「それでも!守りたい世界があるんだ!!」
「覚悟はある…!僕は戦う…!」
プロフィール
誕生日 | C.E.55年5月18日 |
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星座 | 牡牛座 |
血液型 | A型 |
年齢 | 16歳 (SEED) →18歳 (DESTINY) →20歳(FREEDOM) |
身長 | 165cm (SEED)→170cm (DESTINY) |
体重 | 65kg (SEED)→58kg (DESTINY) |
CV | 保志総一朗 |
人物像
ダークブラウンのシャギーカットと、紫色の瞳が特徴の優しく柔和な雰囲気の少年。一人称は僕。基本的に丁寧な言葉で喋る。趣味はハッキング。
幼少の頃から泣き虫で甘ったれ、だが誰より強情で、こうと決めたら決して引かない強さを併せ持つ。
幼少期からの親友であるアスラン・ザラにとっては同年代にもかかわらず、世話のかかる弟のように思われていた。
作中(SEED)ではよく泣き、時には友人とも衝突する、歳相応の少年らしい姿も見られた。
カガリ・ユラ・アスハとは双子の姉弟関係であることが作中で判明する(公式人物相関図では双子の姉弟と記載されている)。とはいえ、オーブの首長に預けられたカガリと違ってキラは一般家庭で育った身なので、アマギらオーブ兵にキラさまと呼ばれた時は動揺していた。
普段は温和な雰囲気であるが、セイバーに乗るアスランとの戦闘で怒りを顕にする場面もあった。
パートナーであるラクス・クラインや双子の片割れであるカガリ・ユラ・アスハの身を案じ、彼女たちを守るために行動した。→『憎悪の連鎖を止める』『仲間達を守る(DESTINY41話等の発言)』等を自身の行動原理にしている。「キラは、身近な人たちを守れれば良い。誰が何を言ってもやりたくないものはやりたくない。その意味では、キラこそ独善的かもしれません」と監督は述べらている。
アスランやラクスと違い、遺伝子調整を直接受けた第一世代コーディネイターにしてスーパーコーディネイター。
その出生にはコーディネイターの根幹に関わる闇が秘められており、SEED終盤で明かされたその謎は、DESTINYでも問題の一端として作用していく事になる。
キラ自身はSEEDの時点では出生に関して悩んだが、DESTINYでは「自分も結局は人間」のスタンスで毅然と受け止めた。
DESTINY最終話でギルバート・デュランダルから放たれた出生に関する言及を、「僕はただの人間だ!」という言葉で一蹴している。
作中でSEED(Superior Evolutionary Element Destined-factor=優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子)と呼ばれる概念が登場するが、彼もその因子・能力を持つ者であり、その能力の発動中は瞳のハイライトが消え、目つきが鋭くなる。
また、彼はアスランやカガリと違って拳銃を撃つことが少ない。
何度か銃口を向けることはあったが、銃そのものを投げつけて威嚇するなど、人に引き金を引くことは殆どなかった。
ただし、コペルニクスでラクスが襲撃された際には、投げられた手榴弾を撃って跳ね返す芸当を見せた(無機物に対しては、躊躇なく銃を撃てるのかもしれない)。
温厚で口調も柔らかくて口煩い事を言わない為か、DESTINY後のドラマCDではシン・アスカから「キラさん」と呼ばれ、「すごい人っすよ。大きいっつーか、あったかいっつーか、穏やかで優しくて」とかなり懐かれている。そんなシンにアスランは「大体はかなりいい加減だが頑固なとこは徹底して頑固、自分が困らないかぎり動こうとしない、面倒なことや嫌いなことはしない、正式な軍事訓練を受ける気がないからモビルスーツ戦でしか役に立たない、ラクスに害を加える者がいたら完全に怒る。覚悟しろよ!」とまくしたてた。
ちなみに辛いものが好きらしい(『種きゃら劇場』でそのような反応をしているが、基本的にギャグ作品なので信憑性は低い)。
能力
本人の意図しているところ、意図していないところ含めて「コーディネイター=優れた人間」という図式を成り立たせるほどの活躍をしている(実際普通のコーディネイターよりも優れているのだが)。
ヘリオポリスでは偶然逃げる時に乗り込んだストライクのコックピットで、未調整のOSで戦おうとするマリュー・ラミアスを見て「どいてください!」と自分から操縦席に座り、その場でストライクのOSを調整・自身に最適なよう完成させ敵を撃退するという離れ業をやってのけている(なお、この時の早口セリフは保志総一朗氏の一発取りとのことである)。
また、劇中でサイ・アーガイルとの喧嘩になったときは彼を簡単にあしらっている。
他にも大気圏ギリギリでストライクを運用したり、デュエルに狙われながら宇宙空間でストライクの換装を成功させたり、フリーダムに乗り換えて以降は一対多の状況で無双の如き活躍をしてみせた。
