「駄目だよあれは、綺麗なんだぜ」
プロフィール
身長 | 170㎝ |
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体重 | 57㎏ |
年齢 | 不明(推定18歳) |
CV | Shunn(本放送時は「宮本駿一」)名義 |
搭乗機 | GAT-X252 フォビドゥン |
趣味 | 音楽鑑賞(特にデスメタル系を好む) |
人物
強化の度合いは、同僚のオルガ・サブナックやクロト・ブエルより強い『Stage4』。
そのため、三人の中でも精神がかなり破綻しており激情しやすく、一度戦闘に入ると融通が利かないところがある。自機を攻撃されたことに腹を立て、薬の持続時間を無視してジャスティスと戦う面なども見られた。
ダウナーな雰囲気を放ち、事あるごとに「ハァン」と見下したような声を出す。「ウザい」が口癖。
オルガやクロトとチームを組んではいるが仲間意識は皆無で、本編中では彼らの名を呼ぶシーンすら無い。自機の武装の特性を使って攻撃を仕掛けた時も、危うく味方に直撃する所だったのを意に介さなかったほど。
片目が髪の毛に隠れていて見えないが、オッドアイの持ち主でもある(右が紫、左が金)。
趣味の音楽鑑賞の際には周囲に駄々漏れするほどの音量で聞き、その時はアイマスクを使用することが多い。これは、視覚からも聴覚からも外界から遮断するためである。
作中ではヤキン・ドゥーエ攻防戦の最終局面まで活躍。
カガリのストライクルージュに攻撃を仕掛けた際に、割って入ったイザークのデュエルと交戦。
デュエルが接近してくる際にフレスベルグで反撃し、撃破したかのように見えたが、実際はイザークの機転でアサルトシュラウドをパージして盾にすることで直撃を免れていたのである。
この油断が命取りとなり、デュエルのビームサーベルでコックピットごと貫かれて壮絶な最期を遂げ、三人の中で最初の戦死者となった。
余談
シャニを演じた宮本駿一は声優ではなく、アニメ「D・N・ANGEL」のオープニングテーマを担当した歌手で、後に弾き語りシンガーとして自分のジャンルを確立させた。
抑揚の無い声と舌足らずな台詞は、「気合を入れず、ダルそうな感じの声で演じてくれ」という福田監督の指示によるものである。シャニ以前の声優としての活動は先述のD・N・ANGELにて実質的に本人役のムッシュ宮本役だた一度きりで、プロ声優の優希比呂はもとより、同じくアニメ声優として素人だったとはいえ特撮ドラマ『仮面ライダー龍騎』でレギュラーキャラとしてアフレコ経験のあった小田井涼平と比べても実力不足な面があったのは否めないが、ただやる気なく棒読み調で話していたわけではない。現在となってはそれがキャラクターの魅力として確立しているため、以降もシャニ役として演じる際は当時に寄せるよう意識している。
放送終了後のゲーム作品でもオファーがあれば参加してくれる他、参戦作品も多いためにオルガ役の小田井(前述通り小田井も宮本同様に「本職声優」ではなかったり、歌手活動をしているという共通点がある)よりも再演機会が多い。また、放送当時と異なり演技が洗練されていると評判である。
シャニが第3クールOPで初登場した当時、彼は本編にほまだ登場しておらずOP変更後も3話分はニコルも存命であったが、シャニと入れ替わる様にニコルのシーンがOPから削除されたので、ニコルと髪色と髪型が似ておりまだキャラが不明だったシャニの事を一部視聴者は「闇堕ちしたニコル」「ニコルの兄」「ニコルのクローン」「殺意の波動に目覚めたニコル」などと連想したとか(ニコル戦死からシャニ本編登場まで約7話の空きがあった上、本放送版EDの『RIVER』では前クールEDと映像を共用していたのでアニメでは当初OP以外露出機会が無かった事も起因していると思われる)。
関連イラスト
関連タグ
機動戦士ガンダムSEED 地球連合軍 強化人間 ブーステッドマン フォビドゥンガンダム
表記揺れ
関連キャラクター
オルガ・サブナック クロト・ブエル ムルタ・アズラエル ナタル・バジルール
アレルヤ・ハプティズム ゾルタン・アッカネン:ガンダムシリーズ他作品でのオッドアイ持ちの強化人間系キャラ。