概要
代表作は「覇王愛人」「快感フレーズ」「ラブセレブ」「ジオン公国幼年学校」など。
とにかく過剰にセクシャルな作風で知られ、現在の低年齢層向け少女漫画シーンに美とエロスの旋風を吹きこんだ最大の戦p・・・・もとい革命者である。
多くのティーンズラブ系作家などが彼女の作風の影響を受けており、そうした意味ではちょっとした派閥が形成できるほどのネームバリューを持つ。
ただし本人は「快感フレーズ」終了後、同じ路線の作品ばかりを編集部から強要されるのに嫌気がさし、2007年に小学館と喧嘩別れしてフリーに転向、2024年のとある騒動に反応しXで快感フレーズの映画化の話が有ったが担当してた編集から「面倒だから断った」と扱いの酷さを暴露している。
以降は性描写も減っていき『別冊マーガレット』や『りぼん』などで執筆を続けていた。
ある時から機動戦士ガンダムSEED(特にキラ)にドハマりし、ブログなどでそれを公言するようになり、自身の作品にもキラに似た主人公を登場させている。ドラマCDでのキャストはキラを演じた保志総一朗氏が起用されている。2024年の劇場版公開の特報には「人生の全てを変えた作品の続編に号泣している」とX(旧Twitter)上で投稿している。
しかし2014年に「新條まゆ」名義での漫画家活動を引退すると宣言。
「もう少女漫画は一生描かないと思う。BL漫画のみを趣味として発表していく」と公式にコメントした。
ちなみに作者は二作の某有名文学をBL解釈したドラマCDを監修しているのだが、内容があまりにもアレだったらしい・・・・
宣言通り、現在は腐向けの同人誌を趣味で発行するなどの活動を行っている。
pixiv、というかネット上での扱い
突っ込み所満載なシーンや台詞が多く、「まゆたんのカンフー」「ちょろいもんだぜ」「ものすごいエロオーラ」などはpixivでもパロディイラストが多数存在する。
詳しくは各タグ記事を参照されたし。
「ちょろいもんだぜ」に関して
ネット上で散々ネタにされていたからか、2010年に実際に銃を購入し、それを担いだ画像を「こりゃあ、俺が正義だ!!」のセリフと共に自身のツイッター上に投稿するという自虐ネタを披露。
そして、購入した銃が自身が描いたM-16(アサルトライフル)ではなくPSG-1(スナイパーライフル)、単純に構え方がおかしい、手が短すぎてスコープを覗いたら引き金に手が届かない、などから笑いを誘い、自身のミスをこんなネタを昇華させる姿勢などからついに許された。 → 参考リンク
作品中の名台詞(一部を抜粋)
- 「人生…最大の屈辱だ この俺がっ…一人エッチをするハメになるなんてっ」
- 「あと少しでイけたのにっ…この体の責任、ど――とってくれるんだよ!!」
- 「俺が買ってやるって言ってんだよ スキャンダラスなシンデレラ」
- 「女は愛を吸って育つバラだ…」
- 「お前の心なんか無料配布させてやる…」
- 「ちょろいもんだぜ」
- 「そのキレイな顔をフッとばしてやる!」
関連イラスト
pixivユーザーであるため、本人が作品を投稿している。
関連リンク
- 新條まゆ - Wikipedia(外部リンク)
- 「まゆもぐら」のプロフィール [pixiv]
- 新條まゆ公式サイト(外部リンク)
- まゆたんブログ(外部リンク)
- マンガ図書館Z:「新條まゆ」作品掲載ページ(外部リンク)
「マンガ図書館Z」で「放課後ウエディング 〈読み切り作品〉」が無料公開されている。