全てにおいて最高の能力を持っていると誤解している人も多いが、スーパーコーディネイターといえど最高の能力を得られるための土台があるだけに過ぎず、実際には才能を引き出すための努力や鍛錬が不可欠である。
劇中では趣味のプログラミングや必要に迫られて習得したMSの操縦でその才能を開花させていくことになる。特にMSの操縦技術は常に不利な状況かつ限界ギリギリの極限状態で戦っていたこともあってか急激な成長を見せており、初期の頃は苦戦していたG兵器4機に対しても最終的には互角以上に戦えるようにまでなり、フリーダムに搭乗して以降はその性能も相まって神業的な技量を見せるようになる。
DESTINY時代でも2年ものブランクがあるにもかかわらず、技術革新で旧式化しSEED時代ほどの優位性が無くなったフリーダムでセカンドステージシリーズをはじめとした最新鋭機と互角以上に渡り合うという圧倒的な技量は健在。さらに技量は上がり続け、フリーダムの性能が徐々に反応速度に付いていけなくなり、専用に造られた超高性能機ストライクフリーダムですらPS装甲製のフレームと装甲分割機構を採用して機動性を極限まで高めていなければ追随出来ていなかった可能性が示唆されているほどの力量に達している。作中でもギルバート・デュランダルから「MSの操縦技術で右に出る者はいない」と評されるなど、事実上のSEED世界最強のパイロットという扱いになっている。
逆に身体の鍛錬は疎かにしがちだったために単純な身体能力は高くなく、上述のサイのような一般人レベルならともかく、訓練を受けているナチュラルには劣っている(例えばカガリには腕相撲でまともに勝てなかった)。
コーディネイターであっても初めから何でもできるわけではなく、才能を発揮させるには努力や鍛錬が必要であることは原作でも言及されている。
ちなみに元々スーパーコーディネイターは「意図通りの遺伝子調整を完璧に行えるようにするための人工子宮の開発」という研究が発端であった。
しかしキラの実の父親であり、研究の中心人物のユーレン・ヒビキは「自分の子供に可能な限り最高レベルの調整を施してみたい」という願望を持っており、何時しか「最高の能力を持ったコーディネイターを生み出す」というものに目的がすり替わっていった。
そして幾多もの失敗例の山を築いたうえでスーパーコーディネイターの唯一の成功例となったのがキラである。
なお、コペルニクスに在住してた頃のアスランから「プログラミング能力は高いが、キラ以外の人には扱いづらい組み方をする癖がある」と指摘されているため、才能は開花しているもののそれを一般の人に理解しやすく扱いやすくという方面には無頓着である事が覗える。
この事から、劇中でのナチュラル用のOSの書き換えも、コーディネイター用OSに改変したのでなくキラしか使いこなせないOSにしたという表現が正しい。
そのキラに地球連合軍のナチュラル用のOSの解析を任せたのがカトウ教授だったりするのだが……。
またMSの操縦技術も正規の訓練をまともに受けずに実戦の中で培ってきた我流であるため、他のパイロットなら早々やらないような奇抜な戦法も平然と取ったりする。これもあってかキラの操縦は機体への負担が非常に大きく、オーブでストライクのオーバーホールをした際はモルゲンレーテ社の担当者が文句を言うレベルで機体がボロボロであった。
上述したように彼の戦闘は何かと彼にとって不利な状況が多く、大抵数的不利、もしくは護衛対象がいることが多い。
DSETINYでもエンジェルダウン作戦では数的不利に加え護衛対象はアークエンジェル、戦力換算は自分だけという状況であった。
コックピットを狙わない戦い方について
フリーダムに搭乗して以降、キラはたとえ敵対する者であっても、「可能な限り命を奪わない戦い方」をする様になる。
ただし、よく勘違いされがちだが、「殺さず」「不殺」等は作中では一度も言及されておらず、監督もHDリマスターBD 34話映像特典コメンタリーにて「キラは殺さないなんて一度も言ったことない」と明言している(おまけにこの話をする前に福田監督はインパルスの分離シーンは、フリーダムがデュエルの膝を切るシーンのバンクであり、機体を上昇させるのに合わせて膝を切ろうとしたが、シンが機体を分離させ回避という解説をしている。監督の意見としては「その戦いでは」キラはシンの命を奪う気はなかったという)。
キラはあくまで余裕のある場合に限り相手の即死を避けているだけにすぎず、必要な局面では躊躇無くパイロットが死にかねない攻撃を行っている。
一方で同格の相手に対しても隙あらば無力化する手段を狙うこともあり、オーブでの対デスティニーでは対艦刀を白刃取りして反撃にレールガンを使用してその衝撃でパイロットの無力化を狙ったり(※)、上記のエンジェルダウン作戦時やストライクルージュに搭乗した際のエターナル救出時の圧倒的不利な戦況にあっても極力無力化する手段を狙うなど、「可能な限り命を奪わない戦い方」という姿勢はかなり徹底している。
