曖昧さ回避
- 機動戦士ガンダム:シリーズの第1作目
- RX-78-2:上記の主役機で、主人公アムロ・レイの搭乗するモビルスーツ
- ガンダムタイプ:各作品におけるガンダムの名前を冠する機体。
- 刹那・F・セイエイ:自称ガンダム。
概要
ガンダムは1979年に富野由悠季が制作した『機動戦士ガンダム』から創出されたIP(知的財産)であり、それを題材にして多種多様な媒体で展開されるメディアミックス作品群である。
中核となるのは映像作品と「ガンプラ」に代表されるトイホビーで、他にも専門雑誌「月刊ガンダムエース」や模型誌の連載/ムック本などの書籍媒体、ゲーム作品、アミューズメントなど幅広く展開している。
ガンダムはシリーズ作品の主役機に冠される名前でもあり、デザインや設定、「ガンダムの定義」も作品によって異なっている。
2021年度のIP売上高は年1,017億円。
この年にはガンダムを世界的IPに成長させる「ガンダムプロジェクト」が始動し、年間1500億を超えるべく、海外販路の拡大と「SP」(ソーシャルプロパティ=社会的アイコン)への進化が図られている。
ガンダムのIP軸戦略
ガンダムはバンダイナムコグループの「事業」でもある。同グループではチーフガンダムオフィサー(CGO)というガンダム事業全体を統括する役職が2003年に創設され、2022年時点では3代目の藤原考史が舵取りを任されている。
ガンダムプロジェクトでは「SP」化を促進する為に「作品軸」「ワールドワイド戦略軸」「GUDA軸」の展開が発表された。
- 作品軸:映像に関してはアニメ、実写映画、ファンムービーのほか世界展開を拡大させるいくつかの作品を準備しているとのこと。作品軸展開におけるTVシリーズ第一弾は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』。
- ワールドワイド戦略軸:『ガンダムメタバースプロジェクト』が発表され、仮想空間でのファン及びグループ企業へのIP開放による「共創」、ガンプラに関わる様々な体験(一例では「ガンプラバトル」の実現)など様々な先進的試みが為される予定。
- GUDA軸:「GUNDAM UNIVERSAL CENTURY DEVELOPMENT ACTION」。きたる現実の宇宙世紀に向けて、現実と作中世界を重ね合わせ社会問題の解決を図るSDGs的な試みとされる。関連事業として、大阪万博に「ガンダムパビリオン」が展示予定。
また、美少女風の試作1号AI「メロウ・ネージュ」(性別未設定)をガンダムメタバースに投入予定。メロウはバンダイナムコ研究所のAI開発計画「プロジェクトメロウ」で開発された対話型AIキャラクターで、今後開発されるガンダムメタバースのAIキャラクターのルーツとされる。
シリーズ一覧
その世界観から、おおまかに
- 『機動戦士ガンダム』を基点として、その延長線上の時間軸を描く宇宙世紀シリーズ
- 宇宙世紀とは異なる歴史を歩んだ地球圏を舞台としたアナザーガンダム
- ガンダムをデフォルメ・擬人化したSDガンダム
- ガンプラを題材にしたガンダムビルドシリーズ
の4つに分類される。
以下、それぞれ発表年順。
派生作品の数は数百に上り、個人では把握しきれないほど多い。ここでも記載漏れが多数あるため、wikipediaのシリーズ一覧記事やガンダム○○大全など外部サイトも合わせて参照されたし。
宇宙世紀作品
富野由悠季制作
- アニメ監督
- 小説
- 漫画原作
その他アニメ
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- 機動戦士ガンダム0083
- 機動戦士ガンダム第08MS小隊
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO
- MSIGLOO 2 重力戦線
- 機動戦士ガンダムUC(福井晴敏ストーリー担当)
- 機動戦士ガンダムNT(福井晴敏ストーリー担当)
- 機動戦士ガンダム:銀灰の幻影
- 機動戦士ガンダム復讐のレクイエム
漫画
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN MSD ククルス・ドアンの島
- 機動戦士ガンダムサンダーボルト
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム 鋼鉄の7人
- 機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト
- 機動戦士クロスボーン・ガンダムDUST
- 機動戦士クロスボーン・ガンダムX-11
- アンダー・ザ・ガンダム ダブルフェイク
- エコール・デュ・シエル
- Gの伝説
- MS戦記
- 新MS戦記
- ジオンの再興
- アウターガンダム
- ムーンクライシス
- REON
- C.D.A. 若き彗星の肖像
- 機動戦士ガンダム宇宙のイシュタム
- 機動戦士ゼータガンダム1/2
- 逆襲のギガンティス
- 強化人間物語
- Gの影忍
- 魔法の少尉ブラスター・マリ
- オレら連邦愚連隊
- 機動戦士ガンダムカタナ
- 機動戦士ガンダムMSV-R ジョニー・ライデンの帰還
- 機動戦士ガンダムMSV-R 虹霓のシン・マツナガ
