっていった。
他にもゲームデザインに関わっていた事もある。
かなりのベテランであるが、絵の方はお世辞にも上手いとは言えない。
だが、pixiv内でも彼を支持するファンが結構多い。
主な作品
漫画
『文化人類ぎゃぐ』
1980年の世相を鬱屈とした思いを描いたエッセイ漫画。
『漫歌』
4コマギャグ漫画
『一齣漫画宣言』
1コマギャグ漫画
『コージ苑』
「ビッグコミックスピリッツ」に連載された「不条理ギャグマンガ」の先駆け的作品。
一世を風靡し、当時の「スピリッツ」を代表する作品となった。
『かってにシロクマ』
動物ギャグ漫画。
普通のヒグマから生まれてきたはずが、白いクマだったクマの物語。
『サルでも描ける漫画教室』
略して「サルまん」。
竹熊健太郎との共作。
一応内容はバクマン。の先駆け作品。
「特訓とパワーインフレのない少年漫画など存在しない」「イヤボーンの法則」「もし桃太郎を四大少年誌で漫画化したら」「正しい萌え漫画の描き方」(相原が頑張って描いた萌え絵付き)いろんな意味でネタにされている。
『とんち番長』という劇中劇がある。
『ムジナ』
初の長編漫画。
カムイに影響も感じられるが内容はオリジナルストーリー。
時折実験的な表現を出してきた。
実際pixiv内で検索すると黒刀のムジナと混同されてしまう。
『なにがオモロイの?』
長年漫画を描いてきた作者がどんなギャグが面白いのか分からなくなった為、様々なギャグ漫画を描き、その漫画を街頭とインターネット上で反応を探るという試みだったが、
人格攻撃も含む辛辣な意見が占めていくにつれて作者の精神状態を露わにした作風が掲載されてしまった問題作。
その内、発表された作品の1つである「鮭のエロ漫画」が何故かネット上で有名。
『もにもに』
『なにがオモロイの?』で描いた作品を連載化したスピンオフ。架空の世界、架空の生物、架空の言語、架空の習慣を描いた漫画。
『真・異種格闘大戦』
“ヒト”を含む地上最強の動物を決める格闘漫画。
第一印象はグラップラー刃牙を連想させるが、現実的にヒトは負けてしまう。
残った動物たちで物語は進行する、人間臭い過去を持つ動物たち。
アイハラ版鳥獣戯画か。
『Z~ゼット~』
ゾンビ漫画。
時折様々なゾンビ作品の要素をオマージュして取り込んでいる。
単行本3巻目をもって連載終了。映画化もされている。
『愛のバビロン』
2016年から2018年までゴラクエッグに掲載された漫画だが原作のみで作画は藤田かくじ、ハードなアイドル養成漫画。
『こびとねこ』
WEBコミックアクションにて2017年2月24日から2019年5月14日(全50回)まで連載された、とぉ〜ってもちっちゃいねこの生活を描いた漫画。
全1巻。
『コージジ苑』
2015年からアサヒ芸能で連載継続中の漫画。
『うつ病になってマンガが描けなくなりました』
WEBアクションにて連載されている、コロナ禍の最中に鬱病を発病し苦悩を描いたエッセイ漫画。
ゲーム
『摩訶摩訶』
キャラクターデザインを担当。
一見すると普通のRPGに見えなくもないが、一癖も二癖もある仲間や敵キャラクター(ラスボス(笑)の元凶となったラスボス)に、奇怪な物語、ネタ満載のアイテムなど非常に突っ込みどころ満載のバカゲーである。
バグが多く、SFC随一の伝説のクソゲーとして語られることも多い。
もしかしたらpixiv内で一番取り上げられている相原コージ関連作品かもしれない。
『イデアの日』
原案・シナリオ・キャラクターデザインを担当。
「摩訶摩訶」の続編と誤解されがちだが、メーカーも世界観も異なるため続編ではない。
しかし「摩訶摩訶」同様に癖の強い要素満載であるが、シナリオは多少のギャグははさんでいるものの大筋では非常にシリアス。
なお、「摩訶摩訶」の時にあった大量のバグは本作ではほとんどない。
最強装備はパンツ!?
他に相原コージの作品タイトルに関する情報がありましたら紹介して下さい。
外部リンク
相原コージ - Wikipedia
相原コージTwitter
マンガ図書館Z:相原コージ作品掲載ページ
『よりぬきかってにシロクマ』
『ぎゃぐまげどん』
『神の見えざる金玉』
『文化人類ぎゃぐ』
『なにがオモロイの?』
を無料公開中。