キラが敵のコックピットを狙わずに戦うのは、どんな事情であれ、出来る限りは命を奪わずに済ませる、と言う彼なりの信念を表した戦い方である。
無論、味方の生命に関わるような重篤な危機が迫った場合や、世界を脅かす危険な存在を認識し、命を奪う事も已む無しと言う状況下では、我を通して殺害を無理に躊躇ったりはしていない。
※本人が知っているかどうかは置いておくとして、デスティニーは核動力なので白刃取り時にカリドゥスをぶっ放したら自機も爆発に巻き込まれて大破し(実際前作でプロヴィデンスの核爆発に巻き込まれてフリーダムが大破している)、更にオーブに核による汚染が発生していたかもしれないので、レールガンで気絶を狙ったと考えてもいいかもしれない。
『DESTINY小説版』では、ストライクフリーダムの初陣で敵艦隊を壊滅させた際、「いくら殺さないように配慮してもそれは欺瞞でしかない」と、キラ自身も自覚している心情が書かれている。
前述の様にキラは不殺を徹しているわけではないし、そもそも「キラが不殺戦法で戦う」「優秀だから舐めプをしている」と言う考え自体が、視聴者が勝手に決めつけているだけの「思い込み」に過ぎず、あくまでもキラ自身は「自分の手の届く範囲で、可能な限り命を奪わずに済む戦い方をしているだけ」に過ぎないのである。
略歴
SEED
中立国オーブのコロニー、ヘリオポリスに住んでいたが、地球連合軍が極秘裏に開発していた新型モビルスーツ『G兵器(ガンダム)』を狙うザフトの攻撃に巻き込まれ、いくつかの偶然が重なった末にG兵器の一つであるGAT-X105 ストライクに搭乗し、ミリアリア・ハウらカレッジの友人たちと共にアークエンジェルに乗り込み、成り行きでストライクのパイロットを務める事になる。
友人達を守る為に連合側についてしまった事で、ザフトに所属する幼馴染のアスランと敵対する事になってしまい苦悩する。
執拗なザフトの追撃の最中にニコル・アマルフィを不本意ながらも殺してしまい、自身も後に親友のトール・ケーニヒをアスランの攻撃で失い、両者の対立は決定的となる。
その後の戦闘でアスランの駆るイージスの自爆に巻き込まれて重傷を負うが、とあるジャンク屋に救われ一命を取り留める。
その後ラクス・クラインの元での療養中に、自分の望むこと、すべきことを整理し、ザフト製の新型MSZGMF-X10A フリーダムを受領(ザフト的には奪取)し、戦争を起こそうとする人間達との戦いを開始する。
コロニー・メンデルでのラウ・ル・クルーゼとの戦いの中で、自分が「実父であるユーレン・ヒビキ博士が開発した人工子宮から生まれたスーパーコーディネイターの成功体」であるという特別な出生の秘密を知り、大きく揺らぐ事になる。
メディアミックス作品では、彼と大きな繋がりがあるカナード・パルスとの関連もあり、その部分がピックアップされる事も多く、彼自身、本編・他ゲーム作品で以下のように心情を吐露している。
「この力が誰かに憎まれる呪われた力でも・・・」
PS2ソフト「終わらない明日」では、あるキャラに出生の秘密を皮肉られた際に以下の言葉で毅然と言い返した。
「僕は僕。それだけです」
終盤ではアスランとも和解し、連合・ザフトという枠に囚われないオーブの三隻同盟のエースパイロットとして活躍、最終決戦ではザフト、連合の殲滅戦を止める為、また、呪われた自身の運命の道連れとして人類の滅亡を目論むクルーゼを止めるため、仲間達と共に奮戦する。
決着後は眼前でフレイを殺害された事や今まで負ってきた心的外傷が限界を迎えて相当に憔悴してしまい、世間から離れる事になる。
その時の台詞から見るに自己の生存すら認める事ができない程の状態であったと思われる。
DESTINY
ヤキンドゥーエ戦終結後、中立国オーブで仲間達と共に隠遁生活を送っていた。
まだ心身が癒えきっていないのか悟りを開いたかのような達観した言動が多くなっている。
オーブの慰霊墓標への墓参りの際、シンと運命の出会いを果たし、彼とエピローグにも繋がってくる重要な会話を交わす。
隠遁生活の最中、コーディネイターの暗殺部隊に襲われる。危急の事態故、ラクスの制止を振り切り、隠されていたフリーダムに搭乗。
衰えぬ技量で暗殺部隊を瞬く間に迎撃、無力化に成功するも、暗殺部隊は機密保持のため全員自爆して命を絶った為に、情報を聞き出す事は出来なかった。
その後、カガリが早まってユウナ・ロマ・セイランとの政略結婚に踏み切ってしまった結果、結婚式に乱入してカガリを連れ去り、守りたいものを守るべく、ラクスやアークエンジェルのメンバーと共に、オーブから脱出する事になった。