- 機動戦士ガンダム外伝 ミッシングリンク
- 機動戦士ガンダムアグレッサー
- 機動戦士ガンダム U.C.0096 アクロス・ザ・スカイ
- 機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン
- 機動戦士ガンダムヴァルプルギス
- 機動戦士MOONガンダム
- 機動戦士ガンダム ピューリッツァー ―アムロ・レイは極光の彼方へ―
- 機動戦士ガンダム赤い三巨星
- 機動戦士ガンダムウェアヴォルフ
- 機動戦士ガンダムラストホライズン
小説
ゲーム
- GUNDAM 0079 The War For EARTH
- 死にゆく者たちへの祈り
- 機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY
- 戦場の絆
- ガンダム戦記
- コロニーの落ちた地で
- ギレンの野望シリーズ
- 宇宙、閃光の果てに…
- ジオニックフロント
- 機動戦士ガンダム クライマックスU.C.
- ガンダムカードビルダー
- ガンダムトゥルーオデッセイ
- トワイライトオブジオン
- リターン・オブ・ジオン
- グリーン・ノアの決断
- ヘルメス夢幻
- 機動戦士ガンダムサイドストーリーズ
雑誌連載
模型企画
その他
非・宇宙世紀
いわゆる「アナザーガンダム」。
各世界観ごとに、メインとなるテレビアニメシリーズを中心に列挙する。
機動武闘伝Gガンダム
新機動戦記ガンダムW、Endless Waltz
- 新機動戦記ガンダムW DUAL STORY G-UNIT
- 新機動戦記ガンダムW G-UNIT オペレーション・ガリアレスト
- 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光
- 新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop
- 新機動戦記ガンダムW ティエルの衝動
- 新機動戦記ガンダムW BATTLEFIELD OF PACIFIST
- 新機動戦記ガンダムW外伝 右手に鎌を左手に君を
機動新世紀ガンダムX
∀ガンダム
機動戦士ガンダムSEED、SEED DESTINY
- 劇場版 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM
- 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER
- 機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
- 機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY ASTRAY
- 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY
- 機動戦士ガンダムSEED FRAME ASTRAYS
- 機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY
- 機動戦士ガンダムSEED_ASTRAY_天空の皇女
- 機動戦士ガンダムSEED MSV
機動戦士ガンダム00
- 劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-
- 機動戦士ガンダム00P
- 機動戦士ガンダム00F
- 機動戦士ガンダム00V
- 機動戦士ガンダム00V戦記
- 機動戦士ガンダム00I
- 機動戦士ガンダム00I 2314
- 機動戦士ガンダム00N
機動戦士ガンダムAGE
- 機動戦士ガンダムAGE トレジャースター
- 機動戦士ガンダムAGE 追憶のシド
- 機動戦士ガンダムAGE EXA-LOG
- 機動戦士ガンダムAGE UNKOWN SOLDIERS
- ゲイジングバトルベース
ガンダム Gのレコンギスタ
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
機動戦士ガンダム水星の魔女
集合・派生作品
漫画
ゲーム
- ガンダム無双
- 機動戦士ガンダム vs.シリーズ
- ガンダムトライエイジ
- ガンダムブレイカー
- GUNDAM WAR
SDガンダムシリーズ
ガンダムビルドシリーズ
- ガンプラビルダーズ
- 模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG
- 模型戦士ガンプラビルダーズD
- 模型戦士ガンプラビルダーズA
- ガンダムビルドファイターズ
- ガンダムビルドファイターズトライ
- ガンダムビルドダイバーズ
- ガンダムビルドリアル
- ガンダムビルドメタバース
関連項目
メカ ロボ MS少女 オリガン ガンダム化 ガンプラ 箱ガンダム ガノタ
ガンダム10users入り ガンダム50users入り(※主に小説作品の評価タグとして使用)
ガンダム100users入り ガンダム500users入り ガンダム1000users入り
ガンダム5000users入り ガンダム10000users入り
※なお、作品によっては専用users入りタグが使用されていることもあるので、そちらも参照のこと。