脱出後はスカンジナビア王国の海底に潜伏していたが、プラントでラクスの影武者がデュランダル議長を支持する形で活躍していたのを見た結果、ラクスの暗殺を仕組んだのは、本人が表舞台に現れる事を最も都合が悪い立場にある彼ではないかと強い不信感を覚える。
この時から、彼が他者と行動や世界情勢について言葉を交わすシーンでは、必ずと言っていいほどデュランダルへの不信と、ラクスが彼に命を狙われた可能性について言及している。
しかし、アスランからはユニウスセブンのテロリスト犯達のように、デュランダルとは無関係の人間の犯行の可能性もあるはずだと、強く諌められている。
……が、当時のアスランはデュランダルを妄信してしまっている節があり、後のストーリー展開によってラクス暗殺計画の黒幕が彼であった事はほぼ確実となっている。
その後は再びフリーダムを駆り、再び混迷する世界の中で、各地の戦闘に介入していく。
オーブ軍が関わる戦闘を自分たちが停止させることで、オーブ軍の人命、そしてオーブの掲げた不戦の理念を守らんとし、そして何より、第1次連合・プラント大戦と同様の絶滅戦争へと世界が突き進む事を阻止せんがための行動であった。
しかし、突然介入して軍の区別なく手当たり次第に機体を無力化させていく戦闘を行ったため、結果として戦場の混乱を招き、余計な犠牲者をも生む結果となり、劇中でもタリア・グラディスなど一部の人間はその行動の理由を察しているものの、アスランを始めとして特にザフト側からの怒りを買っている。
この行動について是非が問われる事が多いが、劇中でも小説版などの各媒体でも、自分達の行いが必ずしも正しいとは思っておらず、度々「自分達のデュランダルに対する疑念も誤解では無いのか?」と苦悩し、気にかけていた。中盤のマリュー・ラミアスとの会話は印象的である。
(この行動=圧倒的武力によるあらゆる戦場への武力介入が孕む問題点や欠点は次回作で詳細に描写されることとなるが、あちらとは状況も理念も全く異なるので一概に比較は出来ない。前半のキラ達はあくまで、オーブをセイラン家の暴走から救うために動いていたにすぎない為である。無差別に戦場に介入していると思い込んでいる視聴者もいるが、介入しているのは基本的にオーブが関わっている戦場のみで、それ以外はまともな戦力がフリーダム1機だけであったことや再び暗殺部隊に狙われる危険もあったことからむしろ介入を避け、目立たぬように身を隠していた。また、後述の通り、キラ達の武力介入は勿論キラ達の意思でもあるのだが、全勢力の非戦派が集まり結成された組織「ターミナル」からの指示という側面も非常に強い。)
アスランのセイバーとの戦闘において、一連の行動について「撃ちたくないと言いながら、なんだお前は!?」と叱責された際には、今現在、政変が起きたオーブを戦乱から遠ざけようと必死に活動しているカガリらに対し、勝手にオーブからザフトに戻った上で、SEED時代に学んだことを全て忘れたような発言を繰り返しあくまでもカガリやオーブが悪いと一方的に責める彼の態度に激昂。
「君の言う事もわかるけど、でもカガリは今泣いてるんだ!」
「なのにこの戦闘もこの犠牲も、仕方がないことだって、全てオーブとカガリのせいだって、そう言って君は討つのか!今カガリが守ろうとしているものを!」と逆に叱責。
痛い所を突かれて硬直してしまったアスランに突撃し、ビームサーベルの逆手持ちを交えた二刀流によるカウンター攻撃でセイバーを修復不能なまでにバラバラに切り刻んで撃墜した。
その後、アークエンジェルに帰投し、生き残ったオーブの軍人達を回収して撤退。
その後も、自らの進むべき道について迷いながらも、地球軍のGFAS-X1 デストロイによるベルリンへの攻撃に際し、ターミナルからの要請を受け、民間人の救助、デストロイの停止を目的に戦闘に突入。
全滅したザフト防衛軍に代わり、デストロイを食い止めるべく、単独で奮戦するのだが、遅れてやってきたミネルバ隊のインパルスパイロットであるシン・アスカが、デストロイのパイロットであるステラ・ルーシェを救おうとしたため、彼との間にすれ違いが発生。
シンはステラを説得し、デストロイの動きを止めることに成功するが、静観していたフリーダム(自分を襲ってくる「怖いモノ」)が視界に入った事でステラは再度混乱し暴走してしまう。
デストロイのスーパースキュラによってシンごと周辺全体が吹き飛ばされようとした為、キラは止むを得ず発射口をビームサーベルで貫く形でデストロイを沈黙させるが、行き場を失ったエネルギーの爆発、戦闘による過負荷等の原因によりステラは直後に死亡してしまった。
ステラとシンの関係など知る良しも無ければ、デストロイによる無差別破壊を阻止しようとした判断に間違いはなかったものの、原因はフリーダムが視界に入ったからなのではという意見もあるが、デストロイの頭部は無傷で残っていたためキラ本人からしてみれば、インパルスの説得で沈静化したデストロイは自分(とインパルス)に対して戦闘する意志が無いと見た上でインパルスの後ろで静観していただけに過ぎない(否定派の視聴者が言うような本当に空気が読めない奴なら構わず攻撃を仕掛けるはずである)。
しかしかつて自分がフレイを失ったのと同じ悲しみをシンに与えてしまうという皮肉な結果になり、両者の対立が決定的となる。
度重なる介入により、ザフト軍・地球連合軍への甚大な被害を出した結果として、アークエンジェル隊はザフト側からテロリストと見做され、ザフト軍はアークエンジェル討伐を目的とした”エンジェルダウン作戦”を決行。
ミネルバは投降を呼びかけるも、ラクス暗殺未遂の件やロゴスの暴露、映像の改竄などからデュランダルへの不信感を未だ払拭しきれないアークエンジェル隊はこれを拒否、ミネルバはアークエンジェルの追撃を開始、フリーダムはインパルスとの一騎打ちとなる。
マシンスペックではフリーダム側が優位にあった(核とバッテリーのエンジンの違いによる最大機体出力と稼働時間に限る。基本性能に関しては明確な差は無く、武装の性能などは2年間の技術更新により、インパルス側の方が完全に上な部分がある)が、キラの反応速度についていけなかったフリーダムの性能と、ザフトの精鋭部隊に攻撃されるアークエンジェルを守りながらの戦いである以上注意が散漫と言う立場に連戦、逆に援護射撃やデュートリオンビームによるエネルギー補給等ミネルバの援護を十全に受ける事が可能なインパルスとそれを駆る怒りと憎悪に燃え、「対フリーダム戦闘シミュレーション」を徹底的に積んだシンという非常に悪い状況を前に苦戦を強いられる。
インパルスの分離システムやキラの戦闘傾向を利用した巧みな作戦と憎しみに任せたシンの気迫に押され、遂に胴体にエクスカリバーによる刺突(当然フリーダムにもPS装甲があるため貫通はしないはずなのだが。設定資料によるとエクスカリバーは物理的刀身にも若干ビームを纏っているのでPS装甲も貫徹出来るらしい)が直撃、撃墜されてしまうが、撃墜寸前に核動力のスイッチを切っていた結果、コックピットブロックまでは失わず、何とか生還。
アークエンジェルはオーブまで逃げ延びる事に成功した。
そして、この一件でデュランダルに欺かれていた事を自覚し、命からがらザフトを脱走してきたアスランと再会。
満身創痍になりながら自分やカガリに詫びようとする彼に対し、これまでの事を特に責めたりはせず和解する。そんな中でエターナルがザフトに発見されたことを受け、宇宙に上がれる唯一の機体だったストライクルージュをカガリから借り受けて宇宙へ上がり、エターナルや応戦していたバルトフェルドのガイアを援護。流石にストライクでザクやグフに戦い抜くことは難しく、機体は大破しエターナルに着艦。
そしてラクスから宇宙でクライン派に密かに開発・製造させていた新型機・ストライクフリーダムを受領、エターナルを襲撃したザフト軍を約2分で全滅させ危機を脱した。
その後地球に降下、第二次オーブ防衛戦より再度戦線復帰。
オーブ再建に際し、准将に任命され、正規軍の一員となる。
戦闘後、デュランダルから発せられた『デスティニー・プラン』に対しては、真っ向から反対の姿勢を表明し、彼との決戦に臨む。
デスティニー・プランとはすなわち、遺伝子操作による社会の究極形=コーディネイターのコーディネイターによるコーディネイターの為の社会であり(キラ自身そう発言している)、遺伝子操作の究極形として望まず生み出され、その立場に苦悩した彼にとっては、許せる物ではなかったのかもしれない。(とはいえコーディネイターにすら結婚相手から職業からあらゆる選択の自由を「遺伝子適性による運命」を免罪符に奪うモノであるため、遠からず反感を買っていた可能性は高い)
メサイアへ向かう途中、かつて自らが討ったラウ・ル・クルーゼの近親者で、同じアル・ダ・フラガのクローンでもあったレイ・ザ・バレルのレジェンドと対峙、自らをクルーゼとする彼の考えを否定し、あくまでもその命が彼自身のものである事を叫びながら、一斉射撃によってレジェンドを無力化。
そのままミーティアでメサイアの各施設を破壊し、要塞の機能を停止させた。
最終局面ではデュランダルと直接対峙し、お互いの考えをぶつけ合った。
戦後はオーブにある慰霊碑の前でシンと再会。
彼に共に戦う事を持ちかけ、これを了承して貰い、和解する。
そしてプラントへ渡り、白服(部隊長)待遇でザフトに迎え入れられたようであり、仲間達と共に新たな戦いへと歩き出す姿が描かれた。
FREEDOM
20代になった姿で登場。
ラクスを初代総裁とする世界平和監視機構コンパスの一員となり、新たにライジングフリーダムを専用機とし、同じ部隊の所属となったシンやルナマリア達と共に未だに暴虐を繰り返すブルーコスモスを相手に戦う事になる。
予告PVでは台詞や描写がかなり不穏な状態で何らかの異変が起きる事が示唆されており、ファンの間では様々な憶測が飛び交っている。
実際、何故か目が赤く染まる等、これまでに無い変化がある様だが…?
余談
フリーダムが砲撃戦をコンセプトとする機体なため、『キラといえば射撃』というイメージが強いが、むしろ雑魚散らしに大雑把なフルバーストをする描写の方が多く、強敵相手には実は格闘戦を行うことの方が多い。
特に強敵を撃破する際には、ビームサーベルやアーマーシュナイダーなどの刀剣に類似した武装が使用されるケースが多く、ランチャーパックで出撃した際にも格闘戦を仕掛けていた。
ミゲルのジン、バルトフェルドのラゴゥはアーマーシュナイダー、モラシムのゾノ、ニコルのブリッツは対艦刀(シュベルトゲベール)、クルーゼのプロヴィデンスは連結ビームサーベルでそれぞれ撃破した。
搭乗した全ての機体で蹴り技=キックを多用するのも特徴で、蹴り技を武装に昇華させた機体を駆るアスラン・ザラと比べても、遥かに蹴り技を使用した回数が多い。この蹴り技は通称「キラキック」と呼ばれる。
このため、彼の得意戦術は「機動力を生かした近・中距離戦」だと思われる。
ゲーム等でもこれを反映していることが多く、彼の乗ったことのある機体(ストライクガンダムやフリーダムガンダム等)では高確率で格闘攻撃にキックが存在する。
ちなみにMSで蹴りを入れることは、強い衝撃を与えて体勢を崩させる、衝撃でパイロットにダメージを与える、不利な状況から蹴り飛ばして距離を離す等といった面から、普通に有効な戦い方だったりする。
古くは、かの有名な「シャア・アズナブル」も使っている戦い方でもある。(物理的干渉を半減させるPS装甲が普及しているC.E世界においても、「コックピット周辺を実弾や実体剣、打撃等で重点的に攻撃し、パイロットを気絶させる」という戦法は使えるため、物理攻撃が無意味というわけではない。)
作中では周りから「キラ」「キラ君」と名前で呼ばれることが多い彼だが、ムウ・ラ・フラガやコジロー・マードックからは「坊主」と呼ばれていた。ムウからは「たまに」の頻度だが、マードックの方はキラの方が階級が「准将」になっても変わらなかった。もっとも当のキラもその方がマードックらしいからと特に気に留めてることはなかった。
ガンダム作品の主人公では准将の役職に就き軍属役職が一番高くなった(フリットは中将になってはいるが、彼が中将だったのは彼が主人公ではないアセム編のときとなる)。またキラと違ってそれなりの年数を経て、その地位に就いている。
ただし、これは身内人事的な意味合いが強く、「連合国首長の弟君が下士官では箔が付かない」という事情があるものと考えられる。
『SEED』時代ではファンから「泣き虫キラ」と評される程、精神的ダメージを負うと号泣する場面が多かったのだが、『DESTINY』では最早涙も枯れ果てたのか、涙を流したシーンが一切無い。
また、他者が向けてくる悪意に対して非常に敏感になっている節があり、アスランやカガリも気付けなかったデュランダルやセイラン家の真意と本質に強い不信感を抱き、それが第3勢力として立ち上がる遠因となっていたのだが、その疑念は後に最悪の形で的中し、周囲からは無茶な行動を散々非難されたものの、劇中で最後まで「騙されて踊らされる」という失策を犯さなかったのは、結局キラ達アークエンジェル隊のみであった。
結果的に非難した者達が馬鹿を見るあんまりな形になってしまったが、アークエンジェル隊が欺かれなかったのはラクス暗殺という事件が起きたのが最大の要因で、キラ自身もそれがなければデュランダルのことを信じていただろうと語っている。
搭乗機
「SEED」PHASE-01にてマリューと共に偶然搭乗。その場を切り抜ける為に未完成のOSを自身に最適化する。これによりキラ以外には扱えないものとなり、なし崩し的に彼の専用機となった。
装備換装により以下の
PHASE-30、イージスの自爆によって中破。キラが別ルートで救い出された後本機はオーブにて修復された。
キラがフリーダムに乗るようになったこともあり、修復以降はムウの搭乗機となった。
ZGMF-X10A フリーダム
「SEED」PHASE-34にてラクスの手引きで奪取。三隻同盟の主力として活躍する。
最終話でプロヴィデンスとの戦闘で大破しながらも生還し、オーブにて修復される。
修復された本機は封印・秘匿され、その後「DESTINY」PHASE-13にて再起動。アークエンジェルと共に武力介入を開始する。
PHASE-34にてフォースインパルスに撃墜され、修復不可能となり失われた。
MBF-02+AQM/E-X01(EW454F) ストライクルージュ
「DESTINY」PHASE-39、エターナルの危機を受けアークエンジェルにある機体の中で唯一宇宙に上がれる機体だった事からカガリから借り受け使用。
キラの調整により、PS装甲の色は通常のストライクと同様のものに変化している。
本放送版ではエールストライカー、HDリマスター版ではオオトリを装備している。(形式番号の()内はオオトリの形式番号。)
バルトフェルドのガイアの援護を開始するが、多数のザクウォーリアやグフイグナイテッドには機体性能差と数的不利から流石に敵わず大破、エターナルに収容された。
ZGMF-X20A ストライクフリーダム
「DESTINY」PHASE-39、ラクスから受領し搭乗。第二次オーブ防衛戦やメサイア攻防戦で活躍、TV本編では無傷で生き抜いた。レジェンドを撃破するなど戦果を挙げている。
STTS-909 ライジングフリーダム
「FREEDOM」にてキラが搭乗する新たなフリーダム。初代フリーダムを彷彿とする見た目に加え、新たに可変機構を有する。
メディアミックスでの活躍
SEEDの主人公だけあって、『機動戦士ガンダムSEED』が参加する各種ゲーム作品等には必ず登場しており、劇中の活躍やスーパーコーディネイターという設定からも、パラメータは非常に高く設定されている。
Gジェネレーションシリーズ
『SEED』でデビューして以来、着実に参戦。
原作再現重視のためかSEEDシリーズの総合的な主人公として扱われており基本的には終始キラ視点で物語が進んでいく。『WARS』からは、GNドライヴ搭載ユニットにも搭乗可能。
『CROSSRAYS』ではザフトの白服を着たキラも登場する。
スーパーロボット大戦シリーズ
スーパーロボット大戦シリーズでは性格や行動に改変が加えられることが多く、スパロボ補正を受けるキャラの代表格のひとりとされる。
ストライク時代とフリーダム時代では運用方法が異なり、パイロットとして求められる能力も変わってくるため注意して育成したい。
尚、「スーパーコーディネイター」という出自は原作ではどの程度の人間が知っているのか曖昧だが、スパロボで「DESTINY」名義での参戦は、限定的或いは(何故か)世間に広く知られている場合があり、敵勢力からはその事で一々皮肉や嫌味を言われる事が多い。
第3次α、J、W、X-Ω、DDではSEED名義、その他の作品ではDESTINY名義での参戦となっている。
その立ち位置やあちこちを転戦している経歴からか、自軍への正式参入が遅い作品が多い。
第3次αでは、人類補完計画が発動される中、精神的に負けそうな碇シンジを励まし、原作とは違う結論を出す一因になっている(サイと喧嘩してしまった際に諌めてもらえたこともあってか、他作品のキャラより熱心に応援していた)。
Zシリーズでは武力介入を行い、他作品のキャラ達からも批判されているのだが、行動にマイナス補正がかかっていると言ってよく、その後の極端な展開もあって、一概に原作通りとは言えない側面も強い。名前ネタから『宇宙大帝ゴッドシグマ』の登場人物である吉良謙作(通称キラケン)と仲が良く、「キラと吉良でキラキラコンビじゃ!」と絡みに来るキラケンを、悪しからず思っており、続く第2次Zではランカ・リーが「星間飛行」を歌うシーンに於いて「いい歌だな…キラケンさんにも聞かせたい」などという台詞を漏らしている(これはZの時点で、キラケンが味方部隊の中で一番積極的にキラと打ち解けようと努力していたのも大きい。ただし第3次ではゴッドシグマが未登場な為、このコンビは解消されてしまっている。余談だが、『マクロスF』で保志氏はランカの実の兄役で出演している)。
Jでは原作とは打って変わって負の一面が無く、優柔不断な一面もあまり見せず、熱血気味になっている。しかもフレイが殺された際に張本人であるクルーゼに殺意と憎悪を抱き、更には彼を否定するような発言までする。
Wでは原作以上に優柔不断な性格となってしまっており、「どうして…」と言っては反論される。
第2部のストーリーがアストレイメインになっている都合上、本格的な参戦が遅く、他作品のキャラクターにセリフを取られてしまったり、見せ場で決めることができなかったりと若干不遇気味(これは、彼を諌めたりしてくれる人物がいなかった弊害と思われる)。
しかしフラグ立てを頑張れば原作では死んでいるキャラが軒並み生存し、原作では自らが殺害してしまったニコルと友人になれる、トールとも再会、更にフレイに至っては無条件で生存して和解するのでその点では優遇されている。
なお、K以降の携帯機作品においては何らかの形で優遇されることが多く、Lに至ってはシンとは原作では意見がかみ合わなかった初対面時に意気投合し、後に窮地を助けたり助けられたりしている。
とまあ、スパロボにおいては扱いが極端になりがちなキャラクターである。
とは言え近年ではシンとともにダブル主人公としても扱われることが多く、ステータスも彼の愛機共々非常に高いのでファンにとっては嬉しいことでもあるだろう。
スーパーロボット大戦DDではストライク搭乗時期は、別次元のパイロット達と共闘こそするが、最終的に早々に別れる事になると思っていたので、周囲とのコミュニケーションはあまり取らず、基本はフレイと一緒にいる事が多かった。しかし、ゲートは相変わらず繋がったままで、やがてインベーダー等の外敵が侵入する事態が起き、更にゲートを繋げた者達の悪意と、並行世界規模の危機が迫っている事実が判明した為、結局は一蓮托生の間柄となり、フリーダムに乗り換えて以降は改めて共に戦う仲間として絆を深めていく事になる。『W』と同様にフレイ、そしてナタルが救われるのだが、敵であるブルーコスモス側のキャラ達までが何者かの干渉を受けて生き延びる事態が起きる等、良くも悪くも原作とは異なる紆余曲折を経る事になり、隠遁生活を送る暇も無く、「ディバイン・ドゥアーズ」の一員として活動していた最中、遂に「DESTINY」の戦争が勃発してしまい、ブレイク・ザ・ワールドの事件から所属する第3世界の表舞台に復帰するが、異世界の部隊であるディバイン・ドゥアーズとの関係の影響で世間からは疑惑の目で見られており、シンとの関係に至っては「異世界の部隊に与して戦い、家族を巻き添えにした」という形で既に恨まれてしまっている有様で、かなり苦しい立場にいる。
だが、他の世界で積んだ経験と頼もしい同胞に恵まれている環境もあってか、「戦争を止める」という信念はむしろ原作以上に強くなっている節があり、積極的に仲間達の力を借りている影響で圧倒的な武威を見せつける形になってはいるものの、かなり徹底して自分達の理念を通す戦い方をしている。
ガンダム無双2
自身のミッションでは「戦いはまた新たな戦いを生む」という矛盾に苦しみながらも、戦いを止めるために戦い続ける。
ガンダムVSシリーズ
機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム
SEEDからはストライク、DESTINYからはフリーダムと共に参戦。
続編NEXTでは新たにDESTINYからストライクフリーダムと共に参戦。また、フリーダムがSEED枠に移動している。
ストライクフリーダムは隠しボスとして登場した後にプレイアブル化された。
ちなみに、NEXTのストライクのキラは私服バージョンである。
機動戦士ガンダムエクストリームバーサス
SEEDからはストライク、DESTINYからはストライクフリーダムと共に参戦。
どちらも熱いセリフや叫びの復活で、ファンを喜ばせた。
ちなみにフリーダムはPS3版で2012年1月26日にDLCとして配信が決定しており、キラ本人の服装はSEEDパイロットスーツである(価格は500円)。
続編のフルブースト以降もストライク、フリーダム、ストライクフリーダムに搭乗し続投している。
関連イラスト
SEED
SEED DESTINY
ファイナルプラス,スペシャルエディションなど
関連項目
機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEED DESTINY 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
アスラン・ザラ カガリ・ユラ・アスハ ラクス・クライン
フレイ・アルスター サイ・アーガイル ミリアリア・ハウ トール・ケーニヒ カズイ・バスカーク
マリュー・ラミアス ムウ・ラ・フラガ ナタル・バジルール
ラウ・ル・クルーゼ レイ・ザ・バレル ギルバート・デュランダル
シン・アスカ
叢雲劾:アストレイ脚本担当の千葉智宏氏は自前のキャラクターである劾をSEED世界最強という設定にしたがっていたが、本編スタッフの森田繁氏にキラ以上は無いと一蹴されている。かつてはキラと劾で強さ議論の話になる事もあったが、この出来事及び千葉氏の00外伝での暴走が周知となった現在ではキラには劣るという公式設定で落ち着いている。
ロウ・ギュール:イージスの自爆で大怪我を負った彼を助けたのが彼。
カナード・パルス:キラと同じくスーパーコーディネイターとして誕生した少年。だが、基準を満たさなかったためにキラとは違って失敗作の烙印を押され、そのためキラを殺すことで自分が本物になるという事に固執している。失敗作とはいえその能力は非常に高く、特に戦術などの軍事面に関してはキラを上回る。
カップリングタグ
NL
腐向け
アスキラ イザキラ フラキラ(ネオキラ) カナキラ ディアキラ ニコキラ
シンキラ レイキラ シャニキラ キラオル
その他関連タグ
ランカ・リーの「キラッ☆」:スパロボやA.C.E.シリーズではこのセリフに反応することが多く、兄がキラと中の人が同じ。
バナージ・リンクス:不法所持兵器を擁する第三勢力に所属し、必要に応じて軍事介入を行うエースパイロット。
アムロ・レイ:DESTINY時代のキラは機動戦士Ζガンダム時代の彼の立ち位置に近い。前作からブランクがあるにもかかわらず衰えぬ驚異的な操縦技術を見せるという点も共通。
ジュドー・アーシタ:同じくガンダムシリーズの主人公で身長が同じ(165cm)だが、こう見えて彼は中学生である。
ウッソ・エヴィン:殺人が嫌いになっていかなる敵の撃破にためらう少年パイロット。
キンケドゥ・ナウ、トビア・アロナクス:極力敵の命を奪わないように戦うが、それが無理だったり必要とあらば躊躇なく撃墜するという、キラと同様の戦法をとるパイロット達。
キオ・アスノ:「不殺を行う」「甘ちゃんキャラ」など設定に共通点が多い。ただし「敵を無力化して終わり(そのまま漂流、墜落によって死亡しかねない)」のキラとは違い、こちらはしっかりと敵が逃げられるよう狙うなど、不殺をより徹底している。
ヒビノ・ミライ/ウルトラマンメビウス:コンパチヒーローシリーズでは絡む事が多い。性格も似ている。
轟焦凍…僕のヒーローアカデミアの登場人物。父親の歪なまでのエゴによって生み出された最高傑作、完成形の息子。こちらは両親とも存命で上に長女の姉と次男の兄がいるのだが、長男は……
シェルブリットのカズマ:中の人&キャラデザ繋がり。ただしキラと違って喧嘩っ早く、敵対者には容赦しない。
相葉祐希:中の人とキャラデザが同じ機動兵器のパイロット。更に彼の兄がサイと、幼馴染がフレイと同じ声優である。
三日月・オーガス:こちらは不殺主義のキラとは対照的に敵パイロットの人命を問答無用で奪う外道戦法を主体とする、ガンダムシリーズの主人公でありながらのアンチテーゼ的な存在。
ライガット・アロー:中の人が同じ機動兵器のパイロット。当初は戦うことを拒んでいたが、戦っていくうちにその才能を開花させたという共通点がある。
大門大:中の人が同じ主人公でキラとはベクトルが異なる超人。相棒の機械で作られた翼がフリーダムガンダムに似ているという意見が少なからずある。→デジタルガンダム